やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

序文

 厚生労働省は,医療制度の抜本的改革に向けて,着々とその準備を進めている.その一つが医療提供体制の見直しであり,それをふまえた診療報酬の改定である.
 これは,医療制度を構成するすべてのシステムにおいて転換が必要であり,保健・医療システムの改革なくして医療制度の改革はなしえないという視点である.その改革の基盤整備に用いられているのが,「医療法改正」による地域医療計画に基づいた,医療施設の機能分担の促進である.
 また,「健康増進法」は,保健と医療の区分を明確にしつつ,国民の「自立自助」への意識転換を求めるもので,その具体的な改革が,(1)患者が医療を選択することを尊重し,そのために地域における医療機関の専門性や診療実績について客観的な情報を提供する,(2)同時に,国民の安心に向け,二次医療圏で充足できる医療の確保,医療の情報化の基盤整備を進める,(3)質の向上をはかるため医療の標準化,EBMを確立する,となっている.これらはすでに,広告規制の緩和や医療情報開示に向けたシステムの構想で明らかにされている.
 今回の診療報酬改定のポイントは,「かかりつけ歯科医」の役割を十分に意識して医療行為を行う必要性,つまり開業歯科医師の意識変革をめざしたものとなっている.
 それは,「継続的な管理」と「連携医療の実践」で,かかりつけ歯科医の算定要件の緩和と「か初診」算定患者への歯科衛生実施指導料,小窩裂溝カリエス等の充填処置などに加算点数を認め,さらには歯周病のメインテナンス治療へとつなげるシステムに,その意図をくみとることができる.
 また,少子高齢社会の進展は,全身管理を必要とする高齢患者の歯科受診をうながし,それに対応し,安心して,安全な歯科医療を行うためには,医科病院・診療所や病院歯科との連携等,かかりつけ歯科医としての主治医の役割をもって病院施設機能を利用する「病院共同治療管理」は,地域医療を実践するうえで歯科開業医にとって重要な機能分担と考えられる.
 本書は,1967 年国民皆保険制度発足と同時に発刊し多くの読者に“赤本”の愛称で親しまれてきた.本書の特徴は,実際の診療で頻回に遭遇する症例約300を疾患別に編集し,知りたい項目がひと目でわかるようになっていることである.また,今回の改定項目については,新症例を巻頭にまとめて多数提示し,読者の便宜をはかった.それぞれの症例は,保険上の解釈と注意点に加え,症例解説(学問的内容も含む)を充実し,臨床の実際に役立つよう配慮した.カルテについては,主訴をはじめとして,診断,症状,経過,予後など必要事項をできるかぎり記載し,実日数ごとに色分けし,見やすい体裁にするとともに,改定点数や算定用件については太字で表示した.
 本書が,保険請求ならびに診療面での参考になれば望外の幸せである.
 最後に,本書を編集するに際して,多くの先生方や関係者にご協力をいただき,ここに深甚なる謝意を表したい.
 2002年3月
 編者一同
■平成14年度診療報酬改定の概要
■診療報酬改定の一覧
■10月からの医療制度の変更
■資料/歯周病を安定した状態で保つには(歯周疾患継続治療診断料の施設基準に係る届出添付書類)/歯周病の療養のポイント/歯周病を家庭で療養するには/病院歯科共同治療管理料に係る届出添付書類/遠隔画像診断の施設基準に係る届出書添付書類
■新・歯科診療報酬点数早見表
■老人外来一部負担金の改定

2002.4.1 新症例
かかりつけ歯科医関連
 齲蝕治療
  1 かかりつけ歯科医による齲蝕歯即時充填形成加算
  2 かかりつけ歯科医による初期齲蝕小窩裂溝填塞処理加算
    +歯科衛生実地指導加算
 病診連携
  3 病院歯科共同治療管理料(I)(かかりつけ歯科医)
  4 病院歯科共同治療管理料(I)(かかりつけ歯科医)
  5 病院歯科共同治療管理料(II)(紹介型病院歯科・紹介率30%台)
 歯周治療
  6 歯周治療のメインテナンス
    歯周疾患継続治療診断料,歯周疾患継続総合診療料(かかりつけ歯科医)
