●言語聴覚士のための待望の改訂新版!
内容紹介
●有効な治療法やリハビリテーション手法が少ないとされてきた失語症に,画期的な手法の理論と手技を体系的に紹介して好評を博している『失語症のリハビリテーション 全体構造法のすべて』の改訂新版.これまでの内容を引き継ぐものを「基本編」,基本編の内容を補いつつ初版以降の臨床研究成果を新たにまとめたものを「応用編」とし,“姉妹本”として発行しました.
●「応用編」では,構造的失語症タイプ分類の厳密性と判断視点,意味や概念面の構造化障害に対する理論と実践,さらには他の言語聴覚障害領域である言語発達・高次脳機能障害領域への全体構造法の適応研究について解説しました.
●「基本編」「応用編」ともに,後半には全体構造法を試みた最新症例を各7症例(計14症例)掲載し,本法臨床についてより深く考えられる構成としました.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
道関京子【どうせきけいこ】
1971年 大阪大学経済学部卒業
1979年 国立聴能言語専門職員養成所修了
兵庫県リハビリテーションセンターを経て,
1990年 上智大学大学院外国語学部言語障害修士課程修了
東京慈恵会医科大学リハビリテーション科言語主任
2008年 山口福祉文化大学教授を経て,現在新潟リハビリテーション大学医療学部教授