やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第6版の序
 本書『保存修復学』は,1980 年に第1 版が刊行されて以来,今日まで改訂を重ねて刊行されている.これまでの各版における序文では,そのすべてで歯科医学・医療の進歩と変遷,科学技術や器材の発展に併せた改訂の必要性が述べられている.今回も前版刊行から約6 年を経て,第6 版出版に向けて編集を進めてきたが,その作業を行うなかで,これまで以上に歯科医学の進歩と医療の変遷が著しいことを編集者一同が実感し,その内容に併せた改訂の必要性をあらためて覚えた.
 本書編集作業の終盤には,京都大学大学院教授の山中伸弥博士がiPS細胞に関する業績でノーベル賞を受賞された.このことによって医学界,歯学界における再生医学研究・医療の流れが今後とも一層進められる感じがする.歯の硬組織治療のなかでも基礎研究レベルとはいえ,歯そのもの,歯の各組織の再生の可能性も探られていて,これらはいつの日かは治療の現場にも応用されるものと期待される.
 医療は生命医療と健康医療に分けることができ,歯科医療は,歯や歯列の治療という観点では,前者,すなわち直接“命を救う医療“ではなく,どちらかといえば後者,すなわち人々の“健康で幸せな長寿,生活を支える医療”であり,間接的ではあるが,人々のより質の高い健康な生活に多大に貢献する医療であるといえる.“8020“の考え方の底流もそこにあるが,いよいよ“8020”がまったくの夢ではない時代となり,高齢社会のなかで如何に“8020”に歯科界が向き合って行くかを考える時代となった.すなわち高齢,長寿社会のなかでは,独特の歯の加齢現象や病態に対応することが必要であり,ある意味私たちが経験してこなかった根面齲蝕,Tooth Wear,破折への対応,全世代に共通した歯および歯列の審美性の回復と維持という社会的な要望に応えて行くことが求められている.
 一方,歯科医学を志す上では,医療技術の習得,習熟も欠かすべきではなく,上述した最新の再生医療などに関する知識と理論の学習に加え,とくに学生諸君,若い歯科医師は,基本となる歯の硬組織の修復治療に関する技法,器材の取り扱い技術に習熟することも求められる.歯科医療の現場では,歯および歯列の欠損の修復はきわめて重要な基盤であり,技法,器材の進歩が正しく日進月歩であるため,歯科医師は生涯にわたり技術の習熟に努めねばならない所以でもある.保存修復学の領域で学習する技術,技法は他の分野の基本ともなるものも多く,本領域での学習はいつの時代であっても必須である.
 本書『保存修復学 第6 版』は,これまでの改訂版同様,科学,技術の発展と社会の要望の変遷に併せた改訂を心がけたが,上述した最近の事情と大きな潮流の変化が重なったこともあり,「修復学」という限られた範疇に留まらず,歯すなわち歯の硬組織の保存や機能回復に向けた患者・疾患管理のもとでの予防・治療・管理までを包含する「歯の硬組織治療学」の学習書となるように編纂したつもりである.本書が学生諸君,若い歯科医師の諸氏のこれからの学習に役立てば幸いである.
 平成24 年12 月
 編者一同

第5版の序
 20 世紀最後の年に『保存修復学 第4 版』が発行され,21 世紀の最初の改訂版として第5 版を発行する運びとなりました.この間,歯科医療は疾病の治療から患者の健康維持,QOLの増進を図るべく医療システムの変革が求められてきました.また,医療機器の目覚ましい進歩に伴い歯科医療技術も日々向上してきています.
 しかしながら,厚生労働省が発表した「平成17 年歯科疾患実態調査」によると,5 歳以上の永久歯齲蝕罹患率は85.0%,そのうち治療完了者は49.2%,処置歯・未処置歯を併有する者が32.9%,未処置の者が2.9%となっています.また,歯の保存が図られるにつれて高齢者の根面齲蝕は今後増加すると思われ,齲蝕の罹患率はまだまだ高率であると言わざるを得ません.
