内容紹介
神経学的障害に対する治療の理学療法アプローチについての問題解決を,理学療法のみならず,心理的側面も含めてわかりやすく解説した.神経疾患による機能障害に伴う治療や病歴,姿勢の管理,副子などの活用,能力障害が残存または進行している症例の長期管理などについても解説している.
目次
監訳者の序
はじめに
第1章 神経学的障害の治療に対する理学療法アプローチ…歴史的概観
第2章 治療技術の向上の基礎となる正常動作の解析
第3章 神経心理学的問題と解決策
第4章 神経疾患による機能障害に伴う異常な筋緊張と運動:治療のための考察
第5章 治療の一般原理
呼吸機能障害の治療と管理
神経障害のマネージメント
第6章 病歴
第7章 姿勢の管理と特殊なシーティング
第8章 神経障害者管理における副子などの活用
下肢装具
上肢装具
第9章 能力障害が残存または進行している症例の長期管理
文献
索引
著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.
眞野行生
1943年 愛知県に生まれる
1968年 名古屋大学医学部卒業
1972年 名古屋大学第一内科医員 米国New York University,Institute of Rehabilitation Medicine,Department of Physical Medicine & Rehabilitation.
1974年 米国Baylor College of Medicine,Department of Neurology.
1975年 米国University of Maryland,Department of Neurology,School of Medicine,Neuromuscular Research Unit.
1978年 国立精神・神経センター疾病研究第4部研究室長
1981年 奈良県立医科大学神経内科学講座助教授
現 在 北海道大学医学部リハビリテーション医学講座教授