やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

日本語版への序文
 “Aven en stor utmaning kan man klara genom att ta ett steg i taget”
 (千里の道も一歩から)
 PNFは神経生理学に基づいている.
 本教本はPNF(固有受容器神経筋促通法)について,基礎的な手技・パターンと機能的な訓練方法を編纂したものである.
 本書は,目で見てわかりやすいようにイラストと説明をふんだんに織り込み,最初にドイツで出版された.版を重ねるごとに新しい学術的な知識や「社会的な発展との関係について(例:コンピューター使用状況による弊害)」などの追加を加えてきた.
 最初の版からこれまでの間に,神経生理学分野や神経系機能についての新しい見解が発表され,それらがリハビリテーションの新しい知識として加わった.それに伴い,PNFも治療や機能訓練の分析や評価が行われ,必要に伴い変更されてきた.
 運動コントロールや運動学習,脳の可逆性,脳の適応性についての見解の広がりによって,ゴールを意識し,意味のある課題を含み,また環境を考慮した訓練を行うという新しいリハビリテーションが可能となった.
 私たちの動作は,筋・骨格と神経系以外に,精神的または高次脳機能の影響も受けている.患者の意欲や一緒に行おうという精神的努力は,治療にとってとても重要な要素であり,治療効果に大きな影響を与える.

 PNFでは,可動性や筋収縮と協調性を伴う,機能的また日常生活動作に近い運動をとおして触覚・視覚・聴覚・前庭と固有受容器に刺激を与え,再学習,促通することを目的としている.
 口頭刺激(口頭による説明と指示)を使用し,患者の意識を集中させ,潜在能力を引き出し,促通する訓練を繰り返し行うことによって,運動の再学習が可能となる.口頭でのフィードバックにより,課題実施への患者の意欲を高めることも可能である.患者の機能レベルや目的に最適な訓練を行うために,様々なテクニックを使用することや,また必要に応じて抵抗を加えることも可能である.また,訓練は“Hands on(治療者の手が患者の身体に触れている状態)“や“Hands off(治療者が患者の身体から手を離している状態)”で行う方法もある.
 今日の世界保健機関(WHO 2001)による[国際生活機能分類─国際障害分類改訂版─(ICF)]では,リハビリテーション領域における共通認識と言語の統一化を目指している.このICFによる分類では,個々またはグループの健康状態を国内・国際的に同じレベルで比較することを試みている.
 ICFでは機能状態と機能障害を分析し,以下の2 つの領域に大きくわけている.
 ・身体機能と構造レベルつまり生活機能障害と身体構造の変化
 ・活動と参加レベルつまり参加の抑制と制限
 さらにICFの第2 領域では,それを取り巻く
 ・環境要因
 ・個人要因
 に分けられる.

 以上の定義を踏まえ,患者のリハビリテーションのどこに重点を置いて,短期または長期目標に到達するように治療を進めていくのか計画を立てる必要がある.
 日常生活や労働のための機能訓練は,患者の日常生活における自立度を高めるものとなるよう可能な限り患者の生活に即したものにする.
 ICFとPNFコンセプトを歩行機能訓練に取り入れると以下のようになる.
 すなわち観察をし,構造レベルにおける歩行分析を行って,歩行訓練の進め方,目標をどこに置くか…などの計画を立てる.
 なお歩行分析には以下のような特別な評価方法や機能測定方法を利用することも可能である.
 ・身体機能レベル: 関節可動域,様々な運動時の下肢筋力または協調性(足部,膝・股関節,骨盤.体幹や両上肢も観察分析する),感覚,状態,意欲,高次脳機能
 訓練は歩行周期を細分化し,部分的に行うことも可能である(例:立脚期,遊脚期に対する準備など).
 ・活動と参加レベル: 様々な日常生活・社会・労働場面での歩行訓練など.
 PNFでは,患者を主体に訓練を進めていく.ICFでは,患者が機能障害・問題を説明できるように構造レベルを加えている.それをとおし,患者の全体像を把握し,患者の機能全体,日常生活全般を改善することを目標にする.

