内容紹介
国際協力の理念は人類愛に基づく国際人道主義―地球上の貧富の差を解消することをめざして
●途上国における歯科保健は日本など先進国に課せられた重要な問題.むし歯や歯周病に起因する疼痛や咀嚼障害になやむ人々に国際歯科保健活動の手がさしのべられなければならない.
●国際歯科保健医療協力をどのように進めたらよいか,理念から具体的な計画・実行・報告までをまとめたわが国唯一のテキスト&ガイドブック!
●本書は,15年にわたるネパールでのフィールド活動の実績をもとに,途上国における歯科保健医療活動の指標となることをめざして執筆された.
目次
国際歯科保健医療学 目次
執筆者一覧
推薦のことば
はじめに
写真でみる国際歯科保健医療協力
part 1 国際歯科保健医療協力とは
part 2 プロジェクトの実行と理論
part 3 途上国における歯科保健医療プロジェクトの実際
part 4 国際歯科保健医療協力の運用--計画から実行まで--
INDEX 索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中村 修一【なかむらしゅういち】
1943年 福岡県に生まれる
1969年 九州歯科大学卒業
1982年 九州歯科大学助教授(生理学講座)
1999年 ネパール歯科医療協力会理事長
2003年 九州歯科大学国際交流・協力室長
1989年〜2003年 ネパール歯科医療協力隊17回の
ミッションに隊長として参加