つくる・あそぶを治療にいかす
作業活動実習マニュアル
- 総頁数:224頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2012年3月
- ISBN978-4-263-21397-1
- 注文コード:213970
●作業活動の実習教本に最適! 写真400点以上,イラスト40点以上掲載
内容紹介
●作業療法の原点は「作業」を使うことである.ところが,「作業」の概念のあいまいさ,目にみえた効果判定のあいまいさを解消するため,理学療法的な筋・骨の回復の生理学的効果に偏り,感覚統合理論,認知神経心理学的アプローチが主流をなし,作業を使わない作業療法へと向かう傾向になった.特に最近では診療報酬と在院日数の減少などの外部要因で,ますます「作業を使わない作業療法」「理学療法的な作業療法」が増えている.
●最近では,高齢化,障害の多様化・重複化,認知症と地域リハビリテーションの必要性,介護保険制度の実施などにより,病院での作業療法から在宅・地域施設での作業療法へと移行するケースが多くなり,QOL・ICF・COPMなど生活支援のための作業活動の「作業遂行能力評価法と介入方法」が重要な命題となっている.しかし,長期間にわたる「作業軽視」の結果,運動,手工芸,芸術,知的作業,ADL・IADL,文化・年中行事,グループ活動,趣味活動,その他を教えることのできる作業療法士が少なくなってしまった.
●本書では,作業活動を重視して長い間実践・指導してきたベテランの作業療法士に,本人の得意種目であり,他の作業療法士・学生・当事者に指導した経験のある作業技術について解説していただいた.その作業の治療的意味,作業の対象者,文章と図をみればすぐ現場で使用できる親切な作業手順,作業療法士としての工夫,補助具,注意事項についてふれ,種目によっては症例報告も含めてある.
●本書は,養成校における「作業活動学」「作業技術学実習」の教科書あるいは国家試験対策本として,また病院・施設の作業療法士・他職種の座右の書として,自信をもって推薦できる本である.


