『最新臨床工学講座』の刊行にあたって
日本臨床工学技士教育施設協議会の「教科書検討委員会」では,全国の臨床工学技士教育養成施設(以下,CE養成施設)で学ぶ学生達が共通して使用できる標準教科書として,2008年から『臨床工学講座』シリーズの刊行を開始しました.シリーズ発足にあたっては,他医療系教育課程で用いられている教科書を参考にしながら,今後の臨床工学技士育成に必要,かつ教育レベルの向上を目的とした教科書作成を目指して検討を重ねました.刊行から15年が経過した現在,本シリーズは多くのCE養成施設で教科書として採用いただき,また国家試験出題の基本図書としても利用されています.
しかしながらこの間,医学・医療の発展とそれに伴う教育内容の変更により,教科書に求められる内容も変化してきました.そこでこのたび,臨床工学技士国家試験出題基準の改定〔令和3年版および令和7年版(予定)〕,臨床工学技士養成施設カリキュラム等の関係法令改正,タスク・シフト/シェアの推進に伴う業務拡大等に対応するため,『最新臨床工学講座』としてシリーズ全体をリニューアルし,さらなる質の向上・充実を図る運びとなりました.
新シリーズではその骨子として以下の3点を心がけ,臨床工学技士を目指す学生がモチベーション高く学習でき,教育者が有機的に教育できる内容を目指しました.
(1)前シリーズ『臨床工学講座』の骨格をベースとして受け継ぐ.
(2)臨床現場とのつながりをイメージできる記述を増やす.
(3)紙面イメージを刷新し,図表の使用によるビジュアル化,わかりやすい表現を心がけ,学生の知識定着を助ける.
医療現場において臨床工学技士に求められる必須な資質を育むための本教科書シリーズの意義を十分にお汲み取りいただき,本講座によって教育された臨床工学技士が社会に大きく羽ばたき,医療の発展の一助として活躍されることを願ってやみません.
本講座のさらなる充実のために,多くの方々からのご意見,ご叱正を賜れば幸甚です.
2024年春
日本臨床工学技士教育施設協議会 教科書検討委員会
最新臨床工学講座 編集顧問
序
本書「最新臨床工学講座 臨床医学総論」は,医学の進歩と臨床工学技士業務拡大,養成カリキュラム改定などに対応すべく,前身の「臨床工学講座 臨床医学総論」の理念も受け継ぎながら,新規に企画したものである.前シリーズは刊行当時に臨床工学技士のための臨床医学系教科書が皆無であったので,多くの学生諸君に歓迎された.本書でも各領域で活躍中の専門医の方々に,本書の趣旨を理解のうえ,判りやすく執筆していただいた.
臨床工学技士の業務は,1987年の臨床工学技士法制定時には「循環・呼吸・代謝機能を代替・補助する生命維持管理装置の操作保守点検」と規定されていた.しかし,内視鏡外科手術・Interventional Radiology・埋込型補助人工心臓をはじめとする医療の急速な進歩につれて,臨床工学技士の活動の場は手術・透析・集中治療部門とともに,内視鏡/放射線部門・医療機器安全管理・在宅医療・災害時の病院機能維持などにも拡大した.
さらに,医師業務のタスクシフト・タスクシェアという要請も受けて,2021年の臨床工学技士法改正では,内視鏡外科手術・カテーテルアブレーション・麻酔などにおける,より直接的な操作も臨床工学技士業務として認められた.これからの臨床工学技士には,特定看護師などとともに,さらなる専門的な診療行為の実施も想定されるが,「循環・呼吸・代謝」という臨床工学技士の基幹業務の重要性も不変である.
また,さらなる高度先進技術の活用が想定される今後の医療では,臨床工学技士が主導するチーム医療やタスクシェアの責務と実践も期待される.このように,患者・医療機器・医療専門職をつなぐ臨床工学技士の役割はますます重要性を増している.
本書には,他の臨床工学の教科書では触れられなかった女性疾患・眼科・形成外科・精神科・緩和医療などの領域とともに,国家試験出題基準をこえる内容や卒前教育にはいささか詳細な記述も含んでいる.これは,本書が単なる国家試験対策を目的とするものでなく,臨床実習や卒業後の実務でかかわる臨床医学を理解するとともに,患者に接する医療専門職としての基礎と自覚の涵養も目的とするからである.教育や資格認定にかかわる方々には,本書の趣旨をご理解いただき,学修段階に応じた教育と評価への活用をお願いしたい.
