初版の序
近年,疾病構造は変化し,治療技術の飛躍的進歩とともに医療の専門分化と統合により医療と医療環境が大きく変わってきていた.医療を受ける患者のニーズは多様化し,医療の効率や効果を目指したチーム医療がすすめられ,かつ,栄養食事療法の重要性が高まっている.
管理栄養士が栄養食事療法を実践するとき,そこには必ず治療上の必要性がある.しかし,その治療グレードは一様ではなく,疾患そのもの,また同一疾患であっても病態あるいは疾患のステージによって異なる.これらは,栄養ケアの役割からすると,現状の栄養状態を保持する保健性の栄養,主となる治療法の効果を上げるべく補給する栄養,種々の疾患や,その前駆症状として現れる症候へ対応する栄養,そして治療そのものとなる栄養素成分,あるいは栄養成分の組み合わせによる栄養生理の調整など,さまざまである.
本書では,これらの治療のグレードにより栄養食事療法をカテゴリー化し,実践に必要な知識を臨床での手順に従って解説した.そして,治療のゴールをどのように見定めるのか,実践したことの効果を何で評価するのかなど,実践での栄養評価,栄養診断,栄養食事療法,治療アウトカムにおけるツールとなる尿・血液生化学検査成績,食品構成,料理法,食品選択などを解説し,栄養ケアマネジメントのスキルの修得を目指した.また,各疾患の当該医学会からなる診療ガイドあるいはガイドラインに従い,ケアマネジメントの知識あるいはスキルの標準化を図った.そして,医療人として治療を進めるにあたり求められる全人的医療,医療保険制度などを解説し,臨床での栄養ケアの原点を示し,その立脚点を明確にした.これらにより「栄養ケアマネジメント」の実践書として役割を果たすにとどまらず,明日の臨床栄養学の発展に寄与するものと確信している.
本書の刊行にあたり,臨床の第一線で活躍されている管理栄養士の先生方をはじめ,管理栄養士の育成・教育に期待され,誠実かつ熱意をもって応答くださった臨床ならびに基礎の医師の先生方にも賛同を得られ,理論と実践の循環と統合が成り,栄養食事療法の将来を期待できる教材の刊行を果たすことができた.
激務のなかで,執筆を担っていただいた諸先生に,ここに改めて,深甚の謝意を表する次第である.
本書「栄養ケアマネジメント」が栄養食事療法の実践ならびに教育の源泉として活用されることを願ってやまない.
2011年2月1日
本田佳子
近年,疾病構造は変化し,治療技術の飛躍的進歩とともに医療の専門分化と統合により医療と医療環境が大きく変わってきていた.医療を受ける患者のニーズは多様化し,医療の効率や効果を目指したチーム医療がすすめられ,かつ,栄養食事療法の重要性が高まっている.
管理栄養士が栄養食事療法を実践するとき,そこには必ず治療上の必要性がある.しかし,その治療グレードは一様ではなく,疾患そのもの,また同一疾患であっても病態あるいは疾患のステージによって異なる.これらは,栄養ケアの役割からすると,現状の栄養状態を保持する保健性の栄養,主となる治療法の効果を上げるべく補給する栄養,種々の疾患や,その前駆症状として現れる症候へ対応する栄養,そして治療そのものとなる栄養素成分,あるいは栄養成分の組み合わせによる栄養生理の調整など,さまざまである.
本書では,これらの治療のグレードにより栄養食事療法をカテゴリー化し,実践に必要な知識を臨床での手順に従って解説した.そして,治療のゴールをどのように見定めるのか,実践したことの効果を何で評価するのかなど,実践での栄養評価,栄養診断,栄養食事療法,治療アウトカムにおけるツールとなる尿・血液生化学検査成績,食品構成,料理法,食品選択などを解説し,栄養ケアマネジメントのスキルの修得を目指した.また,各疾患の当該医学会からなる診療ガイドあるいはガイドラインに従い,ケアマネジメントの知識あるいはスキルの標準化を図った.そして,医療人として治療を進めるにあたり求められる全人的医療,医療保険制度などを解説し,臨床での栄養ケアの原点を示し,その立脚点を明確にした.これらにより「栄養ケアマネジメント」の実践書として役割を果たすにとどまらず,明日の臨床栄養学の発展に寄与するものと確信している.
