第2版の序
本書は1988年4月1日に第1版第1刷が刊行されて以来，すでに12年の歳月が流れました．読者の先生方，学生の皆さんに「赤本」と称して親しまれてきた「口腔外科学」もようやく，ここに改訂の運びとなりました．
医学・医療の日進月歩は目を瞠るものがあり，また初版発刊に手間取ったこともあって，刊行当初より改訂の必要性を強く感じておりました．
今回の改訂には第1版を基幹として，章の組み立てを改め，病名に治療法を加えてより読みやすく，解りやすい系統的な配置にしました．
執筆の基本理念は，口腔外科を専攻する臨床医・研究者，特に口腔外科の認定医を取得される方々の座右の書であることとし，また同時に，本書の内容は口腔外科学教授要項および国家試験ガイドラインにも沿っているので，学生の皆さんにも口腔外科学のより深い理解が得られることでしょう．
今回は松矢篤三教授，白砂兼光教授に編集の労を執っていただき，大阪大学関係の諸先生に御執筆をいただきました．脱稿後，予想外の年月を要し，余儀なく訂正追加をお願いした先生にお詫びとお礼を申し上げます．
お陰様で初期の目的が達成でき，良い本ができましたことを感謝し，本書が皆さんのお役に立つことを期待しております．
最後に白砂兼光教授には第1版のとき，また改訂に当たっても多大のご貢献をいただいたことを心より感謝し，敬意を捧げます．そして，本書第2版の刊行に尽力いただいた医歯薬出版編集部の牧野和彦氏，猪瀬 学氏に感謝します．
2000年3月 宮崎 正
序文
大阪大学歯学部で口腔外科学の講義を担当しているときから，内容の充実した口腔外科書を発刊したいと考えていた．この思いは停年退官が近くなるにつれて高まり，大阪大学在籍ならびに同大学出身の先生方の協力をいただき，このたび刊行の運びに至った．
口腔外科学の進歩は最近めざましいものがあり，その診療内容は多岐にわたり，対象患者も増加している．そのため，歯学，医学の一般的知識に加えて，より専門的な知識と医療技術が要求されるようになった．
日本口腔外科学会では1973年9月から内容の充実した認定医制度を発足させ，1981年からは口腔外科教育研修会を行い，多岐にわたる口腔外科領域の疾患に対応できる口腔外科専門医の育成に努力がなされている．しかし，卒後，口腔外科学を専攻している若い医局員や，研修病院で口腔外科臨床を行う医員などが，日常講読する適当な教科書が未だ発刊されていない．
そこでこのような，口腔外科学の進展の歴史的背景を考慮し，本書の内容を卒後口腔外科教育を受ける者を対象として執筆していただくように各著者に依頼した．原稿収集から約2年が経過しており，現在の医学の著しい進歩のなかで，さらに新しい内容が必要であるという懸念もあるが，全体としてまず初期の目的にかなった新しい口腔外科書になったとひそかに自負している．
上記のように，本書は口腔外科認定医師試験の参考書として利用していただけると考えている．また，全体の骨組（章建ておよび細項目）は口腔外科教授要項や国家試験ガイドラインを十分に考慮したので，一般学生にも大いに活用していただけると思う．
なお，内容の割り振りについても現在の口腔外科臨床を十分に考慮し，腫瘍に大きい部分を割き，従来の教科書になかった口腔再建や外科的矯正を章として加えた．学問の進歩に従って機会が与えられれば，いつでも分担執筆者とも協議の上，これに改訂と追補を加える労を尽くしたいと念願している．
最後に，本書の計画当初から編集，校正にまで協力いただいた大阪大学歯学部口腔外科第一講座白砂兼光助教授に対して謝意を表するとともに，本書の出版に御理解いただいた医歯薬出版（株）社長三浦裕士氏と，本書の刊行に尽力下さった編集部の牧野和彦氏に深謝する．