 私個人の希望は,本書が日本の理学療法科学生または有資格者の教育に活用されること,そして日々の患者の治療に役立てられることである.
 本書には,卒後のPNF研修や授業で長年にわたり使用されてきたPNFの基礎・基本的なコンセプトが含まれている.

 オリジナルのドイツ語から日本語への翻訳をした野澤絵奈氏に感謝の意を示したい.
 そして,IPNFA(国際PNF協会)の仲間であり,アジアで最初のIPNFA公認インストラクターである市川繁之氏には,翻訳内容について専門的な校正と日本の出版社との架け橋になるために多大なる協力をしてくれたことに対し,大きな感謝の意を表したい.

 最後に,この本を日本で出版することを可能にしてくれた医歯薬出版株式会社に対し,感謝を述べたい.
 2011 年12 月 Goteborgにて
 IPNFAシニアインストラクター
 元IPNFA会長
 Susanne Hedin

監訳者の序文
 私がPNFに出会ったのは,1985 年の7 月のことでした.当時,本物のPNFを学ぶには,PNF発祥の地であるアメリカに行くしかありませんでした.私は本物のPNFを求めて,アメリカ,カリフォルニア州バレーホ―にあるカイザー・ファウンデーション・リハビリテーション・センターを訪れました.
 当時,PNFの研修は講習を中心とした3 カ月コースと,講習と患者を担当し,実際のスタッフと同様に働く6 カ月コースがあり,私は6 カ月コースの研修に参加しました.様々な国から研修生が集まってきていました.研修は,6 人の研修生からなり,ドイツから2 人の女性,スエーデンの女性,スイスの女性,男性は私と現在,カイザー病院でPNFのカリキュラムディレクターとなっている療法士だけでした.研修は,厳しい中でも和気あいあいとした雰囲気があり,とても有意義で貴重な時間を過ごすことができました.あのときのアメリカでの経験が私のPNFの礎となっています.
 本書の著者であるスザンヌとの出会いは,1994 年のドイツ,ギーセンでの国際PNF協会(IPNFA)のミーティングでした.そのとき私は日本人で初めての国際PNF協会の会員となり,ミーティングに参加しました.スザンヌは,スウェーデンの出身で,国際PNF協会では,シニアインストラクターであり,国際PNF協会の会長(1999〜 2002 年)を務めたこともあります.
 PNFの創始者である,マギーノット女史の愛弟子であり,PNFを世界的に継承してきたインストラクターのひとりでもあります.私が初めてミーティングに参加したとき,スザンヌは自分が書いたPNFの本を私に見せてくれて,「これを将来,日本語に翻訳して出版していただきたい」と依頼されました.それが本書です.マギーノットと過ごした日々のことを淡々と語ってくれ,PNFの歴史背景を感じることができました.1999 年に私が,アジアで初めての国際PNF協会認定インストラクターになったときに,再度この翻訳の依頼を受け,このたび実現に至りました.
 本書は,多くのイラストを用いて,PNFをわかりやすく,丁寧に説明しています.理学療法士,作業療法士はもとより,理学療法士・作業療法士養成校の学生をはじめ,PNFに興味をもつセラピストやトレーナーなどに対する,とてもわかりやすい入門書です.そして現在,臨床現場で活躍している方々にも有用な,実践的な参考書です.
 本書の翻訳にあたり,ドイツ語からの翻訳を担当した野澤絵奈さんには,多大な努力と協力をいただきました.野澤絵奈さんは,アメリカ,カイザー病院にてPNFの6 カ月コースを受講しており,ドイツ人の医師のご主人と長年ドイツにてPTとして働き,最近では,ご主人のお仕事の関係でイギリスに居住し,PTとして働いています.そのためにドイツ語はもちろんのこと,英語にも堪能で,世界的視野でものごとをみることができるPTです.
 本書が理学療法士,作業療法士,トレーナー,をはじめ医療に携わる臨床現場の人々に少しでもお役にたてていただければさいわいです.
 2011 年12 月
 市川 繁之
 日本語版への序文
 監訳者の序文

