やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第2版によせて
 2016年に本書の初版を刊行して以来,動機づけ面接(Motivational Interviewing:MI)を取り巻く環境は大きく変化してきました.MI自体の理論的枠組みや実践方法はさらに深化し,日本国内ではMIが複数の国家試験に登場するようになり,MIを伝えるトレーナーが増加し,研修会や学習会の開催を含めMIを学ぶ機会が増加しました.さらに,ここ数年では,MIを学び活用する人々の層が多様化し,医療・教育・福祉・司法・スポーツやビジネスなど,さまざまな領域の支援者の方々がMIの魅力に触れ,実践に取り入れようとしています.
 本書は2023年に出版された『MI』の最新版である第4版に準拠し,わたしの実践経験や学習仲間の体験談などを加味した内容となっています.MIの進化を反映し,事例と解説を含めて2025年3月までの情報をもとに,全体の9割以上を改訂しました.特に飲酒に関連した事例については,米沢 宏先生(ジャパンEAPシステムズ 産業ダイアローグ研究所)のご協力のもと説明を加えています.さらに,MIのマインド・スキル・知識を,臨床や教育,日常の会話に関連づけて具体的にイメージできるよう,コラムも含めて工夫しています.
 わたしは2013年に動機づけ面接の国際ネットワークのメンバーになり,動機づけ面接の魅力を北海道を中心に全国各地の支援者に届けてきました.その経験を通して,MIには患者・来談者支援のみならず,家族関係,チームメンバー,職場関係や学習仲間など,すべての人的ネットワークにおけるコミュニケーションの質を変える力があると実感しています.だからこそ,MIをコミュニケーションの「基盤(OS)」として,多くの人に知ってもらい,できれば活用してもらいたいと思っています.MIを学ぶプロセスでは,自己理解が進み,援助関係の実践を通じて,わたしたち自身にも気づきと変化,そして成長がもたらされます.
 この改訂版では,すでに実践に携わっている支援者の方々はもちろん,これからその道を志す学生,動機づけ面接を初めて学ぼうと思っている初学者の方々にも,MIの特徴と本質,そして臨床活用の魅力を伝えることを目的としています.本書が,みなさんの日常や臨床におけるMI実践の一助となり,みなさん自身の成長と幸せに少しでも貢献できれば,心から嬉しく思います.
 2025年9月吉日
 北田雅子(MAKO)


はじめに
 わたしが,初めて「動機づけ面接法:Motivational interviewing(以下MI)」という言葉を耳にしたのは2009年の秋でした.禁煙治療,喫煙防止教育関係のメーリングリストに入っていたわたしは,海外,とりわけアメリカの禁煙治療の現場において,根拠のある面談スタイルとしてMIが普及していることを知り,「動機の低い人へのアプローチ」として飛び込んできたこの面接法に強く,心を引かれました.
 ヘルスケアの専門家であれば,目の前の相手の未来を思い,考え,心配し,少しでもよい方向に導きたいと日々,奮闘している方が多いと思います.咳き込みながらタバコを吸っている人をみれば禁煙を勧めたり,「糖尿病になりたくない」と言われれば,運動やバランスのよい食事を勧めたり….生活習慣の積み重ねが,疾病の発症や予防に大きな影響を与えることを知っているからこそ,多少,相手に嫌な顔をされてもかかわっていく,そのようななかで,自分は一生懸命相手のために話しているのになぜ,この人は変わらないのだろう,そんな憤りを経験している方も多いのではないでしょうか?
 本書を手に取っているあなたにも,もしかしたら,あなたが説得し,有効だと思う情報を相手に提供しても,来談者の行動変容につながらない.面談の場では,何とか相手に納得してもらい相手から「やってみます」という言葉を引き出し,その場は帰ってもらったものの,次回の面談で会ってみると,以前と何ひとつ変わっていない.あの面談はいったいなんだったのだろうか,自分は専門職として力不足なのだろうか.自分の面談に自信をなくしてしまう苦い経験があったかもしれません.または,現在進行形で「今」,まさにそのような状態なのかもしれません.