1988年2月 宮崎 正
本書は1988年4月1日に第1版第1刷が刊行されて以来，すでに12年の歳月が流れました．読者の先生方，学生の皆さんに「赤本」と称して親しまれてきた「口腔外科学」もようやく，ここに改訂の運びとなりました．
医学・医療の日進月歩は目を瞠るものがあり，また初版発刊に手間取ったこともあって，刊行当初より改訂の必要性を強く感じておりました．
今回の改訂には第1版を基幹として，章の組み立てを改め，病名に治療法を加えてより読みやすく，解りやすい系統的な配置にしました．
執筆の基本理念は，口腔外科を専攻する臨床医・研究者，特に口腔外科の認定医を取得される方々の座右の書であることとし，また同時に，本書の内容は口腔外科学教授要項および国家試験ガイドラインにも沿っているので，学生の皆さんにも口腔外科学のより深い理解が得られることでしょう．
今回は松矢篤三教授，白砂兼光教授に編集の労を執っていただき，大阪大学関係の諸先生に御執筆をいただきました．脱稿後，予想外の年月を要し，余儀なく訂正追加をお願いした先生にお詫びとお礼を申し上げます．
お陰様で初期の目的が達成でき，良い本ができましたことを感謝し，本書が皆さんのお役に立つことを期待しております．
最後に白砂兼光教授には第1版のとき，また改訂に当たっても多大のご貢献をいただいたことを心より感謝し，敬意を捧げます．そして，本書第2版の刊行に尽力いただいた医歯薬出版編集部の牧野和彦氏，猪瀬 学氏に感謝します．
2000年3月 宮崎 正
序文
大阪大学歯学部で口腔外科学の講義を担当しているときから，内容の充実した口腔外科書を発刊したいと考えていた．この思いは停年退官が近くなるにつれて高まり，大阪大学在籍ならびに同大学出身の先生方の協力をいただき，このたび刊行の運びに至った．
口腔外科学の進歩は最近めざましいものがあり，その診療内容は多岐にわたり，対象患者も増加している．そのため，歯学，医学の一般的知識に加えて，より専門的な知識と医療技術が要求されるようになった．
日本口腔外科学会では1973年9月から内容の充実した認定医制度を発足させ，1981年からは口腔外科教育研修会を行い，多岐にわたる口腔外科領域の疾患に対応できる口腔外科専門医の育成に努力がなされている．しかし，卒後，口腔外科学を専攻している若い医局員や，研修病院で口腔外科臨床を行う医員などが，日常講読する適当な教科書が未だ発刊されていない．
そこでこのような，口腔外科学の進展の歴史的背景を考慮し，本書の内容を卒後口腔外科教育を受ける者を対象として執筆していただくように各著者に依頼した．原稿収集から約2年が経過しており，現在の医学の著しい進歩のなかで，さらに新しい内容が必要であるという懸念もあるが，全体としてまず初期の目的にかなった新しい口腔外科書になったとひそかに自負している．
上記のように，本書は口腔外科認定医師試験の参考書として利用していただけると考えている．また，全体の骨組（章建ておよび細項目）は口腔外科教授要項や国家試験ガイドラインを十分に考慮したので，一般学生にも大いに活用していただけると思う．
なお，内容の割り振りについても現在の口腔外科臨床を十分に考慮し，腫瘍に大きい部分を割き，従来の教科書になかった口腔再建や外科的矯正を章として加えた．学問の進歩に従って機会が与えられれば，いつでも分担執筆者とも協議の上，これに改訂と追補を加える労を尽くしたいと念願している．
最後に，本書の計画当初から編集，校正にまで協力いただいた大阪大学歯学部口腔外科第一講座白砂兼光助教授に対して謝意を表するとともに，本書の出版に御理解いただいた医歯薬出版（株）社長三浦裕士氏と，本書の刊行に尽力下さった編集部の牧野和彦氏に深謝する．
