再撮影の必要がないX線画像の確かな品質を保証するためには?
内容紹介
●歯科医療にとって決定的に重要なX線診断.その有用性をいっそう確かなものにするのが品質保証システムです.本書は,日常の歯科診療におけるわが国初めてのX線診断の品質保証マニュアル.
●<I編>では品質保証の概念,臨床的必要性,目的について述べ,正しく実施されない場合の不都合について解説.<II編>では品質保証プログラムを構成する個々のコンポーネントと日常の作業手順を詳述.<III編>では関係法規,関連企業の保守点検サービスに関わる情報を整理・掲載.
●臨床業務のマニュアルとして,また歯学部学生・卒後臨床研修としても役立つよう,すべての品質保証プログラムをフローチャートで表すとともに,明日からでも診療に導入できるよう,日常臨床業務としての確認・記録を行うためのチェックシート様式も掲載.
●歯科診療所におけるX線装置の管理責任者はもとより,歯科衛生士,事務職員,関連企業技術者の方々にもぜひ活用していただきたい一冊.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
1937年 神奈川県に生まれる
1962年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1969年 東京医科歯科大学助教授(歯学部歯科放射線学講座)
1974年 東北大学助教授(医学部放射線基礎医学講座)
1988年 東京医科歯科大学教授(歯学部歯科放射線学講座)
2000年 同大学教授大学院医歯学総合研究科(口腔放射線医学分野)
2000年 に配置替え
2003年 東京医科歯科大学名誉教授