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筋膜マニピュレーション 実践編
筋骨格系疼痛治療

発行時参考価格 13,000円
  • 総頁数:396頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2011年9月
  • ISBN978-4-263-21385-8
  • 注文コード:213850

●治療に対する考え方を大きく変える筋膜へのアプローチ

内容紹介

●筋膜とは,骨格筋やその群を包む結合組織性の薄い膜のことで,全身をくまなく連結し,第2の骨格ともいわれる.筋膜は運動器官の構造のすべてに連結されているので,運動器官の機能障害を左右する可能性がある.
●外傷,廃用,循環不全による運動不足,長期間にわたる不良姿勢などは,コラーゲン束のねじれによって最終的には脱水が生じ,収縮して基質がゲル状になる原因となる.これは腱・筋・筋膜の短縮と機能障害を引き起こす.
●筋膜機能異常に対する筋膜マニピュレーションとは,摩擦法によって熱を生み出し,基質に正常な流動性を回復し(ゲル状態からゾル状態への移行),筋膜の順応性を活用することによって,コラーゲン線維間の癒着を除去することを目的とした徒手療法である.
●本書「実践編」では,筋膜マニピュレーションと筋膜モビライゼーションの詳細がオールカラーで解説されている.徒手療法や筋膜に興味のある理学療法士・作業療法士・マッサージ師・柔道整復師などの方々には,ぜひ手にとっていただきたい一冊.

目次

序論
基本原理
第1部 協調中心
第1章 筋膜マニピュレーション
第2章 協調中心の治療
第3章 前方運動の筋膜配列
第4章 後方運動の筋膜配列
第5章 内方運動の筋膜配列
第6章 外方運動の筋膜配列
第7章 内旋運動の筋膜配列
第8章 外旋運動の筋膜配列
第2部 融合中心
第9章 筋膜モビライゼーション
第10章 融合中心の治療
第11章 後方-外方の融合中心
第12章 後方-内方の融合中心
第13章 前方-外方の融合中心
第14章 前方-内方の融合中心
第15章 まとめの図表
結論

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【訳者略歴】
竹井 仁【たけいひとし】
 1966年 愛媛県に生まれる
 1987年 東京都立府中リハビリテーション専門学校理学療法学科卒業
 同 年 東京都職員共済組合清瀬病院リハビリテーション科勤務
 1993年 青山学院大学文学部第二部教育学科卒業
 1995年 米国短期留学理学療法技術研修参加
 1996年 東京都立医療技術短期大学理学療法学科講師
 1997年 筑波大学大学院修士課程教育研究科カウンセリング専攻リハビリテーションコース(修士課程)修了 リハビリテーション修士
 1998年 東京都立保健科学大学理学療法学科講師
 2002年 博士(医学)取得(東邦大学大学院医学研究科)
 2003年 米国理学療法技術研修参加
 2005年 首都大学東京 健康福祉学部理学療法学科准教授
     首都大学東京 大学院人間科学研究科理学療法科学域准教授
 2008年 Kaltenborn-Evjenth International OMT-DIPLOMA取得

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