やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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日常臨床の疑問に答えます Q&A70
今さら聞けない! でも知っておきたい歯科医療の基礎知識

武藤晋也 監修
発行時参考価格 7,400円
  • 総頁数:182頁 / カラー
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2011年8月
  • ISBN978-4-263-44339-2
  • 注文コード:443390

今さら聞けない! でも知っておきたい!
日常臨床で遭遇する“疑問”に明快に回答!

内容紹介

●大好評の「若い歯科医師の疑問に答えます Q&A70 」に収載しきれなかった“疑問”に加え,あらたに毎日の日常臨床のなかで直面する“今さら聞けない! でも知っておきたい疑問”を精選,診療科目ごとに整理し,各分野を専門とする執筆陣が,きわめて実践的かつ明快に回答しました.
●一つの疑問につき,見開き2頁の回答はシンプルかつ明快.臨床の第一線で診療に携わっている歯科医師の“疑問”に対する答えがすぐに導き出され,非常に使いやすい構成です.
●姉妹本『若い歯科医師の疑問に答えます Q&A70』と合わせてお使いいただければ,歯科医師が直面する多くの疑問を網羅しておりますので,チェアサイドの「?」が「!」に変わります.
●入門書として,また知識の再整理にお役立てください.

本書のパンフレットはこちら(PDFファイル 約1.23MB)

序文

序にかえて
 若い歯科医師の疑問に答えますQ&A70が出版されて2年が経過しました.この間,多くの若い歯科医師の先生方にこの本を手にしていただきました.臨床医が本を手にその内容を見たとき,自分自身が疑問に思っていることや知りたいことが,その本の内容にヒットするようにとQuestionは若い臨床医の先生方に協力していただき,生の声を集積して一冊にまとめ上げました.その際,収載することができなかったQuestionがあったことが気がかりでした.
 そこで今回,2年前に寄せられたQuestionに加え,歯科医師の年齢の垣根を超え,臨床に携わっている多くの開業医やスタディグループの先生方に声をかけ,日常臨床のなかで直面している疑問や悩みを解決できる本の製作を目指しました.幅広い臨床医の先生方の協力を得て,集積した疑問や悩みを診療科目ごとに分類して感じたことは,今日の最先端の治療から患者の内面にまで踏み込んだ疑問など,監修者自身が知りたいと思えるほど,実際の臨床に即した疑問や悩みが寄せられていたことです.
 本書は,歯科医療現場の生の声を細部にわたり検討して70のQuestionを決定し,科目別に専門分野の先生方に回答・校閲をお願いしました.現在,臨床の第一線で診療に携わっている先生方が答えを導き出せる一冊となっています.ぜひ傍らに置いて活用していただければ幸いです.
 最後になりましたが,お忙しいなかをご執筆・ご校閲くださった先生方には,衷心よりお礼申し上げます.
 2011年7月
 武藤晋也

