はじめに
口腔衛生学・予防歯科学は,わが国の歯科医学教育では1946年の歯科大学設置に伴って設けられた.この学問は,歯科臨床の多くの領域に比べてその歴史は短いが,社会との結びつきが深い.したがって,学問の領域,科学的根拠およびその実践については,保健医療に関する制度や法令,また,人々の生活習慣などによって,今日まで大きく変化している.
本書の前身である『口腔保健学』は,1996年に出版された.口腔保健学とは,従来の口腔衛生学・予防歯科学の学問としての業績と経験と,保健・医療・福祉の統合を踏まえた新たな名称である.2001年には内容の充実を図り,第2版を発行した.幸い,この間に「口腔保健学」の名称は定着し,本書を越えて多くの領域で用いられるようになった.
第2版の発行後,2007年には歯科医学教授要綱が改訂され,2010年からの歯科医師国家試験出題基準も改定された.そこで,新たな編集委員のもとで従来の『口腔保健学』の内容を細部にわたって検討し,執筆者も大幅に交代して,新たな気持ちで『新口腔保健学』として世に出すこととした.
本書は,教授要綱では社会歯科医学領域の「口腔衛生学(予防歯科学)」分野,出題基準では歯科医学総論の「健康管理・増進と予防」と歯科医学各論の「歯科疾患の予防・管理」分野について,それぞれ教育効果に十分配慮しながら,第1編「口腔保健学の基礎」では6章,第2編「口腔保健学の実践」では7章に章立てし,必要とする教授内容を網羅した.
また,編集にあたっては,読者の学習の便を考慮し,個々の章では,節ごとに頁を改めるとともに,節ごとに「本節の要点」と「Keyword」を設けた.また,2色刷りにより重要なポイントを明示するとともに,図表を多くしてわかりやすく記載した.
しかし,本書が編集者の思いをどこまで書籍として表現できたのか定かではない.多くの方々からご意見をいただきながら,内容を改善していくつもりである.忌憚のないご意見・ご批判をいただければと願っている.
2009年8月 編者一同
口腔衛生学・予防歯科学は,わが国の歯科医学教育では1946年の歯科大学設置に伴って設けられた.この学問は,歯科臨床の多くの領域に比べてその歴史は短いが,社会との結びつきが深い.したがって,学問の領域,科学的根拠およびその実践については,保健医療に関する制度や法令,また,人々の生活習慣などによって,今日まで大きく変化している.
本書の前身である『口腔保健学』は,1996年に出版された.口腔保健学とは,従来の口腔衛生学・予防歯科学の学問としての業績と経験と,保健・医療・福祉の統合を踏まえた新たな名称である.2001年には内容の充実を図り,第2版を発行した.幸い,この間に「口腔保健学」の名称は定着し,本書を越えて多くの領域で用いられるようになった.
第2版の発行後,2007年には歯科医学教授要綱が改訂され,2010年からの歯科医師国家試験出題基準も改定された.そこで,新たな編集委員のもとで従来の『口腔保健学』の内容を細部にわたって検討し,執筆者も大幅に交代して,新たな気持ちで『新口腔保健学』として世に出すこととした.
本書は,教授要綱では社会歯科医学領域の「口腔衛生学(予防歯科学)」分野,出題基準では歯科医学総論の「健康管理・増進と予防」と歯科医学各論の「歯科疾患の予防・管理」分野について,それぞれ教育効果に十分配慮しながら,第1編「口腔保健学の基礎」では6章,第2編「口腔保健学の実践」では7章に章立てし,必要とする教授内容を網羅した.
また,編集にあたっては,読者の学習の便を考慮し,個々の章では,節ごとに頁を改めるとともに,節ごとに「本節の要点」と「Keyword」を設けた.また,2色刷りにより重要なポイントを明示するとともに,図表を多くしてわかりやすく記載した.
しかし,本書が編集者の思いをどこまで書籍として表現できたのか定かではない.多くの方々からご意見をいただきながら,内容を改善していくつもりである.忌憚のないご意見・ご批判をいただければと願っている.
