序文
医療の安全性は,医学・医療が未熟な時代においても,今日のように進歩したときでも,患者として変わることのない願いである.同時に医療側も,安全に対しては専門の立場で責務と感じてきたところである.
医学は,効果と安全性の追及の歴史でもある.たとえば,麻酔領域を例にとってみる.局所麻酔は1884年に発見され,その恩恵は当然のことながらたいへん大きかったのである.しかし,コカイン中毒が起こりやすいことから,麻酔効果と合併症との両刃のなかでの葛藤が,早期に安全なプロカイン合成の開発をもたらす結果となっている.さらに遡ること約40年前には,エーテルによる全身麻酔が発見されたが,その数年後のクロロホルムによる最初の死亡例は,詳細にその原因探求がなされ,薬剤の特性かどうか,つまり連続して続発する可能性を有する薬剤かどうかが検討されている.痛みをなくすこれまでにない画期的な方法だから多少の犠牲は止むを得ないというような風潮は,近代医学の黎明期とされている19世紀中期においてさえ伺えない.
さて,バイタルサインを継続して観察することから患者の安全を確保することは,全身麻酔管理のなかから生まれてきている.1894年に麻酔チャートの必要性が提唱され,その後1901年にリバロッチ血圧計による測定値が記入されるようになった.継続的に生体情報を数量的に計測し,それを記録することから変化を早く知って,対応することによって生体の恒常性を維持していくという当時の概念は,今日でも変わることなく優れた考え方となっている.
歯科治療では,侵襲的な処置と休憩的な時とがチェアタイムの間にさまざまな強さと時間割合で混合している.生体は刻々とその状況に反応しているが,通常は多少疲労感を覚えるぐらいで問題なく終了する.これは,侵襲への生体反応が患者の予備力のなかで収まり,問題になる異常は起きないからである.しかし,生体反応が同じでも患者の予備力が小さければ患者は危険に晒される.あるいは,侵襲は同じでも患者によって生体反応は異なり,これは予測ができない.その患者のストレッサーと生体反応との関係を知るのには,血圧なり脈拍なりをモニタする以外にないのである.
高齢社会の意味するところは,健康といわれても加齢に伴って低下した予備力しかない者,しかも加齢に伴った有病者が多い社会だということである.また,寿命が長いことは医学管理で低年齢での死亡者が少ないことを表している.要は,歯科治療でリスクの高い患者が増えているということである.
歯科で重篤な医療事故が生じると,社会の反応は過熱しがちである.歯科治療がことによると全身に悪い影響を与えるなどとは一般社会は考えていないともいえるし,医療にリスクはつきものであるので,歯科医師個人あるいは歯科医療界が取られてしかるべき対策をどうしているのかという告発ともいえる.
平成16年度社会保険で,歯科患者の安全管理のためのモニタリング利用が点数化された.医療の安全は今日の命題であり,今回の保険改正は制約があるとはいえ今後の歯科医療のあり方の第一歩ととらえたい.本書はモニタの意味や示されている数値をわかりやすく記し,読者がまずモニタを使ってみようという気持ちをもっていただけるように,というのが企画の意図である.モニタさえしていれば悲惨な結果に至らなかったのに,ということが1例でも少なくなることを願って,モニタの普及に本書が多少の役にたてば望外の幸せである.
2004年10月
金子 譲
医療の安全性は,医学・医療が未熟な時代においても,今日のように進歩したときでも,患者として変わることのない願いである.同時に医療側も,安全に対しては専門の立場で責務と感じてきたところである.