 一方,近年の齲蝕学(カリオロジー)の発展,特に齲蝕病巣の再石灰化に対する理解が深まるとともに多くの臨床データの蓄積と解析がなされ,従来行われてきた治療法に対する見直しが行われてきています.これらを具現化したのは歯質接着性修復材の発展であり,ミニマルインターベンション(MI)の実践に大きく貢献しています.また他方では,治療はインフォームド・コンセントに基づいて,常に患者の最善の利益に照らして行われるべきであるという考え方が広く浸透し,従来の医師・歯科医師の権威(パターナリズム)による治療が変わってきています.
 このような保存修復学の新しい流れは,歯の治療に求められるものも大きく変えてきました.つまり,現在の歯の硬組織疾患の治療は,単に痛みを取り除き,歯を保存することだけが目的ではなく,これらの治療が安全でかつ快適に行われ,その結果として歯の形態だけでなく,機能を回復し,審美的にも満足のいくものであることが求められているといえます.さらに,このような修復治療だけでなく,疾患原因や個人の発症リスクを把握した患者管理のもとでの,疾患の発症や進行の抑制を原則とした疾患予防的な治療が求められ,患者中心の,QOLを考慮した歯の咬合回復が必要となっていると考えます.すなわち,歯の硬組織疾患の治療を通していかに患者の満足のいくアウトカムを達成させるかが目標となり,その基盤として保存修復学の知識と技術が必要とされています.
 本書は,常に時代の要請に合わせて改訂を重ねてきましたが,新規にモデルコアカリキュラムが導入され,また「平成18 年版 歯科医師国家試験出題基準」が改訂発行されたのを機に,これらの内容に準じて全項目の見直しおよび新しい項目の追加を行い,より完成度の高い保存修復学の教科書として発行する運びとなりました.
 歯科臨床の実際は,歯科補綴学,口腔外科学,歯科麻酔学,歯科放射線学,小児歯科学,歯科矯正学など各専門分野の知識と技術の集約が必須条件であることはいうまでもありません.その基本となる保存修復学を学ぶうえで本書は信頼に応えられる良書であり,歯科医師国家試験や学年末の試験に際しても知識の整理に役立つものと思います.学生諸君の座右の書として活用されることを願っております.
 平成19 年3 月
 編者一同

第4版補訂にあたって
 昭和50 年に本書「保存修復学」の第1 版が刊行されてから,教育内容の改編,専門知識の進歩,普及にあわせてほぼ5,6 年の間隔をもって改訂が行われている.この第4 版は,平成12 年に現行の教育ガイドラインに沿った標準的な教科書を意図して全国の歯科大学,歯学部の保存修復学教育にあたっている先生方のご協力の下に上梓された.しかし,ここ数年の進歩した科学,技術の歯科医学,とくに保存修復学領域への波及には著しいものがある.その範畴に収めている齲蝕の処置概念の変化は大きく,しかもそれを具体化する新器材も広く臨床に普及しつつある.
 ここで,この学術的進歩を本書に取り入れるのが遅延すれば,本書を基盤として学んでいる全国の歯科学生にとって最新の知識,手技の導入に不利となることは言を俟たない.
 そこで,次期の改訂期を待たず,第4 版の補訂版として,とくに進歩の著しい領域を中心として補訂することにした次第である.
 年度末のお忙しいなか,執筆をお引き受け頂いた先生方ならびに編集に尽力された医歯薬出版株式会社の担当者に深謝いたします. 平成15 年2 月
 編者一同

第4版の序
 20 世紀後半から21 世紀にかけては,科学技術の進歩が著しい時代とされています.その間,保存修復学の領域でも関連する全身ならびに口腔諸器官の形態,機能の解明,齲蝕をはじめとする硬組織疾患の病因,病態,その予防法,治療法の整理とともに,新しい材料の開発とそれに伴う新技法の考案など,保存修復学の概念の修正を要するような変革が続いています.
