やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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歯科訪問診療の摂食嚥下リハビリテーション

戸原玄 編著/山口浩平・大久保正彦・堀家彩音 著/野田達也 料理監修
定価 6,930円 (本体 6,300円+税10%)
  • 総頁数:108頁 / 2色
  • 判型:A4判変
  • 発行年月:2025年8月
  • ISBN978-4-263-44762-8
  • 注文コード:447620

歯科訪問診療で摂食嚥下リハビリテーションに取り組むために,まず読んでおきたい一冊

内容紹介

・歯科訪問診療の対象となる患者は,同時に摂食嚥下機能にも問題がある場合が多く,歯科医師は観察力と技術をもって対応することが求められます.

・本書は歯科が訪問診療の際に,患者が置かれた状況を理解し,摂食嚥下障害に対して取り組みを進められるよう,執筆陣の実践をイラストを交えて紹介した書籍です.

・摂食嚥下障害への対応には,多職種との連携が欠かせません.本書では嚥下食に造詣の深いシェフのレシピも掲載.歯科訪問診療に華を添える一助となります.

目次

 本書に付属する動画のご利用について
 執筆者一覧
第1章 はじめに―モヤモヤを解消していこう!―
第2章 歯科訪問診療における摂食嚥下リハビリテーション
 1)訪問診療と外来診療の違い―場所・時間・人
 2)要介護患者に対する歯科医療・摂食嚥下リハビリテーション
 3)病院と生活期(在宅・施設)の摂食嚥下リハビリテーションの違い
 4)生活期での医科歯科連携・多職種連携
第3章 摂食嚥下障害とは
 1)経口摂取の重要性
 2)嚥下障害を抱える在宅療養患者が少量でも経口摂取することの価値
 3)まとめ
第4章 歯科訪問診療における摂食嚥下障害の評価
 1)在宅や施設で潜在化している摂食嚥下障害に関わる問題
 2)観察力を鍛える
 3)機能の評価
 4)環境の評価
第5章 歯科訪問診療における摂食嚥下リハビリテーション―調整,訓練,歯科治療
 1)摂食嚥下リハビリテーションの目的を明確にする
 2)機能面からギャップを軽減する―残存機能を活かし,伸ばす
 3)直接訓練
 4)間接訓練
 5)歯科治療
 6)ギャップを軽減する―環境を最適化する
 7)食形態
 8)食品の感覚刺激(色,味,温度など)
 9)食環境調整(BGM,照明,食器など)
 Column リベラルアーツをリハビリテーションに活かす~行動経済学の視点から,自然と取り組みたくなる訓練指導法を探る~
第6章 症例から学ぶ歯科訪問診療の特徴
 1)嚥下内視鏡検査による臨床的意義
 2)仮想症例から考える
 3)気管カニューレの種類と嚥下機能に与える影響
 4)永久気管孔の構造的特徴と摂食嚥下への影響
第7章 これからの摂食嚥下リハビリテーションを考えてみる
 1)未来の世代に伝えたいこと
 2)テクノロジーで進化させる
 3)認知されることの価値と「共食」が意味すること
 4)まとまり,つながる―社会を多様性readyに
 Column Science Tokyo 摂食嚥下リハ学分野の活動あれこれ
特別付録1 歯科訪問診療の摂食嚥下リハビリテーション そのバッグの中身は!
 Column 料理人として,食の未来を思考する
特別付録2 野田シェフ直伝 美味しく楽しむ摂食嚥下食レシピ

 おわりに

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

編著
戸原 玄【Haruka Tohara】
歯科医師・東京科学大学大学院 摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授
1997年,東京医科歯科大学(旧称)歯学部卒業.2002年,同大学大学院博士課程修了.
2003年より同大学歯学部附属病院診療科総合診療科スペシャルケア外来 医員(歯病),同大学大学院医歯学総合研究科助教,准教授などを経て,東京科学大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野 教授.
《一口メモ》「春は眠い」

料理監修
野田達也【Tatsuya Noda】
フランス料理シェフ
1985年福岡県生まれ.半導体エンジニアから料理人へ転向.
中村調理製菓専門学校を卒業後,都内フレンチレストランを経て2012年に渡仏.佐藤伸一氏(Restaurant Blanc Paris)の薫陶を受け研鑽を積む.
帰国後,食にまつわるさまざまな見識を広げるなか,ケータリング事業に携わり再渡仏.
世界各国のシェフやアーティストとのコラボレーション,カリナリーイベントのオーガナイズを務める.
フリーランスの料理人として活動する一方で「nol(ノル)」(東京都中央区)のディレクターとして,2022年よりミシュラン一つ星を4年連続で獲得.
2024年・2025年にはミシュラングリーンスター(サステナブルなガストロノミーに贈られる評価)の受賞へと導く.
日本最大級の若手料理人コンペティション「RED U-35」では,大会史上初となる準グランプリを三度受賞.
2025年より,GIC Tokyo(Gastronomy Innovation Campus Tokyo)のアドバイザー,および併設するInnovative Kitchen 8 go(エゴ)のディレクターに就任.
食と医療,アート,テクノロジーなど,多分野の垣根を越えた共創を通じて,「新たな美味しさの創出」をテーマに活動している.
《一口メモ》「料理は愛情」

著者
山口浩平【Kohei Yamaguchi】
歯科医師・東京科学大学大学院 摂食嚥下リハビリテーション学分野 講師
2012年,東京医科歯科大学(旧称)歯学部歯学科卒業.2019年,同大学大学院医歯学総合研究科高齢者歯科学分野修了.
2021年より同大学病院摂食嚥下リハビリテーション科特任助教・医局長,助教などを経て,2024年より東京科学大学大学院摂食嚥下リハビリテーション学分野講師.
《一口メモ》「とまとがすきです」

著者
大久保正彦【Masahiko Okubo】
歯科医師・永寿会恩方病院歯科・歯科口腔外科,埼玉医科大学病院歯科口腔外科 客員講師,日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック 臨床講師
2012年,日本歯科大学生命歯学部卒業.
2014年より埼玉医科大学医学部口腔外科学教室助教,杏林大学耳鼻咽喉科学教室顎口腔外科助教などを経て,2021年4 月より永寿会恩方病院歯科・歯科口腔外科.
《一口メモ》「風味と舌感にこだわるチョコレートマニアです」

著者
堀家彩音【Ayane Horike】
歯科医師・東京科学大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野 大学院生
2020年,東京医科歯科大学(旧称)歯学部卒業.
2022年より東京科学大学大学院医歯学総合研究科摂食嚥下リハビリテーション学分野 大学院生
《一口メモ》「トウモロコシが好きです」

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