2009年8月 編者一同
第1編 口腔保健学の基礎
第1章 口腔保健学序説(雫石 聰)
1 口腔保健学とは
1)口腔保健学の目的と意義 2)口腔保健学の定義 3)口腔保健学の活用
2 健康の概念
1)健康とは 2)疾病予防の概念
3 口腔保健の現状と今後
1)プライマリヘルスケアとヘルスプロモーション 2)ハイリスクストラテジーとポピュレーションストラテジー 3)健康づくりと口腔保健 4)口腔保健と行動科学 5)口腔保健と生命倫理
第2章 口腔の発育・加齢変化(前野正夫)
1 心身の成長と発達
1)身体の成長と発達 2)精神の発達
2 口腔の成長と異常
1)歯の発生 2)歯の萌出 3)歯の交換 4)歯列の形成,咬合の成立 5)顎骨の成長 6)歯と顎骨の調和
3 口腔の機能と機能障害
1)摂食・嚥下と嚥下障害 2)発音と言語障害 3)味覚と味覚異常
4 口腔の加齢変化
1)現在歯数と歯の寿命 2)歯肉の変化と退縮
第3章 口腔環境,生活習慣と口腔保健
1 口腔環境(前野正夫)
1)歯と歯周組織 2)唾液 3)口腔内の局所免疫 4)微生物 5)歯の沈着物
2 ライフスタイルと口腔保健(齋藤俊行)
1)食生活と口腔保健 2)喫煙 3)飲酒 4)ストレス
3 生活習慣病と口腔保健(前野正夫)
1)糖尿病 2)循環器疾患・心疾患 3)呼吸器疾患 4)骨粗鬆症 5)早産・低体重児出産 6)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
第4章 口腔領域の疫学
1 疫学概論(山下喜久,嶋﨑義浩)
1)疫学の定義と目的 2)疫学研究方法 3)データの種類と分類 4)調査と健康管理のための歯科集団診査 5)スクリーニング 6)EBM
2 口腔保健の疫学
1)口腔疾患の疫学的特徴 2)疫学における歯科診査 3)口腔保健の指標の尺度 4)口腔疾患と疫学研究方法の選択
3 口腔保健の指標
1)齲蝕の指標 2)歯周疾患の指標 3)口腔清掃状態の指標 4)歯のフッ素症の指標 5)不正咬合の指標
4 口腔保健の統計調査(柳沢 茂)
1)歯科疾患実態調査 2)学校保健統計 3)患者調査 4)国民生活基礎調査 5)国民健康・栄養調査
第5章 口腔保健の保持増進
1 口腔保健の保持増進の概念(齋藤俊行)
1)保健医療体制の変化 2)疾患発生要因 3)リスク診断と口腔保健指導 4)口腔保健管理と予防処置
2 口腔の清掃(小関健由)
1)歯口清掃の意義 2)歯口清掃の種類 3)セルフケア 4)プロフェッショナルケア 5)歯磨剤・洗口剤 6)プラークコントロールの動機づけ
3 保健指導(雫石 聰)
1)保健指導の目的 2)保健指導の方法 3)口腔保健指導 4)禁煙指導・禁煙支援 5)栄養・食事指導
4 齲蝕とその予防
1)齲蝕の原因(前野正夫) 2)齲蝕のリスク診断(廣瀬公治) 3)齲蝕の予防法(山下喜久)
5 フッ化物応用法(磯﨑篤則)
1)フッ化物の基礎的事項 2)フッ化物の安全性 3)フッ化物の齲蝕予防機序 4)フッ化物による齲蝕予防法
6 歯周疾患とその予防(伊藤博夫)
1)歯周疾患の定義 2)歯周疾患の分類と症状 3)歯周疾患(プラーク誘発性)の発生要因と発病・進行機序 4)全身疾患への影響 5)(プラーク性)歯周疾患の治療と再発予防 6)(プラーク性)歯周疾患のリスク診断と予防
7 口臭とその予防(宮﨑秀夫)
1)口臭の定義 2)口臭の疫学 3)口臭の原因と原因物質 4)口臭症の分類 5)口臭の検査法 6)予防と治療
8 口腔外傷とその予防(安井利一)
1)口腔外傷の種類と発生状況 2)口腔外傷の予防とマウスガード
9 その他の口腔疾患とその予防(於保孝彦)