本書の刊行にあたり,臨床の第一線で活躍されている管理栄養士の先生方をはじめ,管理栄養士の育成・教育に期待され,誠実かつ熱意をもって応答くださった臨床ならびに基礎の医師の先生方にも賛同を得られ,理論と実践の循環と統合が成り,栄養食事療法の将来を期待できる教材の刊行を果たすことができた.
激務のなかで,執筆を担っていただいた諸先生に,ここに改めて,深甚の謝意を表する次第である.
本書「栄養ケアマネジメント」が栄養食事療法の実践ならびに教育の源泉として活用されることを願ってやまない.
2011年2月1日
本田佳子
Part1 臨床栄養学と栄養ケア
I 栄養ケアの基礎
1 医療と臨床栄養学(本田佳子)
1 医療とは
2 臨床栄養とは
2 全人的医療と臨床栄養学(川ア英二)
1 全人的医療
2 医の倫理
3 生命倫理
4 臨床栄養学とのかかわり
3 内部環境恒常性と栄養支援(川ア英二)
1 内部環境恒常性
2 エネルギー代謝
3 栄養支援
4 自然治癒の促進と症状の改善(川ア英二)
5 摂食支援とQOL(本田佳子)
1 医療のアウトカム
2 QOL(quality of life)
3 摂食支援
6 医療保険制度と栄養ケア(本田佳子)
1 医療法と診療報酬制度
2 入院時食事療養
1-入院時食事療養の実施のポイント
2-入院時食事療養の算定の条件
3 栄養管理実施加算,栄養サポートチーム加算,摂食障害入院医療管理加算
1-栄養管理実施加算
2-栄養サポートチーム加算
3-摂食障害入院医療管理加算
4 栄養食事指導
1-外来栄養食事指導料
2-入院栄養食事指導料
3-集団栄養食事指導料
4-在宅患者訪問栄養食事指導料
5-後期高齢者退院時栄養食事管理指導料
5 介護保険制度
7 チーム医療(鷲澤尚宏)
1 チーム医療
2 NSTの歴史
3 PPMと一部を専従専任としたNST
4 各職種の役割分担
1-医師
2-看護師
3-管理栄養士
4-薬剤師
5-ソーシャルワーカー
6-臨床検査技師
7-事務職員
8-理学療法士
9-言語聴覚士
5 中央型NSTへ
8 クリニカルパス(川村順子)
1 クリニカルパスとは
2 おもなクリニカルパスの種類
1-オーバービュー式パス
2-日めくり式パス
3-オールインワンパス
4-地域連携パス
3 クリニカルパス導入の効果
4 クリニカルパスの構成・許可基準
5 バリアンス
6 アウトカム
II 栄養アセスメント
1 栄養アセスメントの意義(本田佳子)
2 栄養アセスメントの方法(本田佳子)
1 主観的包括的評価
2 客観的評価
3 臨床的評価
4 栄養アセスメントの方法
1-エネルギーのアセスメント
2-糖質のアセスメント
3-たんぱく質のアセスメント
4-脂質のアセスメント
5-ビタミンのアセスメント
6-ミネラルのアセスメント
7-水分のアセスメント
3 栄養アセスメントの実際
1 臨床診査(奈良信雄)
1-栄養アセスメントにおける臨床診査の意義
2-自他覚症状の観察
3-医療面接(問診)
4-主訴,現病歴,既往歴,家族歴
2 臨床検査(奈良信雄)
1-栄養アセスメントにおける臨床検査の意義
2-血液学的検査
3-血液生化学検査
4-尿検査
5-画像検査
6-そのほかの検査
7-栄養状態の評価指標と病態の評価指標
3 身体計測(横山奈津代)
1-栄養アセスメントにおける身体計測の意義
2-身体計測実施に向けての注意点
3-各身体計測の特徴
4-身体計測データの評価
4 摂食状態(横山奈津代)
1-栄養アセスメントにおける食事調査の意義
2-食事調査の特徴
3-食事調査(狭義)……の方法
4-場面別食事調査
5-食事調査の評価方法
III 栄養ケアプランの実施
1 栄養ケアプランの目標設定(河原和枝)
1 栄養ケアプラン
1-必要栄養量の設定
2-投与ルートの決定
2 栄養教育(指導)プラン
2 栄養ケアプランの作成(河原和枝)
1 栄養食事管理録
2 記録のまとめ方(POSの概要)
3 栄養ケア報告書の作成
3 栄養ケアの実施
1 静脈栄養法(河原和枝)
1-中心静脈栄養法
2-末梢静脈栄養法
2 経腸栄養法(河原和枝)
1-経腸栄養法とその適応
2-経腸栄養剤(食品)の選択基準
3-投与方法
4-副作用・合併症
3 経口栄養法(河原和枝)
1-一般治療食
2-特別治療食
3-食品構成表
4-食事箋
5-献立作成
4 栄養教育(宮本佳代子)
1-栄養教育の意義と目的
2-栄養教育の形態(集団栄養指導,個別栄養指導,訪問栄養指導)
3-効果的な栄養教育の展開
5 栄養カウンセリング(橋本佐由理)
1-栄養カウンセリングの意義と目的
2-成果につながる栄養カウンセリングのために
3-食行動変容に関わる理論と援助技法
4-心の持ち方を知るための栄養カウンセリングの基本技法
5-医療現場における栄養カウンセリング
6 クリニカルパス(川村順子)
1-クリニカルパス作成までの流れ
2-クリニカルパスによる栄養ケアの意義
3-クリニカルパスの実際例
7 保健機能食品,特別用途食品(梅垣敬三)
1-特別用途食品・保健機能食品の概要
2-特別用途食品と保健機能食品の制度の変遷
3-特定保健用食品の詳細
4-栄養機能食品の詳細
5-特別用途食品
6-栄養表示基準制度
7-特別用途食品,保健機能食品の利用
8 栄養ケアと薬物療法
1-薬物の体内動態(吸収absorption,分布distribu-tion,代謝metabolism,排泄excretion)と食事(堀江修一)
2-食物と薬物の相互作用(本田佳子,堀江修一)
3-疾患と薬物療法(影向範昭,朝倉俊成)
4 モニタリングと評価(河原和枝)
1 モニタリング
2 評価
Part2 疾患と栄養ケア
I 検査のための調整食
(白石弘美)
1 低残渣食・注腸食
1 低残渣食
