やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

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 近年,構造的心疾患(SHD)に対してカテーテルを用いた低侵襲的治療法が発展・普及し,心エコー図検査時に心疾患治療デバイスに遭遇するケースが増えています.しかし,見慣れないデバイスの構造物などが描出された際,その背景を正しく理解していなければ,検査者としての判断に迷いが生じ,検査の遅延や臨床判断の誤りにつながりかねません.
 そこで,本特集では心エコー図検査で遭遇することの多い心疾患治療デバイスにフォーカスし,その概要や,心エコー図検査時に注意すべき見え方,正しい解釈・評価のポイントについてご解説いただきます.
 (編集部)
特集 心エコー図検査で知っておきたい心疾患治療デバイス―「予期せぬ見え方」を正しく読み解く
 1.総論―心疾患介入治療の広がりと心エコー図検査の役割
  (落合智紀・林田健太郎)
 2.各論―主要デバイスにおける画像評価の勘所
  1)経皮的大動脈弁置換術(TAVI)
  (杉浦淳史)
  2)経皮的僧帽弁接合不全修復術
  (杉山耀一・野々上 明・松本 崇)
  3)経皮的心房中隔欠損閉鎖術/卵円孔閉鎖術
  (湧川 林・白井伸一)
  4)経皮的左心耳閉鎖術
  (梅本朋幸)
  5)ペースメーカ植込み術
  (近藤祐介)

Editorial―今月のことば
 考えてみよう 臨床検査現場のウェル・ビーイング
 (髙梨 昇)

質量分析による菌種同定―想定外の結果が出たら?
 6.Erysipelothrix rhusiopathiae
 (中尾歩美)

基礎講座
 脳脊髄液細胞診―腫瘍性疾患と非腫瘍性疾患の細胞所見を中心に
 (安倍秀幸)

FOCUS
 デジタル病理画像解析ソフトウェア「QuPath」の使い方
 (鳥居洋祐・金森知里・中村純子・大江知里)

MT Seminar
 偽痛風の知識を深める
 (佐藤弘恵)

From LABO
 自施設での遺伝子検査におけるCAP(米国病理医協会)認定取得
 (西尾美帆・畑地 治)

臨床検査Q&A
 抗てんかん薬服用の患者さんでクロールが偽高値になるのはなぜですか?
 (兼松健也)
 運動神経伝導検査で,標的とする筋が萎縮しており波形をまったく記録できなかった場合に,手技によるミス(例:刺激部位が正しくない,導出電極の位置が誤っている,など)の有無を確認する方法を教えてください.
 (髙橋宣成)

OVERSEAS REPORT
 心エコーの最前線に触れて―入職3年目技師のASE 2025体験記
 (伊藤亜衣梨)

Book Review
 症例から学ぶMタンパク検査 タンパク分画から免疫固定法まで
 (山田俊幸)

臨床検査技師のためのAI・データサイエンス入門
 6.AIモデルの性能評価:再現率,適合率からみる臨床的妥当性と精度改善の戦略
 (野坂大喜)

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