1)口腔粘膜疾患 2)口腔乾燥症 3)口腔の奇形と異常 4)口腔腫瘍 5)不正咬合 6)顎関節症 7)口腔心身症
第6章 口腔保健における国際関係(尾﨑哲則)
1 国際交流・国際協力
1)国際保健とは 2)国際協力と国際交流
2 国際的にみた口腔保健の展開
1)口腔保健活動の現状(世界の歯科保健問題と今後の対応) 2)WHOの口腔保健目標
第2編 口腔保健学の実践
第1章 地域における口腔保健活動(末高武彦)
1 地域保健の概要
1)地域保健の概念 2)地域社会と地域での生活 3)地域保健に関する法律 4)地域保健に関係する組織 5)地域保健の関係職種
2 健康増進法と国民健康づくり
1)地域保健の増進 2)地域と職場,学校との連携 3)健康増進法と健康日本21 4)8020運動と「歯の健康」
3 地域口腔保健活動の進め方
1)活動の場 2)地域診断 3)活動の実践 4)活動の評価 5)個人情報の保護
4 地域活動と歯科保健医療
1)地域口腔保健をめぐる諸問題 2)地域と歯科医療施設の連携 3)生涯を通じた口腔保健管理
第2章 母子保健における口腔保健管理(廣瀬公治)
1 母子保健の概要
1)母子保健の意義 2)母子保健に関する法律 3)母子保健事業
2 妊産婦の口腔保健
1)口腔の特徴 2)妊産婦に対する口腔保健管理と指導
3 乳幼児の口腔保健
1)乳幼児歯科保健の現状と目標 2)歯と口腔の疾病・異常 3)乳児に対する口腔保健指導 4)1歳6か月児歯科健康診査 5)3歳児歯科健康診査 6)4,5歳児の口腔保健 7)児童虐待と歯科医療
第3章 学校保健における口腔保健管理
1 学校保健の概要(安井利一)
1)学校保健の意義と領域 2)学校保健の現状 3)学校保健関連法規
2 児童生徒の口腔保健教育(尾﨑哲則)
1)歯・口の健康つくり 2)学校歯科保健の現状
3 学校歯科医と口腔保健管理
1)学校歯科医の職務・位置づけ 2)保健管理における役割 3)健康相談・事後措置
第4章 成人・高齢者保健における口腔保健管理
1 成人・高齢者保健の概要(小関健由)
1)成人・高齢者保健の特徴 2)成人・高齢者保健に関連する法律 3)成人・高齢者保健の実態
2 成人の口腔保健(千葉逸朗)
1)成人の口腔の特徴 2)成人の口腔保健状況の特徴 3)成人歯科保健事業
3 高齢者の口腔保健
1)高齢者の口腔の特徴 2)高齢者の口腔保健状況の特徴 3)高齢者への口腔ケア
4 要介護者の口腔保健(向井美惠)
1)介護保健概要 2)口腔状態と介護 3)要介護者への口腔ケア 4)居宅管理指導 5)口腔保健管理
第5章 産業保健における口腔保健管理(柳沢 茂)
1 産業保健の概要
1)産業保健の現状 2)産業保健管理
2 職場における口腔保健
1)歯科医師による健康診断 2)健康保持増進対策での口腔保健 3)職場での口腔保健管理
3 口腔にみられる職業性疾患
1)歯の酸蝕症 2)その他の職業性口腔疾患
第6章 障害者の口腔保健管理(向井美惠)
1 障害の概念
1)法と障害の捉え方 2)障害者の社会的問題と環境 3)障害の種類と現状
2 障害者の口腔保健
1)障害者のQOLと口腔保健 2)口腔ケアと障害特徴 3)口腔保健指導 4)摂食・嚥下障害と指導
第7章 歯科診療室における口腔保健管理(森田 学)
1 歯科医師と保健医療福祉
1)保健医療制度への歯科医師のかかわり 2)地域における歯科医師の役割
2 診療室での口腔保健活動
1)妊婦に対する予防歯科診療 2)乳幼児に対する予防歯科診療 3)児童生徒に対する予防歯科診療 4)成人に対する予防歯科診療 5)高齢者に対する予防歯科診療
