内容紹介
●在宅や施設で療養生活を続ける患者の診療を行う実地医家にとって,リハ医療の知識は必須となっている.本書は,実地医家に知っておいてもらいたい維持期リハの知識と技術を,わかりやすく簡潔に解説している.
●基礎的診療技術から,障害判定法やチーム医療の進めかた,リハ治療の実際,在宅医療で遭遇する頻度の高い疾患の対応,通院・通所・訪問リハのポイント,地域連携パスのありかた,リハの診療報酬概要など,かかりつけ医にとって役立つ内容を各章ごとに独立性を持たせ,どこから読んでも理解できるように解説.実地医家はもとより,研修医やPT,OT,ST,看護師など,リハ関連の職種にも好適な1冊.
目次
2 障害の捉えかた
3 医師と関連職種の役割
4 廃用症候群の予防
5 問題点とゴール設定
6 リハビリテーション治療の種類
7 筋力・関節可動域(ROM)の評価と指導
8 日常生活動作(ADL)評価と指導
9 高次脳機能障害の評価と指導
10 補装具の処方と適合
11 摂食・嚥下障害の評価と指導
12 通院リハビリテーションのポイント
13 通所リハビリテーションのポイント(介護保険に基づく)
14 訪問リハビリテーションのポイント
15 在宅医療で遭遇する頻度の高い疾患
16 地域連携パスの取り組み
17 診断書記載のポイント
18 リハの診療報酬体系・リハ関連法制度の概要