  7 歯周治療のメインテナンス
    歯周疾患継続総合診療料(同月の実日数2日以上)(かかりつけ歯科医)
  8 歯周治療のメンテナンス
    歯周疾患継続総合診療料;再度の歯周疾患継続治療診断料(かかりつけ歯科医)
  9 老人歯周組織検査,歯科口腔疾患指導管理料 老人保険
   ■ 歯周病の診断と治療のガイドライン (別冊)
 歯科訪問診療料
  10 歯科訪問診療料1 抜歯・増歯修理・老調B 老人保険
  11 訪問歯科衛生指導料―(訪問指導計画)老人保険
  12 歯科訪問診療1(居宅および施設等において1人診療)老人保険
  13 著しく歯科診療が困難な障害者に訪問診療を行った場合 老人保険
    (居宅2人目)
歯内療法等,手術,その他
  14 直接歯髄覆罩
  15 加圧根管充填加算の算定できる場合と,算定できない場合
  16 感染根管処置歯の歯肉息肉除去手術
  17 歯科口腔疾患指導管理料 老人保険
歯冠修復・欠損補綴
  18 充填の算定方法
  19 新たにラバーダム防湿が算定できる場合
  20-1 補管実施保険医療機関の2年以内の歯冠補綴物再装着
  20-2 補管実施保険医療機関の2年以内のブリッジ再装着
  21 補管の未届出保険医療機関における歯冠補綴物新製例
  22 補管の未届出保険医療機関におけるブリッジ新製例
  23 臼歯4/5冠(小臼歯・大臼歯の適用)
  24 有床義歯の技術料等の包括―局部床義歯例
  25 有床義歯の技術料等の包括―総義歯例
病院歯科
  26 画像診断(病院歯科)加算
    画像診断管理加算
矯正歯科
  27 第一・第二鰓弓症候群による咬合異常
   ■ 歯科矯正保険料金カード

2002.4.1 症例
基本診療料
 保険解説
  1 かかりつけ歯科医初診料
  2 かかりつけ歯科医初診料
  3 かかりつけ歯科医初診料(再度の検査を行った場合)
  4 かかりつけ歯科医初診料(急性症状で検査が不可能な場合)
  5 学校歯科検診後の受診(学校医の保険医療機関で治療を行った場合)
  6 診療期間中の保険者変更
  7 時間外再診
  8 休日初診,処置加算
  9 休日再診,処置加算
  10 時間外処置加算(5歳未満)
  11 初診時歯科診療導入加算(障害者)
  12 1日2度来院
  13 紹介患者加算(病院からの情報提供書持参の場合)
  14 自費から保険診療
  15 継続療養中に新たに生じた疾病の治療
病院歯科関連
 保険解説
  16 病院歯科関連 紹介率30%以上
  17 情B 大学病院への手術依頼(T診療所) 大学病院からの逆紹介(Y大学病院)
診療情報提供料
 保険解説
  18 大学病院への歯周外科依頼(診療情報提供料B)
  19 診療情報提供料(A)
  20 診療情報提供料(A)―介護保険との連携としてフ情報提供(主治医から意見を求められた場合)
在宅医療
 保険解説
  21 月の途中で要介護認定を受けた患者の訪問診療  老人保険
  22 介護保険との連携―居宅の要介護認定者と歯科訪問診療 老人保険1
  23 居宅要介護認定者の口腔ケア(訪衛指複,居宅療養管理指導)(介護保険,老人保険)
  24 居宅要介護者の抜歯──主治医との連携例(介護保険,老人保険)
  25 歯科訪問診療1[居宅および施設等において1人診療]
  26 歯科訪問診療1[施設等において1人診療]夜間歯科訪問診療加算・患家診療時間超過加算例
  27 歯科訪問診療1[居宅および施設等において1人診療]訪問歯科衛生指導(歯科衛生士帯同および単独)例
  28 歯科訪問診療1[居宅および施設等において1人診療]訪問歯科衛生指導(歯科衛生士帯同)再診月例
  29 歯科訪問診療1[居宅および施設等において1人診療]訪問口腔例 老人保険
  30 歯科訪問診療2[施設等において複数診療・2人目以降]老人保険 訪問歯科衛生指導(歯科衛生士帯同および単独)例
  31 施設において複数診療・2人目以降〔歯科訪問診療2〕 著しく診療が困難な者の例
