これからの歯科医療は「安心・安全」がキーワード!
内容紹介
●高齢社会とは,加齢に伴って低下した予備力しかない者,加齢に伴った有病者が多い社会ということであり,歯科治療でリスクの高い患者さんが増えていることを意味しています.予備力が小さければ患者さんは危険にさらされ,侵襲は同じでも生体反応は異なり,しかも予測できません.こうした患者さんのストレッサーと生体反応との関係を知るためには,血圧や脈拍などをモニタする以外にないのです.
●本書は,簡単・確実にモニタリングするためのガイドブック.モニタリングで何がわかり何がわからないのかなど,モニターの意味する数値や波形をわかりやすく解説しました.歯科治療においてもモニタリング必須の時代に突入しています.モニタリングは「歯科治療総合医療管理料」で点数算定できます.
●付録CD-ROMの動画ではモニタリング機器の設置から測定までを紹介しています.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
金子 譲【かねこゆずる】
1964年 東京歯科大学卒業
1968年 同大学大学院修了
1987年 同大学教授(歯科麻酔学講座)
1998年 同大学水道橋病院長
2002年 同大学副学長
2004年 同大学学長
一戸達也【いちのへたつや】
1981年 東京歯科大学卒業
1985年 同大学大学院修了
1986年 同大学講師(歯科麻酔学講座)
1991年 同大学助教授(歯科麻酔学講座)
2002年 同大学教授(歯科麻酔学講座)