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特集 リハビリテーションの立場から災害に備える−各地で始まった取り組み
25巻5号 2016年5月15日 p.480-485
特集
特集 リハビリテーションの立場から災害に備える−各地で始まった取り組み 鹿児島県−口永良部島新岳噴火での活動 緒方敦子
1)鹿児島大学大学院医歯学総合研究科運動機能修復学講座リハビリテーション医学
キーワード  口永良部新岳噴火 火山噴火警戒レベル 新燃岳噴火 桜島 DMAT
内容のポイント Q&A  
Q1 地域の特性は?
 鹿児島県の人口は約165 万人,約74 万世帯である.日本本土の南端に位置しており,本土の他に多くの島を持ち長い海岸線が特徴である.県中央部を南北に霧島火山帯が縦断し,北部の霧島から南海のトカラ列島まで11 の活火山が分布している.これまでも台風や豪雨災害,火山噴火災害を経験しているが,活火山や川内原子力発電所もあることから,今後も火山災害,原子力災害等他の県にはない災害を生じる可能性がある.
Q2 地域における防災体制は?
 県の防災計画は,一般災害・津波災害・地震災害・火山災害・原子力災害の5 つに分かれ,国の防災基本計画に基づいて作成されている.活火山と離島が多いという鹿児島県に特徴的な地形と,川内原子力発電所の存在から,年に1 回,県と市町村が共同で桜島火山爆発総合防災訓練,原子力防災訓練,離島防災訓練等を行っている.また,地域によっては防災無線放送を利用して必要な情報を住民に発信している.
Q3 地域における災害リハビリテーション支援体制は?
 鹿児島県は災害リハビリテーション(以下リハ)支援体制がまだ十分に整っていないが,災害リハコーディネーター研修を受けた6 人と,その所属協会長を中心に話し合いを行い,県,県医師会等への働きかけを行っている段階である.体制は不十分ではあるが,2015 年5 月に起こった口永良部島新岳噴火の際にはわずかながら活動を行った.
Q4 備えのための取り組みは?
 県リハ医学研究会,県リハ施設協議会研修会等で,研修を受けた災害リハコーディネーターが災害リハの講演を行い,リハ関係者への啓発を少しずつ行っている.
Q5 今後の課題は?
 鹿児島災害リハ支援協議会〔鹿児島JRAT(仮称)〕を組織として立ち上げ,県や県医師会との協定を結ぶことが課題である.また,災害時にはリハ関係者だけで動くのではなく,急性期のDMAT に続いて,JMAT,DPAT等他の団体と協力して動けるように,平時からの連携をとるという課題もある.
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25巻5号 2016年5月15日
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