  32 歯科訪問診療2[施設において複数診療・2人目以降]老人保険 訪問口腔例
  33 集団への訪問歯科衛生指導[施設等において複数診療] 老人保険 訪問口腔例
  34 歯科訪問診療2[施設等において複数診療・1人目と2人目以降が混在例]老人保険
X線および画像診断
 保険解説
  35 歯科X線撮影(デンタル)
   パノラマ撮影と同時の歯科X線撮影
  36 デジタル映像化処理(デンタル)
  37 パノラマ断層撮影と別種のX線撮影
  38 全顎撮影と同時のデンタル(同一方法,同時撮影)
  39 顎関節症の規格X線撮影
投薬・注射
 保険解説
麻酔
 保険解説
歯牙処置,歯内療法
 保険解説
  40 知覚過敏症(3歯と4歯の応用)
  41 間接歯髄覆罩
  42 直接歯髄覆罩
  43 生活歯髄切断(潰Pulに対する応用)
  44 生活歯髄切断(若年者に対する応用)
  45 生活歯髄切断→抜髄(生切後経過不良の抜髄例)
  46 失活歯髄切断
  47 生切後のPZと失切後のPZ
  48 麻酔抜髄即日根充(抜髄即充)
  49 麻酔抜髄(2根管の加圧根充例)
  50 麻酔抜髄(3根管中1根管の加圧根充例)
  51 失活抜髄即日根充(抜髄即充)
  52 失活抜髄(抜髄後根治例)
  53 同一歯の失活抜髄と失活歯髄切断
  54 歯根未完成歯の暫間的根充→加圧根充(X線デジタル加算)
  55 抜髄後→未来院
  56 抜髄・根充→再根治
  57 感染根管処置(単根管例)と感根即充
  58 感染根管処置(2根管例)
  59 感染根管処置(3根管例)
  60 Puエシ
  61 Puエソ
  62 根管内細菌簡易培養検査
  63 歯髄壊疽→急化Per,投薬
  64 切開と同時の感染根管処置
  65 歯肉息肉除去を伴う感染根管処置
  66 抜歯を前提とした根管治療(消炎処置)
  67 根治経過不良の抜歯
  68 歯牙漂白
  69 残根の根治と根面被覆
  70 根管側壁および髄床底穿孔
  71 根管内異物除去(根管内リーマー破折)
  72 顎骨内異物除去術(根管外に突出した根充材除去例)
歯周治療
 保険解説
  73 単Gのスケーリング 歯科衛生実地指導例
  74 単Gのスケーリング 16歳未満例(14歳)
  75 P1のスケーリング(全顎28歯)
  76 P1のスケーリング・ルートプレーニング(SRP)
  77 歯周基本治療後の再SRP
  78 歯周ポケット掻爬(PCur),歯周精密検査
  79 FOpと人工骨填入例
  80 歯周治療用装置と歯周外科手術
  81 新付着手術(ENAP)
  82 歯周ポケット掻爬術(その1:4,5,6月)(デジタル加算)
  83 歯周ポケット掻爬術(その2:7月)
  84 GEct(複雑性歯肉炎)
  85 老人の歯周治療(スケーリング,SRP)老人保険
  86 Pの急性発作(1)切開・投薬
  87 Pの急性発作(2)抜歯・投薬
  88 歯周炎治療薬の応用
  89 歯軋りの処置
小児・障害者の治療
 保険解説
  90 歯科口腔衛生指導料
  91 継続的歯科口腔衛生指導料(フッ化物塗布・歯科衛生実地指導料)
  92 歯科口腔衛生指導と特定療養費
  93 フッ化物洗口指導加算──継続的歯科口腔衛生指導料・歯科衛生実地指導料
  94 乳歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置
  95 幼若永久歯の初期齲蝕小窩裂溝填塞処置
  96 乳歯の光CR充填(齲蝕歯即時充填形成)
  97 乳歯のサホライド応用
  98 乳歯の生活歯髄切断(笑気吸入鎮静療法応用)
  99 乳歯の感染根管処置
  100 乳歯のFCK(5歳未満)
  101 乳歯の複合レジン冠(5歳未満)
  102 乳歯の金属冠応用(5歳未満)
  103 号泣のため診療不能
  104 同一月に4歳から5歳になった例
  105 笑気吸入鎮静法(障害者加算)