目次

 序にかえて
 監修者・執筆者・校閲者一覧
保存修復
 Q1 齲蝕が歯髄まで進行し,露髄もしくは点状露髄してしまった場合の対処法は?(軟化象牙質はどこまで除去したらよい?)
 Q2 アマルガム充填を行っていますが,他の修復物に変えたほうがよい?
 Q3 コンポジットレジン充填とメタルインレー修復の選択基準は?
 Q4 C0とC1の臨床的な境界線は?また,どの時点で齲蝕処置に入るの?
 Q5 タイプの異なるコンポジットレジンの予後に差はあるの?また,セルフエッチングプライマーはどのくらいの効果が期待できるの
 Q6 タイプの異なる接着システムにおいて臨床的な差はあるのか?また,接着部位による使い分けの必要性やボンディングシステムの選択基準は
 Q7 齲蝕治療に対するレーザー治療の実際とその効果は?また,象牙質知覚過敏症に対するレーザー治療の作用機序は
 Q8 斑状歯(ホワイトスポット)は削るべきか?また,その理由は?
 Q9 前歯部・臼歯部のコンポジットレジン修復において,長期予後における注意点は?
 Q10 審美充填時に注意すべき基本操作は?
歯内療法
 Q11 生活歯髄切断の術式と使用薬剤は?
 Q12 マイクロスコープを使わなければ狭窄した根管口の処置はできないの?
 Q13 根管が途中で開かないときはどうすればよい?
 Q14 根管貼薬時の仮封のポイントとは?また,仮封材の使い分けは?
 Q15 NiTiロータリーファイルはどう使う?
 Q16 根管充填はバーチカル(垂直加圧),ラテラル(側方加圧)どちらがよい?
 Q17 再治療での根管充填材除去はどうしたらよい?
 Q18 根管治療から歯根端切除術への移行,あるいは抜歯の判断は?
歯周治療
 Q19 歯周治療における歯科用レーザーの有効な活用法は?
 Q20 歯周病の際の根面齲蝕への対応は?
 Q21 歯周病と糖尿病との関係,治療時の注意点は?
 Q22 薬(特に降圧剤,抗凝固剤,骨粗鬆症薬など)を服用している歯周病患者に対する注意事項は?
 Q23 GTR法の予後を左右する因子は?また,その術式のポイントは?
 Q24 EmdogeinRgel(エムドゲインゲル)の適応症は? GTR法との使い分けについて教えて?
 Q25 サポーティブペリオドンタルセラピー(SPT)とメインテナンスについて教えて?
 Q26 電動歯ブラシ・音波ブラシを指導する際のポイントは?
補綴治療
 Q27 咬合が崩壊している患者に対して,正しい顎位の求め方は?また,咬合再構成時の咬合高径の決定因子は?
 Q28 ポストを付与した支台築造の留意点は?
 Q29 クラウンの支台歯形成時の注意点は?また,対合歯とのクリアランスの確認方法は?
 Q30 歯肉圧排に一次圧排と二次圧排があるのはなぜ?
 Q31 ブリッジかパーシャルデンチャーかの臨床における選択基準は?
 Q32 メタルボンド装着後,長期的に歯肉退縮を起こさせないためのコツはあるの?
 Q33 パーシャルデンチャーにおける印象採得のポイントは?
 Q34 印象採得時の注意点は?,また,上下顎総義歯床縁の設定基準は?さらに,総義歯の良好な吸着を得るためのコツはあるの?
 Q35 ジルコニアクラウンは仮着できるの?また,撤去する場合はどのくらい時間がかかり,バーは何を使用したらよい?
 Q36 ジルコニアクラウンはポーセレンの破折が多いというのは本当?では,破折の予防法は?
 Q37 ジルコニアクラウンの支台歯形成時の注意点は?
 Q38 ジルコニアの適合性に問題はない?問題があるとすれば注意する点は?
 Q39 ロングスパンブリッジをジルコニアで修復する場合,重要となる印象精度においてどのような点に注意すればよい?
口腔外科治療
 Q40 高血圧患者(以上)に対して,観血処置(抜歯など)を行う際の注意点は?
 Q41 欠損を放置して対合歯が挺出した場合に歯槽骨も挺出するが,その場合の対処法は?
 Q42 全身疾患(糖尿病・高血圧・心疾患など)を有する患者に対して,歯科治療を行う際の注意点は?
 Q43 カンジダ症に対して,口内炎用ケナログ軟膏を使用してはいけないのはなぜ?
 Q44 一般開業医での埋伏抜歯時の判断基準は?(エックス線の読影も含めて)
 Q45 急性炎症時に対する薬剤の選択基準は?
 Q46 下顎孔伝達麻酔に対して必要な知識は?
 Q47 下顎隆起や口蓋隆起の外科的切除は,チェアサイドでも可能か?
インプラント治療
 Q48 インプラント治療の予後に影響する因子は?
 Q49 歯周病患者に対するインプラント治療は?
 Q50 インプラント治療のための骨造成法は?
 Q51 インプラント上部構造の咬合は?
 Q52 糖尿病患者に対するインプラント治療は?
 Q53 インプラントの初期固定は?
 Q54 無歯顎患者に対してのインプラント治療は?
 Q55 インプラント埋入手術時における医療事故は?
病理学
 Q56 口腔に発症する癌の鑑別方法は?
 Q57 舌背部に発症する病変の鑑別方法は?
 Q58 潰瘍を主症状とする口腔粘膜疾患の鑑別法は?
 Q59 良性の多形腺種と悪性の多形腺種の違いは?
 Q60 口腔扁平苔癬と白板症の鑑別方法は?
 Q61 メタルタトゥ(金属粉入れ墨)と悪性黒色腫はどう見分ける?
 Q62 病理組織診断依頼の方法,標本処置法,返事に対する解釈の仕方は?
 Q63 金属アレルギーを疑う場合の手順とパッチテスト検査の実際は?
薬剤学
 Q64 全身疾患を有する患者に抗生剤を投与する際,注意しなければならない疾患は?
 Q65 “ジスロマック” はファーストチョイスしないといわれているが,薬剤の選択基準は?
その他
 Q66 口腔内写真の上手な撮影方法は?(特に頬側面観の撮影法)
 Q67 顎関節音を訴える患者に対して,適切なアドバイスは?
 Q68 ブラキシズムを訴える患者への対処法は?(小児の場合・大人の場合)
 Q69 歯科心身医学的な治療が必要と思われる患者に対して,どのように対処すればよい?
 Q70 口腔内科として必要な全身の検査値の見方と解釈は?

 索引

書評

本書の書評をご覧いただけます!

書評:宮内修平 先生 (『歯界展望』2012年1月号掲載 PDFファイル:約573KB)

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【監修者略歴】
武藤晋也【むとうしんや】
 1979年 岐阜歯科大学(現朝日大学歯学部)卒業
 同 年 オリエンタル中村歯科室(現三越歯科室)勤務
 1983年 名古屋市南区に開業
 2009年 名古屋市昭和区にオフィスを移転

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武藤晋也 監修/足立敏行・伊藤太一・加藤広之・玄景華・作誠太郎・式守道夫・渋川義宏・田沼順一・永山元彦 執筆/深谷佳予子 校閲

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