やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

17,600円(税込)
新刊 在庫あり
24:00までにご注文いただければ翌営業日に発送いたします.
送料:600円代金引換の場合は別途250円,後払いの場合は別途200円の手数料がかかります.

骨の科学
フロンティア

定価 17,600円 (本体 16,000円+税10%)
  • 総頁数:448頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2026年6月
  • ISBN978-4-263-45703-0
  • 注文コード:457030

硬組織研究の最先端を記載する定本,10年ぶりに改訂!

内容紹介

●ロングセラーとなった「新 骨の科学」シリーズに最新の知見を盛り込み,内容を全面的に刷新.骨・歯という組織の全体像を提示した最適の入門書であると同時に,この領域の研究の方向性を示唆.
●「基礎医学的側面と臨床医学的側面が一体となるように編集し,骨の生物学についての全体像が本書一冊で把握できる」など前著の特徴を引き継ぎながら,新しい研究成果・新知見などを存分に取り入れて,専門家にも魅力的な内容としている.
●形態学,細胞,生物学,分子生物学,生理学,骨免疫学,内分泌学,整形外科学,老年病学,薬学,農学,栄養学,材料学など,骨・歯の臨床と研究に関心のあるすべての人に提供する良書!

目次

第1章 硬組織の起源とその進化―骨は生きている―
第2章 硬組織の構造
第3章 骨と歯の形づくり・組織発生・成長
第4章 硬組織の細胞とその分化
第5章 骨・軟骨・歯に特有な有機成分
第6章 石灰化の機構
第7章 骨と成長因子
第8章 血清カルシウムの恒常性とその調節機構
第9章 骨と脳・神経・膵臓・筋肉の相互作用
第10章 骨粗鬆症
第11章 骨リモデリングと骨モデリング
第12章 骨折と人工材料
第13章 歯周病
第14章 代謝性骨疾患・続発性骨粗鬆症
第15章 骨粗鬆症以外の骨代謝疾患
第16章 関節疾患

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【原著者略歴】
須田立雄【すだたつお】
1935年 東京都に生まれる
1960年 東京医科歯科大学歯学部卒業
    ニューマン夫妻の名著『骨の生化学』に啓発されて,骨の研究を始める
1964年 同大学大学院博士課程歯学研究科修了(生化学専攻)
1968年 ウィスコンシン大学留学(H.F.DeLuca教授の下でビタミンDの代謝研究に従事)
1971年 活性型ビタミンDの構造決定を終えて帰国,母校助教授
1977年 昭和大学歯学部教授
1992年 スペースシャトル「エンデバー号」を用いた宇宙実験で,鶏胚の発生と骨形成に及ぼす無重力の影響を調べる
1997年 昭和大学歯学部長,法人理事,日本骨代謝学会理事長
    ニューマン賞受賞(米国骨代謝学会)
1998年 紫綬褒章受賞
2000年 朝日賞受賞
    昭和大学定年退任,名誉教授
2001年 日本学士院賞受賞
    埼玉医科大学ゲノム医学研究センター副所長
2006年 埼玉医科大学客員教授
    日本学術会議20期連携会員
2007年 日本学士院会員(第7分科)
2010年 瑞宝重光章受賞
2021年 文化功労者顕彰
2025年 東京科学大学栄誉教授
「骨とビタミンD」に関する研究.ニューマン夫妻の名著『骨の生化学』(1960年,荒谷真平監訳,医歯薬出版)との出会いによって骨の研究を始め,H.F.DeLuca先生と知り合って(1968年)「ビタミンD」の研究を始めた.研究もヒトとの出会いによって始まり,研究の輪が広がる.人生そのものである.

