やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

監修のコトバ
 栄養士は,食を通じて人々の健康維持,健康増進を支えるのがおもな仕事ですが,それは,人々の「ライフスタイル」を支援することにも通じます.「ライフスタイル」とは,生活習慣のことだけではなくて,その人の価値観や人生観,つまりは生き方のスタイルのこと.「きょう,どこで,だれと,なにを食べるのか」ということは,現在の価値観の反映であり,あしたからの人生の方向性を暗示するものです.
 したがって,栄養士という職業には,人々の「心の栄養補給」にもかかわる役割が含まれます.「心の栄養」とは,人と食事を楽しむときの幸福感であり,「あしたの幸福」「あさっての幸福」への期待であり,それは「生きがい」または「生きるモチベーション」です.
 それほど意義深い職業である以上,栄養士としては,イキイキとしたライフスタイルによって,人々に健康のお手本を示したいものです.
 本書は,あなたのライフデザインのための「スケッチブック」として,きっとお役に立つことでしょう.現在のところ,ライフデザインをするためのマニュアルが,業種別に用意されているわけではありませんから,この『栄養士のためのライフデザインブック』は,パイオニア的な1冊になるのではないでしょうか.いずれ,「美容師のための……」「教員のための……」「弁護士のための……」「……ライフデザインブック」が生まれてくるとすれば,本書は,そのきっかけとなる1冊になることでしょう.
 私は,1961年から,栄養士養成校の出版部に25年間在籍し,その後も,約30年間,多くの栄養士さんと交流し続け,いまも,さまざまなライフスタイルを見続けています.
 これまでの栄養士は,肥満や生活習慣病などの治療や予防に重点を置いて仕事をしてきました.それが功を奏して,日本人の健康寿命は延伸を続けています.しかし,いくつかのハードルを越えたあとに直面したのが低栄養やフレイル,認知症などです.これらは,食生活以外の要素,まさにライフスタイルが,大きくかかわる健康問題です.
 21世紀の中盤にかけて活躍する栄養士は,専門的な知識やスキルに加えて,アクティブでハッピーなライフスタイルを示すことが最大のニーズ対応となりつつあります.
 2020年9月
 大橋予暇研究所/ロッコム文章・編集塾
 大橋禄郎


編集のコトバ
 「食コーチング(R)」には,よく使う基本語がいくつかあります.
 「健康のカタチ」「食事相談」「問いかけ」「あと押し型支援」または「あと押し型リーダーシップ」などなど.コトバの意味は本書で説明してありますが,これらは,「栄養指導」という姿勢ではなく,クライアント(対象者)に伴走しながら健康支援をすることを基本姿勢とする考え方から生まれたコトバです.
 伴走者としての栄養士は,クライアントとともに歩むのですから,身体機能も言動も,クライアントのモチベーションを下げるものであってはならない,と考えます.「ああしなさい」「こうするといいですよ」と,指示の多い「栄養指導」ではなく,自分自身が「健康のカタチ」を無言ででも示すようでありたい,それを基本理念としています.
 以前,看護師さんからは,その職業を選んだ理由として「ナイチンゲールの生き方に共感して」や「マザー・テレサのことを知って」というお話を聞いたことがあります.生き方のモデルがあるのは幸せなこと.
 栄養士の世界には,個人的には別として,一般的なモデルは見つかりません.そこでいまから13年前,いろいろの分野で活躍する仲間たちと語り合って,栄養士が,それぞれの職場に適応し,さらに,生涯現役を想定した「ライフデザイン」をするためのマニュアルをつくることを提案し,作業を始めました.
 とはいえ,執筆経験も少なく,共同執筆でマニュアルをつくる経験もなかったので,編集のベテランでいらっしゃる大橋禄郎先生にご指導をいただき,なんとかスタートすることができました.同時に,医歯薬出版のご担当者が,すぐにご支援してくださることになるとともに,10年以上も,あきらめることなく,ずっとあと押しをし続けてくださいました.