1-概要
2-栄養ケアの実際
2 注腸食・大腸X線検査食
1-概要
2-栄養ケアの実際
2 甲状線機能検査食(ヨード制限食)
1-概要
2-栄養ケアの実際
3 潜血検査食
1-概要
2-栄養ケアの実際
4 乾燥食(フィッシュバーグ濃縮試験食)
1-概要
2-栄養ケアの実際
II 保健性を保つ栄養ケア−新生児・低出生体重児−
(橋本令子)
1 新生児
2 正期産児
1 新生児期に検討すべき重要な事柄
1-アプガースコア(Apgar score)
2-成熟徴候
3-胎便
4-生理的体重減少
5-生理的黄疸
6-新生児マススクリーニング検査
2 成長曲線による発育のチェック
3 哺乳
1-新生児期
2-新生児期以後の乳児期
3-母乳栄養
4-人工栄養
5-混合栄養
6-調乳
3 低出生体重児
1 低出生体重児について検討すべき重要な事柄
1-子宮内胎児発育不全(IUGR)
2-小さく生まれた子ども(SGA)
2 保育器と哺乳
1-保育器による体温の保持
2-カンガルーケア
3-タッチケア
4-哺乳
3 成長曲線による発育のチェック
4 乳幼児健康診査
III 回復を促す栄養ケア
1 外科療法時(鷲澤尚宏)
1 病態生理
2 評価と診断
3 栄養ケア
4 リハビリテーションと栄養法
5 具体的な栄養ケア
1-予定手術
2-緊急手術や外傷
2 化学療法時(桑原節子)
1 化学療法の目的と概要
2 化学療法の有害事象
3 化学療法時の栄養管理の概要
4 栄養管理の進め方のポイント
5 有害事象対応例
1-悪心・嘔吐
2-造血幹細胞移植とGVHD
3 放射線治療時(桑原節子)
1 放射線治療の目的と概要
2 放射線治療の有害事象
3 放射線治療の栄養管理の概要
4 栄養管理の進め方のポイント
5 有害事象対応例
1-口内炎・食道炎
2-口腔内乾燥
IV 症候への栄養ケア
1 発熱(門脇弘子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
2 脱水(門脇弘子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
3 高・低ナトリウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
4 高・低カリウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
5 高・低カルシウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
6 高・低リン血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
7 アシドーシス,アルカローシス(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
8 るいそう(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
9 食欲不振(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
10 ビタミン欠乏症(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態・症状
3 鑑別診断
4 治療
5 栄養ケア
11 貧血(川ア英二)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
12 吐血,下血(鷲澤尚宏)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
13 血尿(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
14 浮腫(本田佳子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
15 腹水(本田佳子)
1 症候の概要
2 病態
3 鑑別診断
4 治療
5 栄養ケア
16 口内炎(長澤伸江)
1 症候の概要
2 病態
1-口内炎の種類
2-口内炎の発症要因
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
17 歯肉炎,歯周炎(長澤伸江)
1 症候の概要
2 病態
1-歯肉炎,歯周炎の分類
2-歯肉炎,歯周炎の発症要因
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
18 下痢(武富和美)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
19 便秘(武富和美)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
20 褥瘡(三原法子)
1 症候の概要
2 原因
3 病態
4 診断基準
5 治療
6 栄養ケア
V 治療となる栄養ケア
1 骨粗鬆症(麻見直美)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 鉄欠乏性貧血(池田裕美)
1-疾患の概要
2-病因
3-疫学
4-症状
5-診断基準
6-治療
7-栄養生理
8-栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 胃・十二指腸潰瘍(加藤チイ)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
4 慢性肝炎(片山一男)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
