神経心理学的リハビリテーションの原理
- 総頁数:312頁
- 判型:B5判
- 発行年月:2002年12月
- ISBN978-4-263-21274-5
- 注文コード:212740
内容紹介
脳機能不全患者のリハビリテーションに,科学的視点および現象学的視点の双方からアプローチすることの重要性を提示.高次大脳機能不全の性質,およびそれらの機能不全が現代の神経心理学的リハビリテーション・プログラムを通して,どのように治療教育されうるのかを解説
目次
監訳者の序文 中村隆一
序 ジョージP.プリガターノ
I 歴史的および臨床的展望
第1章 簡潔な歴史的展望を背景とした原理への導入
第2章 患者の経験と高次大脳機能の性質
第3章 症状像および病前の認知的要因とパーソナリティ要因とについて無視されてきた問題
II 神経心理学的リハビリテーションの過程と帰結
第4章 問題の提示:なぜ神経心理学的リハビリテーションが必要とされるのか
第5章 神経心理学的リハビリテーションで出会う認知障害
第6章 パーソナリティ障害と脳損傷:理論的視点
第7章 パーソナリティ障害と脳損傷:実践的熟慮
第8章 脳損傷後の認知障害およびパーソナリティ障害の神経心理学的リハビリテーション
第9章 患者と家族構成員への心理療法的介入
第10章 インターディシプリナリー・リハビリテーション・チームを動かす
第11章 認知リハビリテーションと心理療法的介入とを組み込んだ神経心理学的リハビリテーション・プログラムの帰結
III 理論的・経験的論点
第12章 脳損傷後の自己意識性の障害
第13章 脳損傷後の回復と悪化
第14章 神経心理学的リハビリテーションにおける科学と象徴主義