1988年2月 宮崎 正
1章 口腔外科の特殊性
1 口腔外科の歴史と進歩 宮崎 正…1
1．口腔外科的疾患の歴史… 1
1 華岡青洲一派と口腔外科… 1
2 オランダ流外科… 1
3 西洋流外科… 1
4 佐藤 進と口腔外科… 2
2．医科医学の一部門として発展した口腔外科学… 2
1 口腔外科学の誕生… 2
2 わが国の口腔外科学のはじまり… 2
3 口腔外科教授要綱の設定… 3
3．口腔外科学の最近の発展と現状… 4
1 わが国の口腔外科教育… 4
2 口腔外科の内容… 4
3 日本口腔外科学会… 6
2章 口腔外科診断法
1 診察法 作田正義…9
1．口腔外科診断の特徴… 9
2．診断の手順… 9
3．問診… 9
1 主訴… 10
2 現病歴… 10
3 既往歴… 11
4 家族歴… 11
5 社会歴・生活環… 11
4．現症… 12
1 全身診査… 12
2 局所診査… 12
2 症候と病態生理…14
1．症候論… 14
2．症候と病態生理… 14
1 疼痛… 14
2 発熱… 18
3 出血… 20
4 味覚異常… 21
5 咀嚼障害… 22
6 口臭… 22
7 発疹… 23
8 言語障害… 24
3 検査…25
1．検体検査… 25
1 基本的検査… 25
2 血液学的検査… 25
3 生化学的検査… 28
4 尿検査… 31
5 免疫学的検査… 31
6 病理組織学的検査… 32
2．顎口腔機能検査… 33
1 歯に関する検査… 33
2 顎運動に関する検査… 33
3 咀嚼・嚥下機能に関する検査… 33
4 顎顔面形態計測に関する検査… 33
5 口臭に関する検査… 33
6 味覚に関する検査… 33
7 唾液に関する検査… 33
8 発音・構音に関する検査… 34
3．画像検査… 渕端 孟…34
1 X線写真検査… 34
2 コンピュータ断層検査… 35
3 磁気共鳴画像検査… 36
4 超音波診断… 38
5 シンチグラフィ… 38
6 その他の画像検査… 39
3章 先天異常および後天異常
1 歯の異常 和田 健…41
1．歯の萌出時期の異常… 41
1 乳歯の早期萌出… 41
2 乳歯萌出の遅延… 41
3 永久歯の早期萌出… 41
4 永久歯萌出の遅延… 41
2．歯の位置の異常… 41
1 埋伏歯… 41
2 歯の転位と傾斜歯… 42
3．歯数の異常… 42
1 歯の先天性欠如… 42
2 過剰歯… 42
4．歯の形態の異常… 42
1 歯の大きさの異常… 42
2 歯の形の異常… 43
3 歯の形成異常… 43
2 顔面・口腔の異常…43
1．顎顔面の発生… 43
2．唇裂・口蓋裂の発生… 45
1 上唇の形成と唇裂の発生… 45
2 口蓋の形成と口蓋裂の発生… 46
3 唇裂・口蓋裂の発生要因… 47
4 唇裂・口蓋裂の病型分類… 47
5 唇裂・口蓋裂の発生頻度… 47
3．他のまれな顔面裂の発生… 48
1 顔面裂の分類… 49
4．裂奇形と障害… 50
1 哺乳障害… 50
2 顎発育障害… 51
3 口蓋裂言語障害… 52
5．唇裂・口蓋裂児に対する総合一貫治療の考え方… 西尾順太郎 … 55
1 家族へのオリエンテーション… 55
2 哺乳指導とHotz床… 55
3 小児科管理… 56
4 唇裂の手術… 57
5 口蓋裂の手術… 57
6 言語管理… 57
7 聴覚管理… 59
8 咬合管理… 59
3 顎変形症…62
1．顎変形症の誘因… 62
1 奇形と顎変形症… 62
2 後天的疾患と顎変形症… 63
3 局所的要因と顎変形症… 64
2．顎変形症の症状と手術… 64
1 上顎前突症… 64
2 小上顎症… 64
3 下顎前突症… 64
4 小下顎症… 65
5 開咬… 65
