はじめに
このポケットマニュアルは,医師が,心理検査をオーダーしたり,その結果のレポートを読み解いたりするための入門的な手引きとして書かれている.
本書の企画は,ある精神科専攻医からの次の質問がきっかけとなっている.「入院患者さんに,うつ症状の程度やその背景を探る目的でバウムテストだけでなく,WAIS-IV,YG性格検査,MMPI-3など,心理検査を心理職の方にお願いすることがあります.そのような臨床心理検査の結果の読み方を,精神科医・研修医など初心者に解説した書を探しています」
そこで,いろいろ調べてみたが,そのような成書が見つからなかった.児童精神科領域や認知症領域の心理検査の成書はいくつかあったが,一般(成人)精神科の医師向けの心理検査のハンドブックが見当たらなかった.そのような中,大原健士郎ら監修の『精神科ハンドブック(6)心理検査』(星和書店)は,コンパクトに心理検査を解説した良書であると思ったが,出版から25年以上経ち,絶版となっている.そこで,本書を企画することとした.
編者は,精神科医としてスタートし,精神科単科病院,総合病院精神科,大学病院精神科,精神科クリニックにおいて,精神科臨床の経験を積んできた.そして後に,公認心理師と臨床心理士の資格を取得し,臨床心理学科の大学教員となった.しかし編者は,心理検査について十分な知識がなかったため,公認心理師や臨床心理士の試験勉強で大いに苦労した.これまで,心理検査のオーダーはしてきたものの,自分では検査をとったことはなく,また,検査結果のレポートも詳細には理解できていなかったことに改めて気づいたのである.
精神科医療において,心理検査は,診断のために行うものではない.心理検査は,その検査が何を評価しようとしているのかをよく知った上で,聴取した他の情報も含めて,アセスメントしていくためのものである.しかし,精神科医が心理検査をオーダーする時には,その背景に,どうしても診断する作業が必要となる.あるいは,心理検査を診断の補助とするために,オーダーすることもあろう.そして,診断+アセスメントをもって,どのような,治療的介入を行うか考えていく.
心理検査については,検査を行い結果・所見・アセスメントのレポートを書く心理職と,検査をオーダーして,そのレポートを読む医師とでは,心理検査に対する理解において,大きなギャップがあると思う.医師は,医学教育において,心理検査についてのごく概要の知識しか得ておらず,心理検査を施行するトレーニングは受けていないので,臨床現場に出て,(編者もそうであったように)見様見真似で心理検査のオーダーや結果の読み取りをしているのが実態と思われる.そこで,医師と心理職の橋渡しをして,このギャップを少しでも埋めようと,今回のポケットマニュアルを企画した.
まず,『I 心理検査を活用するために』では,「心理検査と精神科臨床」「臨床心理検査・神経心理検査を活用するための基本作法」などについて,解説した.
次に,『II 各検査の実際』では「(1)知的能力に関する検査」「(2)パーソナリティ検査」「(3)症状・状態の検査」について検査ごとの解説をした.心理検査は数多くあり,領域が広大で,保険適応となる心理検査も多数あるので,本書で取り上げた心理検査は,かなり絞り込んでいる.専攻医から中堅までの精神科医にアンケート行い,「所見をしばしば読む・オーダーをしばしばする」「所見を読んだことがある・オーダーしたことがある」という検査を選んで,本書では取り上げた.
また,臨床上よく使う検査を,バランスに配慮して取り上げた.例えば,発達障害の検査において,ASRS(Adult ADHD Self-Report Scale:成人ADHD自己報告尺度)を取りあげているが,ASRSは,保険適応にならないし,極めてシンプルな自記式質問票なのだが,コンサータ(R)の処方を検討する時に頻用されている検査なので取り上げている.