 わたしがMIに出合う前までは,自分の授業を休む学生に,「これ以上欠席すると単位取得できない」と脅し,遅刻しがちな学生には,「社会人として通用しないのだから遅刻をしないように」と注意し,課題をやらない学生には,「課題を遂行するのも大事なスキルで将来,役に立つのだから」と行動を改めるように説得していました.わたしの論理的説得やアドバイスがエスカレートすればするほど,目の前の学生はしらけていく,面談が終わった後にはなんともいえない消耗感だけがむなしく残る,たった30分の面談なのに1時間以上も話した後のような疲労感と倦怠感を感じていました.
 まさしく,今思うとレスリングのような面談をしていました.その当時は,動機が低く,行動変容の準備ができていない人に対して,説得し,情報提供をすることが相手からの抵抗を生むものの行動変容につながらない,ということをわかっていませんでした.「正しいことを言えば,相手に通じる,わかってもらえる」そう信じていたのです.
 幸運にも,わたしの調査研究領域がタバコ・コントロールであり,禁煙支援,禁煙治療に携わる先生方がMIに興味をもって勉強を開始していましたので,わたしも一緒に学び始めました.学会前後の勉強会や研修会はMIを活用しての禁煙支援,という内容が徐々に増えていきました.現在,トップトレーナーとして活躍中の加濃正人医師,磯村 毅医師がいち早く,海外での研修に参加してきたこともあり,わたしは両医師のワークショップ(WS)のフリークとなり,全国各地で開催されるWSや研修会に足を運びました.
 そのようななかでの,決定的な出会いが2013年3月にありました.MIについての最新版である「Motivational Interviewing:Helping People Change.Third Edition」(MI-3)が出版されたばかりの頃,MIの創始者であるミラー博士が名古屋に来てWSを実施し,それに参加したことでした.今でもよく覚えているのが,ミラー博士が「来談者と一緒にダンスを踊るような面談を」と何度も述べていたことです.
 「説得と反省を促すようなレスリングのような面談から相手と一緒にダンスを踊るような面談.そして,面談がどのように進んでいるのかは,相手の反応から学ぶ」
 ミラー博士のWSに参加したことにより,わたしはよりいっそうMIの素晴らしさに引き込まれていきました.そしてこのとき,「MIは人の行動変容を支援する面接法として効果的であるばかりでなく,対人援助職の面談ストレスを軽減するのではないか」とひらめいたのでした.
 その後,わたしの面談がどのように変わったのだろうか…と時々,考えることがあります.現在においても,まだまだ習熟過程であるものの,MIスタイルが自分のなかで自然になるにつれ,面談自体が楽しくなりました.MIは,行動を選べない状況を丁寧に聞いていく面談スタイルなので,学生が自分のことをよく話してくれるようになりました.そして,不思議なことに学生自身が自分の話す言葉で気づき,自己決定していくことが多くなりました.また,授業,研修などのグループ学習の手法にMIを取り入れると,参加者や学生からの発言が増え,質疑応答が活発になり,交流が増え,集団全体の雰囲気がとても明るくなりました.そして,何よりもわたし自身の面談ストレスが格段に減り,比較的いつも穏やかな気持ちで面談を終えることができるようになりました.
 そしてうれしいことに,この傾向はわたしだけでなく,わたしのWSに継続的に参加してくださっている対人援助職のみなさんにも起こり出していました.みなさんの表情は徐々に穏やかになり,「面談時間が短くなった」「面談が楽しくなった」「すごく楽になった」「来談者さんがよく話してくれるようになった」「行動変容が目にみえるのでやりがいが増えた」などの感想を話してくれるようになりました.
