やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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象牙質知覚過敏症 第2版
目からウロコのパーフェクト治療ガイド

発行時参考価格 3,600円
  • 総頁数:72頁 / カラー
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2013年6月
  • ISBN978-4-263-44392-7
  • 注文コード:443920

「歯がしみる!」知覚過敏を主訴とする患者さんへの治療ガイド
リニューアルの2製品を含め,新たに10点の知覚過敏抑制材を追加し,現在入手可能な治療剤をほぼすべて収載した改訂第2版

内容紹介

▼市場に溢れる知覚過敏抑制材の使い分けと効果的な使用法がわかる!

現在容易に入手可能な知覚過敏抑制材をほぼすべて収載し,その特徴や作用機序はもちろんのこと,その材料の効果を最大限に活かすための使用上の注意点を,1ページ1製品となるようまとめました.

▼知覚過敏を正しく理解.最新の材料を駆使した治療を!  

最新の知見を基盤に象牙質知覚過敏症の病態,診断,治療法の基礎戦略を詳説.また臨床で広く使われている各材料を症例別に紹介. 

▼象牙質知覚過敏症の治療に最善の一手! 明日からの臨床にますます役立つ一冊です.

この度は,本書をご購入下さいまして誠にありがとうございました.
第2版第2刷より付録が追加されました.ここに付録のPDFを掲載いたしますので,ダウンロードいただきご活用いただければ幸甚にございます.




本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約585KB)

序文

改訂の序
 歯を含めた健康寿命の延伸や健康飲料ブームなどによる酸蝕症の増加,あるいはストレス社会など昨今の時代趨勢に伴って,Tooth Wear(歯の損耗症)と称される生活習慣に密着した歯の硬組織疾患が話題を呼んでいます.なかでも,象牙質知覚過敏症を訴える患者さんが急増しており,その対応には頭を悩ませることも多く,さらにその治療剤(材)も「多社」多様で,どう使い分けていいのか混乱しているのではないでしょうか?
 その悩みにお応えするため,チェアサイドでいつでも簡易に参照できる治療ガイドブック『象牙質知覚過敏症 目からウロコのパーフェクト治療ガイド』を2011年9月に刊行しました.当時容易に入手できる代表的な治療剤(材)を16種ほど収載しましたが,その後各社から知覚過敏抑制材がかなり早いペースで続々と発売され,現在市場に出回っております.
 このような状況下で,それらの抑制材の使い分けと効果的使用順を解説して欲しいという要望が高まり,今般改訂版を上梓するに至りました.本書において改訂した点は,
 1)現在容易に入手可能な知覚過敏抑制材をほぼすべて収載し(リニューアルの2製品を含め10製品を新規追加しました),その特徴や作用機序はもちろんのこと,その材料の効果を最大限に活かすための使用上の注意点を,1ページ1製品となるようまとめました(第4章).
 2)収載した全23種の知覚過敏抑制材の作用機序や使用順が一目で理解でき,チェアサイドで簡易に使えるよう見開きで表にしました(第4章扉).
 3)知覚過敏抑制材を使用する上で「理解しておきたい3つの治療戦略」をほぼ書き直し,小見出しを多くしてより臨床的に読み易くしました(第1章).
 4)全章にわたって見直し,さらに理解し易いよう修正を加えました. 本書が,先生方の明日からの臨床にますます役立つ,チェアサイドの治療ガイドに必ずやなるよう心から信じております.
 2013年5月
 編者 冨士谷盛興・千田 彰