6 顎顔面非対称… 66
4 軟組織の異常…67
1．口唇・頬部の異常… 67
1 巨大唇… 67
2 二重唇… 67
3 先天性下唇瘻… 68
4 先天性口角瘻… 68
5 Fordyce斑… 68
6 巨口症… 68
7 小口症… 68
8 咬筋肥大症… 68
2．舌・口底の異常… 69
1 巨舌症… 69
2 小舌症，無舌症… 69
3 舌 裂… 70
4 溝状舌… 70
5 正中菱形舌炎… 70
6 舌甲状腺結節… 70
3．歯肉・口蓋の異常… 70
1 上皮真珠… 70
2 歯肉の肥厚… 71
3 口蓋形態異常… 71
4．小帯の異常… 71
1 口唇小帯の異常… 71
2 下唇小帯および頬小帯の異常… 71
3 舌小帯の異常… 71
4 小帯異常を呈する症候群… 72
5 顎口腔・顔面領域の症候群…72
1．染色体異常症候群… 72
1 4p-症候群… 72
2 13トリソミー症候群… 73
3 18トリソミー症候群… 73
4 Down症候群… 73
2．奇形症候群… 73
1 Angelman症候群… 73
2 Apert症候群… 74
3 Beckwith-Wiedemann症候群… 74
4 CATCH22症候群… 74
5 Cornelia de Lange症候群… 74
6 Crouzon症候群… 75
7 EEC症候群… 75
8 Ellis-van Creveld症候群… 75
9 Freeman-Sheldon症候群… 75
10 Gardner症候群… 75
11 Goldenhar症候群… 76
12 McCune-Albright症候群… 76
13 Opitz症候群… 76
14 Papillon-Lefevre症候群… 76
15 Peutz-Jeghers症候群… 76
16 Robinシークエンス… 77
17 Stickler症候群… 78
18 Sturge-Weber症候群… 78
19 Treacher Collins症候群… 78
20 Van der Woude症候群… 78
21 von Recklinghausen症候群… 79
22 歌舞伎メーキャップ症候群… 79
23 基底細胞母斑症候群… 79
24 口腔・顔面・指趾症候群… 79
25 減汗性外胚葉異形成症… 79
26 骨形成不全症… 79
27 鎖骨・頭蓋異骨症… 81
28 耳・口蓋・指症候群… 81
29 眼・歯・指症候群… 82
3．その他… 82
1 I cell病… 82
2 ムコ多糖症… 82
4章 顎顔面の外傷
1 総論 三村 保…85
1．外傷に関する基本的事項… 85
1 外傷の定義と分類… 85
2 創傷の定義と分類… 85
3 骨折の定義と分類… 86
4 創傷の治癒… 86
2．顎顔面外傷の発生状況… 90
1 受傷原因… 90
2 性差，年齢別頻度… 92
3 部位別頻度… 92
4 顔面骨の強度と骨折の発生機序… 92
3．合併損傷ならびに脳損傷… 93
1 頭部外傷… 93
2 重度外傷と多発外傷… 94
4．診断と治療方針… 95
1 診断の手順… 95
2 治療方針… 96
2 軟組織の損傷…101
1．軟組織損傷の症状と治療法… 101
1 機械的損傷… 101
2 熱傷… 103
3 凍傷… 104
4 放射線損傷… 104
5 電気的損傷… 104
6 化学的損傷… 105
3 歯の外傷および歯槽骨骨折…105
1．頻度および部位… 105
2．症状と診断… 106
3．治療法… 107
4 下顎骨骨折…108
1．下顎骨骨折の特徴… 108
1 発生状況… 108
2 好発部位… 108
3 骨片の偏位… 108
2．症状ならびに診断… 108