 つまり,わたしがミラー博士のWSのときに直観的にひらめいたこと,「MIは対人援助職の面談ストレスを軽減する」が実際に起こっていました.わたしも含めて周囲の対人援助職のみなさんの面談ストレスが減ったのは,おそらく,ダンスのような面談スタイルに多少なりとも近づいてきているからかもしれません.
 さて,みなさんのなかにはここまで読み進めて,MIを学んで活用できるようになりたいと思われた方がいらっしゃると思います.MIはすぐにできるようになるのか,どれくらいトレーニングすればよいのか,と問われると,それについてはケースバイケースであり,自信をもっては答えられません.ただ,わたしが気づいたのは,なるべく多くのMIらしい面談を読み,動画を見て,そして,自分の面談を評価してもらうことが上達の鍵になるということでした.
 本書を書こうと思ったきっかけは,MIの面談事例は英語が多く,英語を翻訳した資料が中心で,日本人による日本語の面談事例を中心にMIを解説した本が必要だと実感したからです.英語と日本語のニュアンスは異なりますので,できれば,日本人が実際に行った面談事例を中心にMIの魅力や面談の特徴などを解説した本があれば,MIを学ぶ人の参考になることは間違いない,そう考えました.
 本書は,MI-3という最新版をもとに面談事例を中心に書かれたわが国では初めての一冊となります.読み進めるなかで,MIがどのような面談なのか,既存の面談と何が違うのか,なぜ来談者の行動変容を促すことができるのか,これらの疑問が少しずつ解消されていくと思います.
 MIは面談の土台づくりに効果的です.MIスタイルの習得によって,みなさんの面談スタイルが「ダンスのような面談」に変わるとき,そこにはこれまでとは違う時間が流れ,何かが変わると思います.その何かをひとりでも多くの方に体験していただければと強く願っています.
 2016年9月
 北田雅子


「逆引きMI学習帳」とは
 MIは,画期的でありながら,どこか懐かしい感じのする面接です.なぜだかわからないけれど面接がうまくいったとき,わたしたちは気づかないうちにMIとよく似たことをしていたりするのです.しかし,それがなぜうまくいったのかについて論理的に分析したり,再現性をもたせたりすることは容易ではありません.私見ではその部分を埋めてくれるのがMIではないかと考えています.ただ,MIの原理や論理について学習することは,いずれは必要となるにせよ,必ずしも実践に直ちに役立つとは限りません.
 そこで本書では,まずMIによる事例を読み,MIを肌で感じていただきながらそこで使われている考え方やテクニック,背景にある態度について順に学んでいく方式としました.事例を読んでいくと,「ああ,こんな言い方ができるんだ」とか,「このセリフは真似してみたい」というような面談者の言葉が出てくるかもしれません.そしてその瞬間こそがみなさんにとって絶好の学習のチャンスなのだと思います.事例の個々のセリフにはさまざまな注釈がついています.気になる部分の注釈を見てみてください.そして事例ごとに載っている解説を読んでみてください.きっとごくスムーズにMIに親しんでいくことができるのではと思います.
 ところで,MIの学習には学ぶべき順番というものがあります.本書の事例はそのMIの学習段階に沿って適するものを並べてあります.自分の分野とは違う事例もあるでしょうが,初学者の場合はその順番に読み進めることをお勧めします.すでにMIについて学んでおられる人であれば,興味の赴くままにさまざまな現場で活用されているMIのありようを楽しんでいただければと思います.きっとその底に共通して流れる,MIの流儀,精神といったものを改めて感じ取っていただけることと思います.
 2016年9月
 磯村 毅
 第2版によせて
 はじめに
 「逆引きMI学習帳」とは
第1章 動機づけ面接の全体像を見てみよう!
  第1節 行動変容の鍵は両価性(Ambivalence)の理解
  第2節 相手の言動をとっさに正そうとする言動:間違い指摘反射(Righting reflex)
  第3節 間違い指摘反射と心理的抵抗
  第4節 動機づけ面接(MI)の2つの顔
  第5節 動機づけ面接(MI)の全体像と学習の仕方
   1 MIの全体像
   2 学習の8段階
  第6節 『動機づけ面接(MI)』の改訂毎に何が変更されたのか?