5 脂肪肝(中村啓子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
6 肝硬変(代償期・非代償期)(片山一男)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
7 胆嚢炎,胆石症(中村啓子)
胆嚢炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
胆石症
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
8 慢性膵炎(山本國夫)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
9 糖尿病(宮本佳代子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
10 脂質異常症(本田佳子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
11 肥満症(村上文代)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
12 高尿酸血症(大部正代)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
13 先天性代謝性疾患(糖原病を除く)(佐藤智英)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
14 甲状腺機能亢進症・低下症(吉川 睦)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
15 ウイルソン病,糖原病(宮本佳代子)
ウイルソン病
1 疾患の概要・病因
2 疫学
3 症状
4 診断基準
5 治療
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
糖原病(グリコーゲン病)
1 疾患の概要・病因
2 疫学
3 症状
4 診断基準
5 治療
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
16 高血圧(長浜幸子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
17 虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞)(桑原節子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
18 心不全(うっ血性心不全)(桑原節子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
19 糸球体腎炎(兼平奈々)
急性糸球体腎炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
慢性糸球体腎炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
20 ネフローゼ症候群(兼平奈々)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
21 慢性腎不全(金澤良枝,中尾俊之)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
22 糖尿病性腎症(小林君枝)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
23 慢性閉塞性肺疾患(岩川裕美)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
24 妊娠高血圧症候群(長浜幸子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
25 食物アレルギー(小林彰子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
VI 摂食障害のある人への栄養ケア
1 心因性の摂食障害(川上祐子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 認知症・ALS(川上祐子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 摂食・嚥下障害(池谷昌枝)
1 疾患の概要
2 病因
3 症状
4 診断基準
5 治療(摂食・嚥下訓練)
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
VII 消化管の機能が十分でない人への栄養ケア
1 潰瘍性大腸炎(野口球子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
1-治療の原則
2-治療法
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 クローン病(野口球子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
1-治療の原則
2-治療法
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 消化器の術前・術後(鷲澤尚宏)
1 病態
1-消化管狭窄や肝代謝障害などによる栄養障害
2-手術そのものによる生体への侵襲
3-食止めによる栄養障害
4-消化器の手術で臓器が使用できないための栄養障害
5-術後合併症による栄養障害
2 栄養ケア