医学は,効果と安全性の追及の歴史でもある.たとえば,麻酔領域を例にとってみる.局所麻酔は1884年に発見され,その恩恵は当然のことながらたいへん大きかったのである.しかし,コカイン中毒が起こりやすいことから,麻酔効果と合併症との両刃のなかでの葛藤が,早期に安全なプロカイン合成の開発をもたらす結果となっている.さらに遡ること約40年前には,エーテルによる全身麻酔が発見されたが,その数年後のクロロホルムによる最初の死亡例は,詳細にその原因探求がなされ,薬剤の特性かどうか,つまり連続して続発する可能性を有する薬剤かどうかが検討されている.痛みをなくすこれまでにない画期的な方法だから多少の犠牲は止むを得ないというような風潮は,近代医学の黎明期とされている19世紀中期においてさえ伺えない.
さて,バイタルサインを継続して観察することから患者の安全を確保することは,全身麻酔管理のなかから生まれてきている.1894年に麻酔チャートの必要性が提唱され,その後1901年にリバロッチ血圧計による測定値が記入されるようになった.継続的に生体情報を数量的に計測し,それを記録することから変化を早く知って,対応することによって生体の恒常性を維持していくという当時の概念は,今日でも変わることなく優れた考え方となっている.
歯科治療では,侵襲的な処置と休憩的な時とがチェアタイムの間にさまざまな強さと時間割合で混合している.生体は刻々とその状況に反応しているが,通常は多少疲労感を覚えるぐらいで問題なく終了する.これは,侵襲への生体反応が患者の予備力のなかで収まり,問題になる異常は起きないからである.しかし,生体反応が同じでも患者の予備力が小さければ患者は危険に晒される.あるいは,侵襲は同じでも患者によって生体反応は異なり,これは予測ができない.その患者のストレッサーと生体反応との関係を知るのには,血圧なり脈拍なりをモニタする以外にないのである.
高齢社会の意味するところは,健康といわれても加齢に伴って低下した予備力しかない者,しかも加齢に伴った有病者が多い社会だということである.また,寿命が長いことは医学管理で低年齢での死亡者が少ないことを表している.要は,歯科治療でリスクの高い患者が増えているということである.
歯科で重篤な医療事故が生じると,社会の反応は過熱しがちである.歯科治療がことによると全身に悪い影響を与えるなどとは一般社会は考えていないともいえるし,医療にリスクはつきものであるので,歯科医師個人あるいは歯科医療界が取られてしかるべき対策をどうしているのかという告発ともいえる.
平成16年度社会保険で,歯科患者の安全管理のためのモニタリング利用が点数化された.医療の安全は今日の命題であり,今回の保険改正は制約があるとはいえ今後の歯科医療のあり方の第一歩ととらえたい.本書はモニタの意味や示されている数値をわかりやすく記し,読者がまずモニタを使ってみようという気持ちをもっていただけるように,というのが企画の意図である.モニタさえしていれば悲惨な結果に至らなかったのに,ということが1例でも少なくなることを願って,モニタの普及に本書が多少の役にたてば望外の幸せである.
2004年10月
金子 譲
計る・観る・読むモニタリングガイド―安心・安全な歯科治療のために―CD-ROM付 CONTENTS
序
歯科診療室におけるモニタリングの流れ
I.モニタリングの実際
1 バイタルサイン(間宮秀樹)
・バイタルサインとは?
・何のためにバイタルサインをみるのか?
・各バイタルサインは何を意味するのか?
1.呼吸/ 2.脈拍/ 3.血圧/ 4.体温/ 5.意識
・歯科治療中に知っておきたいバイタルサイン
・われわれは脳と心臓の状況を知りたい!