小澤英浩【おざわひでひろ】
1935年 東京都に生まれる
1960年 東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
1960年 弘前大学医学部解剖学第二教室助手
1961年 新潟大学医学部解剖学第三教室助手
1963年 東京医科歯科大学医学部付属硬組織生理研究施設助手
1967年 新潟大学歯学部解剖学第二講座助教授
1967年 バンダービルト大学医学部分子生物学教室(米国テネシー州)へ留学,68年まで
1973年 新潟大学歯学部解剖学第一講座教授
1993年 新潟大学歯学部長,大学院歯学研究科長
1996年 日本電子顕微鏡学会賞
1996年 新潟日報文化賞(科学部門)
1998年 歯科基礎医学会功労賞
1999年 日本骨代謝学会賞
2000年 日本学術会議解剖学研連委員会委員
2001年 新潟大学定年退官,同大学名誉教授
2001年 松本歯科大学教授,副学長,総合歯科医学研究所長
2002年 日本骨形態計測学会功労賞
2003年 松本歯科大学副学長,大学院研究科長,総合歯科医学研究所長
2004年 松本歯科大学学長,大学院歯学独立研究科長,総合歯科医学研究所長
2006年 松本歯科大学理事長補佐
2007年 日本歯科医学会会長賞(研究部門)受賞
2010年 松本歯科大学退職
2023年 逝去
硬組織の形成と吸収に関する微細構造学的・分子細胞生物学的研究,硬組織の石灰化に関する微細構造学的・分子細胞生物学的研究が現在の主な研究テーマである.

髙橋榮明【たかはしひであき】
1933年 山梨県に生まれる
1958年 新潟大学医学部医学科卒業
1959年 新潟大学医学部整形外科学教室入局
1959年 米国ニューヨーク州アルバニー医科大学病院外科専攻インターン研修,整形外科リサーチフェロー,60年まで(C.J.Campbell教授)
1960年 米国ミシガン州デトロイトヘンリー・フォード病院整形外科レジデンシー,63年まで.リサーチフェロー,64年 まで(H.M.Frost教授)
1965年 新潟大学医学部整形外科学教室復局,助手,講師,助教授
1989年 新潟大学医学部整形外科学教授
1995年 日本骨代謝学会賞
1996年 新潟日報文化賞
1998年 環日本海新潟賞
1999年 定年退官,新潟大学名誉教授,新潟
    骨の科学研究所所長
1999年 日本整形外科学会賞
2001年 新潟医療福祉大学学長
2012年 新潟医療福祉大学退職,新潟骨の科学研究所顧問
2016年 新潟医療福祉推進会議共同代表
整形外科学一般,脊椎外科学,特に脊柱側弯症の治療,骨腫瘍学,特に骨盤の骨および軟部腫瘍の治療,骨粗鬆症を含む代謝性骨疾患の研究,骨形態計測学の日本における開発と普及,骨粗鬆症に関する健康関連QOL研究,健康関連多専門職連携教育,脆弱性骨折予防多職種協働が主な研究・関心領域である.

【編著者略歴】
田中 栄【たなかさかえ】
1962年 大阪府に生まれる
1987年 東京大学医学部医学科 卒業
1990年 昭和大学歯学部口腔生化学教室研究員(須田立雄教授)
1993年 Yale大学医学部留学(Roland Baron教授)
1996年 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了(外科学専攻)
1996年 東京大学医学部整形外科学教室助手
2004年 東京大学医学部講師
2008年 東京大学医学部准教授
2012年 東京大学医学部教授
2023年 東京大学医学部附属病院病院長(~2026年 ),現在に至る
【資格】
日本整形外科学会 整形外科専門医 日本リウマチ学会 リウマチ専門医・指導医
骨粗鬆症や関節リウマチなど,さまざまな骨代謝疾患の分子メカニズムに興味をもっている.臨床の専門は関節外科.

網塚憲生【あみづかのりお】
1961年 北海道に生まれる
1988年 新潟大学歯学部卒業
1992年 新潟大学大学院歯学研究科博士課程修了(基礎系歯科学専攻)
1992年 新潟大学歯学部口腔解剖学第一講座助手
1992年 カナダモントリオールMcGill大学医学部留学
2002年 新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔解剖学分野助教授
2005年 新潟大学超域研究機構教授
2008年 北海道大学大学院歯学研究科 教授
2017年 北海道大学大学院歯学研究院 教授
2018年 北海道大学 副歯学研究院長,副歯学院長,副学部長(~2022年)
2022年 北海道大学 歯学研究院長,歯学院長,学部長(~2026年),現在に至る
主な研究テーマは,骨や軟骨の細胞組織学・微細構造学,石灰化の微細構造メカニズム,骨の細胞群に対する骨代謝調節ホルモンの作用である.

