やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

3,960円(税込)
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リハビリテーション・ADLトレーニング 写真CD-ROM付
患者さんに渡せる 姿勢・動作指導71

定価 3,960円 (本体 3,600円+税10%)
  • 総頁数:116頁 / 2色
  • 判型:B5判
  • 発行年月:2017年5月
  • ISBN978-4-263-21576-0
  • 注文コード:215760

リハビリテーション指導に即活用できる,姿勢・ADLの指導例が満載の便利なツール本!

内容紹介

●本書は,患者さんが自分自身で行える基本的な動作練習などのADLトレーニングを豊富な写真で説明しており,退院時のリハビリテーション指導などに即活用できる,便利で手軽なツール本である.
●ADLトレーニングの考え方の解説から,寝る・起きる・座る・立ち上がるなどの基本的な身体動作のトレーニング,人工股関節全置換術後・下肢の骨折・腰痛症・脳卒中片麻痺・脊髄損傷・関節リウマチなどの疾患別ADLトレーニングに至るまで,一部禁忌動作を含めて,豊富な写真を中心にわかりやすく解説.
●患者さんや対象者の指導に使用する場合は,本書の指導例をそのままコピーして渡すことができる.また,付属CD-ROMから画像データを選択してオリジナル資料を作成して渡すことも自由なので,531点の写真を使って指導プログラムを自在に作成し渡すこともできる.

序文

はじめに
 本書は,患者さんが自分自身で行うことができる基本的な動作練習などのADLトレーニングの内容を写真で説明したツール本です.退院時リハビリテーション指導などで手軽に活用していただきたいという趣旨で発行いたしました.ですので,PTやOTなどの療法士を対象とした,動作分析の解説をした専門書ではないことを最初にお断りさせていただきます.
 本書が企画された経緯ですが,2014年に発行した姉妹書である『リハビリテーション・ホームエクササイズCD-ROM付―患者さんに渡せる自主トレーニング127』が思いも寄らず好評を得まして,基本的なADL動作や疾患別の禁忌動作についても同様の書を出してもらいたいという要望があったことがきっかけになっております.姉妹書と同様に,患者様や対象者様への指導に使用していただく場合には,2章・3章の指導例をそのままコピーしてお渡しすることや,CDから適切な画像データを選択してオリジナルの資料を作成してお渡しすることを許可しております.このように,現場ですぐ活用できるようにというスタンスで書かせていただきましたので,本書をツールとしてどんどん利用していただければ幸いです.
 本書の構成ですが,第1章では,ADLトレーニングの考え方について簡単に解説するとともに本書の活用の仕方についても触れております.第2章は,寝る・起きる・座る・立ち上がるなどの基本的な身体動作のトレーニングについてまとめております.第3章では,人工股関節全置換術後・下肢の骨折・腰痛症・脳卒中片麻痺・脊髄損傷・関節リウマチなど,疾患別のADLトレーニングについて,一部禁忌動作を含めて解説しています.第4章にはCDに掲載した写真一覧をまとめました.
 現在,厚生労働省では,団塊の世代が75歳以上となる2025年(平成37年)を目途として,高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援という目的のもと,可能な限り住み慣れた地域で,自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう,地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています.この地域包括ケアシステムの一つとして「介護予防」への取り組みが重要視されているわけですが,本書ADLトレーニングが姉妹書と同様に多くの読者に迎えられ,患者様や対象者様の一人ひとりの生きがいや自己実現の取り組みのために少しでも役立ち,さらにQOLの向上に寄与できるのであれば,筆者らの望外な喜びとすることころであります.
 最後になりますが,本書の刊行に際しまして,姉妹書から引き続き多大なるご尽力を賜りました医歯薬出版編集部の戸田健太郎氏に心より感謝いたします.
 平成29年4月
 高橋仁美 金子奈央