学生諸君が学修や研修の場において本書を縦横無尽に活用することで,自律した臨床工学技士への第一歩を踏み出していただくことを願ってやまない.
2025年12月
執筆者を代表して 篠原一彦
日本臨床工学技士教育施設協議会の「教科書検討委員会」では,全国の臨床工学技士教育養成施設(以下,CE養成施設)で学ぶ学生達が共通して使用できる標準教科書として,2008年から『臨床工学講座』シリーズの刊行を開始しました.シリーズ発足にあたっては,他医療系教育課程で用いられている教科書を参考にしながら,今後の臨床工学技士育成に必要,かつ教育レベルの向上を目的とした教科書作成を目指して検討を重ねました.刊行から15年が経過した現在,本シリーズは多くのCE養成施設で教科書として採用いただき,また国家試験出題の基本図書としても利用されています.
しかしながらこの間,医学・医療の発展とそれに伴う教育内容の変更により,教科書に求められる内容も変化してきました.そこでこのたび,臨床工学技士国家試験出題基準の改定〔令和3年版および令和7年版(予定)〕,臨床工学技士養成施設カリキュラム等の関係法令改正,タスク・シフト/シェアの推進に伴う業務拡大等に対応するため,『最新臨床工学講座』としてシリーズ全体をリニューアルし,さらなる質の向上・充実を図る運びとなりました.
新シリーズではその骨子として以下の3点を心がけ,臨床工学技士を目指す学生がモチベーション高く学習でき,教育者が有機的に教育できる内容を目指しました.
(1)前シリーズ『臨床工学講座』の骨格をベースとして受け継ぐ.
(2)臨床現場とのつながりをイメージできる記述を増やす.
(3)紙面イメージを刷新し,図表の使用によるビジュアル化,わかりやすい表現を心がけ,学生の知識定着を助ける.
医療現場において臨床工学技士に求められる必須な資質を育むための本教科書シリーズの意義を十分にお汲み取りいただき,本講座によって教育された臨床工学技士が社会に大きく羽ばたき,医療の発展の一助として活躍されることを願ってやみません.
本講座のさらなる充実のために,多くの方々からのご意見,ご叱正を賜れば幸甚です.
2024年春
日本臨床工学技士教育施設協議会 教科書検討委員会
最新臨床工学講座 編集顧問
序
本書「最新臨床工学講座 臨床医学総論」は,医学の進歩と臨床工学技士業務拡大,養成カリキュラム改定などに対応すべく,前身の「臨床工学講座 臨床医学総論」の理念も受け継ぎながら,新規に企画したものである.前シリーズは刊行当時に臨床工学技士のための臨床医学系教科書が皆無であったので,多くの学生諸君に歓迎された.本書でも各領域で活躍中の専門医の方々に,本書の趣旨を理解のうえ,判りやすく執筆していただいた.
臨床工学技士の業務は,1987年の臨床工学技士法制定時には「循環・呼吸・代謝機能を代替・補助する生命維持管理装置の操作保守点検」と規定されていた.しかし,内視鏡外科手術・Interventional Radiology・埋込型補助人工心臓をはじめとする医療の急速な進歩につれて,臨床工学技士の活動の場は手術・透析・集中治療部門とともに,内視鏡/放射線部門・医療機器安全管理・在宅医療・災害時の病院機能維持などにも拡大した.
さらに,医師業務のタスクシフト・タスクシェアという要請も受けて,2021年の臨床工学技士法改正では,内視鏡外科手術・カテーテルアブレーション・麻酔などにおける,より直接的な操作も臨床工学技士業務として認められた.これからの臨床工学技士には,特定看護師などとともに,さらなる専門的な診療行為の実施も想定されるが,「循環・呼吸・代謝」という臨床工学技士の基幹業務の重要性も不変である.
また,さらなる高度先進技術の活用が想定される今後の医療では,臨床工学技士が主導するチーム医療やタスクシェアの責務と実践も期待される.このように,患者・医療機器・医療専門職をつなぐ臨床工学技士の役割はますます重要性を増している.