1 症状… 108
2 診断… 108
3．治療法… 108
1 副子の装着… 108
2 下顎骨体部骨折の観血的治療… 110
3 術後顎間固定… 112
4 術後局所管理… 113
5 関節突起部骨折…116
1．関節突起部骨折の特徴… 116
2．症状ならびに診断… 116
3．治療法… 117
1 非観血的療法… 117
2 観血的療法… 118
3．治療成績… 118
6 上顎骨ならびに中顔面の骨折…118
1．分類… 120
1 Le FortI型骨折（Guerin骨折）… 121
2 Le FortII型骨折… 121
3 Le FortIII型骨折… 121
4 縦骨折… 122
2．症状ならびに診断… 122
3．治療法… 123
4．症例… 123
5．眼窩壁吹き抜け骨折… 123
1 治療法… 123
7 頬骨・頬骨弓骨折…126
1．症状ならびに診断… 126
2．治療法… 127
1 整復固定… 127
8 鼻骨骨折…129
1．診断と治療… 129
5章 顎口腔の炎症
1 総論 石川武憲…133
1．炎症の病理… 133
1 炎症の定義… 133
2 炎症時の組織学的反応経過… 133
2．感染症… 135
1 防御機構に働く因子… 136
2 口腔感染症の原因菌の侵入口の分類… 136
3 炎症期の臨床症状… 136
2 軟組織の炎症…138
1．歯肉炎… 138
1 歯肉の解剖… 138
2 歯肉炎の発生… 138
2．歯周組織の炎症… 139
1 歯周炎の臨床… 139
2 歯周炎の分類… 139
3 疾患別の臨床症状… 139
4 歯周炎の病理組織像… 140
5 歯周炎の治療法… 140
3．顎骨周囲の軟組織炎… 141
1 感染症の伸展と波及時の交通路（解剖学的隙）… 141
2 膿瘍の臨床病名のつけ方… 141
3 原因菌の同定と臨床検査… 142
4 治療法… 142
3 歯性上顎洞炎…148
1．上顎洞の解剖学的進化と発育… 149
2．洞底と臼歯根尖間の位置的関係… 150
1 歯性病変の洞内への波及・伸展… 150
2 歯性上顎洞炎の原因… 150
3 洞炎の細菌学的原因… 150
3．臨床病態と診断… 151
1 急性期症状… 151
2 他覚的診断法… 151
3 慢性期の自覚症状… 154
4 慢性上顎洞炎時のX線像… 154
4．治療法… 154
1 減圧穿刺… 154
2 口腔・上顎洞瘻孔の閉鎖… 154
3 慢性上顎洞炎の手術法… 156
5．上顎洞粘膜上皮の障害と再生能… 156
4 顎骨の炎症 藤田訓也…157
1．歯槽骨炎… 157
1 急性歯槽骨炎… 157
2 慢性歯槽骨炎（慢性根尖性歯周組織炎）… 160
3 ドライソケット… 160
2．顎骨骨膜炎… 161
1 急性顎骨骨膜炎… 162
2 慢性顎骨骨膜炎… 163
3．顎骨骨髄炎… 163
1 急性顎骨骨髄炎… 164
2 慢性顎骨骨髄炎… 165
3 顎骨骨髄炎の治療… 166
5 特異性炎…167
1．真菌症… 167
1 放線菌症… 167
2 カンジダ症… 168
2．結核症… 170
1 口腔の結核… 170
3．梅毒… 171
4．らい，Hansen病… 172
6章 口腔粘膜疾患
1 総論 松村智弘…177
2 口内炎…177
1．カタル性口内炎… 177
2．潰瘍性口内炎… 178
3．壊死性潰瘍性歯肉口内炎… 178
4．アフタ性口内炎… 179
5．放射線性口内炎… 179
3 アフタおよびアフタ様病変…179
1．再発性アフタ… 179
1 小アフタ型… 179
2 大アフタ型… 180
3 疱疹状潰瘍型… 180
2．Behcet症候群（病）… 180
3．Bednarアフタ… 181