 スタート時には,みんなで集まって,項目を出し合ったり,執筆分担を決めたりと,ここにもずいぶんと時間をかけました.276〜277ページにお名前を掲げさせていただいたのは,そうした仲間のごく一部です.いまは連絡がとれなくなっている方も少なくありません.そのため,この場を借りて,心からの感謝を申しあげ,このようなご報告をいたします.
 「あなたのご協力のおかげで,現役の多くの栄養士,そして,これから栄養士になる人たちのために,職種に応じた働き方,人生の楽しみ方など,栄養士の生涯をデザインするための1冊をお届けすることができました」と.
 2020年9月
 食コーチングプログラムス主宰/管理栄養士 食コーチ(R)
 影山なお子
 監修のコトバ
 編集のコトバ
1 栄養士を目指す─「栄養士」を目指すための最初の1歩.
 1 栄養士になるための養成校は,どのような基準で選んだらよいのか.
 2 栄養士養成校では,どんな勉強をし,どんな学生生活を送ればよいか.
 3 将来,栄養士として働くためには,養成校のカリキュラム以外でも調理技術を磨いておいたほうがよいか.
 4 栄養士養成校の学生は,どんな就職活動をすればよいか.
 5 栄養士としての就職先を考えるとき,どんな考え方をすればよいのか,考えるヒントはあるか.
 6 どういう職業に就くにしても,栄養士としてもち続けたい使命感があるとすればどういうものか.
2 資格─気になる「資格」,とりたい「資格」.
 1 栄養士は,自分の資格をどう考え,どう活かしていけばよいか.
 2 栄養士や管理栄養士の資格以外にも,新しい資格が生まれているが,それらの資格はとったほうがよいのだろうか.
 3 先輩の「栄養士」や「管理栄養士」は,自分の資格以外に,どんな資格をとって活躍しているのか.
3 男性栄養士─「男性栄養士」だからこそのポジション.
 1 男性が栄養士や管理栄養士になりたいと思ったとき,どういうことを考えておけばよいか.
 2 同性の同業者や同僚が少ない職場および業界にあって,高いモチベーションを維持するには,どんな点に気をつければよいか.
 3 男性栄養士として,将来に向けてどんな展望をもって生活していけばよいか.
4 教育機関─「食育」を通じて子どもの「食事力」を養う.
 1 栄養士として小・中学校などで働くには,どんな資格が必要か.「学校栄養職員」と「栄養教諭」とでは,どんな違いがあるのか.
 2 「おいしい給食」を目指すとき,「おいしさ」の基準をどのように考えればよいのか.
 3 生徒の目を輝かせるような給食を続けるにはどんなアクションがあるか.
 4 給食業務を通じて園児や児童・生徒の「食育」を促進するには,どのようなことにポイントを置けばよいか.
 5 「食育」を通じて子どもの「食事力」を養うとは,どういうことか.「食事力」とはどんな能力を指すのか.
 6 食育活動を活発化させるための企画や活動を求められたら,どう対応するか.
 7 栄養士として,保護者と接するときにはどういう点に注意すればよいか.
5 行政─地域の健康度をあげる「行政栄養士」を目指す.
 1 栄養士が,行政機関で働くためにはどのようなアプローチの方法があるか.
 2 行政栄養士が,住民にとって身近で魅力的な存在になるには,どんなアクションが必要か.
 3 地域住民から「参加したい」と思われるイベントをどう企画すればよいか.
 4 行政で働く栄養士は,地域のネットワーク(人脈)にどのように参加し,どのようにかかわっていけばよいか.
 5 行政で働く栄養士が,コーディネート力を発揮するには,どんなアクションプランをもって行動すればよいか.
6 外食・中食─「外食・中食業界」で日本の食を支える.
 1 外食産業で働きたいと思う栄養士はどんなイメージをもてばよいか.
 2 外食・中食の利用率が高まる時代にどんな視点で商品開発をすればよいか.
 3 外食店などで,利用者の満足度を高めるためには,栄養士として,どんなアクションが起こせるか.
 4 これまでの経験を活かして,いずれ独立することを考えたとき,なにから準備をすればよいか.
