内容紹介
かかりつけ歯科医として患者に接するときに必要なコミュニケーション技法の原理とその実際をすべて公開.口腔ヘルスケア,地域保健,診療室,学校歯科などで必要とする技法を解説.
目次
はじめに 石川達也…1
Part1 口腔ヘルスケアとコミュニケーション…5
1章 地域のなかの歯科医師の役割と機能…高江洲義矩…7
2章 歯科医療の質を評価する 30
3章 人々の健康行動とそれを支える健康教育 62
4章 地域保健とコミュニケーション 96
Part 2 歯科におけるコミュニケーション技法の実際…127
5章 診療室でのコミュニケーション 129
6章 訪問診療におけるコミュニケーション 森田知典 ―― 164
7章 生活のなかでの口腔ヘルスケアとコミュニケーション 中村譲治 ―― 201
8章 集団への口腔ヘルスケアとコミュニケーション 川口陽子 ―― 224
9章 学校歯科保健とコミュニケーション 鏡 宣明 ―― 241
10章 地域での口腔ヘルスケアとコミュニケーション 261
11章 これからの歯科保健・医療のために 瀧口 徹 302
索引…… 313
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
石川達也(いしかわたつや)
1928年 三重県に生まれる
1951年 神戸経済大学卒業
1955年 東京歯科大学卒業
1965年 同大学教授(歯科保存学)
1971年 東京歯科衛生士専門学校校長(併任)
1986年 東京歯科大学千葉病院長
1992年 同大学副学長
1995年 東京歯科大学学長
中村譲治(なかむらじょうじ)
1948年 福岡県に生まれる
1975年 九州歯科大学卒業
1979年 福岡予防歯科研究会(現NPO法人ウェルビーイング)代表
1988年 なかむら歯科医院(福岡市)開業
2000年 NPO法人ウェルビーイング常務理事
高江洲義矩(たかすえよしのり)
1936年 神奈川県に生まれる
1962年 東京歯科大学卒業
1966年 同大学大学院修了
1969年 Forsyth Dental Center研究員
1972年 東京歯科大学助教授(衛生学)
1974年 岩手医科大学歯学部教授(口腔衛生学)
1980年 東京歯科大学教授(口腔衛生学)
1991年 同大学教授(衛生学)
1998年 東京歯科大学副学長
深井穫博(ふかいかくひろ)
1957年 埼玉県に生まれる
1983年 九州歯科大学卒業
1985年 深井歯科医院(三郷市)開業
1998年 国立公衆衛生院(疫学部)客員研究員
1999年 東京歯科大学非常勤講師(衛生学)