●悪液質に関する研究の現状を解説したこれまでになかった一冊!
内容紹介
●近年、欧米を中心に悪液質についての新たなコンセンサスが提唱され、悪液質の定義、病態、病期の設定に加え、リハビリテーションを含めた多方面からの介入の必要性が指摘されている.
●本書はこうした悪液質の概念の黎明期に、がんだけではなく、様々な疾患(慢性心不全,呼吸不全,腎不全,肝不全,膠原病,その他慢性炎症性疾患)に対し,最前線で活躍する著者陣が悪液質の診療に従事する多職種向け最新情報をまとめた一冊であり,悪液質に関する研究の現状を明示にした他に類をみない書となっている.
目次
1.悪液質とは
2.サルコペニアとは
3.悪液質のメカニズム
4.悪液質の対応
第2章 主な疾患の悪液質に対するリハビリテーション栄養
1.がん
2.慢性心不全
3.慢性閉塞性肺疾患
4.慢性腎不全
5.肝機能障害
6.膠原病
7.敗血症
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
荒金英樹【あらがねひでき】
1992年 京都府立医科大学医学部卒業
1992年 京都府立医科大学第一外科
1993年 済生会京都府病院外科
1996年 京都府立医科大学消化器外科
2000年 愛生会山科病院外科医長
2004年 愛生会山科病院消化器外科部長
現在に至る
若林秀隆【わかばやしひでたか】
1995年 横浜市立大学医学部卒業
1995年 日本赤十字社医療センター内科研修医
1997年 横浜市立大学医学部附属病院リハビリテーション科
1988年 横浜市総合リハビリテーションセンターリハビリテーション科
2000年 横浜市立脳血管医療センターリハビリテーション科
2003年 済生会横浜市南部病院リハビリテーション科医長
2008年 横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科助教
現在に至る