内容紹介
●産後うつ病を中心とした妊産婦の精神疾患に関して,その発生要因,臨床診断と治療法について具体的に解説.
●早期発見から看護診断,ケアの実際,児童虐待,心理的教育介入などマタニティサイクルにおけるメンタルヘルスケアのとりくみを解説.助産師,保健師,産科・婦人科にかかわる医療スタッフ必読の書.
目次
第2章 産後うつと心理社会的発症要因(久米美代子)
第3章 周産期の気分障害における臨床診断と治療法(岡野禎治)
第4章 産後うつ病の早期発見と看護診断(野口真貴子)
第5章 産後うつ病のケア
第6章 家庭内暴力としての子どもの虐待(加茂登志子)
第7章 産後精神疾患を予防するための心理教育的介入プログラムの開発:多角的アプローチ(Jane RW Fisher,Heather J Rowe著/黒岩 美幸,堀口 文訳)
第8章 産後うつ病を予防するためのメンタルヘルスケアの今後の課題(久米美代子)