腎症になる前の糖尿病期から患者教育に使える実践指導書!
内容紹介
●いまや国民病といわれる糖尿病の増加とともに,透析療法の原因疾患の第1位となっている糖尿病性腎症.
●本年7月に改訂された糖尿病の新基準をいち早く収載し,新知見,新治療法,新データなどを盛り込んだ全面改訂版.
●看護師・管理栄養士・糖尿病療養指導士・保健師・薬剤師・ソーシャルワーカーなどの医療スタッフが,日進月歩の腎症・腎不全に適切に対処し,最善の治療やケアができるようにわかりやすく具体的に解説.
目次
2 糖尿病の治療と合併症の発症
3 糖尿病性腎症が発症するとどうなるか
4 糖尿病性腎症の発症・進行の原因は?これを阻止する方法はあるか?
5 糖尿病性腎症ではどのような症状がみられるか?
6 糖尿病性腎症でみられる検査異常
7 糖尿病性腎症の食事療法
8 糖尿病性腎症の薬物療法
9 糖尿病性腎症での日常生活の注意点
10 糖尿病性腎不全の透析療法の実際
11 糖尿病性腎不全の移植治療
12 糖尿病性腎症患者の心理社会的問題
書評
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書評:稲葉雅章 先生 (『プラクティス』2011年3・4月号掲載 PDFファイル:約428KB)著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
飯田喜俊【いいだのぶとし】
1952年 北海道大学医学部卒業
1963年 米国エモリー大学腎臓病科研究員
1972年 大阪府立病院腎臓内科部長
1975年 日本腎臓学会評議員
1986年 日本透析医学会理事
1992年 淀川キリスト教病院教育顧問
1993年 日本透析医会常任理事
1994年 日本腎臓学会功労会員,日本透析医学会名誉会員
1997年 日本透析医会副会長
2003年 日本透析医会顧問
2004年 仁真会白鷺病院顧問
羽田勝計【はねだまさかず】
1976年 大阪大学医学部卒業
1978年 滋賀医科大学第三内科助手
1980年 米国シカゴ大学内科研究員
1983年 滋賀医科大学第三内科助手
1998年 同大学講師
2003年 旭川医科大学内科学第二講座教授
2005年 同大学内科学講座病態代謝内科学分野教授(講座制変更に伴う)