本書の編集方針は,以下のようにした.検査の目的は,対象疾患・病態を中心に説明した.検査の実施方法は最小限にとどめ,結果の見方について詳しく書いた.細かいところは省いて,全体的なパターン認識ができるように解説した.また,検査を行うにあたって特徴的かつ典型的な症例を呈示し,臨床的な便を図った.巻末には,「III 疾患ごとの各検査の所見」を集めた.
また,本書は『脳卒中ポケットマニュアル』といった医療者向けバンドブックと同じように,白衣のポケットに入る大きさにし,箇条書きで見やすくしている.
本書の執筆陣は主に,臨床心理学の実践家がそろっている大正大学臨床心理学部臨床心理学科の教員,および神経心理学の実践家がそろっている慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室のスタッフにご協力いただいた.感謝を申し上げたい.
本書は,精神科医師,心理職だけでなく,精神科医療に携わるあらゆる職種,看護師,精神保健福祉士,理学療法士,言語聴覚士なども対象として書かれている.本書は,カルテを読む時に役立つと思う.そして,あらゆる臨床場面で,心理検査を有効に活用するための一助としていただければ,編者にとってこれにまさる喜びはない.
2026年6月
新村秀人
このポケットマニュアルは,医師が,心理検査をオーダーしたり,その結果のレポートを読み解いたりするための入門的な手引きとして書かれている.
本書の企画は,ある精神科専攻医からの次の質問がきっかけとなっている.「入院患者さんに,うつ症状の程度やその背景を探る目的でバウムテストだけでなく,WAIS-IV,YG性格検査,MMPI-3など,心理検査を心理職の方にお願いすることがあります.そのような臨床心理検査の結果の読み方を,精神科医・研修医など初心者に解説した書を探しています」
そこで,いろいろ調べてみたが,そのような成書が見つからなかった.児童精神科領域や認知症領域の心理検査の成書はいくつかあったが,一般(成人)精神科の医師向けの心理検査のハンドブックが見当たらなかった.そのような中,大原健士郎ら監修の『精神科ハンドブック(6)心理検査』(星和書店)は,コンパクトに心理検査を解説した良書であると思ったが,出版から25年以上経ち,絶版となっている.そこで,本書を企画することとした.
編者は,精神科医としてスタートし,精神科単科病院,総合病院精神科,大学病院精神科,精神科クリニックにおいて,精神科臨床の経験を積んできた.そして後に,公認心理師と臨床心理士の資格を取得し,臨床心理学科の大学教員となった.しかし編者は,心理検査について十分な知識がなかったため,公認心理師や臨床心理士の試験勉強で大いに苦労した.これまで,心理検査のオーダーはしてきたものの,自分では検査をとったことはなく,また,検査結果のレポートも詳細には理解できていなかったことに改めて気づいたのである.
精神科医療において,心理検査は,診断のために行うものではない.心理検査は,その検査が何を評価しようとしているのかをよく知った上で,聴取した他の情報も含めて,アセスメントしていくためのものである.しかし,精神科医が心理検査をオーダーする時には,その背景に,どうしても診断する作業が必要となる.あるいは,心理検査を診断の補助とするために,オーダーすることもあろう.そして,診断+アセスメントをもって,どのような,治療的介入を行うか考えていく.
心理検査については,検査を行い結果・所見・アセスメントのレポートを書く心理職と,検査をオーダーして,そのレポートを読む医師とでは,心理検査に対する理解において,大きなギャップがあると思う.医師は,医学教育において,心理検査についてのごく概要の知識しか得ておらず,心理検査を施行するトレーニングは受けていないので,臨床現場に出て,(編者もそうであったように)見様見真似で心理検査のオーダーや結果の読み取りをしているのが実態と思われる.そこで,医師と心理職の橋渡しをして,このギャップを少しでも埋めようと,今回のポケットマニュアルを企画した.
まず,『I 心理検査を活用するために』では,「心理検査と精神科臨床」「臨床心理検査・神経心理検査を活用するための基本作法」などについて,解説した.