参考文献
索引
第1章 口腔保健学序説(雫石 聰)
1 口腔保健学とは
1)口腔保健学の目的と意義 2)口腔保健学の定義 3)口腔保健学の活用
2 健康の概念
1)健康とは 2)疾病予防の概念
3 口腔保健の現状と今後
1)プライマリヘルスケアとヘルスプロモーション 2)ハイリスクストラテジーとポピュレーションストラテジー 3)健康づくりと口腔保健 4)口腔保健と行動科学 5)口腔保健と生命倫理
第2章 口腔の発育・加齢変化(前野正夫)
1 心身の成長と発達
1)身体の成長と発達 2)精神の発達
2 口腔の成長と異常
1)歯の発生 2)歯の萌出 3)歯の交換 4)歯列の形成,咬合の成立 5)顎骨の成長 6)歯と顎骨の調和
3 口腔の機能と機能障害
1)摂食・嚥下と嚥下障害 2)発音と言語障害 3)味覚と味覚異常
4 口腔の加齢変化
1)現在歯数と歯の寿命 2)歯肉の変化と退縮
第3章 口腔環境,生活習慣と口腔保健
1 口腔環境(前野正夫)
1)歯と歯周組織 2)唾液 3)口腔内の局所免疫 4)微生物 5)歯の沈着物
2 ライフスタイルと口腔保健(齋藤俊行)
1)食生活と口腔保健 2)喫煙 3)飲酒 4)ストレス
3 生活習慣病と口腔保健(前野正夫)
1)糖尿病 2)循環器疾患・心疾患 3)呼吸器疾患 4)骨粗鬆症 5)早産・低体重児出産 6)メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)
第4章 口腔領域の疫学
1 疫学概論(山下喜久,嶋﨑義浩)
1)疫学の定義と目的 2)疫学研究方法 3)データの種類と分類 4)調査と健康管理のための歯科集団診査 5)スクリーニング 6)EBM
2 口腔保健の疫学
1)口腔疾患の疫学的特徴 2)疫学における歯科診査 3)口腔保健の指標の尺度 4)口腔疾患と疫学研究方法の選択
3 口腔保健の指標
1)齲蝕の指標 2)歯周疾患の指標 3)口腔清掃状態の指標 4)歯のフッ素症の指標 5)不正咬合の指標
4 口腔保健の統計調査(柳沢 茂)
1)歯科疾患実態調査 2)学校保健統計 3)患者調査 4)国民生活基礎調査 5)国民健康・栄養調査
第5章 口腔保健の保持増進
1 口腔保健の保持増進の概念(齋藤俊行)
1)保健医療体制の変化 2)疾患発生要因 3)リスク診断と口腔保健指導 4)口腔保健管理と予防処置
2 口腔の清掃(小関健由)
1)歯口清掃の意義 2)歯口清掃の種類 3)セルフケア 4)プロフェッショナルケア 5)歯磨剤・洗口剤 6)プラークコントロールの動機づけ
3 保健指導(雫石 聰)
1)保健指導の目的 2)保健指導の方法 3)口腔保健指導 4)禁煙指導・禁煙支援 5)栄養・食事指導
4 齲蝕とその予防
1)齲蝕の原因(前野正夫) 2)齲蝕のリスク診断(廣瀬公治) 3)齲蝕の予防法(山下喜久)
5 フッ化物応用法(磯﨑篤則)
1)フッ化物の基礎的事項 2)フッ化物の安全性 3)フッ化物の齲蝕予防機序 4)フッ化物による齲蝕予防法
6 歯周疾患とその予防(伊藤博夫)
1)歯周疾患の定義 2)歯周疾患の分類と症状 3)歯周疾患(プラーク誘発性)の発生要因と発病・進行機序 4)全身疾患への影響 5)(プラーク性)歯周疾患の治療と再発予防 6)(プラーク性)歯周疾患のリスク診断と予防
7 口臭とその予防(宮﨑秀夫)
1)口臭の定義 2)口臭の疫学 3)口臭の原因と原因物質 4)口臭症の分類 5)口臭の検査法 6)予防と治療
8 口腔外傷とその予防(安井利一)
1)口腔外傷の種類と発生状況 2)口腔外傷の予防とマウスガード
9 その他の口腔疾患とその予防(於保孝彦)