 一方,社会環境も少子化,高齢化,核家族化など,従来の保存修復学が育ってきた土壌が大きく変動しています.すなわち,近代歯科医学のベースとしてその中心的役割を担ってきた保存修復学も,齲蝕治療学としての狭い分担範囲から精神医学,行動科学を含めた大きな医学・医療の一翼を担う学問として生まれ変わることを要求されています.また,歯科医学教育の面からも『歯科医学教授要綱』の5 年ぶりの改訂,『歯科医師国家試験出題基準』の3 回目の改訂,および『歯科医学教授要綱―臨床実習編―』の発刊など,社会の要請を受けた指針が示されています.
 本書は,保存修復学の標準的な教科書として,昭和55 年に初版が発行されました.その後,昭和60 年に第2 版,平成5 年に第3 版と改訂が行われ,そのつど,保存修復学の基準を示す教科書として迎えられてきました.
 今般,保存修復学を取り巻くこのような学問背景のもとに,医歯薬出版株式会社から,これらの教育指針に準拠し,学問の進歩に即した改訂が提案されました.そこでこの機会に全国の歯科大学,歯学部の教育現場におられる多くの先生方に分担執筆をお願いいたしましたところご快諾いただき,本書の出版に至りました.
 本書は,歯科学生の標準的教科書という基本方針のもとに執筆されてきた従来の『保存修復学』の精神を受け継ぎ,その間に生まれた新しい材料,技法や医療人として必要な人間科学的側面についてもできうる限り収録し,新しい保存修復学についての理解を深められるような企画,編集作業を行ったものであります.今後,読者各位のご意見,ご批判を頂戴できれば幸いです.
 最後に,お忙しいなか分担執筆をお引き受けくださった先生方ならびに編集に尽力された医歯薬出版株式会社の担当者に感謝の意を表します.
 平成12 年3 月
 編者一同

第3版の序
 1980 年5月に本書の第1版が出版され,1985 年11 月に新教授要綱にのっとり,第2版が出版された.その間,修復技術が急速に進歩し,保存修復の内容もさらに充実をはからなければならない時機に到達した.
 出版以来13 年を経過し,著者の交替も多く,各歯科大学,歯学部で教育の現場に携わっておられる可能な限り多くの教授に分担執筆をお願いした次第である.
 本書では,保存修復の基本原則を踏まえながら,新しい修復技術について詳述し,保存修復学の将来を見据えながら編集作業を行った.用語についても合議を重ね,かなり統一をはかったつもりである.
 現在,保存修復分野の進歩発展は目ざましく,今後読者各位の御叱正を賜り,さらに改善をはかりたいと念じている.
 おわりに,分担執筆に御協力いただいた各位ならびに本書の編集にあたり,終始絶大な努力をはらわれた医歯薬出版株式会社に感謝の意を表する.
 平成5年2月
 勝山 茂
 石川達也
 小野瀬英雄

第2版の序
 昭和55 年5月に,第1版が出版されて6カ年が過ぎた.この間“保存修復学” とくに各論の項目については,著しい発展がみられるようになった.すなわち,いくつかの新製品の登場をはじめとする歯科材料と技術の改善,進歩がそれである.加えて,旧版のままではかなり不都合な点も散見される.
 そこで,このたびの改訂にあたっては,主として以下のような不備な事項を補うこととした.
 まず,用語については,昭和60 年3月に発行された新教授要綱にのっとり統一をはかった.
 次に,現在ではさほど重要ではないと思われる事項については,簡略化ないし一部を削除した.
 さらに,新製品,新技術などについては追加,詳述した.
 その他付図,グラフなども一部修正・整理した.