本書には,他の臨床工学の教科書では触れられなかった女性疾患・眼科・形成外科・精神科・緩和医療などの領域とともに,国家試験出題基準をこえる内容や卒前教育にはいささか詳細な記述も含んでいる.これは,本書が単なる国家試験対策を目的とするものでなく,臨床実習や卒業後の実務でかかわる臨床医学を理解するとともに,患者に接する医療専門職としての基礎と自覚の涵養も目的とするからである.教育や資格認定にかかわる方々には,本書の趣旨をご理解いただき,学修段階に応じた教育と評価への活用をお願いしたい.
学生諸君が学修や研修の場において本書を縦横無尽に活用することで,自律した臨床工学技士への第一歩を踏み出していただくことを願ってやまない.
2025年12月
執筆者を代表して 篠原一彦
『最新臨床工学講座』の刊行にあたって
序
第1章 内科学総論
1 現代医学の背景と臨床医学の学び方
1.臨床医学の現代までの変化と位置づけ
2.医の倫理
3.インフォームドコンセント
4.生殖医療における倫理的課題
5.臨床工学技士が直面する現代医療の特徴と課題
2 診療の流れ
1.診療録(カルテ)
2.診察
3.検査
4.患者への説明
3 症候と病態生理の基礎
1.症候と症候学
4 全身性疾患の病態生理
1.酸塩基平衡
2.水・電解質
3.体温調節機構
第2章 外科学総論
1 基本的な手術操作と手術機器
1.基本的手術操作
2.基本的手術器械(鋼製小物)
3.手術体位
2 無菌法と感染予防
1.無菌法の歴史
2.手術部位の準備
3.手術創の管理
3 侵襲と生体反応
1.生体反応の発動と神経内分泌系
2.免疫系反応とサイトカイン
3.外科的侵襲と病態
4.ショック
5.創傷治癒
4 臨床外科栄養
1.絶食期間中の輸液投与量
2.輸液に使用される栄養素
3.末梢静脈栄養
4.中心静脈栄養
5.経腸栄養
6.外科栄養からみた術後回復過程
5 臓器移植
1.臓器移植の歴史と法的整備
2.臓器移植の種類と拒絶反応
3.種々の臓器移植
6 輸血
1.概要と方法
2.副作用
3.自己血輸血
第3章 呼吸器病学
1 呼吸器感染症
1.感染症法
2.肺における感染防御機構
3.呼吸器感染症の症状,病歴
4.かぜ症候群
5.肺炎
2 閉塞性肺疾患
1.閉塞性換気機能障害:一秒率(FEV1/FVC)<70%
2.気管支喘息
3.COPD(chronic obstructive pulmonary disease,慢性閉塞性肺疾患)
3 拘束性肺疾患
1.拘束性換気障害:%VC<80%
2.間質性肺疾患
3.特発性間質性肺炎(idiopathic interstitial pneumonias:IIPs)
4.じん肺
5.過敏性肺臓炎
6.サルコイドーシス
7.好酸球性肺炎
8.肺胞タンパク症
4 呼吸不全
1.呼吸不全の概念と定義
2.呼吸不全の原因
3.急性呼吸促迫症候群(acute respiratory distress syndrome:ARDS)
4.人工呼吸器関連肺損傷(ventilator-associated lung injury:VALI)
5.在宅酸素療法
6.非侵襲的陽圧換気療法(non-invasive positive pressure ventilation:NPPV)
7.CO2ナルコーシス
8.肺胞低換気症候群
9.睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)
5 腫瘍性疾患
1.原発性肺癌
2.転移性肺癌
3.縦隔疾患
4.胸膜腫瘍
6 肺循環疾患
1.肺血栓塞栓症
2.肺水腫
3.肺高血圧症,肺性心
7 胸膜疾患
1.気胸
2.胸水貯留
8 その他の疾患
1.無気肺
2.気道異物
3.過換気症候群
第4章 循環器病学
1 血圧の異常
1.高血圧症
2.低血圧症
2 血管病学
