内容紹介
●科学的視点に立った鍼灸療法,およびその臨床鍼灸学の展開についてまとめた前書に,さらに「治療を加える体位と生体反応」について加筆した改訂第2版.
●伝統医術の心を汲み,科学的視点に立つ鍼灸療法とは何か,単に効果のある鍼灸療法ではなく,なぜ効果があったかを考察でき,経験を積み上げられる鍼灸療法である.生体の状況を確実に把握し,生体機能を確実に方向づける治療としての鍼灸療法である.
●現在の鍼灸教育に欠けているとも言われる臨床能力を身につけるためには何が必要なのか.
●臨床鍼灸学の課題,なぜそうなのかという臨床鍼灸学の意味,鍼灸治療法の体系化,臨床研究の実際について解説.併せてキーワードなども設けて懇切に詳述.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
西條一止【にしじょうかずし】
1938年 新潟県に生まれる
1965年3月 東京教育大学教育学部理療科教員養成施設卒業
1971年4月 東京教育大学教育学部理療科教員養成施設助手
1976年4月 筑波大学講師
1979年2月 筑波大学助教授
1986年8月 筑波大学教授
1987年10月 筑波技術短期大学教授
1990年〜1998年 筑波技術短期大学視覚部長併任
1999年4月〜2003年3月 筑波技術短期大学学長
2003年4月〜2007年3月 新宿鍼灸柔整専門学校校長
2006年12月 日本伝統医療科学大学院大学学長
2011年4月 宝塚医療大学
1979年〜1987年9月 筑波大学理療科教員養成施設長併任
1977年 医学博士(東京大学)
主論文「皮膚温分布と経絡経穴現象」
鍼灸学,鍼灸の科学化,自律神経機能からの鍼灸の科学化
最近の研究「経験医術の科学」
著書「鍼灸臨床の科学」医歯薬出版
「臨床鍼灸治療学」医歯薬出版
「ツボ刺激健康ブック」NHK出版他論文多数
全日本鍼灸学会顧問日本温泉気候物理医学会名誉会員
日本サーモロジィ学会名誉会員文部省学習指導要領改訂委員等
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西條一止 著