1-術前
2-術中
3-術後
4 癌終末期(桑原節子)
1 癌終末期の栄養管理
2 癌終末期の輸液
3 症状ケア
1-悪心・嘔吐
2-腹部膨満感
3-口腔ケア
4-高カルシウム血症
付録
管理栄養士国家試験対策のための問題(本橋和佳子,白石弘美,本田佳子)
臨床検査基準値(奈良信雄,本田佳子)
参考文献
索引
I 栄養ケアの基礎
1 医療と臨床栄養学(本田佳子)
1 医療とは
2 臨床栄養とは
2 全人的医療と臨床栄養学(川ア英二)
1 全人的医療
2 医の倫理
3 生命倫理
4 臨床栄養学とのかかわり
3 内部環境恒常性と栄養支援(川ア英二)
1 内部環境恒常性
2 エネルギー代謝
3 栄養支援
4 自然治癒の促進と症状の改善(川ア英二)
5 摂食支援とQOL(本田佳子)
1 医療のアウトカム
2 QOL(quality of life)
3 摂食支援
6 医療保険制度と栄養ケア(本田佳子)
1 医療法と診療報酬制度
2 入院時食事療養
1-入院時食事療養の実施のポイント
2-入院時食事療養の算定の条件
3 栄養管理実施加算,栄養サポートチーム加算,摂食障害入院医療管理加算
1-栄養管理実施加算
2-栄養サポートチーム加算
3-摂食障害入院医療管理加算
4 栄養食事指導
1-外来栄養食事指導料
2-入院栄養食事指導料
3-集団栄養食事指導料
4-在宅患者訪問栄養食事指導料
5-後期高齢者退院時栄養食事管理指導料
5 介護保険制度
7 チーム医療(鷲澤尚宏)
1 チーム医療
2 NSTの歴史
3 PPMと一部を専従専任としたNST
4 各職種の役割分担
1-医師
2-看護師
3-管理栄養士
4-薬剤師
5-ソーシャルワーカー
6-臨床検査技師
7-事務職員
8-理学療法士
9-言語聴覚士
5 中央型NSTへ
8 クリニカルパス(川村順子)
1 クリニカルパスとは
2 おもなクリニカルパスの種類
1-オーバービュー式パス
2-日めくり式パス
3-オールインワンパス
4-地域連携パス
3 クリニカルパス導入の効果
4 クリニカルパスの構成・許可基準
5 バリアンス
6 アウトカム
II 栄養アセスメント
1 栄養アセスメントの意義(本田佳子)
2 栄養アセスメントの方法(本田佳子)
1 主観的包括的評価
2 客観的評価
3 臨床的評価
4 栄養アセスメントの方法
1-エネルギーのアセスメント
2-糖質のアセスメント
3-たんぱく質のアセスメント
4-脂質のアセスメント
5-ビタミンのアセスメント
6-ミネラルのアセスメント
7-水分のアセスメント
3 栄養アセスメントの実際
1 臨床診査(奈良信雄)
1-栄養アセスメントにおける臨床診査の意義
2-自他覚症状の観察
3-医療面接(問診)
4-主訴,現病歴,既往歴,家族歴
2 臨床検査(奈良信雄)
1-栄養アセスメントにおける臨床検査の意義
2-血液学的検査
3-血液生化学検査
4-尿検査
5-画像検査
6-そのほかの検査
7-栄養状態の評価指標と病態の評価指標
3 身体計測(横山奈津代)
1-栄養アセスメントにおける身体計測の意義
2-身体計測実施に向けての注意点
3-各身体計測の特徴
4-身体計測データの評価
4 摂食状態(横山奈津代)
1-栄養アセスメントにおける食事調査の意義
2-食事調査の特徴
3-食事調査(狭義)……の方法
4-場面別食事調査
5-食事調査の評価方法
III 栄養ケアプランの実施
1 栄養ケアプランの目標設定(河原和枝)
1 栄養ケアプラン
1-必要栄養量の設定
2-投与ルートの決定
2 栄養教育(指導)プラン
2 栄養ケアプランの作成(河原和枝)
1 栄養食事管理録
2 記録のまとめ方(POSの概要)
3 栄養ケア報告書の作成
3 栄養ケアの実施
1 静脈栄養法(河原和枝)
1-中心静脈栄養法
2-末梢静脈栄養法
2 経腸栄養法(河原和枝)
1-経腸栄養法とその適応
2-経腸栄養剤(食品)の選択基準
3-投与方法
4-副作用・合併症
3 経口栄養法(河原和枝)
1-一般治療食
2-特別治療食
3-食品構成表
4-食事箋
5-献立作成
4 栄養教育(宮本佳代子)
1-栄養教育の意義と目的
2-栄養教育の形態(集団栄養指導,個別栄養指導,訪問栄養指導)
3-効果的な栄養教育の展開
5 栄養カウンセリング(橋本佐由理)
1-栄養カウンセリングの意義と目的
2-成果につながる栄養カウンセリングのために
3-食行動変容に関わる理論と援助技法
4-心の持ち方を知るための栄養カウンセリングの基本技法
5-医療現場における栄養カウンセリング
6 クリニカルパス(川村順子)
1-クリニカルパス作成までの流れ
2-クリニカルパスによる栄養ケアの意義
3-クリニカルパスの実際例
7 保健機能食品,特別用途食品(梅垣敬三)
1-特別用途食品・保健機能食品の概要
2-特別用途食品と保健機能食品の制度の変遷
3-特定保健用食品の詳細
4-栄養機能食品の詳細
5-特別用途食品
6-栄養表示基準制度
7-特別用途食品,保健機能食品の利用
8 栄養ケアと薬物療法
1-薬物の体内動態(吸収absorption,分布distribu-tion,代謝metabolism,排泄excretion)と食事(堀江修一)
2-食物と薬物の相互作用(本田佳子,堀江修一)
3-疾患と薬物療法(影向範昭,朝倉俊成)
4 モニタリングと評価(河原和枝)
1 モニタリング
2 評価
Part2 疾患と栄養ケア
I 検査のための調整食
(白石弘美)
1 低残渣食・注腸食
1 低残渣食
1-概要
2-栄養ケアの実際
2 注腸食・大腸X線検査食
1-概要
2-栄養ケアの実際
2 甲状線機能検査食(ヨード制限食)
1-概要
2-栄養ケアの実際
3 潜血検査食
1-概要
2-栄養ケアの実際
4 乾燥食(フィッシュバーグ濃縮試験食)