1.血管の構造
2.動脈疾患
3.静脈疾患
4.リンパ系疾患
3 先天性心疾患
1.総論
2.各論
4 後天性心疾患
1.心臓の解剖と生理
2.後天性弁膜疾患
3.虚血性心疾患
4.心筋症,心筋炎
5.不整脈
6.その他の後天性心疾患
7.心臓腫瘍
8.心不全
第5章 内分泌・代謝疾患
1 下垂体疾患
1.先端巨大症,下垂体性巨人症
2.成人成長ホルモン分泌不全症,下垂体性小人症
3.中枢性尿崩症
2 甲状腺疾患
1.甲状腺の生理
2.甲状腺の疾患
3 副甲状腺疾患
1.副甲状腺ホルモンの役割
2.副甲状腺機能亢進症
3.副甲状腺機能低下症
4 副腎疾患
5 糖尿病
1.糖尿病の病態生理
2.糖尿病の成因分類
3.診断
4.治療
5.合併症
6 脂質異常症
1.診断
2.管理目標
3.治療
7 肥満症
8 メタボリックシンドローム
9 高尿酸血症
1.治療
10 骨代謝異常
1.治療
11 ビタミン欠乏症,ビタミン過剰症
12 先天性代謝異常症
第6章 腎臓病学
1 腎臓の構造
2 腎疾患でみられる症候,病態生理
1.検査所見
2.症状,所見
3 糸球体疾患
1.原発性(一次性)糸球体腎炎
2.続発性糸球体疾患
3.ネフローゼ症候群
4 尿細管・間質性疾患
1.急性尿細管・間質性腎炎
2.慢性尿細管・間質性腎炎
5 血管性病変
1.腎硬化症
2.腎血管性高血圧症
6 腎臓・尿路の感染症
1.腎盂腎炎
2.膀胱炎
3.その他
7 慢性腎臓病
1.慢性腎臓病の定義とその意義
2.重症度分類
3.治療と対策
8 腎不全
1.急性腎不全,急性腎障害
2.慢性腎不全
3.慢性腎不全に対する食事・栄養療法
9 末期腎不全
1.腎代替療法
2.腎移植
第7章 泌尿器病学
1 腎・腎盂・尿管の腫瘍
1.腎細胞癌(renal cell carcinoma)
2.Wilms腫瘍(Wilms' tumor)
3.腎盂・尿管癌
2 膀胱腫瘍
3 前立腺癌
4 尿路結石症
5 尿路の先天異常
1.腎臓の発生異常
2.膀胱の発生異常
3.尿道の発生異常
4.膀胱尿管逆流症(vesicoureteral reflux:VUR)
5.停留睾丸
6.陰嚢水腫
7.包茎
8.勃起障害(erectile dysfunction:ED)
6 男性更年期
第8章 消化器病学
1 食道疾患
1.腫瘍性疾患
2.胃食道逆流症,逆流性食道炎,食道潰瘍
3.マロリー・ワイス症候群,特発性食道破裂
2 胃・十二指腸疾患
1.腫瘍性疾患
2.急性胃粘膜病変
3.胃・十二指腸潰瘍
3 小腸疾患と腸閉塞
4 大腸疾患
1.腫瘍性疾患
2.炎症性腸疾患
3.急性虫垂炎,大腸憩室炎,虚血性大腸炎
4.感染性腸炎,薬剤性腸炎
5 肝疾患
1.急性肝炎
2.劇症肝炎
3.慢性肝炎
4.肝硬変
5.肝癌
6 胆道,膵臓の疾患
1.胆嚢・胆管結石
2.急性膵炎
3.慢性膵炎
4.膵・胆道系悪性腫瘍
第9章 神経疾患
1 神経疾患の診かた
1.局在診断の重要性
2.症状の経過の重要性
3.診断における問診の重要性
4.神経学的診察
5.検査の意義
2 神経障害の症候と診断,処置
1.意識障害
2.運動障害
3.言語障害
4.感覚障害
5.姿勢・歩行障害
6.けいれん,ふるえ
7.頭痛
8.めまい
3 おもな神経疾患
1.脳血管障害
2.脳炎,髄膜炎
3.脳腫瘍
4.認知症
5.パーキンソン病
6.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
7.進行性筋ジストロフィー
8.重症筋無力症
9.ギラン・バレー症候群
10.その他
第10章 血液病学
1 造血器の構造と機能
1.血液の成分
2.血算,血液像
2 赤血球の疾患
1.貧血症
2.赤血球増加症
3 白血球の疾患
1.分類
2.造血器腫瘍の概念
3.白血病
4.骨髄線維症
