はじめに
本別冊は,摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士(以下,専門管理栄養士)による症例報告をまとめたものである.掲載されている症例の多くは,本資格の更新研修を通じて,症例報告の書き方を学びながら作成されたものであり,いずれも査読を経て収録されている.
これまで症例報告を投稿した経験がなかった方でも,適切な支援や環境があれば,このように臨床での取り組みを形にすることができる.本別冊に掲載されている報告は,そのよい例である.
ここに収録された症例報告を通して,専門管理栄養士が日常の臨床現場でどのような視点で栄養管理に取り組んでいるのかが感じられることだろう.また,これから資格取得をめざす方にとっては,栄養管理事例報告審査の参考資料として活用いただける内容となっている.さらに,症例報告の投稿に挑戦してみようと考えている方にとっても,執筆の手がかりやヒントとなれば幸いである.
本別冊が,摂食嚥下障害にかかわる多くの方々にとって,実践に根ざした学びの一助となり,学術的な第一歩を踏み出すきっかけとなることを願ってやまない.
編者を代表して
園井みか
本別冊は,摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士(以下,専門管理栄養士)による症例報告をまとめたものである.掲載されている症例の多くは,本資格の更新研修を通じて,症例報告の書き方を学びながら作成されたものであり,いずれも査読を経て収録されている.
これまで症例報告を投稿した経験がなかった方でも,適切な支援や環境があれば,このように臨床での取り組みを形にすることができる.本別冊に掲載されている報告は,そのよい例である.
ここに収録された症例報告を通して,専門管理栄養士が日常の臨床現場でどのような視点で栄養管理に取り組んでいるのかが感じられることだろう.また,これから資格取得をめざす方にとっては,栄養管理事例報告審査の参考資料として活用いただける内容となっている.さらに,症例報告の投稿に挑戦してみようと考えている方にとっても,執筆の手がかりやヒントとなれば幸いである.
本別冊が,摂食嚥下障害にかかわる多くの方々にとって,実践に根ざした学びの一助となり,学術的な第一歩を踏み出すきっかけとなることを願ってやまない.
編者を代表して
園井みか
Basic編
1.専門管理栄養士をめざす! 摂食嚥下リハビリテーション栄養 入門(小城明子,ほか)
2.多職種に届け! 栄養診断(PES報告)の書き方(園井みか,ほか)
3.私にも書ける? 症例報告の書き方(園井みか,ほか)
Case Report編
Case 1 認知症高齢者における「口腔原始反射」に対する食支援―認知症の進行に合わせて,多職種でかかわった経口維持支援の一例(根岸幸子)
#認知症 #口腔原始反射 #経口維持支援
Case 2 回復期リハビリテーション病棟において胃瘻を造設しない選択をした高齢女性の経過(島田直子)
#クモ膜下出血 #経鼻経管栄養 #胃瘻拒否
Case 3 改善がむずかしい低栄養認知症高齢者への対応―経口的栄養補助(ONS)や食事環境調整等により経口摂取が維持できた一例(杉浦啓子)
#脳梗塞 #経口的栄養補助(ONS) #食事環境調整
Case 4 脳梗塞後遺症による高度摂食嚥下障害患者への対応―患者の意向に寄り添ったチームアプローチが有効であった一例(松本英子)
#脳梗塞 #患者の意向 #チームアプローチ
Case 5 慢性腎不全を合併した延髄外側梗塞患者に対し,腎機能と嚥下機能に応じた食事指導が奏効した一例(粟田麻友)
#延髄外側梗塞 #慢性腎不全 #全身倦怠感
Case 6 歯科医院に所属する管理栄養士が配食サービス施設管理栄養士と協働で栄養介入を行った在宅療養中のパーキンソン病患者の例(尾関麻衣子)
#パーキンソン病 #在宅支援 #地域連携
Case 7 多職種連携により嚥下機能改善手術につながった小脳梗塞後の在宅嚥下障害患者の一例(木村麻美子)
#小脳梗塞 #嚥下機能改善手術 #多職種連携
Case 8 ワレンベルグ症候群による嚥下障害の患者が経口摂取可能となり現職へ復職した一例―患者自身の嚥下機能への理解と目標達成までの道のり(榊 真理子)
#延髄梗塞 #動脈解離 #多職種連携
Case 9 嚥下障害を合併したCOVID-19感染後患者に対し,リハビリテーションと栄養管理で経口摂取が可能となった一例(森山大介)
#COVID-19 #人工呼吸器管理 #リハ栄養
Case 10 廃用症候群による摂食嚥下障害患者に対し,多職種協働と継続支援が有効であった一例(大嶋晶子)
#術後廃用症候群 #栄養補助食品(ONS) #継続支援
Case 11 服薬に起因した食欲不振で嚥下機能低下を引き起こした症例に対する食支援(篠田真美)
#薬剤による食欲不振 #双極性障害 #歯科支援
Case 12 新型コロナウイルス感染症の重症化にともない嚥下困難をきたした患者が多職種連携により経口摂取に移行できた一例(土井千代美)
#COVID-19 #たんぱく質強化 #多職種連携
Case 13 栄養に関連したアドバンス・ケア・プランニングの重要性を再認識した失語症を患った症例(園井みか)
