やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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足立紀子の 在宅看護とは何か

発行時参考価格 2,200円
  • 総頁数:212頁
  • 判型:A5判
  • 発行年月:2003年6月
  • ISBN978-4-263-23420-4
  • 注文コード:234200

内容紹介

●「看護」には,一般社会の人々と看護専門家といわれる人々の間で温度差があるのではないか…….現状への素朴な疑問から,家庭に出向いて行う原初的な看護(在宅看護・訪問看護)の実践と担当ナースの発言をとおして,看護とは何かを解説.
●本書は,今日の医療現場における看護に欠けているものを見いだすために,従来の理屈や理論先行ではなく,あくまでも優れた実践を直視する.看護という営みのなかには,ナースの人間存在そのものの価値が大きくかかわっていることを実践的な立場から提言.
●のぞましい看護とは何か,それを構成する要素は何かを,現場のナースの実践から見いだそうとする渾身の一冊.

目次

序章 看護を問う
1章 在宅看護という看護の姿
2章 歴史と看護論とナースの資質
3章 訪問ナースが語る看護
4章 在宅看護事例に学ぶ
5章 実践にみる看護
6章 ナースその人と看護の本質
終章 看護の構造と価値

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【著者略歴】
足立紀子 あだちのりこ
 1962年 国立東京第一病院(現国立国際医療センター)附属看護学校卒業 以後,臨床看護6年
 1969年 長野県公衆衛生専門学校保健婦学科卒業 地域保健活動16年
 1978年 国立公衆衛生院専攻課程修了(派遣)
 1985年 世田谷区衛生部訪問看護事業主査
 1995年 同上退職.“四国霊場八十八か所ひとり歩き”完歩
 1996〜2000年 日本女子大学人間社会学部社会福祉学科に学ぶ
 2000年 同上卒業.2度目の“ひとり歩き遍路”完歩
 2002年 日本女子大学大学院博士前期課程修了(社会福祉学修士)
 2003年 愛媛大学医学部看護学科地域・老人看護学教授
 著 書
 『怒れる保健婦足立紀子の看護・介護の仕事論』(医歯薬出版),『お四国さんひとり歩きの記』(自費出版)以上単著,『訪問看護研修テキスト』『看護職の行う在宅ケアマネジメソト』(日本看護協会出版会),『長寿社会総合講座第五巻』(第一法規),『老いと社会』(有斐閣),『林住期を生きる』(太郎次郎社)以上共著 ほか

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足立紀子 著