目次

 はじめに
 本書の使い方
第1章 ADLトレーニングの考え方
 1 日常生活活動(Activities of daily living;ADL)とは
 2 ADL評価とトレーニングについて
 3 「できるADL」「しているADL」から「するADL」へ
第2章 基本動作のトレーニング
  (1)~(6)寝返り (7)~(10)起き上がり (11)~(14)立ち上がり
第3章 疾患に応じたトレーニング
 人工股関節全置換術後
  (15)寝返り (16)(17)起き上がり (18)座位姿勢
  (19)椅子からの立ち上がり (20)床からの立ち上がり (21)物を拾う動作
  (22)靴を履く動作
 人口膝関節全置換術後
  (23)椅子からの立ち上がり (24)床からの立ち上がり (25)物を拾う動作
 下肢の骨折(松葉杖の使用)
  (26)椅子からの立ち上がり (27)椅子への座り方
  (28)松葉杖での免荷歩行 (29)部分荷重歩行
  (30)松葉杖と手すりを利用した階段昇降(免荷)
  (31)両松葉杖での階段昇降(免荷) (32)両松葉杖での階段昇降(部分荷重)
  (33)片松葉杖での階段昇降(部分荷重)
 腰痛症
  (34)寝返り (35)起き上がり (36)座位姿勢 (37)物を持つ姿勢
  (38)物を持ち上げる動作 (39)物を拾う動作
 腰部脊柱管狭窄症
  (40)歩行の仕方 (41)しゃがみ込み
 脳卒中片麻痺
  (42)寝返り (43)起き上がり (44)椅子からの立ち上がり
  (45)床からの立ち上がり/床へのしゃがみ込み
  (46)床からの立ち上がり/床へのしゃがみ込み(台を使用) (47)杖歩行
  (48)階段昇降(手すりを使用) (49)階段昇降(杖を使用)
  (50)更衣動作(前開きシャツの着脱) (51)更衣動作(かぶりシャツの着脱)
  (52)更衣動作(ズボンの着脱) (53)車椅子移乗 (54)車椅子駆動
  (55)(56)入浴動作,63 (57)トイレ動作(ズボンの上げ下げ)
 脊髄損傷
  (58)寝返り (59)起き上がり (60)(61)車椅子移乗,68
 関節リウマチ
  (62)起き上がり (63)椅子からの立ち上がり (64)瓶の蓋まわし
 呼吸器疾患・心疾患
  (65)臥位姿勢 座位姿勢 (66)平地歩行 (67)階段昇降・呼吸器疾患
  (68)階段昇降・心疾患 (69)物を持ち上げる動作 (70)入浴動作
  (71)トイレ動作(いきみ)
第4章 付録データの写真一覧

著者所属/略歴 ※本書が刊行された当時のものです.現在とは異なる場合があります.

【編著者略歴】
高橋仁美【たかはしひとみ】
 1983年 専門学校社会医学技術学院理学療法学科卒業
 同 年 市立秋田総合病院技師
 1993年 市立秋田総合病院リハビリテーション科主任
 2002年 同副技師長
 2006年 同技師長
 2011年 秋田大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程修了
 3学会合同(日本胸部外科学会,日本呼吸器学会,日本麻酔科学会)呼吸療法認定士,
 日本理学療法士協会専門理学療法士(内部障害,運動器),日本理学療法士協会認定理学療法士(呼吸)
金子奈央【かねこなお】
 2007年 下関看護リハビリテーション学校理学療法学科卒業
 同 年 特定医療法人社団松涛会安岡病院
 2011年 特定医療法人社団松涛会彦島内科訪問リハビリテーション
 2011年 日本福祉大学福祉経営学部医療福祉マネジメント学科卒業
 2012年 社会医療法人財団石心会川崎幸病院
 2015年 弘前大学大学院保健学研究科理学療法学専攻博士前期課程修了
 2016年 医療法人鉄蕉会亀田リハビリテーション病院リハビリテーション室
 2017年 京都大学医学部附属病院リハビリテーション部
 3学会合同(日本胸部外科学会,日本呼吸器学会,日本麻酔科学会)呼吸療法認定士,
 日本理学療法士協会認定理学療法士(呼吸)

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高橋仁美・金子奈央 編著