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特集 リハビリテーションの立場から災害に備える−各地で始まった取り組み
25巻5号 2016年5月15日 p.460-467
特集
特集 リハビリテーションの立場から災害に備える−各地で始まった取り組み 新潟県での取り組み 木村慎二
1)新潟大学医歯学総合病院総合リハビリテーションセンター
キーワード  災害 リハビリテーション 行政 生活不活発病 連絡協議会
内容のポイント Q&A  
Q1 なぜ,災害時にリハビリテーション診療が必要なのか?
 災害時の急性期医療に引き続いての,避難所・仮設住宅等での災害関連疾患(深部静脈血栓症,肺炎,うつ病,生活不活発病等)や精神的ストレスに対しての予防・治療(生活指導,運動,レクリエーション,嚥下訓練,口腔ケア等),さらには家庭復帰・生活再建のための社会福祉資源活用のための相談業務等の災害リハビリテーション(以下リハ)が重要と考えられている.
Q2 新潟県での災害後のリハビリテーションシステムが発達した理由は?
 新潟県では2004 年10 月23 日に新潟県中越地震,その後の2007 年7 月16 日に新潟県中越沖地震を経験し,避難住民の車中泊によるエコノミークラス症候群等が注目され,災害関連疾患に対する予防・治療に対する医療システムが既に整備されていた.これらにより,新潟県の防災局や福祉保健部,および新潟大学医歯学総合病院や新潟リハ研究会,およびリハ関連専門職の団体等が連携して,システム作りが進みやすい環境であった.
Q3 実際の災害に対するリハビリテーション診療システム構築のプロセスは?
 新潟リハ研究会,新潟県行政,新潟県看護協会,新潟県理学療法士会,新潟県作業療法士会,新潟県言語聴覚士会,および新潟県介護支援専門員協会の代表者による新潟県災害リハ連絡協議会の第1 回役員会が2013年4 月19 日に開催されたのを皮切りに,現在までに7 回開催され,組織図,会則,各委員会活動計画(生活不活発病予防委員会および被災生活支援委員会),緊急連絡網,災害時対応登録者名簿を作成している.
Q4 新潟県での災害リハビリテーションでの課題と今後の活動は?
 災害医療に関する活動団体が,当連絡協議会以外に2 団体(新潟県災害福祉広域支援ネットワーク協議会,新潟県医師会の活動としての新潟県民医療推進協議会)あり,これらの組織間で活動内容が重複しないように,各団体・組織との調整が今後の課題である.さらに今後の活動計画として,第1 回目となる新潟県災害リハ研修会(2016 年1 月9 日開催)後も,年に1 回の災害リハの啓発,災害時対応登録者の災害リハにおけるスキルアップを目指して研修会を継続して開催する予定である.
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25巻5号 2016年5月15日
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