内容紹介
前半で医学的基礎である,話しことばの生成についての解剖学的・生理学的事項について詳しく解説.また,ことばの音に関する基本知識を図・表を提示してわかりやすく整理.後半は,音声,構音,言語,聴覚,嚥下などの諸機能の病態と,それに対する訓練,治療アプローチについて詳解している.
目次
第1章 運動障害性構音障害臨床の枠組み(柴田貞雄)
第2章 ことばの産生の仕組み(廣瀬 肇)
第3章 運動障害性構音障害の病態(廣瀬 肇)
第4章 検査・評価から訓練プログラム立案へ(白坂康俊)
第5章 治療とリハビリテーション(白坂康俊)
文献
和文索引
欧文索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
廣瀬 肇
1957年 東京大学医学部卒業
1962年 東京大学生物系大学院博士課程修了
1970年 東京大学医学部講師
1972年 同助教授
1983年 東京大学医学部教授(音声言語医学研究施設)
1993年 東京大学名誉教授
北里大学教授(医療衛生学部)
柴田貞雄
1960年 順天堂大学医学部卒業
1963年 東京大学医学部耳鼻咽喉科助手
1966年 ウィチタ州立大学大学院言語障害学修士課程卒業
1968年 国立聴力言語障害センター言語課長
1980年 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院学院長
1998年 国立身体障害者リハビリテーションセンター病院病院長
白坂康俊
1977年 パリ大学第3学部(東洋言語学)卒業
1979年 パリ大学第7学部(言語学)修士課程終了
1981年 国立身体障害者リハビリテーションセンター学院 聴能言語専門職員養成課程修了
国立身体障害者リハビリテーションセンター病院 言語訓練専門職
2000年 同副言語聴覚士長