内容紹介
●本書は人と人との豊かなコミュニケーションを展開するのに重要である「耳と脳」の関係性を解説するとともに,言語聴覚士およびコミュニケーション医学に関わる専門家や学生の方々が,聴覚障害者とのコミュニケーションをどのように展開すればよいかを,臨床聴覚コミュニケーションという実践的な視点からアプローチしています.
●聴覚障害者を「病める患者」という視点からではなく,聴こえのハンディという個性をもった個人として捉え,その人の健康・福祉・教育・文化といったすべての面から全人的に支えるために必要な情報がまとめられています.
目次
第2章 脳と聴覚経路─脳科学の進歩を踏まえて
第3章 「聞こえ」,「聴こえ」の障害とコミュニケーション
第4章 成長過程における聴覚障害
第5章 聴こえを保持するための戦略
コラム
Note
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
中川雅文【なかがわまさふみ】
1960年 徳島県に生まれる
1986年 順天堂大学医学部卒業
2004年 創進会みつわ台総合病院副院長
2008年 東京医科大学聴覚人工内耳センター兼任講師
2009年 東京医療センター感覚器センター研究員
2011年 国際医療福祉大学耳鼻咽喉科教授
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会(認定専門医)
日本臨床神経生理学会〔認定医(脳波分野)〕
日本脳電磁図トポグラフィ研究会(通称JSBET,理事)
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中川雅文 著