   1 『動機づけ面接(MI)』第2版(2002年)の初版(1991年)からの変更点
   2 『動機づけ面接(MI)』の第3版(2012年版)での主な変更点
   3 『動機づけ面接(MI)』の第4版(2023年版)の主な特徴
第2章 面談事例で学ぶ動機づけ面接~来談者の変化と成長をサポートする~
 1 事例で学ぶ際の留意点
   1 MIのスープ
   2 面談事例の作成にあたり
  第1節 動機づけ面接のマインドセット~「PACE」と「関わる」~
   事例1 産業保健師と会社員との面談~加熱式タバコに替えたんだからいいよね!
   1 全体的な会話の流れとPACE
   2 この面談のポイント
   3 みなさんの面談にどのように活かせるのか,考えてみましょう!
  第2節 ガイディングスタイルで面談を進める
   事例2 友人同士の会話~在宅勤務で体重増えてしまって……でも運動はしたくないの!
   1 ガイディングスタイル:2人の専門家
   2 ガイディングスタイルは協働意思決定を促す
  第3節 面談の4つのタスク:その1~関わるタスク,フォーカスするタスクを考える~
   事例3-1 産業医と会社員の面談~毎年,肝機能と中性脂肪は指摘されるんですよね~
    オープニング:関わるタスク(面談全体の2割を割く)
    フォーカスするタスク:健診結果について概観してからお酒の話にフォーカスしてみる
   1 面談の4つのタスクから
   2 特定保健指導でのAUDITの活用
   3 健康に配慮した飲酒に関するガイドライン
  第4節 面談を進めるスキル~OARS(オールス)+AOA(エーオーエー)~
   事例4 外来における看護師と患者さんとの立ち話
   1 短時間の対話でもMIは活用できる
   2 この事例で使われているMIのスキル―A(Affirming:是認),R(Reflection:聞き返し),A(Ask:尋ねる),O(Offer:提供する)
  第5節 OARS:R聞き返しに注目する
   事例5 待合室にて久しぶりに受診された患者さんとの会話
   1 思いやりをもって関わる
   2 複雑な聞き返しと是認で患者さんの前向きな気持ちを支援
 2 チェンジトークと抵抗の識別
  第6節 面談の4つのタスク:その2~引き出すタスク,プランニングするタスク~
   事例3-2 事例3-1の続き
    引き出すタスク:飲酒についてどのような両価性があるのだろう?
    プランニングするタスク
   1 来談者からの質問にはすべて答えるべきか?―専門家に「決めてほしい系」の発話への対応も含めて考える
   2 チェンジトークと維持トークの背景を丁寧に聴き,埋め込まれた変化の種を見つける
   3 引き出すタスクからプランニングへ―行動変容の段階的アプローチ
 3 不協和と抵抗への対応
  第7節 不協和への応答
   事例6 健診後の保健指導に不満と怒りを抱えて来られた50代女性
   1 不協和への対応の原則
   2 不協和のときは,ハンドルはゆっくり動かす
   3 適度な自己開示
  第8節 抵抗への対応
   事例7 1歳6か月児健康診査でスマホ子守りをしてしまう保護者との面接
   1 維持トークへの対応の原則
   2 維持トークが続くときはスピリットを思い出そう
   3 種をまく
   4 種をまく3つの方法
 4 MIと行動変容のステージモデル
  第9節 新しい行動を追加するときに重要度と自信度を高める~歯間ブラシって意外と取れるんですね……やってみます~
   事例8 歯周病の治療で通院中の男性と歯科衛生士の会話
   1 治療者の言動が患者さんの行動変容を左右する
   2 前熟考期および熟考期の人へ効果的に関わることができる
   3 新しい行動を追加するときは,まず是認から
第3章 動機づけ面接の基礎知識の整理
 1 マインドセットと面談のスキル~来談者とラポールを形成する~
  第1節 ヘルスガイドとして関わる
   1 ガイディングスタイルで協働的に関わる