#失語症 #経腸栄養 #ACP
Case 14 食道癌手術症例に対して術前から術後までのシームレスな介入により,合併症併発後も早期に経口摂取に移行可能となった一例(大沢優也)
#食道癌 #低栄養 #病棟間連携
Case 15 食欲不振から胃瘻を造設後,1年を経過している特養の新規入居者に対し,多職種での介入が経口移行に対し奏効した一例(加藤寿美)
#うつ病 #胃瘻 #フレイル
Case 16 介護・歯科・栄養の連携による嚥下機能維持への取り組み―VEによる食事介助技術向上と生活動作における歩行が嚥下機能に与える影響の一考察(小島三枝)
#歩行 #訪問歯科 #食事介助
Case 17 前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血後,経鼻胃管栄養法での栄養支援から完全経口摂取へ移行できた症例―在宅・住宅型有料老人施設での支援(佐々木由紀子)
#経鼻胃管栄養法 #摂食嚥下訓練 #在宅支援
Case 18 食形態の調整に拒否的な低栄養患者が,ミールラウンドと多職種からの栄養指導によって自宅退院できた一例(豊島瑞枝)
#ミールラウンド #食形態調整 #多職種連携
1.専門管理栄養士をめざす! 摂食嚥下リハビリテーション栄養 入門(小城明子,ほか)
2.多職種に届け! 栄養診断(PES報告)の書き方(園井みか,ほか)
3.私にも書ける? 症例報告の書き方(園井みか,ほか)
Case Report編
Case 1 認知症高齢者における「口腔原始反射」に対する食支援―認知症の進行に合わせて,多職種でかかわった経口維持支援の一例(根岸幸子)
#認知症 #口腔原始反射 #経口維持支援
Case 2 回復期リハビリテーション病棟において胃瘻を造設しない選択をした高齢女性の経過(島田直子)
#クモ膜下出血 #経鼻経管栄養 #胃瘻拒否
Case 3 改善がむずかしい低栄養認知症高齢者への対応―経口的栄養補助(ONS)や食事環境調整等により経口摂取が維持できた一例(杉浦啓子)
#脳梗塞 #経口的栄養補助(ONS) #食事環境調整
Case 4 脳梗塞後遺症による高度摂食嚥下障害患者への対応―患者の意向に寄り添ったチームアプローチが有効であった一例(松本英子)
#脳梗塞 #患者の意向 #チームアプローチ
Case 5 慢性腎不全を合併した延髄外側梗塞患者に対し,腎機能と嚥下機能に応じた食事指導が奏効した一例(粟田麻友)
#延髄外側梗塞 #慢性腎不全 #全身倦怠感
Case 6 歯科医院に所属する管理栄養士が配食サービス施設管理栄養士と協働で栄養介入を行った在宅療養中のパーキンソン病患者の例(尾関麻衣子)
#パーキンソン病 #在宅支援 #地域連携
Case 7 多職種連携により嚥下機能改善手術につながった小脳梗塞後の在宅嚥下障害患者の一例(木村麻美子)
#小脳梗塞 #嚥下機能改善手術 #多職種連携
Case 8 ワレンベルグ症候群による嚥下障害の患者が経口摂取可能となり現職へ復職した一例―患者自身の嚥下機能への理解と目標達成までの道のり(榊 真理子)
#延髄梗塞 #動脈解離 #多職種連携
Case 9 嚥下障害を合併したCOVID-19感染後患者に対し,リハビリテーションと栄養管理で経口摂取が可能となった一例(森山大介)
#COVID-19 #人工呼吸器管理 #リハ栄養
Case 10 廃用症候群による摂食嚥下障害患者に対し,多職種協働と継続支援が有効であった一例(大嶋晶子)
#術後廃用症候群 #栄養補助食品(ONS) #継続支援
Case 11 服薬に起因した食欲不振で嚥下機能低下を引き起こした症例に対する食支援(篠田真美)
#薬剤による食欲不振 #双極性障害 #歯科支援
Case 12 新型コロナウイルス感染症の重症化にともない嚥下困難をきたした患者が多職種連携により経口摂取に移行できた一例(土井千代美)
#COVID-19 #たんぱく質強化 #多職種連携
Case 13 栄養に関連したアドバンス・ケア・プランニングの重要性を再認識した失語症を患った症例(園井みか)
#失語症 #経腸栄養 #ACP
Case 14 食道癌手術症例に対して術前から術後までのシームレスな介入により,合併症併発後も早期に経口摂取に移行可能となった一例(大沢優也)
#食道癌 #低栄養 #病棟間連携
Case 15 食欲不振から胃瘻を造設後,1年を経過している特養の新規入居者に対し,多職種での介入が経口移行に対し奏効した一例(加藤寿美)
#うつ病 #胃瘻 #フレイル
Case 16 介護・歯科・栄養の連携による嚥下機能維持への取り組み―VEによる食事介助技術向上と生活動作における歩行が嚥下機能に与える影響の一考察(小島三枝)
#歩行 #訪問歯科 #食事介助
Case 17 前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血後,経鼻胃管栄養法での栄養支援から完全経口摂取へ移行できた症例―在宅・住宅型有料老人施設での支援(佐々木由紀子)
#経鼻胃管栄養法 #摂食嚥下訓練 #在宅支援
Case 18 食形態の調整に拒否的な低栄養患者が,ミールラウンドと多職種からの栄養指導によって自宅退院できた一例(豊島瑞枝)
#ミールラウンド #食形態調整 #多職種連携