5.多発性骨髄腫
6.悪性リンパ腫
7.造血幹細胞移植
4 出血性素因
1.血小板異常症
2.凝固異常症
第11章 麻酔・集中治療医学
1 麻酔とは
2 全身麻酔
1.全身麻酔に使用する薬剤およびその作用
2.気道管理
3 区域麻酔
1.総論
2.局所浸潤麻酔
3.末梢神経ブロック
4.硬膜外麻酔
5.脊髄くも膜下麻酔
4 手術室の安全管理
1.患者確認
2.麻酔中のモニタリング
3.麻酔器と医療ガス,手術室の安全管理
4.インプラント型医療機器の周術期管理
5 手術前後のケア(周術期管理)
1.術前評価
2.術後疼痛管理
6 ペインクリニックおよび緩和医療
1.ペインクリニック
2.緩和医療
7 集中治療医学
1.集中治療医学とは
2.集中治療が行われる部署とスタッフの構成
3.集中治療部門のフロア構成
4.集中治療の入退室基準
5.集中治療医学に必要な知識
臨床工学技士が知っておきたい各種疾患
第12章 免疫疾患総論
1 免疫とは
2 アレルギーの概要
1.I型アレルギー
2.II型アレルギー
3.III型アレルギー
4.IV型アレルギー
3 免疫不全
1.先天性免疫不全症
2.続発性免疫不全症
4 膠原病(自己免疫疾患)
1.全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)
2.関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)
3.多発性筋炎,皮膚筋炎(polymyositis:PM,dermatomyositis:DM)
4.全身性強皮症(systemic sclerosis:SSc)
5.混合性結合組織病(mixed connective tissue disease:MCTD)
6.シェーグレン症候群(Sjogren's syndrome:SjS)
第13章 外傷学総論
1 外傷のプライマリケア
1.気道の評価と確保,頸椎保護
2.呼吸の評価と致命的な胸部外傷の処置
3.循環の評価および蘇生と止血
4.生命を脅かす中枢神経障害の評価
5.脱衣と体温管理
2 脳神経領域の外傷の臨床
1.頭蓋骨骨折
2.局在性脳損傷
3.びまん性脳損傷
3 整形外科領域の外傷学
1.脊椎外傷
2.骨盤外傷
3.四肢外傷
4 多発外傷の臨床
1.胸部外傷
2.腹部外傷
5 熱傷,化学熱傷,電撃傷
1.重症度
2.外科的局所療法
3.全身管理
4.気道熱傷
5.化学熱傷・電撃傷
第14章 精神医学・心身医学概論
1 気分症群
1.概説
2.症状各論
3.診断
4.治療
5.予後
2 統合失調症
1.概説
2.症状各論
3.治療・経過
4.ARMS(at risk mental state)
3 てんかん
1.概説
2.てんかんの分類
3.典型的な発作型
4.治療
4 不安症
1.概説
2.各論
5 強迫症
1.概説
2.症状
3.治療
6 PTSD
1.概説
2.症状
3.治療
7 CPTSD
1.概説
2.症状
3.治療
8 神経発達症
1.概説
2.自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)
3.注意欠如多動症(attention deficit hyperactivity disorder:ADHD)
4.治療とその考え方
9 緩和ケア
1.緩和ケアとは
2.緩和ケアの形態
3.緩和ケアチーム
4.緩和ケアにおける精神科の役割
第15章 眼科疾患
1 眼球の構造と機能
2 代表的な眼疾患
1.屈折異常
2.白内障
3.緑内障
4.後部硝子体剥離と網膜剥離
5.糖尿病網膜症
第16章 皮膚科・形成外科疾患
1 皮膚科の疾患
1.湿疹
2.蕁麻疹
3.細菌性皮膚疾患
4.皮膚真菌症
5.ウイルス性皮膚疾患
2 形成外科の疾患
1.先天異常