   2 コミュニケーションの3つのスタイル
   3 レスリングではなくダンスのような面談を目指す
  第2節 マインドセット~MIのスピリット(PACE)~
   1 パートナーシップ(Partnership,協働)
   2 受容(Acceptance)
   3 思いやり(Compassion)
   4 エンパワーメント(Empowerment)
  第3節 両価性~揺れ動くのは当たり前~
   1 両価性
   2 間違い指摘反射をせずに「変わること」について話す
   3 Righting reflexからFixing reflexへ
  第4節 面談の4つのタスク
   1 関わるタスク(Engaging:関係性の基盤)
   2 フォーカスするタスク
   3 引き出すタスク
   4 プランニングのタスク
  第5節 基本的な面談スキル~OARS~
   1 質問の役割
   2 是認(Affirming)
   3 聞き返し(Reflective Listening)
   4 要約(Summarizing)
  第6節 「聞く」Good listening is fundamental of MI~来談者のジレンマを理解する「複雑な聞き返し」の役割~
  第7節 情報提供を行うときのスキル~AOA:ASK(尋ねて)-Offer(提供する)-ASK(尋ねる)~
  第8節 聞き返し(Reflection)~単純な聞き返しと複雑な聞き返し~
   1 聞き返しと質問の違い
   2 聞き返しの深さ―浅い聞き返しと深い聞き返し
   3 複雑な聞き返し
 2 チェンジトークと抵抗(不協和と維持トーク)~チェンジトークの識別とチェンジトークを強める~
  第9節 チェンジトークの認識・チェンジトークを強める
  第10節 チェンジトークと維持トーク
  第11節 動機づけ面接(MI)の丘~準備段階のチェンジトークから実行のチェンジトークへ~
  第12節 チェンジトークへの対応
  第13節 チェンジトークを引き出す戦略
  第14節 不協和と維持トーク
   1 維持トークと不協和
   2 不協和は面談の赤信号
   3 不協和の誘因と不協和への対応
   4 不協和をうむさまざまなトラップ
  第15節 不協和と維持トークへの対応
   1 聞き返しで応答する
  第16節 矛盾を拡大するから「種をまく」へ
   1 その人がすでに知っていることを探る
   2 他者が知っていることを探る
   3 あなた自身の専門知識を提供する
   4 より多くの情報を集めることを来談者に促す
 3 「引き出す」から「プランニング」へ移行する
  第17節 重要性と自信の関係~来談者は自分ができそうだという自信がない限り,コミットはしない~
  第18節 来談者の自信を引き出して強化する
  第19節 変わる準備ができたときのサイン
  第20節 行動変容を継続的にサポートする

 コラム
  もうひとつのMI(中立を保つMI)
  ありのままでいること
  間違い指摘反射とネガティブ・ケイパビリティ
  チェンジトークの話―埋め込まれたチェンジトークとチェンジトークの貸し出し
  患者さんからの「わかりました」は「やります」ではない……かも
  VUCA時代を生き抜くために効果的なガイディングスタイル
  『動機づけ面接第3版』(MI-3)における受容と4つの要素
  On second thought: How Ambivalence Shapes Your Life.
  トーマス・ゴードン博士の12のコミュニケーションブロック
  MIではない10のこと
  MIは臨床家のバーンアウトを予防する―治療者の面談負担度や消耗感は軽減するが患者さんの行動変容は持続する
  「開かれた質問」と「聞き返し」の組み合わせは1:2
  チェンジトークは優しく扱う!
  21世紀の薬学教育とMI
  来談者のシナリオに乗らない
  保健師育成の専攻科でMIを学ぶ意義

 参考文献・資料
 おわりに
 索引