成功のコツは仏壇と広瀬中佐だった!
内容紹介
●在宅リハビリ最大のテーマである「やる気をだすにはどうしたらよいか?」を基本に,その解決法を追求した『要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ』(2006年8月小社刊)に続く第2弾.
●在宅リハビリを成功させるには,患者さんの「やる気」の有無がポイントになります.手段手法はどうであれ,やる気がないと,どんなによい残存機能があっても引き出すことができません.そのやる気をださせるきっかけの1つが,「成功のコツは仏壇と広瀬中佐だった」のです.今ではなかなか聞けないお年寄りにとってなつかしい歌を付録CDに収めました.
●高齢化はどんどん進む一方であり,寝たきり患者も寝たきり予備軍も増え続けています.仏壇や広瀬中佐など,高齢者と共感できるものを見つけ出し,やる気を起こさせ,「攻めのリハビリ」を通して,自分でできることは自分でする環境を整えたいものです.
●訪問看護師,理学療法士,作業療法士,あん摩マッサージ指圧師のみなさん,また介護福祉士,あるいは訪問ヘルパーなど訪問リハビリテーションや訪問介護などに関わるスタッフのみなさん,ぜひご一読ください.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
飯島 治【いいじまおさむ】
1966年 千葉県に生まれる
1992年 順天堂大学医学部卒業
2001年 亀戸大島クリニック院長
2004年 近所で行った「在宅リハビリ」の講演で「やる気を引き出すにはどうしたらよいか」という質問にまったく答えられずショックを受ける.
同 年 「在宅リハビリ探しの旅」に出る
専門はリハビリテーション・訪問診療
医療と福祉の橋渡し役を目指す
日本整形外科学会専門医
著書『お年寄りが骨折したら─寝たきりにさせない知恵』(講談社健康ライブラリー,講談社,2000年)
『要介護3・4・5の人のための在宅リハビリ―やる気がでる簡単リハビリのすすめ―』(医師薬出版,2006)
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飯島治 著