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特集 靴・靴型装具・足装具の処方と注意点−足元からのリハビリテーション
20巻12号 2011年12月15日 p.1125-1132
特集 靴・靴型装具・足装具の処方と注意点−足元からのリハビリテーション 関節リウマチ 仲野春樹,田中一成・他
1)大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室
キーワード  関節リウマチ 足 靴 補装具 リハビリテーション
内容のポイント Q&A  
Q1 リウマチの足の特徴は?
 リウマチの足の変形には,外反母趾,槌趾変形,鷲爪変形等の足趾の変形,中足趾節間(MTP)関節の弛緩により横アーチが低下して生じる開張足,Chopard 関節の関節炎により内側縦アーチが低下して生じる外反扁平足等がある.足部,足趾の変形により胼胝が生じると痛みの原因となる.また,開張足や外反扁平足になると荷重時のバランスが不安定となり,中足骨頭部足底側に胼胝が生じたり,歩行時の体重移動が困難になったりする.
Q2 既成靴の選び方と足底板の処方は?
 足部変形が原因で市販の靴が履きにくくなると,サイズが大きく素材の軟らかい靴を選びがちとなるが,足部変形を進行させないためには,足のサイズに合わせた靴,踵周りがしっかりした靴が勧められる.開張足や外反扁平足に対しては,足底板を使用して縦および横アーチを保持し,疼痛の軽減と変形の進行予防を図る.
Q3 靴型装具を作製するときの注意点は?
 関節破壊や拘縮により,足部,足趾の変形が徒手的に整復できない場合や整復できても痛みが生じる場合には,無理な矯正は行わず,疼痛緩和と荷重刺激からの足部の保護を目的に靴型装具を処方する.靴型装具は,トウボックスを軟らかい素材を用いて大きめに作製し,足趾に対して余裕をもたせる.また,靴の踵部は月型しんを踵に適合させて後足部を安定化させることが重要である.さらに,縦横のアーチを保持するようにモールドした足底板を挿入し,靴底は十分な厚みと固さがあるものを選ぶが,体重移動を考慮しトウスプリングをつけるとよい.
Q4 関節リウマチ治療の新しい時代での足への対応は?
 関節リウマチの治療は飛躍的に進歩したが,足の病変が潜在する患者は少なくない.薬物治療の早期開始と同様に,早期からの足部,足趾の評価と靴や足底板等による足部,足趾変形への対応が求められる.
特集 靴・靴型装具・足装具の処方と注意点−足元からのリハビリテーション 関節リウマチ 仲野春樹,田中一成・他
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靴・靴型装具・足装具の処方と注意点−足元からのリハビリテーション
20巻12号 2011年12月15日
月刊(B5判,100頁)
発行時参考価格 2,200円
注文コード:082012
雑誌コード:03297-12
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注文コード:213100
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