  106 笑気吸入鎮静法アネソキシン使用(初診時歯科診療導入加算)
  107 静脈麻酔(静脈内鎮静法)
  108 6歳未満(乳幼児加算+障害者加算)
歯冠修復
 保険解説
  109 齲蝕歯即時充填形成→アマルガム充填 1窩洞2面応用(隣接面を含まないもの)
  110 齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯冠破折例)
  111 齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(前歯切端破折応用例)
  112 齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(歯頸部応用例,クサビ状欠損例)
  113 齲蝕歯即時充填形成→光CR充填(臼歯応用例)
  114 齲蝕歯即時充填形成→光重合型グラスアイオノマー充填(2窩洞,重複歯面の算定例)
  115 齲蝕歯即時充填形成→グラスアイオノマーセメント充填(歯頸部根面齲蝕への応用)
  116 齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(単純なもの)
  117 齲蝕歯インレー修復形成→メタルインレー(複雑なもの)
  118 齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(クリアフィル応用)
  119 齲蝕歯インレー修復形成→CRインレー(SRイソシット応用)
  120 齲蝕歯即時充填形成→異種材料の充填(アマルガムと光CR)
  121 異種材料の充填(メタルインレーと光CR)
  122 齲蝕歯即時充填形成後→同一月に新たな齲蝕の発見
  123 齲蝕歯即時充填形成後の充填物脱落
  124 齲蝕歯即時充填形成→翌月に新たな齲蝕の発見→再充填
  125 齲蝕歯即時充填形成→Pul→再光CR充填
  126 齲蝕歯インレー修復形成→歯牙破折→歯冠修復
  127 次回充填例(普処,覆罩,光CR充填)
  128 根充後のCR充填とメタルインレー
  129 補綴物維持管理料(歯冠補綴物)〔補管届出保険医療機関〕
  130 補綴物維持管理料(算定後の歯冠補綴物再製)〔補管届出保険医療機関〕
  131 補綴物維持管理料(ブリッジ)〔補管届出保険医療機関〕
  132 補綴物維持管理料(再製作70/100低減)〔補管未届出保険医療機関〕
  133 前歯3/4冠(生PZと失PZ)
  134 臼歯4/5冠(生PZと失PZ)
  135 FCK(生PZ)
  136 FCK(失PZとメタルコア)
  137 FCK(失PZとレジンコア)
  138 FCK(歯冠修復物の連結)
  139 FCK(歯根分割分岐部病変掻爬後の失PZ)
  140 PK──生PZおよび失PZ例
  141 レジンジャケット冠(前歯,生PZと失PZ)
  142 硬質レジンジャケット冠(前歯・生PZ)〔光重合型〕
  143 硬質レジンジャケット冠(前歯・失PZとキャストコア)〔加熱重合型〕
  144 硬質レジンジャケット冠(小臼歯・失PZとレジンコア)〔光重合型〕
  145 前装鋳造冠(硬質レジン前装鋳造冠)
  146 歯冠継続歯(前歯金属裏装継続歯)
  147 歯冠継続歯(小臼歯金属裏装継続歯と除去)
ブリッジ
 保険解説
  保険診療適応ブリッジの一覧
  148 ブリッジの補綴時診断料とスタディモデル
  149 3/4冠支台と硬質レジン前装鋳造ポンティック例
  150 健全歯抜髄とSK支台・金属裏装ポンティック
  151 犬歯1歯欠損ブリッジ
  152 前歯延長ブリッジ
  153 前歯2歯欠損ブリッジ(硬質レジン前装鋳造冠と前装鋳造ポンティック)
  154 前歯3歯欠損ブリッジ(リテイナー)
  155 前歯4歯欠損ブリッジ(支台とポンティック数6歯以上)
  156 インレーとFCK支台
  157 小臼歯金属裏装ポンティックブリッジ
