内容紹介
歯周治療は炎症との戦いであるといっても過言ではない.歯周組織破壊の原因は炎症と咬合性外傷であるが,炎症の占める比率は高い.本書は消炎のためにどのようなアプローチがあり,どの程度効果的なのか,相互関係はどうなのかなどについてまとめたものである.
目次
II編 スケーリング・ルートプレーニングの実際 7
III編 炎症軽減のための歯周ポケット掻爬の実際 59
IV編 プラークリテンションファクターの処置 75
V編 口呼吸にどこまで対応するか 107
VI編 抗生物質療法の位置づけ 123
VII編 プロフェッショナルトゥースクリーニングの実際 143
VIII編 ノンサージカルトリートメントの限界 167
IX編 サージカルトリートメントが行えない患者への対応 189
索引……197
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
岩山幸雄
1936年 奈良県に生まれる
1962年 大阪大学歯学部卒業
1978年 同大学助教授
1981年 朝日大学歯学部教授
末田 武
1934年 東京都に生まれる
1959年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1970年 同大学助教授
1980年 鹿児島大学歯学部教授
長谷川紘司
1939年 新潟県に生まれる
1964年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1971年 同大学講師
1977年 昭和大学歯学部教授
松江一郎
1932年 兵庫県に生まれる
1959年 東京医科歯科大学歯学部卒業
1971年 鶴見女子大学歯学部助教授
1974年 日本大学松戸歯学部教授