1.脳血流量を知るために/ 2.心臓の酸素需要を知るために
・バイタルサインの消失
1.死兆交叉(トーテンクロイツ)/ 2.臨死期の呼吸
・小児・高齢者のバイタルサイン
1.小児のバイタルサイン/ 2.高齢者のバイタルサイン
・バイタルサインの記録
1.記録の意義
2 脈(櫻井 誠)
・計り方
1.測定部位/ 2.観察項目
・観察目的
・値の意味
1.頻脈/ 2.徐脈/ 3.リズムの不整
・危険な値
・対処法
1.予防の重要性/ 2.異常時の対応/ 3.心肺蘇生法と脈拍触知
・臨床例
1.治療前に判明した徐脈/ 2.治療終了後に生じた徐脈/ 3.局所麻酔後に生じた頻脈/ 4.脈の触診のみからはわかりにくい不整脈/ 5.脈が飛んでわかった不整脈
3 血圧(福田謙一)
・自動血圧計の基本的使用方法
1.マンシェットの装着部位/ 2.マンシェット装着部位の衣服/ 3.マンシェットの選択/ 4.マンシェットの巻き方/ 5.マンシェットを巻く強さ/ 6.測定時の患者体位/ 7.モニターのセッティング
・自動血圧計の測定原理
1.オシロメトリック血圧計/ 2.手動血圧計とリバロッチ型自動血圧計
・血圧に関する理解
1.血圧から何がわかるのか/ 2.血圧を規定するおもな因子
・歯科治療において血圧をモニターする目的
1.歯科治療中の血圧の変動/ 2.歯科治療における危険性の予測/ 3.歯科治療中に ・血圧モニターを必要とする患者/ 4.歯科治療前の血圧モニター
・血圧変動の生体への影響
1.血圧上昇/ 2.血圧低下
・血圧が異常値を示したときの対応
1.血圧上昇への対応/ 2.血圧低下への対応
・臨床例
1.高血圧性脳出血を起こした症例/ 2.処置後に待合室にて,血圧上昇と心筋虚血を起こした症例/ 3.モニターの警告音から血圧低下に気づいた症例
4 心電図(櫻井 学)
・心電計の装着
1.誘導法/ 2.電極の装着方法/ 3.異常な波形をみつけたとき
・モニター心電図の目的
・心電図の見方(波形の意味)
1.波形について/ 2.記録用紙の見方/ 3.心電図をみるときのポイント
・異常心電図
1.致死的心電図/ 2.致死的となる危険性が高い心電図/ 3.注意すべき心電図/ 4. ・処置前に心電図異常が認められるが,緊急の治療は必要ないもの
・臨床例
1.来院時にST低下が認められた症例/ 2.処置前に心室性の頻拍が認められた症例
5 パルスオキシメータ(一戸達也)
・計り方(装着方法)
1.プローブの種類と特徴/ 2.プローブの装着/ 3.プローブによる火傷,圧迫壊死/ 4.パルスオキシメータの特徴―較正不要―/ 5.諸条件がSpO2に与える影響
・観察目的
1.酸素飽和度とは何か/ 2.動脈血酸素分圧と動脈血酸素飽和度の関係/ 3.酸素解離曲線がS字形である理由/ 4.パルスオキシメータの役割/ 5.パルスオキシメータは酸素モニター/ 6.パルスオキシメータの測定原理
・値や波形の意味
1.低酸素症とは何か/ 2.チアノーゼとは何か/ 3.チアノーゼを伴わない低酸素症/ 4.脈波の意味/ 5.誤差の原因
・危険な値や波形
1.低酸素症のレベル/ 2.SpO2の値をどのように評価するか/ 3.脈波が小さいとき
・対処法(救急処置)
1.チアノーゼへの対応/ 2.酸素性無呼吸
・臨床例
1.来院時からSpO2の値が低い症例/ 2.パルスオキシメータの脈波の不整がみられた症例/ 3.印象採得時にSpO2の値が低下した症例
6 機器なしでできるモニタリング(縣 秀栄)86
・循環系のモニタリング
1.心機能/ 2.末梢循環不全/ 3.貧血
