内容紹介
●関節リウマチ患者の症例を中心に超音波ドプラ法による関節(滑膜)血流に関する画像アトラス.主テーマは,@関節滑膜血流シグナルのグレイド分類,A血流シグナルの局在パターン、B血流シグナルと血管抵抗との関係,C膝関節と中手指節関節(MCP)の血流シグナルの違い,D血流シグナルと血管抵抗値の変化による治療効果の評価.
●関節の画像診断だけでなく関節病変の病態理解に大いに役立つ貴重な臨床書.リウマチ医はもちろん,関節の超音波検査に興味をもたれている臨床検査技師には必読の1冊である.
目次
II.超音波検査法
III.関節リウマチ患者の関節滑膜血流
IV.関節リウマチ治療効果のドプラ法による評価
V.関節・滑膜病変描出のためのドプラ法とMRI法との比較
VI.関節血流超音波ドプラ法-今後の展望
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
粕川禮司【かすかわれいじ】
1959年 横浜市立大学医学部卒業
1964年 東京大学生物系大学院修了(内科物理療法学教室)
1964年 アメリカニューヨーク州立大学免疫学教室講師
1967年 福島県立医科大学第二内科講師
1979年 同教授
2000年 財団法人太田綜合病院リウマチ膠原病治療研究所所長
2006年 社会福祉法人福島県済生会川俣病院顧問
山寺幸雄【やまでらゆきお】
1983年 新潟技術学園新潟医療技術専門学校臨床検査技師科卒
1983年 財団法人太田綜合病院臨床検査部(生理検査室)
1989年 財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院臨床検査部(生理検査科)
現在 臨床検査部次長
[所属学会]社団法人日本超音波医学会
日本超音波検査学会(評議員)