2.外傷
3.腫瘍切除後の再建
4.顔面神経麻痺
5.美容外科
3 両科にまたがる疾患
1.皮膚良性腫瘍・皮膚癌
2.母斑
3.難治性潰瘍,褥瘡
第17章 女性疾患
1 乳癌
1.疫学
2.診断
3.治療
4.遺伝性乳癌
2 産婦人科疾患
1.子宮癌
2.卵巣癌
3.子宮内膜症
4.産科救急
付録 臨床工学技士国家試験出題基準(臨床医学総論)
索引
序
第1章 内科学総論
1 現代医学の背景と臨床医学の学び方
1.臨床医学の現代までの変化と位置づけ
2.医の倫理
3.インフォームドコンセント
4.生殖医療における倫理的課題
5.臨床工学技士が直面する現代医療の特徴と課題
2 診療の流れ
1.診療録(カルテ)
2.診察
3.検査
4.患者への説明
3 症候と病態生理の基礎
1.症候と症候学
4 全身性疾患の病態生理
1.酸塩基平衡
2.水・電解質
3.体温調節機構
第2章 外科学総論
1 基本的な手術操作と手術機器
1.基本的手術操作
2.基本的手術器械(鋼製小物)
3.手術体位
2 無菌法と感染予防
1.無菌法の歴史
2.手術部位の準備
3.手術創の管理
3 侵襲と生体反応
1.生体反応の発動と神経内分泌系
2.免疫系反応とサイトカイン
3.外科的侵襲と病態
4.ショック
5.創傷治癒
4 臨床外科栄養
1.絶食期間中の輸液投与量
2.輸液に使用される栄養素
3.末梢静脈栄養
4.中心静脈栄養
5.経腸栄養
6.外科栄養からみた術後回復過程
5 臓器移植
1.臓器移植の歴史と法的整備
2.臓器移植の種類と拒絶反応
3.種々の臓器移植
6 輸血
1.概要と方法
2.副作用
3.自己血輸血
第3章 呼吸器病学
1 呼吸器感染症
1.感染症法
2.肺における感染防御機構
3.呼吸器感染症の症状,病歴
4.かぜ症候群
5.肺炎
2 閉塞性肺疾患
1.閉塞性換気機能障害:一秒率(FEV1/FVC)<70%
2.気管支喘息
3.COPD(chronic obstructive pulmonary disease,慢性閉塞性肺疾患)
3 拘束性肺疾患
1.拘束性換気障害:%VC<80%
2.間質性肺疾患
3.特発性間質性肺炎(idiopathic interstitial pneumonias:IIPs)
4.じん肺
5.過敏性肺臓炎
6.サルコイドーシス
7.好酸球性肺炎
8.肺胞タンパク症
4 呼吸不全
1.呼吸不全の概念と定義
2.呼吸不全の原因
3.急性呼吸促迫症候群(acute respiratory distress syndrome:ARDS)
4.人工呼吸器関連肺損傷(ventilator-associated lung injury:VALI)
5.在宅酸素療法
6.非侵襲的陽圧換気療法(non-invasive positive pressure ventilation:NPPV)
7.CO2ナルコーシス
8.肺胞低換気症候群
9.睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)
5 腫瘍性疾患
1.原発性肺癌
2.転移性肺癌
3.縦隔疾患
4.胸膜腫瘍
6 肺循環疾患
1.肺血栓塞栓症
2.肺水腫
3.肺高血圧症,肺性心
7 胸膜疾患
1.気胸
2.胸水貯留
8 その他の疾患
1.無気肺
2.気道異物
3.過換気症候群
第4章 循環器病学
1 血圧の異常
1.高血圧症
2.低血圧症
2 血管病学
1.血管の構造
2.動脈疾患
3.静脈疾患
4.リンパ系疾患
3 先天性心疾患
1.総論
2.各論
4 後天性心疾患
1.心臓の解剖と生理
2.後天性弁膜疾患
3.虚血性心疾患
4.心筋症,心筋炎
5.不整脈
6.その他の後天性心疾患
7.心臓腫瘍
8.心不全
第5章 内分泌・代謝疾患
1 下垂体疾患
1.先端巨大症,下垂体性巨人症