第1章 固有受容性神経筋促通手技
 1.1 歴史
  年表
 1.2 定義
 1.3 基本的な考え方(Philosophy)
  ポジティブ アプローチ
  潜在能力を引き出す
  原始的/ 粗大な運動
  イラディエーション(放散)
  抵抗を用いた機能的訓練
  集中的な訓練プログラム
第2章 基本的原理(Basic Principles)
 2.1 外受容性刺激
  触覚刺激─マニュアル・コンタクト
   虫様筋握り
  視覚刺激
  聴覚刺激(口頭指示)
   準備に対する指示 活動に対する指示
 2.2 固有受容性刺激
  伸張刺激(ストレッチ)
  関節刺激
   牽引 圧縮
  最適な抵抗
   ボディ メカニズム 筋活動の種類 動的筋活動 静的筋活動
 2.3 対角線の運動
  対角線運動と運動パターン
   パターンの名称 回旋 “ タイミング” ノーマル タイミング
   強調のタイミング(Timing for emphasis) 四肢の対角線運動の実施
 2.4 刺激の加重
 2.5 イラディエーション(Irradiation)
第3章 テクニックと治療方法
 3.1 テクニックと治療方法のまとめ
 3.2 テクニック
  リズミック イニシエーション(Rhythmic Initiation)
  リピーティッド ストレッチ(Repeated Stretch)
   a)リピーティッド ストレッチ フロム ビギニング オブ レンジ(Repeated Stretch from beginning of range) 開始肢位から伸張されている筋に対しての刺激(ストレッチ)
   b)リピーティッド ストレッチ スルー レンジ(Repeated Stretch through range)収縮している筋に対する伸張刺激(ストレッチ) 保持をする場合/保持をしない場合
  ダイナミック リバーサル(スロー リバーサルも含む)(Dynamic Reversals)
  リズミック スタビリゼーション(Rhythmic Stabilisation)
  コントラクト-リラックス(Contract-Relax)
  ホールド-リラックス(Hold-Relax)
  “ ホールド-リラックス“ の,” コントラクト-リラックス” との相違は?
  痛みの治療の観点から
 3.3 治療方法
  スタビリゼーション(Stabilization)
  スタビライジング リバーサル(Stabilizing Reversals)
  コンビネーション オブ アイソトニック(Combination of Isotonics)
  タイミング フォー エンファシス(Timing for Emphasis強調のタイミング)
   別法:チェンジ オブ ピボット(Change of pivots)
第4章 四肢の運動パターン
 4.1 四肢の運動パターンの分類(下肢と上肢)
 4.2 下肢の運動パターン
   下肢の運動パターンの成り立ち
   下肢の運動パターンのまとめ
   屈曲─内転─外旋(膝を伸ばしたまま) 膝を屈曲しながらの屈曲─内転─外旋
   膝を伸展しながらの屈曲─内転─外旋 伸展─外転─内旋(膝を伸展したまま)
   伸展─外転─内旋(膝を伸ばしながら) 伸展─外転─内旋(膝を屈曲しながら)
   屈曲─外転─内旋(膝を伸展したまま) 屈曲─外転─内旋(膝を屈曲しながら)
   屈曲─外転─内旋(膝を伸展しながら) 伸展─内転─外旋(膝を伸展したまま)
   伸展─内転─外旋(膝を伸展しながら) 伸展─内転─外旋(膝を屈曲しながら)
 4.3 上肢の運動パターン
   上肢の運動パターン
   上肢の運動パターンの一覧
   屈曲─内転─外旋(肘を伸展したまま) 屈曲─内転─外旋(肘を屈曲しながら)
   屈曲─内転─外旋(肘を伸展しながら) 伸展─外転─内旋(肘を伸展したまま)
