日本近世から近代の医学史を解説する必読の一冊!
内容紹介
●月刊「CLINICAL REHABILITATION」(臨床リハ)の好評連載「歴史への誘惑」へ加筆修正を加えた,待望の書籍化!
●リハビリテーション科医,老年科医,神経科医として,リハビリテーション医学等を牽引してきた著者が,日本近世から近代を中心とした医学教育,医制に関する歴史について,細やかに,かつ大胆に切り取り解説する.
●文化,宗教,政治などを絡めた幅広い医学史の解説により,現代医学・医療の源流と発展の歴史をひもとく.さらには,現代につながる事実や問題を浮き彫りにし,医療者の好奇心と探究心を強く刺激する一冊.
目次
第二章 医学校と病院の導入
第三章 医師の資格制度の整備
第四章 感染症対策と衛生行政
第五章 江戸文明社会における蘭学・洋学の展開
第六章 啓蒙主義の時代から和製漢語の創出へ
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
江藤文夫(えとうふみお)
1946年 東京都芝区白金台町(現港区白金台)で生まれる.
1972年 東京大学医学部卒業.
1993年 獨協医科大学リハビリテーション科学教授.
1998年 東京大学医学部病院理学療法部教授.
2001年 東京大学大学院リハビリテーション医学分野教授.
2005年 国立身体障害者リハビリテーションセンター病院長.
2011年 国立障害者リハビリテーションセンター総長.
現在は国立障害者リハビリテーションセンター顧問,日本リハビリテーション連携科学学会理事長.
著書:『ぼけ老人と生活する』(医歯薬出版),『やさしいリハビリテーション第2版』(日本医事新報社),『脳卒中のリハビリテーション 基礎から実際まで第2版』(新興医学出版社).
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江藤文夫 著