・呼吸系のモニタリング
1.換気状態のモニタリング/ 2.ガス交換のモニタリング/ 3.呼吸困難
・中枢神経系と自律神経系のモニタリング
1.意識レベル/ 2.瞳孔の変化
・その他のモニタリング
1.顔の表情/ 2.口臭
II.モニタリングの基礎知識
1 歯科医療の安全とモニタリング(金子 譲)
・医療事故報道の増加
・モニタリングと歯科患者の全身的安全管理
1.歯科患者の全身的偶発症の特徴:自律神経の緊張/ 2.危険性の三要因とモニタリングの意義
・モニタリングの有用性と制約
1.モニタリングの適応
・歯科医師の法律と医療事故
1.医療事故とは/ 2.過誤と法的責任/ 3.歯科医師の注意義務/ 4.インフォームドコンセントの法的意味
2 何をモニタリングするのか?(小板橋俊哉)
・モニタリングが示す病態
1.モニタリング値をみて何を考える?/ 2.正常値であれば安心していられる?/ 3.モニタリング機器それぞれの正確性,迅速性を熟知する/ 4.絶対値にこだわらず,相対的変化も重視する
・重大疾患とモニタリング上の注意点
1.高血圧症/ 2.虚血性心疾患/ 3.糖尿病/ 4.脳血管障害/ 5.慢性閉塞性肺疾患/ 6.睡眠時無呼吸症候群/ 7.甲状腺機能亢進症/ 8.血管迷走神経性失神/ 9.過換気症候群/ 10.局所麻酔薬中毒/ 11.アナフィラキシーショック
III.いろいろなモニタリング機器
・機器の種類(縣 秀栄)
1.モニタリング機器の必要条件/ 2.各種モニタリング機器の紹介
・モニター機器の一覧および問い合わせ先
文献
索引
序
歯科診療室におけるモニタリングの流れ
I.モニタリングの実際
1 バイタルサイン(間宮秀樹)
・バイタルサインとは?
・何のためにバイタルサインをみるのか?
・各バイタルサインは何を意味するのか?
1.呼吸/ 2.脈拍/ 3.血圧/ 4.体温/ 5.意識
・歯科治療中に知っておきたいバイタルサイン
・われわれは脳と心臓の状況を知りたい!
1.脳血流量を知るために/ 2.心臓の酸素需要を知るために
・バイタルサインの消失
1.死兆交叉(トーテンクロイツ)/ 2.臨死期の呼吸
・小児・高齢者のバイタルサイン
1.小児のバイタルサイン/ 2.高齢者のバイタルサイン
・バイタルサインの記録
1.記録の意義
2 脈(櫻井 誠)
・計り方
1.測定部位/ 2.観察項目
・観察目的
・値の意味
1.頻脈/ 2.徐脈/ 3.リズムの不整
・危険な値
・対処法
1.予防の重要性/ 2.異常時の対応/ 3.心肺蘇生法と脈拍触知
・臨床例
1.治療前に判明した徐脈/ 2.治療終了後に生じた徐脈/ 3.局所麻酔後に生じた頻脈/ 4.脈の触診のみからはわかりにくい不整脈/ 5.脈が飛んでわかった不整脈
3 血圧(福田謙一)
・自動血圧計の基本的使用方法
1.マンシェットの装着部位/ 2.マンシェット装着部位の衣服/ 3.マンシェットの選択/ 4.マンシェットの巻き方/ 5.マンシェットを巻く強さ/ 6.測定時の患者体位/ 7.モニターのセッティング
・自動血圧計の測定原理
1.オシロメトリック血圧計/ 2.手動血圧計とリバロッチ型自動血圧計
・血圧に関する理解
1.血圧から何がわかるのか/ 2.血圧を規定するおもな因子
・歯科治療において血圧をモニターする目的
1.歯科治療中の血圧の変動/ 2.歯科治療における危険性の予測/ 3.歯科治療中に ・血圧モニターを必要とする患者/ 4.歯科治療前の血圧モニター
・血圧変動の生体への影響
1.血圧上昇/ 2.血圧低下
・血圧が異常値を示したときの対応