1)口腔粘膜疾患 2)口腔乾燥症 3)口腔の奇形と異常 4)口腔腫瘍 5)不正咬合 6)顎関節症 7)口腔心身症
第6章 口腔保健における国際関係(尾﨑哲則)
1 国際交流・国際協力
1)国際保健とは 2)国際協力と国際交流
2 国際的にみた口腔保健の展開
1)口腔保健活動の現状(世界の歯科保健問題と今後の対応) 2)WHOの口腔保健目標
第2編 口腔保健学の実践
第1章 地域における口腔保健活動(末高武彦)
1 地域保健の概要
1)地域保健の概念 2)地域社会と地域での生活 3)地域保健に関する法律 4)地域保健に関係する組織 5)地域保健の関係職種
2 健康増進法と国民健康づくり
1)地域保健の増進 2)地域と職場,学校との連携 3)健康増進法と健康日本21 4)8020運動と「歯の健康」
3 地域口腔保健活動の進め方
1)活動の場 2)地域診断 3)活動の実践 4)活動の評価 5)個人情報の保護
4 地域活動と歯科保健医療
1)地域口腔保健をめぐる諸問題 2)地域と歯科医療施設の連携 3)生涯を通じた口腔保健管理
第2章 母子保健における口腔保健管理(廣瀬公治)
1 母子保健の概要
1)母子保健の意義 2)母子保健に関する法律 3)母子保健事業
2 妊産婦の口腔保健
1)口腔の特徴 2)妊産婦に対する口腔保健管理と指導
3 乳幼児の口腔保健
1)乳幼児歯科保健の現状と目標 2)歯と口腔の疾病・異常 3)乳児に対する口腔保健指導 4)1歳6か月児歯科健康診査 5)3歳児歯科健康診査 6)4,5歳児の口腔保健 7)児童虐待と歯科医療
第3章 学校保健における口腔保健管理
1 学校保健の概要(安井利一)
1)学校保健の意義と領域 2)学校保健の現状 3)学校保健関連法規
2 児童生徒の口腔保健教育(尾﨑哲則)
1)歯・口の健康つくり 2)学校歯科保健の現状
3 学校歯科医と口腔保健管理
1)学校歯科医の職務・位置づけ 2)保健管理における役割 3)健康相談・事後措置
第4章 成人・高齢者保健における口腔保健管理
1 成人・高齢者保健の概要(小関健由)
1)成人・高齢者保健の特徴 2)成人・高齢者保健に関連する法律 3)成人・高齢者保健の実態
2 成人の口腔保健(千葉逸朗)
1)成人の口腔の特徴 2)成人の口腔保健状況の特徴 3)成人歯科保健事業
3 高齢者の口腔保健
1)高齢者の口腔の特徴 2)高齢者の口腔保健状況の特徴 3)高齢者への口腔ケア
4 要介護者の口腔保健(向井美惠)
1)介護保健概要 2)口腔状態と介護 3)要介護者への口腔ケア 4)居宅管理指導 5)口腔保健管理
第5章 産業保健における口腔保健管理(柳沢 茂)
1 産業保健の概要
1)産業保健の現状 2)産業保健管理
2 職場における口腔保健
1)歯科医師による健康診断 2)健康保持増進対策での口腔保健 3)職場での口腔保健管理
3 口腔にみられる職業性疾患
1)歯の酸蝕症 2)その他の職業性口腔疾患
第6章 障害者の口腔保健管理(向井美惠)
1 障害の概念
1)法と障害の捉え方 2)障害者の社会的問題と環境 3)障害の種類と現状
2 障害者の口腔保健
1)障害者のQOLと口腔保健 2)口腔ケアと障害特徴 3)口腔保健指導 4)摂食・嚥下障害と指導
第7章 歯科診療室における口腔保健管理(森田 学)
1 歯科医師と保健医療福祉
1)保健医療制度への歯科医師のかかわり 2)地域における歯科医師の役割
2 診療室での口腔保健活動
1)妊婦に対する予防歯科診療 2)乳幼児に対する予防歯科診療 3)児童生徒に対する予防歯科診療 4)成人に対する予防歯科診療 5)高齢者に対する予防歯科診療
参考文献
索引








