院内事故調査 実践マニュアル
- 総頁数:104頁 / 2色
- 判型:B5判
- 発行年月:2015年9月
- ISBN978-4-263-73168-0
- 注文コード:731680
・研修会パンフレット
(PDFファイル:約1.23MB)
内容紹介
●2015年10月から医療事故調査の第三者機関(医療事故調査・支援センター)が設立され,新たな医療事故調査制度がスタートする.本書は,2009年9月発行の好評書『院内事故調査の手引き』を全面刷新し改訂新版として発行.
●医療事故が実際起きた場合の初期対応,院内事故調査委員会の開催の判断・運営方法,適切な患者対応など,現場レベルでの行動のノウハウを時系列に沿って詳細に解説.
●院内事故調査で最低限「すべきこと」と「してはならないこと」を提示するとともに,いかにして公正性,透明性を確保するかを記載.さらに,対応に困る場面についてはコラムにてわかりやすく解説.医療事故対応のこれからのスタンダードとなりうるガイドブック.
評者:大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部,中島和江
本書はタイトルにあるとおり,院内事故調査を行うための“実践マニュアル”である.医療事故調査の各局面で求められる事項(初期対応,緊急対応会議,事故調査委員会の準備,組織,進め方,事故調査報告書の書き方,患者・家族への対応等)に関して,基本的な考え方と具体的な行動が,明快かつわかりやすく解説されている.…続きを読む
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目次
2章 院内事故調査委員会の目的と役割
3章 重大有害事象発生時の初期対応
4章 緊急対応会議
5章 院内事故調査委員会設置基準
6章 院内事故調査の準備と事務局体制
7章 院内事故調査委員会の組織
8章 院内事故調査委員会の進め方
9章 原因分析の進め方
10章 事故調査報告書の書き方
11章 事故調査報告書の取り扱いと公表
12章 患者・家族への対応
13章 有害事象を経験した医療者への支援
14章 再発防止策の策定と実施状況の検証