2.成人成長ホルモン分泌不全症,下垂体性小人症
3.中枢性尿崩症
2 甲状腺疾患
1.甲状腺の生理
2.甲状腺の疾患
3 副甲状腺疾患
1.副甲状腺ホルモンの役割
2.副甲状腺機能亢進症
3.副甲状腺機能低下症
4 副腎疾患
5 糖尿病
1.糖尿病の病態生理
2.糖尿病の成因分類
3.診断
4.治療
5.合併症
6 脂質異常症
1.診断
2.管理目標
3.治療
7 肥満症
8 メタボリックシンドローム
9 高尿酸血症
1.治療
10 骨代謝異常
1.治療
11 ビタミン欠乏症,ビタミン過剰症
12 先天性代謝異常症
第6章 腎臓病学
1 腎臓の構造
2 腎疾患でみられる症候,病態生理
1.検査所見
2.症状,所見
3 糸球体疾患
1.原発性(一次性)糸球体腎炎
2.続発性糸球体疾患
3.ネフローゼ症候群
4 尿細管・間質性疾患
1.急性尿細管・間質性腎炎
2.慢性尿細管・間質性腎炎
5 血管性病変
1.腎硬化症
2.腎血管性高血圧症
6 腎臓・尿路の感染症
1.腎盂腎炎
2.膀胱炎
3.その他
7 慢性腎臓病
1.慢性腎臓病の定義とその意義
2.重症度分類
3.治療と対策
8 腎不全
1.急性腎不全,急性腎障害
2.慢性腎不全
3.慢性腎不全に対する食事・栄養療法
9 末期腎不全
1.腎代替療法
2.腎移植
第7章 泌尿器病学
1 腎・腎盂・尿管の腫瘍
1.腎細胞癌(renal cell carcinoma)
2.Wilms腫瘍(Wilms' tumor)
3.腎盂・尿管癌
2 膀胱腫瘍
3 前立腺癌
4 尿路結石症
5 尿路の先天異常
1.腎臓の発生異常
2.膀胱の発生異常
3.尿道の発生異常
4.膀胱尿管逆流症(vesicoureteral reflux:VUR)
5.停留睾丸
6.陰嚢水腫
7.包茎
8.勃起障害(erectile dysfunction:ED)
6 男性更年期
第8章 消化器病学
1 食道疾患
1.腫瘍性疾患
2.胃食道逆流症,逆流性食道炎,食道潰瘍
3.マロリー・ワイス症候群,特発性食道破裂
2 胃・十二指腸疾患
1.腫瘍性疾患
2.急性胃粘膜病変
3.胃・十二指腸潰瘍
3 小腸疾患と腸閉塞
4 大腸疾患
1.腫瘍性疾患
2.炎症性腸疾患
3.急性虫垂炎,大腸憩室炎,虚血性大腸炎
4.感染性腸炎,薬剤性腸炎
5 肝疾患
1.急性肝炎
2.劇症肝炎
3.慢性肝炎
4.肝硬変
5.肝癌
6 胆道,膵臓の疾患
1.胆嚢・胆管結石
2.急性膵炎
3.慢性膵炎
4.膵・胆道系悪性腫瘍
第9章 神経疾患
1 神経疾患の診かた
1.局在診断の重要性
2.症状の経過の重要性
3.診断における問診の重要性
4.神経学的診察
5.検査の意義
2 神経障害の症候と診断,処置
1.意識障害
2.運動障害
3.言語障害
4.感覚障害
5.姿勢・歩行障害
6.けいれん,ふるえ
7.頭痛
8.めまい
3 おもな神経疾患
1.脳血管障害
2.脳炎,髄膜炎
3.脳腫瘍
4.認知症
5.パーキンソン病
6.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
7.進行性筋ジストロフィー
8.重症筋無力症
9.ギラン・バレー症候群
10.その他
第10章 血液病学
1 造血器の構造と機能
1.血液の成分
2.血算,血液像
2 赤血球の疾患
1.貧血症
2.赤血球増加症
3 白血球の疾患
1.分類
2.造血器腫瘍の概念
3.白血病
4.骨髄線維症
5.多発性骨髄腫
6.悪性リンパ腫
7.造血幹細胞移植
4 出血性素因
1.血小板異常症
2.凝固異常症
第11章 麻酔・集中治療医学
1 麻酔とは
2 全身麻酔
1.全身麻酔に使用する薬剤およびその作用
2.気道管理
3 区域麻酔
1.総論
2.局所浸潤麻酔
3.末梢神経ブロック
4.硬膜外麻酔
5.脊髄くも膜下麻酔
4 手術室の安全管理
1.患者確認