次に,『II 各検査の実際』では「(1)知的能力に関する検査」「(2)パーソナリティ検査」「(3)症状・状態の検査」について検査ごとの解説をした.心理検査は数多くあり,領域が広大で,保険適応となる心理検査も多数あるので,本書で取り上げた心理検査は,かなり絞り込んでいる.専攻医から中堅までの精神科医にアンケート行い,「所見をしばしば読む・オーダーをしばしばする」「所見を読んだことがある・オーダーしたことがある」という検査を選んで,本書では取り上げた.
また,臨床上よく使う検査を,バランスに配慮して取り上げた.例えば,発達障害の検査において,ASRS(Adult ADHD Self-Report Scale:成人ADHD自己報告尺度)を取りあげているが,ASRSは,保険適応にならないし,極めてシンプルな自記式質問票なのだが,コンサータ(R)の処方を検討する時に頻用されている検査なので取り上げている.
本書の編集方針は,以下のようにした.検査の目的は,対象疾患・病態を中心に説明した.検査の実施方法は最小限にとどめ,結果の見方について詳しく書いた.細かいところは省いて,全体的なパターン認識ができるように解説した.また,検査を行うにあたって特徴的かつ典型的な症例を呈示し,臨床的な便を図った.巻末には,「III 疾患ごとの各検査の所見」を集めた.
また,本書は『脳卒中ポケットマニュアル』といった医療者向けバンドブックと同じように,白衣のポケットに入る大きさにし,箇条書きで見やすくしている.
本書の執筆陣は主に,臨床心理学の実践家がそろっている大正大学臨床心理学部臨床心理学科の教員,および神経心理学の実践家がそろっている慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室のスタッフにご協力いただいた.感謝を申し上げたい.
本書は,精神科医師,心理職だけでなく,精神科医療に携わるあらゆる職種,看護師,精神保健福祉士,理学療法士,言語聴覚士なども対象として書かれている.本書は,カルテを読む時に役立つと思う.そして,あらゆる臨床場面で,心理検査を有効に活用するための一助としていただければ,編者にとってこれにまさる喜びはない.
2026年6月
新村秀人
はじめに(新村秀人)
I 心理検査を活用するために
(1)心理検査と精神科診療─医師と心理職の立場(新村秀人)
1 精神科診療における心理検査
2 保険診療における心理検査の実施
3 保険収載されている心理検査
4 心理検査をめぐる医師と心理職のギャップ
5 心理検査オーダー時の注意点
(2)臨床心理検査・神経心理検査・症状評価尺度とは何か(小堀彩子)
1 検査の目的と対象
2 心理アセスメントの一部としての心理検査
3 心理検査の種類
4 心理検査の固有性
(3)臨床心理検査・神経心理検査を活用するための基本作法─上手な依頼の仕方,検査結果のフィードバックの考え方とその方法(中尾重嗣)
1 臨床心理検査・神経心理検査の位置づけと目的の明確化
2 上手な検査依頼の仕方─「とりあえず検査」にしない
3 検査結果のフィードバックの考え方─結果を「情報」から「理解」へ変換する
4 実際のフィードバックの方法
5 事例で考えるフィードバック実践
6 多職種連携に活かす検査結果
(4)心理検査を行う心理職のために―臨床心理検査バッテリーの組み立て方,検査結果のフィードバックの考え方とその方法(小野田直子)
1 臨床心理検査バッテリーの組み立て方
2 心理検査バッテリーの組み立て方の実際
3 フィードバックの考え方とその方法
II 各検査の実際
(1)知的能力に関する検査
(1)WAIS-IV(ウェクスラー成人知能検査第4版)(柴田康順)
1 検査の目的と対象
2 症例
(2)WISC-V(ウェクスラー児童用知能検査第5版)(稲田尚子)
1 WISC-Vの基本構造
2 WISC-Vの位置づけと限界
3 WISC-Vの結果の解釈と支援への展開
4 WISC-V解釈における留意点
5 検査場面における行動観察の意義
6 WISC-Vの結果を報告書としてまとめる際の視点
(3)田中ビネー知能検査V(小堀彩子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(4)HDS-R(長谷川式認知症スケール),MMSE-J,MoCA-J,COGNISTAT,CDR(小野田梨花,江口洋子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 検査の見方
4 症例
(5)レーヴン色彩マトリックス検査とJART(菅波美穂)
(A)レーヴン色彩マトリックス検査