1.血圧上昇への対応/ 2.血圧低下への対応
・臨床例
1.高血圧性脳出血を起こした症例/ 2.処置後に待合室にて,血圧上昇と心筋虚血を起こした症例/ 3.モニターの警告音から血圧低下に気づいた症例
4 心電図(櫻井 学)
・心電計の装着
1.誘導法/ 2.電極の装着方法/ 3.異常な波形をみつけたとき
・モニター心電図の目的
・心電図の見方(波形の意味)
1.波形について/ 2.記録用紙の見方/ 3.心電図をみるときのポイント
・異常心電図
1.致死的心電図/ 2.致死的となる危険性が高い心電図/ 3.注意すべき心電図/ 4. ・処置前に心電図異常が認められるが,緊急の治療は必要ないもの
・臨床例
1.来院時にST低下が認められた症例/ 2.処置前に心室性の頻拍が認められた症例
5 パルスオキシメータ(一戸達也)
・計り方(装着方法)
1.プローブの種類と特徴/ 2.プローブの装着/ 3.プローブによる火傷,圧迫壊死/ 4.パルスオキシメータの特徴―較正不要―/ 5.諸条件がSpO2に与える影響
・観察目的
1.酸素飽和度とは何か/ 2.動脈血酸素分圧と動脈血酸素飽和度の関係/ 3.酸素解離曲線がS字形である理由/ 4.パルスオキシメータの役割/ 5.パルスオキシメータは酸素モニター/ 6.パルスオキシメータの測定原理
・値や波形の意味
1.低酸素症とは何か/ 2.チアノーゼとは何か/ 3.チアノーゼを伴わない低酸素症/ 4.脈波の意味/ 5.誤差の原因
・危険な値や波形
1.低酸素症のレベル/ 2.SpO2の値をどのように評価するか/ 3.脈波が小さいとき
・対処法(救急処置)
1.チアノーゼへの対応/ 2.酸素性無呼吸
・臨床例
1.来院時からSpO2の値が低い症例/ 2.パルスオキシメータの脈波の不整がみられた症例/ 3.印象採得時にSpO2の値が低下した症例
6 機器なしでできるモニタリング(縣 秀栄)86
・循環系のモニタリング
1.心機能/ 2.末梢循環不全/ 3.貧血
・呼吸系のモニタリング
1.換気状態のモニタリング/ 2.ガス交換のモニタリング/ 3.呼吸困難
・中枢神経系と自律神経系のモニタリング
1.意識レベル/ 2.瞳孔の変化
・その他のモニタリング
1.顔の表情/ 2.口臭
II.モニタリングの基礎知識
1 歯科医療の安全とモニタリング(金子 譲)
・医療事故報道の増加
・モニタリングと歯科患者の全身的安全管理
1.歯科患者の全身的偶発症の特徴:自律神経の緊張/ 2.危険性の三要因とモニタリングの意義
・モニタリングの有用性と制約
1.モニタリングの適応
・歯科医師の法律と医療事故
1.医療事故とは/ 2.過誤と法的責任/ 3.歯科医師の注意義務/ 4.インフォームドコンセントの法的意味
2 何をモニタリングするのか?(小板橋俊哉)
・モニタリングが示す病態
1.モニタリング値をみて何を考える?/ 2.正常値であれば安心していられる?/ 3.モニタリング機器それぞれの正確性,迅速性を熟知する/ 4.絶対値にこだわらず,相対的変化も重視する
・重大疾患とモニタリング上の注意点
1.高血圧症/ 2.虚血性心疾患/ 3.糖尿病/ 4.脳血管障害/ 5.慢性閉塞性肺疾患/ 6.睡眠時無呼吸症候群/ 7.甲状腺機能亢進症/ 8.血管迷走神経性失神/ 9.過換気症候群/ 10.局所麻酔薬中毒/ 11.アナフィラキシーショック
III.いろいろなモニタリング機器
・機器の種類(縣 秀栄)
1.モニタリング機器の必要条件/ 2.各種モニタリング機器の紹介
・モニター機器の一覧および問い合わせ先
文献
索引