   伸展─外転─内旋(肘を伸展しながら) 伸展─外転─内旋(肘を屈曲しながら)
   屈曲─外転─外旋(肘を伸展したまま) 屈曲─外転─外旋(肘を屈曲しながら)
   屈曲─外転─外旋(肘を伸展しながら) 伸展─内転─内旋(肘を伸展したまま)
   伸展─内転─内旋(肘を伸展しながら) 伸展─内転─内旋(肘を屈曲しながら)
第5章 頭部/ 頸部のパターン
 5.1 頭部/ 頸部パターン
 5.2 頭部/ 頸部のための運動パターン
   頭部/ 頸部パターンの構成 頸部運動パターンの一覧 左への屈曲
   右方向への伸展 右への屈曲 左への伸展
第6章 体幹のパターン
 6.1 体幹パターン
 6.2 肩甲帯の運動パターン
   肩甲帯の運動パターンの構成 肩甲帯の運動パターンの一覧
   前方挙上 後方下制 後方挙上 前方下制
 6.3 骨盤帯の運動パターン
   骨盤帯の運動パターンの構成 骨盤の運動パターンの一覧
   前方挙上 後方下制 後方挙上 前方下制
 6.4 肩甲帯と骨盤帯の組み合わせ
   機能評価
  基礎的な運動パターン─マスムーブメント:屈曲と伸展
   マス・フレクション(全身的屈曲)肩甲帯─骨盤帯の非対称的な組み合わせ
   マス・エクステンション(全身的伸展)肩甲帯─骨盤帯の非対称的な組み合わせ
  一側の肩甲帯または骨盤帯の運動を保持しながらの,他側の肩甲帯または骨盤帯の単独運動
   他の部位の固定を伴う肩甲帯の単独運動 他の部位の固定を伴う骨盤帯の単独運動
  肩甲骨と骨盤の相反性運動
   肩甲骨と骨盤の相反運動の一覧 肩甲帯:後方下制 骨盤帯:前方挙上
   肩甲帯:前方挙上 骨盤帯:後方下制 肩甲帯:前方下制 骨盤帯:後方挙上
   肩甲帯:後方挙上 骨盤帯:前方下制
 6.5 坐位での体幹の活動
  静的筋活動の促通/ 安定性
  体幹の動的活動の促通
   体幹の動的筋活動の運動 右回旋を伴う屈曲 左回旋を伴う屈曲
   左回旋を伴う伸展 右回旋を伴う伸展
  体幹回旋の促通(=相反性体幹運動)と股関節屈曲─伸展
   右回旋を伴う体幹屈曲と相反的な股関節屈曲
   左回旋を伴う体幹伸展と相反的な股関節伸展
 6.6 上部体幹パターン─両上肢と頸部のパターンの組み合わせ─ “ チョッピング””リフティング”
   “ チョッピング”/“ リフティング” の運動パターンの構成
   上部体幹パターンの一覧 右への“ チョッピング” 左への“ チョッピング”
   左への“ リフティング” 右への“ リフティング”
 6.7 下部体幹パターン─両側性非対称性の両下肢パターンとの組み合わせ
   下部体幹のための運動パターンの構成 下部体幹の運動パターンの一覧
   下部体幹の左方向への屈曲パターン 下部体幹の右方向への伸展パターン
   下部体幹の右方向への屈曲パターン 下部体幹の左方向への伸展パターン
第7章 マット トレーニング
 7.1 なぜマットを用いて訓練するのか?
   安全性 自由な運動が可能
   発達に沿った運動の流れ(運動学習を伴った段階的な学習)
   イラディエーション(オーバー フロー) 運動発達に沿った過程
   セルフケア プログラム グループワークの助長
 7.2 マット上での治療の重点
  運動学習:発達に沿った運動の流れ
  マット訓練の組み立てと難易度を高くする方法
  マット訓練の実施方法
 7.3 臨床的な実施方法
   治療者の姿勢保持 機能分析
  寝返り
   寝返りを誘発する身体部位 寝返り訓練方法
   背臥位から側臥位となり腹臥位へ 腹臥位から側臥位となり背臥位へ
  腹臥位から坐位へ
   “ 腹臥位から坐位” への誘導方法
   1. 腹臥位→両肘立て位 2. 両肘立て位→膝立て位 3. 四つ這い位