1-概要
2-栄養ケアの実際
II 保健性を保つ栄養ケア−新生児・低出生体重児−
(橋本令子)
1 新生児
2 正期産児
1 新生児期に検討すべき重要な事柄
1-アプガースコア(Apgar score)
2-成熟徴候
3-胎便
4-生理的体重減少
5-生理的黄疸
6-新生児マススクリーニング検査
2 成長曲線による発育のチェック
3 哺乳
1-新生児期
2-新生児期以後の乳児期
3-母乳栄養
4-人工栄養
5-混合栄養
6-調乳
3 低出生体重児
1 低出生体重児について検討すべき重要な事柄
1-子宮内胎児発育不全(IUGR)
2-小さく生まれた子ども(SGA)
2 保育器と哺乳
1-保育器による体温の保持
2-カンガルーケア
3-タッチケア
4-哺乳
3 成長曲線による発育のチェック
4 乳幼児健康診査
III 回復を促す栄養ケア
1 外科療法時(鷲澤尚宏)
1 病態生理
2 評価と診断
3 栄養ケア
4 リハビリテーションと栄養法
5 具体的な栄養ケア
1-予定手術
2-緊急手術や外傷
2 化学療法時(桑原節子)
1 化学療法の目的と概要
2 化学療法の有害事象
3 化学療法時の栄養管理の概要
4 栄養管理の進め方のポイント
5 有害事象対応例
1-悪心・嘔吐
2-造血幹細胞移植とGVHD
3 放射線治療時(桑原節子)
1 放射線治療の目的と概要
2 放射線治療の有害事象
3 放射線治療の栄養管理の概要
4 栄養管理の進め方のポイント
5 有害事象対応例
1-口内炎・食道炎
2-口腔内乾燥
IV 症候への栄養ケア
1 発熱(門脇弘子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
2 脱水(門脇弘子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
3 高・低ナトリウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
4 高・低カリウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
5 高・低カルシウム血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
6 高・低リン血症(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
7 アシドーシス,アルカローシス(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
8 るいそう(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
9 食欲不振(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
10 ビタミン欠乏症(中西靖子)
1 症候の概要
2 病態・症状
3 鑑別診断
4 治療
5 栄養ケア
11 貧血(川ア英二)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
12 吐血,下血(鷲澤尚宏)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
13 血尿(飛田美穂)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
14 浮腫(本田佳子)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
15 腹水(本田佳子)
1 症候の概要
2 病態
3 鑑別診断
4 治療
5 栄養ケア
16 口内炎(長澤伸江)
1 症候の概要
2 病態
1-口内炎の種類
2-口内炎の発症要因
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
17 歯肉炎,歯周炎(長澤伸江)
1 症候の概要
2 病態
1-歯肉炎,歯周炎の分類
2-歯肉炎,歯周炎の発症要因
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
18 下痢(武富和美)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
19 便秘(武富和美)
1 症候の概要
2 病態
3 症状
4 鑑別診断
5 治療
6 栄養ケア
20 褥瘡(三原法子)
1 症候の概要
2 原因
3 病態
4 診断基準
5 治療
6 栄養ケア
V 治療となる栄養ケア
1 骨粗鬆症(麻見直美)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 鉄欠乏性貧血(池田裕美)
1-疾患の概要
2-病因
3-疫学
4-症状
5-診断基準
6-治療
7-栄養生理
8-栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 胃・十二指腸潰瘍(加藤チイ)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
4 慢性肝炎(片山一男)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
5 脂肪肝(中村啓子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
6 肝硬変(代償期・非代償期)(片山一男)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
7 胆嚢炎,胆石症(中村啓子)