  158 大臼歯鋳造ポンティックブリッジ
  159 小臼歯延長ブリッジ
  160 大臼歯延長ブリッジ
  161 臼歯2歯欠損ブリッジ(仮着)
  162 帯環金属冠支台ブリッジ
  163 智歯支台の2歯欠損ブリッジ
  164 犬歯・小臼歯連続欠損ブリッジ
  165 前・臼歯3歯欠損ブリッジ
  166 下顎分割抜歯後のブリッジ
  167 上顎分割抜歯後のブリッジ
  168 歯牙分離切断後支台のブリッジ
  169 欠損歯がなく1歯相当分の間隙のあるブリッジ
  170 保険適用判定によるブリッジ(3歯欠損で2歯間隙)
  171 異種合金のブリッジ
  172 可動性ブリッジ(可動性固定架工義歯)〔大臼歯4/5冠支台例〕
  173 ブリッジの除去
ダツリ・修理
 保険解説
  174 CK脱落,当日の根充
  175 FCKおよび帯環金属冠の再装着
  176 レジンジャケット冠および歯冠継続歯の再装着
  177 硬質レジンジャケット冠とコアの脱落,再装着
  178 給付外ブリッジの脱離,再装着
  179 ブリッジの脱離,再装着
  180 前装鋳造ポンティックの破損,修理
  181 ブリッジの破損,修理
  182 インレーおよびメタルコアの未来院請求
  183 ブリッジの未来院請求・補管
  184 未来院ブリッジの装着
  185 自費切替(臼歯金合金インレー)
  186 前歯3/4冠,材料差額とFCK自費切替
  187 ブリッジの自費切替(メタルボンド・ブリッジ)
有床義歯
 保険解説
  188 かかりつけ歯科医初診料算定と有床義歯の補綴時診断料
  189 スタディモデル
  190 1歯欠損義歯(鉤歯・鉤対歯調整)
  191 少数歯欠損義歯
  192 多数歯欠損義歯
  193 総義歯
  194 遊離端義歯と複合義歯
  195 残根上の義歯(残根削合によるもの)
  196 残根上の義歯(残根コーピングによるもの)
  197 即時義歯
  198 有床義歯の短期間製作
  199 スルフォン樹脂有床義歯
  200 顎補綴(診療所の紹介患者加算)
  201 1顎に義歯2床装着(14K金合金鉤使用)
  202 印象採得が困難な症例
  203 特殊印象(咬合圧印象)
  204 ゴシックアーチとチェックバイト(下顎14歯補綴の局部床義歯)
  205 有床義歯の人工歯
  206 有床義歯の補綴隙使用例
  207 欠損歯数と義歯歯数が異なる義歯
  208 鋳造バー・バークラスプ義歯
  209 鋳造バーと屈曲バーの使用義歯
  210 バーと鉤のろう着義歯
  211 フック,スパーの使用義歯
  212 保持装置の使用例
  213 補強線の使用義歯
有床義歯調整指導
 保険解説
  214 有床義歯の調整指導 その1 義歯製作と新製義歯調整指導料
  215 有床義歯の調整指導 その2 義歯製作と有床義歯調整・指導料
  216 有床義歯の調整指導 その3-1 有床義歯長期調整指導料(I)と裏装
  217 有床義歯の調整指導 その3-2 有床義歯長期調整指導料(I)・咬合機能回復難度加算
  218 有床義歯の調整指導 その4 有床義歯長期調整指導料(II)・咬合機能回復難度加算
  219 有床義歯の調整指導 その5 他院製作義歯の義歯不適合と有床義歯調整・指導料
  220 有床義歯の調整指導 その6 床裏装と有床義歯調整・指導料
  221 有床義歯の調整指導 その7 有床義歯修理と有床義歯調整・指導料
床裏装と有床義歯修理
 保険解説
  222 床裏装 その1 口腔内直接法例
  223 床裏装 その2 間接法例
  224 義歯の人工歯置換例
  225 人工歯の咬合面レジン添加例(直接法)
  226 人工歯の咬合面レジン添加例(間接法)
  227 新義歯予定の旧義歯の床裏装
  228 義歯修理 その1 義歯床破損・補強線使用例
  229 義歯修理 その2 6カ月以内の修理・人工歯脱落例
  230 義歯修理 その3 鉤破損例・補強線使用例