 歯学は,今後ますます急速に発展することは明らかである.したがって,本書もそれに沿った内容の充実を期し,今後も各位のお役に立つことを切に願っている次第である.
 昭和60 年10 月
 渡邊冨士夫
 井上時雄


 この“保存修復学” は,歯科学生の教科書として,かつ一般臨床家をも対象として企画されたものである.
 保存修復学の歯科臨床における重要性については,いまさら述べるまでもないことであろう.そして保存修復学に関する学問と技術の進歩は,きわめて急速であり,広範囲となり,しかも複雑化しつつある.それにともない,多くの研究業績が相ついで発表されているが,それらが評価され,あるいは定説となるためには,長い年月と数多くの臨床的な実証が必要である.教科書としてとり入れる限度についてのむずかしさがここにある.
 そこで,本書は,日本の歯科大学や歯学部において,新しい情報を吸収消化し,独自の教育をされている保存修復学担当の教授により分担執筆されたものである.
 内容は可及的重複を避け,系統的に,しかも最大公約数的に平易に記載し,理解を深めるようにつとめたつもりである.
 本書が多くの学生諸君や臨床家に少しでも役立つことができれば幸いであり,そのためにも今後さらに内容の充実を期する次第である.
 最後に,分担執筆に協力いただいた各位ならびに本書の編集にあたり,終始絶大な努力を惜しまなかった医歯薬出版株式会社に感謝の意を表する.
 昭和55 年4月
 渡邊冨士夫
 井上時雄
第1章 保存修復学概説
 1 保存修復学の概念と目的(千田 彰)
  A 保存修復学とは
  B 保存修復学の目的
 2 保存修復学の歴史(千田 彰)
  A 修復材に関する歴史
  B 切削器械に関する歴史
 3 歯の機能と加齢に伴う変化(横瀬敏志)
  A 歯の構造と機能
  B 硬組織の加齢による変化
 4 硬組織疾患,歯の発育異常および関連疾患(池見宅司)
  A 齲蝕
  B 非齲蝕性硬組織疾患
  C 変色歯
  D 象牙質知覚過敏
 5 齲蝕の病因と病態(宮崎真至)
  A 齲蝕の病因論
  B 齲蝕の予知
  C プラークコントロール
  D 齲蝕病巣の進行
  E 齲蝕病巣の構造
 6 齲蝕の分類とその表記(宮崎真至)
 7 保存修復の種類(野田 守)
 8 修復材料の一般的性質(野田 守)
  A 修復材料
  B 合着材,接着材
  C 裏層材,覆髄材
第2章 診療設備とその使用法
 1 診療環境(堀田正人)
 2 診療姿勢(堀田正人)
  A 術者・患者の姿勢
  B 視野の確保
  C ハンドピースの把持
  D 手指の固定
 3 感染予防対策(鳥居光男)
  A スタンダードプレコーション
  B 滅菌法・消毒法
第3章 診断と治療計画
 1 医療面接(寺中敏夫・向井義晴)
  A 医療面接とは
  B 医療面接の目的
  C 医療面接の効果
  D 医療面接の手法
  E 病歴の取り方
 2 検査法(斎藤隆史)
  A 検査に必要な基礎知識
  B 検 査
 3 治療計画と評価(寺下正道)
  A 問題点の抽出と整理
  B 治療計画
  C インフォームドコンセント
第4章 硬組織疾患の処置
 1 硬組織疾患治療の概念(寺下正道・北村知昭)
  A ライフステージでのとらえ方
  B 問題解決のシステム
  C MIの考え方
  D 歯質の再石灰化
  E 象牙質・歯髄複合体の再生
  F 予防および再発抑制プログラム
 2 齲蝕の処置(田上順次)
  A エナメル質齲蝕の処置
  B 象牙質齲蝕の処置
  C 根面齲蝕の処置
 3 非齲蝕性硬組織疾患の処置
  A tooth wear(歯の損耗)の処置(宮崎真至)