7 特定保健指導─現役の働き手を支える「特定保健指導」をどう進めるか.
 1 「特定保健指導」にかかわる栄養士が,理解しておきたい基礎知識とはどういうものか.
 2 特定保健指導の初回面接をする担当者として,あらかじめ頭に入れておきたいこととは,どういうことか.
 3 特定保健指導において,初回面接をスムーズに行なうには,どんなことに気をつければよいか.
 4 継続支援を電話で行なう場合,どんな点に注意すればよいか.
 5 継続支援を手紙やメールで行なう場合,どんな点に注意すればよいか.
 6 電話や手紙,メールによる支援のために,電話や文章による表現力をもっと強化したいが,どんな方法があるか.
 7 支援の記録は,どのような内容を,どのように残していけばよいか.
 8 特定保健指導の評価をどのように分析し,次にどうつなげていくか.
8 病院─「病院栄養士」として輝き続けるには.
 1 病院栄養士として自分の仕事とどう向き合っていけばよいのか.
 2 栄養士がNSTメンバーとしての力を発揮するには,どんなアクションがあるか.
 3 調理スタッフや給食会社の栄養士とスムーズに連携するには,どんなことに気をつければよいか.
 4 安定した喫食率をキープするには,どんなことに気をつけて食事を提供すればよいか.
9 福祉─「福祉施設」で活力のある環境を生み出す.
 1 福祉施設で働くには,どのような予備知識をもっていればよいか.
 2 高齢者施設に勤務する栄養士として,高齢者の楽しみや生きがいを食の面から支えるには,どんなアプローチがあるか.
 3 高齢者施設で,他部署のスタッフや入居者の家族と,どのように接すればよいか.
 4 福祉施設で働く栄養士が,健康を保ち,イキイキと過ごすには,どんなことに気をつければよいか.
10 研究─「研究職」という職業センスを活かす.
 1 将来,研究機関で働きたいと思う栄養士は,どんなイメージを描き,どんな心構えをもてばよいか.
 2 社会的ニーズのある研究テーマは,どこで,どのようにして見つければよいのか.
 3 研究職にある栄養士は,どんなライフスタイルを心がければよいのか.
11 養成校─「栄養士養成校」は新時代の栄養士のスタートライン.
 1 栄養士養成校で働く栄養士は,次の世代の栄養士を育てるために,どんな意識をもって仕事をすればよいか.
 2 いま,栄養士に求められる知識や技術,栄養士としてのセンスを,学生たちにどう伝えていけばよいのか.
 3 栄養士養成校から講師の依頼を受けたときは,どのように対応すればよいか.
 4 学生たちから「栄養士への道を選んでよかった」と思ってもらえるような講義法や,教員としてのあり方とは,どういうものか.
 5 教員ということに加えて「輝きのある栄養士」としても,学生から尊敬される「カタチ」とはどういうものか.
12 スポーツ─「スポーツ栄養士」から「食クリエーター」へ.
 1 「スポーツ栄養士」になるためには,どういうことを知っておく必要があるか.
 2 「スポーツ栄養士」を名のって仕事をするためには,どのようにしてクライアントを見つければよいか.
 3 「スポーツ栄養士」として仕事を続けてゆくには,どのような考え方でやっていけばよいのか.見習うべきモデルなどはいないのか.
 4 選手の健康や食生活について,選手自身や指導者,家族などの理解が得られないときは,どのように対応すればよいか.
13 メディア─「メディア」に課せられる正しい健康観.
 1 栄養士としての特性を活かしてマスメディア(マスコミ)で働きたいと思ったとき,どんな分野を考えればよいか.
 2 栄養士がマスメディアで「食や健康に関する仕事をしたい」と思ったとき,どんなアクションがあるか.
 3 マスメディアで働く栄養士が,怪しい健康情報を提供する状況になったとき,どのように対処すればよいか.
 4 メディアで働く栄養士には,どのような資質や使命感が求められるか.
14 起業─「フリーランス栄養士」「起業」の成功例.