4 舌の病変…181
1．舌苔… 181
2．地図状舌… 181
3．溝状舌… 182
4．正中菱形舌炎… 182
5．黒毛舌… 182
6．舌扁桃… 183
7．Riga-Fede病… 183
6．Blandin-Nuhn嚢胞… 183
5 口唇の病変…184
1．肉芽腫性口唇炎… 184
2．剥離性口唇炎… 184
3．接触性口唇炎… 184
4．先天性下唇瘻… 184
5．口角びらん症… 185
6．粘液瘤… 185
6 水疱性疾患…186
1．天疱瘡… 186
1 尋常性天疱瘡… 186
2 増殖性天疱瘡… 187
2．類天疱瘡… 187
1 水疱性類天疱瘡… 187
2 良性粘膜類天疱瘡… 187
7 ウイルス感染症…187
1．口唇（単純）疱疹… 188
2．疱疹性歯肉口内炎（ヘルペス性口内炎）… 188
3．帯状疱疹… 188
4．ヘルパンギーナ… 189
5．手足口病… 189
6．麻疹… 190
8 薬剤による病変…190
1．固定薬疹… 190
2．薬物性歯肉増殖症… 190
9 色素異常…191
1．生理的色素沈着… 191
2．色素性母斑… 191
3．外因性色素沈着… 192
1 重金属による色素沈着… 192
2 充填物，補綴物による色素沈着… 192
4．全身疾患に伴う色素沈着… 192
1 Addison病… 192
2 Peutz-Jeghers症候群… 192
3 von Recklinghausen病… 193
10 角化性病変…194
1．口腔扁平苔癬… 194
2．ニコチン性口内炎… 195
7章 口腔腫瘍
1 総論 佐藤光信…197
1．口腔腫瘍発生論… 197
1 腫瘍抑制遺伝子… 197
2 癌遺伝子… 203
3 ヒトパピローマ（乳頭腫）ウイルス遺伝子… 204
4 レチノイン酸受容体遺伝子… 205
5 E-カドヘリン遺伝子… 205
2．前癌病変… 206
1 口腔前癌病変… 207
白板症 207/紅板症 208/扁平苔癬 208/白板性浮腫 209/その他…209
2 口腔前癌状態… 209
Plummer Vinson症候群 209/粘膜下線維症 209/円板状エリテマトーデス 210/
色素性乾皮症 210/光線口唇炎 210/表皮水疱症 210/先天性異角化症 210/
前癌性メラノーシス…210
3．口腔腫瘍の病理組織学的分類… 210
1 扁平上皮由来の腫瘍… 210
良性腫瘍 210/悪性腫瘍 210/組織発生の不明確な腫瘍 210/腫瘍類似疾患…213
4．TNM分類… 214
1 頭頸部腫瘍… 214
所属リンパ節 214/遠隔転移 215/病理組織学的分化度…215
2 歯原性腫瘍 森 昌彦…217
1．歯原性腫瘍の分類… 217
2．歯原性上皮腫瘍… 217
1 エナメル上皮腫… 217
2 歯原性扁平上皮腫… 229
3 歯原性石灰化上皮腫（Pindborg腫瘍）… 229
4 歯原性明細胞腫… 232
3．歯原性上皮からなり間葉成分を伴う良性腫瘍… 233
1 エナメル上皮線維腫… 233
2 エナメル上皮線維象牙質腫（象牙質腫），エナメル上皮線維歯牙腫… 234
3 歯牙エナメル上皮腫… 236
4 腺様歯原性腫瘍… 236
5 石灰化歯原性嚢胞… 239
6 歯牙腫… 241
4．歯原性間葉からなり歯原性上皮の誘導を伴うものか伴わない良性腫瘍… 245
1 歯原性線維腫… 245
2 歯原性粘液腫… 246
3 良性セメント芽細胞腫… 246
5．悪性歯原性腫瘍… 247
1 歯原性癌腫… 247
悪性エナメル上皮腫 247/原発性顎骨内癌 248/他の歯原性上皮性悪性腫瘍 248/
歯原性嚢胞の悪性変化…248
