内容紹介
言語聴覚士が失語症者と向き合う臨床の場で必要となる知識・考え方を提供する臨床現場重視型のテキスト.失語とは何かを理解するために,その言語症状・分類・解剖学・精神医学などを広範・詳細に解説.現代の認知神経心理学に至る失語の研究史にもふれている.
目次
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
波多野和夫
中村 光
道関京子
横張琴子
【著者略歴】
波多野 和夫
1950年 神奈川県に生まれる
1975年 京都大学医学部卒業
1993年 国立精神・神経センター精神保健研究所老人精神保健部長
医学博士.京都大学医学部卒業後,京都第一赤十字病院精神神経科,大阪赤十字病院精神神経科,アーヘン工科大学(ドイツ)医学部神経科,国立京都病院精神科等を経て,現職.
中村 光
1962年 神奈川県に生まれる
1984年 慶応義塾大学法学部法律学科卒業
1992年 日本聴能言語福祉学院聴能言語学科卒業
1992〜2000年 日本聴能言語福祉学院補聴言語学科専任教員
2000年 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科助教授
医学博士.
道関京子
1971年 大阪大学経済学部卒業
1979年 国立聴能言語専門職員養成所修了
兵庫県リハビリテーションセンターを経て,
1990年 上智大学大学院外国語学部言語障害修士課程修了
現在,東京慈恵会医科大学リハビリテーション科言語主任
横張琴子
1955年 東京女子大学文学部卒業
1971年 お茶の水女子大学児童福祉学科研究生修了
1971〜1988年 東京都立足立ろう学校,東京都葛飾区立平井中学校心障学級などの非常勤講師(言語訓練担当)
1980〜2002年 松戸市立病院リハビリテーション部言語療法室
現在,国立精神・神経センター国府台病院リハビリテーション部言語療法室,東京医薬専門学校言語聴覚士学科非常勤講師,松戸神経内科地域リハビリテーション部