 1 「フリーランス栄養士」と「開業栄養士」とでは,どんな違いがあるのか.
 2 起業するか,フリーランスになるかして,栄養士活動をするには,どのような準備をすればよいか.
 3 「フリーランス栄養士」や「起業栄養士」が,仕事を維持・発展させるには,どういうことに気をつければよいか.
15 食事相談─生き方支援としての「食事相談」.
 1 栄養士の基本スキルの1つとなる「食事相談」(栄養指導)をじょうずに行なうためにはどんな心得が必要か.
 2 食事相談をじょうずに行なうためのコツやトレーニングの方法はあるのか.
 3 クライアントが,「食事相談」を望んでいないように思えるとき,どんな対応をすればよいか.
 4 同僚や先輩などと異なる「食事相談」の考え方やスキルをもっているとき,それを職場でどのように実践していけばよいか.
 5 研修会や書物などで学んだ「食事相談」の考え方やスキルを,同僚や上長にどのように伝えればよいか.
 6 食事相談のスキルアップを図るためには,どんな勉強をすればよいか.
16 情報発信力─講演・講話・事例報告などの基本スキル.
 1 組織内や学会などで事例報告をするとき,どんなことに気をつければよいか.
 2 講話や講演の依頼を受けたとき,どのように対応し,どのように準備をすればよいか.
 3 講話や講演において,パワーポイントをどう位置づけ,どう活用すればよいのか.
 4 栄養士が,より高いレベルの講話や講演を目指すには,どういうことに気をつければよいか.
 5 講話や講演会を開催する側の1人として,知っておかなければならないのはどういうことか.
17 日常会話力─栄養士の仕事を支える「日常会話力」.
 1 栄養士が身につけておきたい日常的な会話力とは,どのようなものか.
 2 私的な交流の中で,“栄養士”ということから,食や栄養に関して尋ねられることがある.どのように対応すればよいか.
 3 職場の同僚や仕事関係の人と和やかな日常会話を交わすには,どのようなことに気をつければよいか.
 4 あまり教育的にならないように,日常会話を通じて家族の健康意識を高めるには,どのようなアプローチがあるか.
 5 スマホやパソコンなどを日常的な会話にも使っているが,どんな点に注意をすればよいか.
18 文章力─「文章力」で社会の健康意識や食生活を向上させる.
 1 栄養士が文章力を強化することに,どのような意味があるのか.
 2 栄養士が,よい文章の書き手となるには,どういう点に気をつければよいか.
 3 読む人を想定し,ニーズに合った話題選びをするには,どういう点に気をつければよいか.
 4 新鮮でユニークな情報を発信し続けるには,どのような情報源をもてばよいか.
19 イベント企画力─人の集まる「イベント企画力」を養う.
 1 いつも新鮮なイベントを企画するためには,ヒントとなる食と健康関連の情報をどのように求めればよいか.
 2 栄養士が,セミナーや健康フェアなどのイベントを企画する場合,どのようなことに注意をすればよいか.
 3 イベントや講習会の講師は,どのように見つけ,どのように交渉をすればよいのか.
 4 イベントや講演会の司会・進行を担当することになった場合,どういうことに注意をすればよいか.
 5 イベントや講演会の来場者にお願いするアンケートで,どんなことを聞けばよいのか.項目のマンネリ化を防ぐにはどうすればよいか.
20 リーダーシップ─「あと押し型リーダー」としての栄養士のカタチ.
 1 栄養士が仕事のうえでリーダーシップを発揮するには,どんなことに注意すればよいか.
 2 チームだからこそできる,いろいろな活動を,リーダーとして,どのように話し合い,運営していくか.
 3 風通しのよい,活気あふれる職場づくりのためには,スタッフの一員として,どんなアクションが可能か.
 4 組織の役員や会長として,みんなの期待に応えるには,どのようなことに気をつければよいか.
 5 職場の管理職としても,任意のグループのリーダーとしても,みんなから尊敬されるためには,どんな点に気をつければよいか.
21 栄養士会─「栄養士会」への参加と運営のあり方.
