高齢者ドライマウスのメカニズムとその対応を簡潔にまとめた手引き書です!
内容紹介
●唾液が少ないと口がかわき,口を開けたままにしていると症状が強くなり,水分がほしくなります.こうしたドライマウス(口腔乾燥症)は口の中の不快感だけでなく,味覚障害,摂食嚥下障害,義歯不適合などが生じ,虫歯や歯周病,口内炎,さらには高齢者の場合風邪や肺炎をおこしやすくなります.
●本書ではドライマウスの基礎知識を再確認いただくために,その原因とメカニズムをわかりやすく解説.さらにはドライマウスが引き起こす症状などについてやさしくまとめています.
●また,加齢による口腔内の変化がもたらす疾患の解説や,実際の症例別の有効な対応法などを紹介しています.
●ドライマウスへの対応についての入門書として役立つ一冊です.
目次
Chapter 2 ドライマウスによって起こる症状
Chapter 3 ドライマウスの原因
Chapter 4 加齢による口腔内の変化
Chapter 5 ドライマウスへの対応法
Chapter 6 ドライマウスに遭遇したら?
Chapter 7 症例別対応法の実際
書評
本書の書評をご覧いただけます!
書評:泉井英子 先生 (『デンタルハイジーン』2018年2月号掲載 PDFファイル:約412KB)書評:小野高裕 先生 (『歯界展望』2018年2月号掲載 PDFファイル:約585KB)
書評:辻 文生 先生 (『J. of Clinical Rehabilitation』2018年2月号掲載 PDFファイル:約820KB)
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
阪井丘芳【さかいたかよし】
1991年 徳島大学歯学部卒業
1994年 大阪警察病院 歯科・口腔外科 医員
1996年 大阪大学歯学部附属病院 第一口腔外科 医員
1999年 大阪大学大学院歯学研究科 口腔外科学第一専攻修了(歯学博士)
2000年 米国国立衛生研究所(NIH) 客員博士研究員
2004年 大阪大学歯学部附属病院 口腔外科(制御系) 講師
2006年 大阪大学大学院歯学研究科 統合機能口腔科学専攻
高次脳口腔機能学講座 顎口腔機能治療学教室 教授
大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部(ドライマウス外来)
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阪井丘芳 著