刊行にあたって
 超高齢社会の到来のなか,オーラルヘルスプロモーションの浸透による口腔衛生状態の改善,あるいは歯科材料や治療技術の発展などにより,歯の寿命が格段に延びてきました.このように天然歯の保存が進む一方で,Tooth Wear(歯の加齢現象)や根面齲蝕が多くみられるようになってきており,象牙質知覚過敏症を訴える患者さんが急増しています.これは,咬耗や摩耗,あるいは歯肉の退縮による象牙質露出,また,昨今の健康ブームによる酸蝕症やストレス,咬合などが深く関与しています.
 象牙質知覚過敏症への対処には,まず患者教育と生活習慣改善が第一でありますが,症状を訴える患者さんに対し対症療法的に処置しなければならないのも現状です.
 最近,知覚過敏抑制を謳ったさまざまな材料が市場に溢れています.ところが,実際の患者さんを目の前にしたとき,どの材料が最も効果的なのか選択の手がかりとなる情報が少ないのが実情と思います.しかし,知覚過敏の多くは,各材料の作用機序等を理解し適切に使い分けることで,その症状改善がすばやく確実にできるのです.そして,それによって患者さんが不快症状から解放されるのみならず,信頼を獲得することで,患者数増加にもつながると思います.
 本書では,最新の基礎的・臨床的知識を基盤にして,象牙質知覚過敏症の病態,診断,ならびに治療法の基本戦略を解説するとともに,現在臨床で広く用いられている材料の作用機序や使い分け,あるいはそれらを駆使した対応法などについて症状別に情報を提供しています.
 また,第5章では,さらに読者の皆様のより深い理解のために,約10年前になりますが,歯界展望に掲載された象牙質知覚過敏症の生理学,形態学や機序などを中心にまとめた総説論文を再度紹介させていただきました.
 本書が,必ずや先生方の明日からの臨床に役立つ,チェアサイドの治療ガイドとなるよう心より願っております.
 2011年8月
 編者 冨士谷盛興・千田 彰

目次

第1章 理解しておきたい3つの治療戦略
 (冨士谷盛興)
第2章 歯がしみる-こんな場合にはどうする?
 1.咬み合わせの部分がしみる(高見澤俊樹・宮崎真至)
 2.歯を削ってからしみるようになった(冨士谷盛興・千田 彰)
 3.最終の修復処置後にしみるようになった(田上順次)
 4.ホワイトニング後にしみるようになった(大森かをる)
 5.抜髄したくなるくらい悩ましい象牙質知覚過敏症への対処-究極の知覚過敏対策(冨士谷盛興・千田 彰)
第3章 象牙質知覚過敏症の治療に使えるレーザー
 (篠木 毅)
第4章 この患者さんにはこの材料-作用を知って正しく使おう
 1.シュミテクトシリーズ(冨士谷盛興)
 2.デンターシステマしみるケア(冨士谷盛興)
 3.スマートプロテクトソフト(英保裕和)
 4.システマセンシティブソフトペースト(中嶋省志)
 5.ガム・デンタルジェルセンシティブ(高山真一)
 6.メルサージュヒスケア(寺田林太郎)
 7.グルーマ・ディセンシタイザー(宇野 滋)
 8.デセンシー(村岡宏祐ほか)
 9.サホライド液歯科用38%(福島正義)
 10.Fバニッシュ歯科用5%(荒木久生)
 11.スーパーシール5秒(内山 茂)
 12.ナノシール(韓 臨麟・興地隆史)
 13.ティースメイトディセンシタイザー(誉田雄司)
 14.PRGバリアコート(寺田林太郎)
 15.G-ガード(吉山昌宏)
 16.ハイブリッドコートII(山本 寛)
 17.トクヤマシールドフォースプラス(高橋英登)
 18.スコッチボンドユニバーサルアドヒーシブ(冨士谷盛興)
 19.フジフィルLCフロー(齋藤季夫)
 20.クリンプロXTバーニッシュ(冨士谷盛興・千田 彰)
 21.フジVII(日野浦 光)
 22.MSコートONE(山本 寛)
 23.MSコートF(鈴木司郎)
第5章 象牙質知覚過敏-その生理学,形態学,機序と治療法
 (Charles F. Cox・千田 彰ほか)
 コラム1 象牙質知覚過敏症はなぜ起こる?(寺中敏夫・向井義晴)
 コラム2 歯がしみるのはすべて象牙質知覚過敏症か?(池田英治)

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 索引

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編者略歴】
冨士谷盛興【ふじたにもりおき】
 1956年 広島県に生まれる.
 1982年 東京医科歯科大学歯学部卒業
 1986年 東京医科歯科大学大学院修了
 2008年 愛知学院大学歯学部准教授,現在に至る.
千田 彰【せんだあきら】
 1948年 石川県に生まれる.
 1973年 愛知学院大学歯学部卒業
 1995年 愛知学院大学歯学部教授,現在に至る.

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