 1 全国的な栄養士会または地域活動栄養士会に入る意味とは,どういうものか.
 2 地域活動栄養士会に入っているが,マンネリ気味で,続けてゆく意味が感じられない.どう考えればよいか.
 3 栄養士会に若い会員の入会が少なく,活動も停滞気味.そんな状況を改善するには,役員としてどう対処すればよいか.
 4 入会している栄養士会から会報が送られてくるが,しっかり読みこめていないのはなぜか.
22 人脈─栄養士にとっての「人脈」の意味.
 1 栄養士にとって「人脈」(人的ネットワーク)には,どんな意味があるのか.
 2 人づきあいが苦手で,栄養士仲間との交流もない状態.これを改善するにはどうすればよいか.
 3 栄養士として,患者さんなど,仕事上で知り合った人との関係を,よい状態に保つには,どういうことに気をつければよいか.
 4 よい人間関係が健康向上にプラスになることを自ら体験したり,人に伝えたりするには,どんな知識と行動が必要か.
23 健康管理─問われる栄養士自身の「健康管理」.
 1 人の健康を支える栄養士としては,どのような「健康観」をもてばよいか.
 2 栄養士の「健康観」を,仕事をしていくうえで,どのように活用すればよいか.
 3 栄養士が職場で感じるストレスを,どのように緩和すればよいのか.
 4 栄養士として,自分のストレスやクライアントのストレスにどう気づき,どう対処すればよいか.
 5 栄養士として「生涯現役」を貫くためには,どういうことを心がければよいか.
 6 栄養士は,自身の健康をどのように管理すればよいか.
 7 健康維持のためには,よい人間関係の維持もたいせつな要素だが,そのためには,どのようなことに気をつければよいか.
24 食生活─栄養士自身の「食生活」のあるべきカタチ.
 1 栄養士として,恥ずかしくない食生活とは,どういうものだろうか.
 2 栄養士として,自分の家族の食生活をどう支えていけばよいか.
 3 栄養士自身の肥満や「やせ」と,どう向き合えばよいか.
 4 会食やパーティーなどに際して,栄養士として,どうふるまえばよいか.
25 料理技術─栄養士の「料理技術」をどう磨き,どう活かすか.
 1 栄養士が現在の職種に関係なく,生涯,料理技術を磨き続けることに,どんな意義があるのか.
 2 栄養士として働きながら,料理技術のスキルアップを図るとしたら,どういう選択肢があるか.
 3 「栄養士の料理はおいしくない」といわれることがあるが,どんな点を補強すればよいか.
 4 料理講習会の講師を頼まれたとき,どのような心構えと準備が必要か.
 5 副業として,または退職してから,「料理を教える仕事をしたい」と思ったら,どのような準備をすればよいか.
26 ライフスタイル─栄養士の「ライフスタイル」は健康のお手本.
 1 栄養士らしいライフスタイルを自分のものにするには,どのようなアプローチがあるか.
 2 栄養士のTPOに合わせた「身だしなみ」をどうステップアップすればよいか.
 3 栄養士の「アフター6」や休日の過ごし方を充実させるには,どこから手をつければよいか.
 4 栄養士にとって余暇活動をすること,続けることにどんな意味があるのか.
 5 栄養士にふさわしいボランティア活動にはどんなものがあるか.実行に移すためには,なにをすればよいのか.
 6 栄養士の結婚や結婚生活について,どう考えればよいか.
 7 仕事と家庭,育児などを両立させている栄養士が,行きづまったときにはどうすればよいか.
 8 栄養士が転職を考えるとき,どのように対処すればよいか.
 9 転職をステップアップのチャンスと位置づけるには,どのようなアクションがあるか.
 10 「栄養士としての専門性をたいせつに」といわれるが,「栄養士の専門性」とはなにを指すのか.

 「ライフデザインブック」インフォメーション
  1-「食コーチング(R)」定義と概要
  2-「健康の6大要素」と健康・幸福の定義
  3-人間にとっての食の意味(日本人の場合)
  4-「食の地図」としての四群点数法

 さくいん
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