●「国勢調査」などの基本統計をはじめ,最新の情報を掲載した改訂第5版!
内容紹介
●消費者の食品の安全性への関心の高まりなど,フードシステムを取りまく情勢の変化に伴い,日本人の食生活はどのような問題を抱え,今後はどのような方向へ進んでいくのか.消費者の食品消費行動に視点をおきまとめた.
●データを刷新し,「国勢調査」など5年ごとに行われる基本統計をはじめ,最新の情報を掲載.「食品安全」と「食の乱れ」に対する関心が急激な高まりを見せる中,食の専門家として,押さえておきたい必須知識を網羅した一冊.
目次
Chapter 1 食料経済の理論
Chapter 2 食生活の成熟
Chapter 3 食料消費パターンの変化
Chapter 4 家族の変化と食生活
Chapter 5 食料の安全保障と自給率
Chapter 6 食品工業の構造
Chapter 7 食品流通業の革新
Chapter 8 外食・中食の成長
Chapter 9 世界の人口と食料
Chapter 10 食生活と政府の役割
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
時子山ひろみ【とこやま】
1941年 愛媛県に生まれる
1964年 東京大学経済学部経済学科卒業
現 在 日本女子大学名誉教授
主な著書 「食品工業の産業組織」(共著)『アグリビジネスの産業組織』 東京大学出版会所収 1995
『フードシステムの経済分析』 日本評論社 1999
『世界の食糧問題とフードシステム』(共著)放送
大学教育振興会 2003
『安全で良質な食生活を手に入れる』 放送大学叢書 左右社 2012
荏開津典生【えがいつふみお】
1935年 岐阜県に生まれる
1959年 東京大学農学部農業経済学科卒業
現 在 東京大学名誉教授
主な著書 『「飢餓」と「飽食」』 講談社 1994
『明快ミクロ経済学』 日本評論社 2000
『明快マクロ経済学』 日本評論社 2003
『農業経済学』第3版 岩波書店 2008」