  B 象牙質知覚過敏の処置(佐野英彦)
  C 変色歯の処置(東光照夫)
  D 破折歯の処置(林 美加子・竹重文雄)
  E 形態異常と歯列不正の処置(新海航一・鈴木雅也)
 4 硬組織の切削(千田 彰)
  A 手用切削器具
  B 回転切削器械
  C レーザー
  D エアブレーシブ
  E 音波切削
  F 化学的溶解または薬液溶解
 5 窩 洞(山本一世・谷本啓彰)
  A 窩洞の分類
  B 窩洞の構成と各部分の名称
  C 接着性・非接着性修復の窩洞
 6 窩洞に具備すべき諸条件(片山 直)
  A 窩洞外形
  B 保持形態
  C 抵抗形態
  D 便宜形態
  E 窩縁形態
  F 窩洞の清掃
 7 修復治療の留意点
  A 象牙質・歯髓複合体の保護(興地隆史)
  B 修復治療の前準備・補助法(P保晶)
  C 修復物の具備すべき形状と面の性質(P保晶)
第5章 直接修復
 1 直接修復の接着(宮崎真至)
  A レジン接着システム
  B グラスアイオノマーセメントの接着
 2 コンポジットレジン修復(奈良陽一郎・柵木寿男)
  A コンポジットレジン修復の特徴
  B コンポジットレジンの組成
  C コンポジットレジンの種類
  D 光重合型コンポジットレジン修復の特徴
  E 光照射器
  F コンポジットレジン修復の手順
 3 グラスアイオノマーセメント修復(阿南 壽・山田和彦)
  A グラスアイオノマーセメントの特徴
  B グラスアイオノマーセメントの組成
  C グラスアイオノマーセメント修復の手順
  D ART法
 4 アマルガム修復(鳥居光男)
  A アマルガム修復の特徴
  B アマルガムの組成
  C 術後の経過と管理
  D 水銀の取り扱い
  コラム 直接金修復(寺下正道)
第6章 間接修復
 1 間接修復の合着と接着(向井義晴・寺中敏夫)
  A 合着と接着
  B 被着面の接着処理
 2 間接修復の合着材,接着材(山本昭夫)
  A 合着材と接着材の所要性質
  B リン酸亜鉛セメント
  C カルボキシレートセメント
  D グラスアイオノマーセメント
  E レジン添加型グラスアイオノマーセメント
  F レジンセメント
 3 メタルインレー修復(小松正志)
  A メタルインレー修復の特徴
  B 歯科用鋳造金属の種類と組成
  C メタルインレー修復の手順
 4 コンポジットレジンインレー修復(吉山昌宏・西谷佳浩)
  A コンポジットレジンインレー修復の特徴
  B コンポジットレジンインレー修復用材料の組成
  C コンポジットレジンインレー修復の適応症と窩洞の特徴
  D コンポジットレジンインレー修復の実際
 5 セラミックインレー修復(桃井保子・山本雄嗣)
  A セラミックインレー修復の特徴
  B セラミックインレーの製作法と使用材料
  C セラミックインレー修復の手順
 6 歯科用CAD/CAMによる修復法(安藤 進)
  A CAD/CAM修復の特徴
  B CAD/CAM修復に使用する装置と材料
  C CAD/CAM修復の臨床的留意点
 7 ベニア修復(ラミネートベニア修復)(千田 彰)
  A ベニア修復の発展と概要
  B ベニア修復の特徴
  C ベニア修復の適応症
  D ベニア修復の種類と特徴
  E ベニア修復の手順
 8 支台築造(冨士谷盛興)
  A 支台築造の種類と特徴
  B レジン支台築造と接着
第7章 修復治療の術後管理
 1 メインテナンス(斎藤隆史)
  A リコール
  B 患者指導
 2 補 修(新海航一・鈴木雅也)
  A 再研磨
  B 補修修復

 索引