やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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GPのためのマイクロスコープを応用した
ウルトラソニックインスツルメンテーション

定価 6,600円 (本体 6,000円+税10%)
  • 総頁数:82頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2017年6月
  • ISBN978-4-263-44495-5
  • 注文コード:444950

マイクロスコープをより確実なインスツルメンテーションのために,有効活用してみませんか!

内容紹介

●歯内治療などのために導入されたマイクロスコープを,歯周治療にも有効活用するための第一歩となる一冊.
●本書はインスツルメンテーションについての歴史的背景から現在までの研究バックグラウンドと,現在認識すべき科学的根拠を整理して解説.これを基に臨床におけるインスツルメンテーションへのマイクロスコープの具体的応用方法と臨床症例を提示.
●さらに一歩踏み込んだ臨床対応として,歯周外科におけるマイクロスコープの応用についても解説.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約1.12MB)

序文

序文
 近年,一般開業医におけるマイクロスコープの普及率は急速に高まっており,その応用は歯内療法を中心に,保存修復や歯冠補綴,そして歯周療法にまで広がっています.
 単に拡大して診るということが,いかに多くの重要な情報を私たちに与えてくれるかについては,すでに説明する必要はないでしょう.確かなことは,拡大することで不確実な情報が確実な情報に変化するということであり,それによって私たちの判断も確実なものへと変化します.さらに,私たちの手の動きも不確実な動きから確信をもった動きへと変化し,その結果,治療の質もより確実性の高いものへと変化するのです.その「変化」が,思いのほか劇的であることを,多くのマイクロスコープユーザーは気づいています.
 歯周療法へのマイクロスコープの応用については,1990年代後半から審美領域における歯周外科の有効性についていくつかの報告がなされていますが,本書のテーマはそうした専門的な内容ではありません.いわゆる歯周基本治療のような,一般開業医における基本処置への応用です.現在はまだそうした処置へのマイクロスコープの有効性は数多く示されてはおらず,つまり,現時点では歯周処置にマイクロスコープが不可欠というわけではありません.あくまでも,歯周治療は専門的知識と高い技術によって,従来の治療により成功へと導くことが可能です.
 しかし,一般に日々行われている歯周基本治療は,本当にイメージ通りにできているのでしょうか? 根面へのインスツルメンテーションによって,どの程度歯石やプラークが除去されているのでしょうか? 本書はそうした素朴な疑問から企画されたものであり,一般開業医に普及するマイクロスコープを,より確実なインスツルメンテーションのために,もう少し広い領域で有効活用してみませんか,という提案なのです.
 本書ではまず,インスツルメンテーションについてその歴史的背景から現在までの研究バックグラウンドと,現在認識すべき科学的根拠を整理して解説し,次にそれを基に臨床におけるインスツルメンテーションへのマイクロスコープの具体的応用方法と臨床症例を提示,さらに一歩踏み込んだ臨床対応として,歯周外科におけるマイクロスコープの応用についても解説しました.
 本書が一般開業医における歯周療法の質向上に,少しでも寄与することができれば,著者らにとってそれ以上の喜びはありません. 2017年5月
 阿部 修

目次

Chapter 1 メインテナンスにおけるインスツルメンテーション
 (大野純一)
Chapter 2 インスツルメンテーションとマイクロスコープ
 (阿部 修)
Chapter 3 使用器材
 (阿部 修)
Chapter 4 マイクロスコープを応用したインスツルメンテーションテクニック
 (阿部 修)
Chapter 5 歯周病専門医としてマイクロスコープをどのように捉え活用するか
 (景山正登)
Chapter 6 歯周外科処置におけるウルトラソニックインスツルメンテーション
 (景山正登)
Chapter 7 ケースプレゼンテーション
 (景山正登)

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:笠島生也 先生 (『歯界展望』2017年10月号掲載 PDFファイル:約828KB)
書評:林 智恵子 先生 (『デンタルハイジーン』2017年12月号掲載 PDFファイル:約457KB)
書評:長尾大輔 先生 (『歯界展望』2017年12月号掲載 PDFファイル:約796KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
阿部 修【あべしゅう】
 2000年 東京歯科大学卒業
     平和歯科医院勤務
 2006年 東京歯科大学大学院修了
 2006年 平和歯科医院開業
     東京大学医科学研究所幹細胞組織医工学
     研究部門客員研究員(~2008年)
     東京歯科大学非常勤講師(~現在)
 2016年~日本歯内療法学会国際交流委員
     関東歯内療法学会理事

大野純一【おおのじゅんいち】
 1993年 東京歯科大学卒業
     東京医科歯科大学歯科保存学第2講座
 1996年 スウェーデンデンタルセンター勤務(~2002年)
 1997年 スウェーデン・イエテボリ大学留学(~2001年)
 2003年 大野歯科医院

景山正登【かげやままさと】
 1979年 日本大学歯学部卒業
 1983年 日本大学大学院歯学研究科(組織学専攻)修了
 1983年 景山歯科医院開業
     日本歯周病学会認定専門医・指導医
     アメリカ歯周病学会会員
     中野予防歯科研修会顧問
     PDS研究会会員
     日本大学歯学部解剖学教室第1講座兼任講師

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