1 レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(B)JART
1 JARTの目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(6)WMS-R(ウェクスラー記憶検査),ROCFT,FAB(小西海香)
1 ウェクスラー記憶検査(Wechsler Memory Scale-Revised:WMS-R)
2 ROCFT(Rey-Osterrieth Complex Figure Test)
3 FAB(Frontal Assessment Battery,前頭葉評価バッテリー)
(7)内田クレペリン精神検査(山本 渉)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(2)パーソナリティ検査
(8)MMPI-3(ミネソタ多面人格目録)(馬淵聖二)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(9)YG性格検査(矢田部・ギルフォード性格検査)(馬淵聖二)
1 検査の目的と対象(関連する疾患・病態)
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(10)新版 TEGII/TEG3(東大式エゴグラム)(門本 泉)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(11)ロールシャッハ・テスト(兼城賢志)
1 検査の目的と対象:関連する疾患・病態
2 検査の実施法
3 結果の見方:全体的なパターン
4 その他の心理的特徴:クラスター分析
5 症例─典型例
(12)SCT(文章完成法)(隅谷理子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
(13)P-Fスタディ(絵画-欲求不満テスト)(柴田康順)
1 P-Fスタディの基礎理論
2 検査の目的
3 検査の実施方法
4 スコアリング,整理,解釈
5 症例
(14)描画法(HTP,バウムテスト,人物画,風景構成法)(兼城賢志)
1 検査の目的と対象─関連する疾患・病態
2 検査の実施法
3 結果の見方─全体的なパターン
4 症例
(3)症状・状態の検査
(15)うつ─SDS,CES-D,HAM-D(野田亜由美)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(16)不安・強迫─STAI(状態-特性不安尺度),LSAS-J,Y-BOCS(石川亮太郎)
1 STAI(State-Trait Anxiety Inventory)
2 LSAS(Liebowitz Social Anxiety Scale)
3 Y-BOCS(Yale-Brown Obsessive Compulsive Scale)
(17)ASD/ADHD─AQ,PARS-TR,ASRS(稲田尚子)
1 ASD/ADHD評価における心理検査活用の基本的考え方
2 AQ
3 PARS-TR
4 ASRS
5 AQ・PARS-TR・ASRSをどのように組み合わせるか
III 疾患ごとの各検査の所見
概説
1 統合失調症
2 うつ病
3 双極症
4 不安症
5 強迫症
6 PTSD
7 身体症状症
8 摂食症
9 物質関連症
10 神経発達症
11 神経認知症
12 パーソナリティ症
索引
I 心理検査を活用するために
(1)心理検査と精神科診療─医師と心理職の立場(新村秀人)
1 精神科診療における心理検査
2 保険診療における心理検査の実施
3 保険収載されている心理検査
4 心理検査をめぐる医師と心理職のギャップ
5 心理検査オーダー時の注意点
(2)臨床心理検査・神経心理検査・症状評価尺度とは何か(小堀彩子)
1 検査の目的と対象
2 心理アセスメントの一部としての心理検査
3 心理検査の種類
4 心理検査の固有性
(3)臨床心理検査・神経心理検査を活用するための基本作法─上手な依頼の仕方,検査結果のフィードバックの考え方とその方法(中尾重嗣)
1 臨床心理検査・神経心理検査の位置づけと目的の明確化
2 上手な検査依頼の仕方─「とりあえず検査」にしない
3 検査結果のフィードバックの考え方─結果を「情報」から「理解」へ変換する
4 実際のフィードバックの方法
5 事例で考えるフィードバック実践
6 多職種連携に活かす検査結果
(4)心理検査を行う心理職のために―臨床心理検査バッテリーの組み立て方,検査結果のフィードバックの考え方とその方法(小野田直子)
1 臨床心理検査バッテリーの組み立て方
2 心理検査バッテリーの組み立て方の実際