   4. 四つ這い位→横座り 5. 横座り→長坐位 6. 腹臥位→長坐位
  背臥位から坐位へ
   “ 背臥位から坐位へ” 訓練方法
   1. 膝立てした背臥位 2. 前腕支持を伴う側臥位
   3. 前腕支持を伴う側臥位→横座り 4. 横座り→長坐位 5. 背臥位→長坐位
  坐位から立位へ
   坐位 “ 坐位から立位への” 動作の一覧
   1. 横座り 2. 正座 3. 長坐位 4. 膝立ち位
   5. 片膝立ち位 6. 立位
第8章 歩行訓練
 8.1 歩行─正常歩行の理論
  歩行周期
  歩行相の分類
   立脚相 遊脚相
  歩行時の各身体部位の主な動き
  正常歩行時に重要な要素
 8.2 歩行訓練:理論的な解釈
  アプロキシメーション(圧縮)
  骨盤=コントロール ポイント
  誇張した歩行
   骨盤の運動 ステップ(高さ)
  ポジティブ アプローチ
   イラディエーション(放散)
 8.3 歩行訓練:臨床における実施
  観察
   機能的分析 歩行訓練のための準備 安定性─可動性
  実施
  坐位での訓練方法
   1. 体幹の姿勢を正す(動的)
   2. その姿勢を保持する/ 安定性(静的) 3. 車椅子での活動
    a)ブレーキを外す,かける
    b)フット レストの引き上げと押し下げをする
    c)車椅子の前後への駆動と方向転換
  立ち上がりへの準備
   1. 椅子上で,殿部を交互に使い前方移動する(スクーティング scooting)
   2. 手すりを握る
   3. 体重を前に移動する
  坐位から立位へ
   1. 骨盤の前傾とアライメントを整えた姿勢
   2. 立位への立ち上がり(および座るまでの動作)
   1 と2 の組み合わせ:骨盤前傾と立ち上がり
  立位での訓練方法
   1. 立位もしくは一歩前に出した状態での安定性訓練
   2. 遊脚への準備(立位での骨盤運動の促通)
   3. 立脚(と遊脚)への準備(片脚立ちでの骨盤運動の安定性訓練と促通)
  歩行時の訓練方法
   1. 前歩き 2. 後ろ歩き
   3. 横歩き
    足を揃える横歩き 前または後ろへ足を交差させた横歩き(交差性歩行)
   4. 自助具(杖)を使った歩行 5. 階段昇降
 8.4 患者の分類
  一側に障害のある患者
   義足患者の課題 人工関節の患者
  両側に障害のある患者
  固縮のある患者
  失調のある患者
  (歩行時に)痛みを伴う患者
 8.5 歩行のための自助具
  歩行介助具
  装具
   足装具 膝装具 長下肢装具
   立位訓練時の補助:平行棒へのベルト 踵への補高
   踵と靴底の補高 それ以外の靴底と整形靴
第9章 セルフケア トレーニング/“ADL”
 9.1 セルフケア トレーニング/“ADL” に対する治療の重要点
  セルフケア トレーニング準備のための訓練
  機能分析
 9.2 セルフケア トレーニングのための臨床的な例
  ベッドでの動作
   ベッド上での衣服の着脱
  移乗動作
   車椅子からベッドやハイ マットへ 車椅子からトイレ
  車椅子動作
  口腔,顔面機能の促通
第10章 顔面と呼吸
 10.1 顔面筋の促通
   顔面のための運動の促通 顔面のための運動の一覧 前頭筋
   皺眉筋 眼輪筋眼窩部 鼻根筋 上唇挙筋 笑筋
   頬骨筋 口輪筋 口角下制筋 舌骨下筋/ 上筋
   咬筋/ 側頭筋 頬筋 舌の運動
 10.2 呼吸運動の促通
第11章 PNFとコンピュータ作業時の人間工学
 11.1 基礎
 11.2 原因とリスク
  非生理学的な負荷と労働環境問題
  コンピューター作業時のリスク要因
 11.3 コンピュータ作業時の人間工学的な抑制
 11.4 訓練/ トレーニング プログラム
  まとめ 参考文献(第11章)

 用語の解説
 文献
 索引