  231 旧義歯への増歯
  232 義歯破損と床裏装
  233 義歯破損(増歯)と床裏装同時例(長時間待機)
  234 義歯修理と新義歯製作
  235 ティッシュコンディショニング
  236 即時義歯後の床裏装
  237 有床義歯の未来院請求
  238 局部床義歯の自費切替(金属床義歯)
特定療養費基準による金属床総義歯
 保険解説
  239 金属床総義歯(特定療養費)
手術の算定
 保険解説
抜歯,移植,抜歯後の異常および関連事項
 保険解説
  240 抜歯(臼歯)
  241 難抜歯
  242 ヘミセクション(分割抜歯)
  243 抜歯中止(抜歯着手前),貧血に対しての酸素吸入
  244 抜歯中止(抜歯中),再度抜歯
  245 過剰歯の抜歯
  246 埋伏歯の抜・   247 下顎水平埋伏智歯の抜歯
  248 上顎埋伏智歯の抜歯
  249 歯牙移植手術
  250 歯肉弁移動術(転位歯抜去に際しての歯肉移植術)
  251 上顎洞迷入歯根の摘出
  252 口腔底迷入智歯の摘出
  253 後出血処置(1日2度来院)
  254 ドライソケットの治療
  255 抜歯窩再掻爬手術
炎症(消炎手術)
 保険解説
  256 急性化膿性歯根膜炎(消炎拡大→抜歯)
  257 骨膜下膿瘍(切開排膿術→抜歯)
  258 根分岐部病変に対する歯根分割掻爬
  259 智歯周囲炎(抜歯例)
  260 智歯周囲炎(歯肉弁切除例)
  261 口底炎(口腔内切開)
  262 頬部膿瘍(口腔外切開)
  263 歯性上顎洞炎(投薬:消炎酵素剤)
  264 腐骨除去手術
外傷および顎関節症
 保険解説
  265 外傷性による歯牙打撲
  266 口腔内縫合術,歯牙再植術
  267 口腔内縫合術,歯牙再植術(5歳未満)
  268 歯槽骨骨折観血的整復術
  269 歯槽骨骨折非観血的整復術
  270 下顎骨折非観血的整復術
  271 口腔外縫合術
  272 顎関節症(マイオモニター,咬合調整)
  273 顎関節症(スプリント療法)
  274 顎関節症(徒手的授動術:パンピングを併用した場合)
その他の外来手術
 保険解説
  275 歯根端切除手術
  276 歯根端切除手術とWZ摘出手術
  277 濾胞性歯嚢胞摘出術と埋伏歯抜去,病理組織検査
  278 濾胞性歯嚢胞開窓術
  279 萌出困難歯の開窓術
  280 上顎洞口腔瘻閉鎖術(抜歯時)
  281 上顎洞口腔瘻閉鎖術(陳旧性)
  282 歯科インプラント摘出術(人工歯根タイプ)
  283 エプーリス切除手術
  284 良性腫瘍摘出術(舌)
  285 粘液嚢胞摘出術(口唇)
  286 唾石摘出術
  287 がま腫切開
  288 歯槽骨整形手術
  289 下顎隆起形成術
  290 顎堤形成術
  291 浮動歯肉切除術
  292 小帯形成術
口腔粘膜疾患
  293 孤立性アフタ(付着型薬剤による治療)
  294 再発性アフタ(軟膏塗布による治療)
  295 扁平苔癬(軟膏塗布による治療,歯科特定疾患療養指導料)
  296 白板症(病理組織検査,歯科特定疾患療養指導料)
  297 口腔カンジダ症(投薬)
リハビリテーション
 保険解説
  298 術後の摂食機能療法
老人保健法
 保険解説
  299 歯科口腔疾患指導管理料 老人保険
  300 欠損(義歯製作)と義歯調整指導料 老人保険(老人新製義歯調整指導料)
  301 義歯不適合と有床義歯長期調整指導料 老人保険(老人有床義歯長期調整指導料)
  302 欠損(義歯製作)と義歯不適合 老人保険
  303 歯周疾患と義歯不適合 老人保険
  304 義歯不適合→欠損(床裏装)(老人有床義歯調整・指導料)老人保険
  305 老人歯科慢性疾患生活指導料,老人薬剤情報提供料 老人保険
歯科矯正
 保険解説
  306 片側性唇顎口蓋裂による咬合異常
  307 骨格性下顎前突による咬合不全・発音障害
付 口腔外科手術の所定点数および準用点数