胆嚢炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
胆石症
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
8 慢性膵炎(山本國夫)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
9 糖尿病(宮本佳代子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
10 脂質異常症(本田佳子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
11 肥満症(村上文代)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
12 高尿酸血症(大部正代)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
13 先天性代謝性疾患(糖原病を除く)(佐藤智英)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
14 甲状腺機能亢進症・低下症(吉川 睦)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
15 ウイルソン病,糖原病(宮本佳代子)
ウイルソン病
1 疾患の概要・病因
2 疫学
3 症状
4 診断基準
5 治療
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
糖原病(グリコーゲン病)
1 疾患の概要・病因
2 疫学
3 症状
4 診断基準
5 治療
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
16 高血圧(長浜幸子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
17 虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞)(桑原節子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
18 心不全(うっ血性心不全)(桑原節子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
19 糸球体腎炎(兼平奈々)
急性糸球体腎炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
慢性糸球体腎炎
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
20 ネフローゼ症候群(兼平奈々)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
21 慢性腎不全(金澤良枝,中尾俊之)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
22 糖尿病性腎症(小林君枝)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
23 慢性閉塞性肺疾患(岩川裕美)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
24 妊娠高血圧症候群(長浜幸子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
25 食物アレルギー(小林彰子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
VI 摂食障害のある人への栄養ケア
1 心因性の摂食障害(川上祐子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 認知症・ALS(川上祐子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 摂食・嚥下障害(池谷昌枝)
1 疾患の概要
2 病因
3 症状
4 診断基準
5 治療(摂食・嚥下訓練)
6 栄養生理
7 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
VII 消化管の機能が十分でない人への栄養ケア
1 潰瘍性大腸炎(野口球子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
1-治療の原則
2-治療法
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
2 クローン病(野口球子)
1 疾患の概要
2 病因
3 疫学
4 症状
5 診断基準
6 治療
1-治療の原則
2-治療法
7 栄養生理
8 栄養食事療法
1-基本方針
2-栄養アセスメント
3-栄養食事管理と管理目標
4-栄養食事療法の効果・判定
3 消化器の術前・術後(鷲澤尚宏)
1 病態
1-消化管狭窄や肝代謝障害などによる栄養障害
2-手術そのものによる生体への侵襲
3-食止めによる栄養障害
4-消化器の手術で臓器が使用できないための栄養障害
5-術後合併症による栄養障害
2 栄養ケア
1-術前
2-術中
3-術後
4 癌終末期(桑原節子)
1 癌終末期の栄養管理
2 癌終末期の輸液
3 症状ケア
1-悪心・嘔吐
2-腹部膨満感
3-口腔ケア
4-高カルシウム血症
付録
管理栄養士国家試験対策のための問題(本橋和佳子,白石弘美,本田佳子)
臨床検査基準値(奈良信雄,本田佳子)
参考文献
索引