●図解で,タッチ,ストローク,プレスの各手技の基本的事項の概要と,その技法について解説した待望の術式集!
内容紹介
●全身施術に最も効率よく適用できる一連の手技の組合せを基本術式として連続図解で提示.施術部位はもとより,各場面での施術者のポジション,具体的・合理的な手指の使い方,コツ,注意点などを強調したことが特徴.手技療法の概要,歴史,施術の根拠についての科学的レビューも満載.
●さらに,手技療法の概要を再確認し,歴史を振り返ることで医療における位置が知れ,また,これからの時代の要請に対応できるような科学的根拠に基づく医療(EBM)に関するレビューで施術の根拠を確認・確信して自信をもって施術に臨むことができるなど,配慮を行き届かせた内容も盛り込んで構成.
●著者は研究・教育・臨床に造詣が深く,斯界を代表する立場にもあることから,手技・術式は粋を極めており,施術者がプロとしての自分なりの術式を開発するうえでも貴重な示唆が得られるなど施術者に必携の書である.
目次
第1部 プロトタイプA(あん摩)(上田正一・森 英俊)
第2部 ライトオイルマッサージ(谷脇英一)
第3部 指圧(木下 誠)
日本にマッサージ技術を導入した人々(野口栄太郎)
あん摩・マッサージ・指圧の効果─とくに欧米における手技療法研究の現状(田中秀明・森 英俊)
手技療法の生理学的機序─自律神経反射の立場から(大沢秀雄)