宇田川信之【うだがわのぶゆき】
1963年 千葉県に生まれる
1987年 松本歯科大学歯学部卒業
1992年 昭和大学大学院博士課程歯学研究科修了(生化学専攻)
1994年 メルボルン大学セントビンセント医学研究所留学,96年まで
1996年 昭和大学歯学部講師
2001年 松本歯科大学歯学部教授
2002年 米国骨代謝学会 Fuller Albright Award受賞
2018年 松本歯科大学歯学部長
2025年 同大学学長,現在に至る
破骨細胞の起源とその分化誘導機構,骨吸収と骨形成の共役(カップリング)機構,最近は歯髄細胞の細胞生物学的研究や骨再生に関する臨床的研究について興味をもち研究を行っている.

井上大輔【いのうえだいすけ】
1963年 大阪府に生まれる
1988年 東京大学医学部医学科卒業
1988年 東京大学医学部附属病院分院研修医
1990年 東京大学医学部附属病院分院第四内科医員
1993年 エール大学医学部細胞生物学教室(Roland Baron教授)
1997年 徳島大学医学部附属病院第一内科医員
1999年 徳島大学医学部第一内科助手
2003年 徳島大学大学院生体情報内科学 講師
2006年 帝京大学ちば総合医療センター第三内科講師
2009年 帝京大学ちば総合医療センター第三内科准教授
2013年 帝京大学ちば総合医療センター第三内科学講座教授
2022年 帝京大学ちば総合医療センター病院長(併任)
2024年 帝京大学ちば総合医療センター第三内科学講座主任教授(併任),現在に至る
内分泌代謝糖尿病,骨・カルシウム・リン代謝を専門とする.主な研究テーマは糖尿病,動脈硬化性疾患,COPDなどに関連した続発性骨粗鬆症の病態解明である.

自見英治郎【じみえいじろう】
1963年 福岡県北九州市小倉に生まれる
1991年 九州大学歯学部卒業
1995年 九州大学大学院歯学研究科外科系専攻(口腔外科)修了
1995年 昭和大学歯学部生化学講座助手
1998年 ハワードヒューズ医学研究所(Yale大学医学部)研究員
2003年 福岡歯科大学 細胞生物学講座 細胞生理学分野助教授
2005年 九州歯科大学生命科学講座生化学分野教授
2017年 九州大学歯学研究院 OBT研究センター教授・センター長
    九州大学歯学研究院口腔細胞工学分野教授(兼担)
2026年 九州大学歯学研究院長・歯学部長・歯学府長,現在に至る
破骨細胞の分化調節や活性化機構,閉経後の骨粗鬆症と体重増加,骨再生および口腔癌による顎骨浸潤の分子機構について研究を行っている.趣味はバンド活動.

仲村一郎【なかむらいちろう】
1964年 神奈川県に生まれる
1990年 東京大学医学部医学科卒業
1993年 昭和大学歯学部口腔生化学教室研究員(須田立雄教授)
1997年 メルク社医学研究所リサーチ・フェロー(Gideon Rodan博士)
2000年 東京大学医学部整形外科学教室助手
2002年 湯河原厚生年金病院整形外科医長
2006年 湯河原厚生年金病院リウマチ科部長
2013年 帝京平成大学健康メディカル学部教授
2021年 JCHO湯河原病院診療統括部長
2023年 国立障害者リハビリテーションセンター病院長,現在に至る
専門は関節リウマチ,骨粗鬆症,股関節外科,リハビリテーション医学.現在の関心は,疾患を超えて障害を全人間的に捉えることにある.