2.麻酔中のモニタリング
3.麻酔器と医療ガス,手術室の安全管理
4.インプラント型医療機器の周術期管理
5 手術前後のケア(周術期管理)
1.術前評価
2.術後疼痛管理
6 ペインクリニックおよび緩和医療
1.ペインクリニック
2.緩和医療
7 集中治療医学
1.集中治療医学とは
2.集中治療が行われる部署とスタッフの構成
3.集中治療部門のフロア構成
4.集中治療の入退室基準
5.集中治療医学に必要な知識
臨床工学技士が知っておきたい各種疾患
第12章 免疫疾患総論
1 免疫とは
2 アレルギーの概要
1.I型アレルギー
2.II型アレルギー
3.III型アレルギー
4.IV型アレルギー
3 免疫不全
1.先天性免疫不全症
2.続発性免疫不全症
4 膠原病(自己免疫疾患)
1.全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)
2.関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)
3.多発性筋炎,皮膚筋炎(polymyositis:PM,dermatomyositis:DM)
4.全身性強皮症(systemic sclerosis:SSc)
5.混合性結合組織病(mixed connective tissue disease:MCTD)
6.シェーグレン症候群(Sjogren's syndrome:SjS)
第13章 外傷学総論
1 外傷のプライマリケア
1.気道の評価と確保,頸椎保護
2.呼吸の評価と致命的な胸部外傷の処置
3.循環の評価および蘇生と止血
4.生命を脅かす中枢神経障害の評価
5.脱衣と体温管理
2 脳神経領域の外傷の臨床
1.頭蓋骨骨折
2.局在性脳損傷
3.びまん性脳損傷
3 整形外科領域の外傷学
1.脊椎外傷
2.骨盤外傷
3.四肢外傷
4 多発外傷の臨床
1.胸部外傷
2.腹部外傷
5 熱傷,化学熱傷,電撃傷
1.重症度
2.外科的局所療法
3.全身管理
4.気道熱傷
5.化学熱傷・電撃傷
第14章 精神医学・心身医学概論
1 気分症群
1.概説
2.症状各論
3.診断
4.治療
5.予後
2 統合失調症
1.概説
2.症状各論
3.治療・経過
4.ARMS(at risk mental state)
3 てんかん
1.概説
2.てんかんの分類
3.典型的な発作型
4.治療
4 不安症
1.概説
2.各論
5 強迫症
1.概説
2.症状
3.治療
6 PTSD
1.概説
2.症状
3.治療
7 CPTSD
1.概説
2.症状
3.治療
8 神経発達症
1.概説
2.自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)
3.注意欠如多動症(attention deficit hyperactivity disorder:ADHD)
4.治療とその考え方
9 緩和ケア
1.緩和ケアとは
2.緩和ケアの形態
3.緩和ケアチーム
4.緩和ケアにおける精神科の役割
第15章 眼科疾患
1 眼球の構造と機能
2 代表的な眼疾患
1.屈折異常
2.白内障
3.緑内障
4.後部硝子体剥離と網膜剥離
5.糖尿病網膜症
第16章 皮膚科・形成外科疾患
1 皮膚科の疾患
1.湿疹
2.蕁麻疹
3.細菌性皮膚疾患
4.皮膚真菌症
5.ウイルス性皮膚疾患
2 形成外科の疾患
1.先天異常
2.外傷
3.腫瘍切除後の再建
4.顔面神経麻痺
5.美容外科
3 両科にまたがる疾患
1.皮膚良性腫瘍・皮膚癌
2.母斑
3.難治性潰瘍,褥瘡
第17章 女性疾患
1 乳癌
1.疫学
2.診断
3.治療
4.遺伝性乳癌
2 産婦人科疾患
1.子宮癌
2.卵巣癌
3.子宮内膜症
4.産科救急
付録 臨床工学技士国家試験出題基準(臨床医学総論)
索引