3 フィードバックの考え方とその方法
II 各検査の実際
(1)知的能力に関する検査
(1)WAIS-IV(ウェクスラー成人知能検査第4版)(柴田康順)
1 検査の目的と対象
2 症例
(2)WISC-V(ウェクスラー児童用知能検査第5版)(稲田尚子)
1 WISC-Vの基本構造
2 WISC-Vの位置づけと限界
3 WISC-Vの結果の解釈と支援への展開
4 WISC-V解釈における留意点
5 検査場面における行動観察の意義
6 WISC-Vの結果を報告書としてまとめる際の視点
(3)田中ビネー知能検査V(小堀彩子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(4)HDS-R(長谷川式認知症スケール),MMSE-J,MoCA-J,COGNISTAT,CDR(小野田梨花,江口洋子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 検査の見方
4 症例
(5)レーヴン色彩マトリックス検査とJART(菅波美穂)
(A)レーヴン色彩マトリックス検査
1 レーヴン色彩マトリックス検査(RCPM)の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(B)JART
1 JARTの目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(6)WMS-R(ウェクスラー記憶検査),ROCFT,FAB(小西海香)
1 ウェクスラー記憶検査(Wechsler Memory Scale-Revised:WMS-R)
2 ROCFT(Rey-Osterrieth Complex Figure Test)
3 FAB(Frontal Assessment Battery,前頭葉評価バッテリー)
(7)内田クレペリン精神検査(山本 渉)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(2)パーソナリティ検査
(8)MMPI-3(ミネソタ多面人格目録)(馬淵聖二)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(9)YG性格検査(矢田部・ギルフォード性格検査)(馬淵聖二)
1 検査の目的と対象(関連する疾患・病態)
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(10)新版 TEGII/TEG3(東大式エゴグラム)(門本 泉)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(11)ロールシャッハ・テスト(兼城賢志)
1 検査の目的と対象:関連する疾患・病態
2 検査の実施法
3 結果の見方:全体的なパターン
4 その他の心理的特徴:クラスター分析
5 症例─典型例
(12)SCT(文章完成法)(隅谷理子)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
(13)P-Fスタディ(絵画-欲求不満テスト)(柴田康順)
1 P-Fスタディの基礎理論
2 検査の目的
3 検査の実施方法
4 スコアリング,整理,解釈
5 症例
(14)描画法(HTP,バウムテスト,人物画,風景構成法)(兼城賢志)
1 検査の目的と対象─関連する疾患・病態
2 検査の実施法
3 結果の見方─全体的なパターン
4 症例
(3)症状・状態の検査
(15)うつ─SDS,CES-D,HAM-D(野田亜由美)
1 検査の目的と対象
2 検査の実施方法
3 結果の見方
4 症例
(16)不安・強迫─STAI(状態-特性不安尺度),LSAS-J,Y-BOCS(石川亮太郎)
1 STAI(State-Trait Anxiety Inventory)
2 LSAS(Liebowitz Social Anxiety Scale)
3 Y-BOCS(Yale-Brown Obsessive Compulsive Scale)
(17)ASD/ADHD─AQ,PARS-TR,ASRS(稲田尚子)
1 ASD/ADHD評価における心理検査活用の基本的考え方
2 AQ
3 PARS-TR
4 ASRS
5 AQ・PARS-TR・ASRSをどのように組み合わせるか
III 疾患ごとの各検査の所見
概説
1 統合失調症
2 うつ病
3 双極症
4 不安症
5 強迫症
6 PTSD
7 身体症状症
8 摂食症
9 物質関連症
10 神経発達症
11 神経認知症
12 パーソナリティ症
索引