2 歯原性肉腫… 248
エナメル上皮線維肉腫（エナメル上皮肉腫）…248
3 歯原性癌肉腫… 249
6．顎骨の骨原性腫瘍… 249
1 セメント・骨形成性線維腫… 249
2 非新生物性（非腫瘍性）骨病変… 250
顎骨の線維性異形症，セメント・骨異形成症 250/ケルビスム 251/
中心性巨細胞肉芽腫 252/脈瘤性骨嚢胞 252/孤立性骨嚢胞…252
3 その他の腫瘍… 252
乳児の黒色性神経外胚葉腫瘍（色素性プロゴノーマ）…252
3 良性腫瘍とその類似疾患 杉村正仁・堀内克啓…253
1．上皮性腫瘍… 253
1 乳頭腫およびその類似疾患… 253
乳頭腫 253/乳頭腫症 253/角化棘細胞腫…254
2．非上皮性腫瘍… 254
1 線維腫およびその類似疾患… 254
いわゆる線維腫 254/歯肉線維腫症…255
2 粘液腫（粘液線維腫）… 256
3 黄色腫… 256
4 脂肪腫… 256
5 筋腫… 257
平滑筋腫 257/横紋筋腫…257
6 神経組織腫瘍とその類似疾患… 258
神経鞘腫 258/神経線維腫 259/神経線維腫症（von Recklinghausen病） 259/
切断神経腫 260/顆粒細胞腫…260
7 血管腫… 260
8 血管周皮腫… 267
9 血管球腫瘍… 267
10 リンパ管腫… 267
11 軟骨腫… 268
12 骨腫… 269
13 外骨症… 270
口蓋隆起 270/下顎隆起…271
14 内骨症… 271
15 骨腫随伴症候群（Gardner症候群）… 271
16 骨芽細胞腫… 272
17 仮骨性線維腫… 272
18 線維性骨異形成症… 273
19 線維性骨異形成症随伴症候群（Albright症候群）… 274
20 巨細胞腫… 275
21 巨細胞（修復性）肉芽腫… 275
22 褐色腫… 275
23 ケルビズム… 276
24 histiocytosis X… 276
骨の好酸性肉芽腫 276/Hand Schuller Christian病 278/Letterer Siwe病…278
25 エプーリス… 279
肉芽腫性エプーリス 280/線維性エプーリス 280/血管腫性エプーリス 281/
骨形成性エプーリス 281/巨細胞性エプーリス…281
4 悪性腫瘍 浦出雅裕…281
1．口腔領域悪性腫瘍の臨床統計… 281
1 発生頻度と年齢・性別分布… 281
2 主訴および紹介医療機関… 282
3 原発部位別発生頻度および臨床病態… 282
4 病理組織型別発生頻度… 284
5 病期別発生頻度… 284
6 治療成績… 284
2．WHOのICD-Oに基づいた顎口腔領域の解剖学的部位と亜部位… 285
3．癌腫… 285
1 口唇および口腔の癌… 285
口唇癌 285/頬粘膜癌 285/上・下顎歯肉癌 286/硬口蓋癌 287/
舌癌 287/口底癌…289
2 上顎洞癌… 289
3 その他の特殊な癌病態… 291
多発癌と重複癌 291/転移性癌…291
4．肉腫… 291
1 悪性線維性組織球腫… 292
2 横紋筋肉腫… 293
3 平滑筋肉腫… 294
4 血管肉腫… 294
5 悪性血管周皮腫… 295
6 線維肉腫… 296
成人型（通常型）線維肉腫 296/乳幼児型線維肉腫…296
7 脂肪肉腫… 296
8 Kaposi肉腫… 297
9 滑膜肉腫… 298
10 悪性神経鞘腫… 298
11 軟骨肉腫… 299
軟骨肉腫 299/間葉性軟骨肉腫…300
12 骨肉腫… 300
13 Ewing肉腫… 301
5．悪性リンパ腫… 303
1 悪性リンパ腫の病理組織学的分類… 303
Hodgkin病 303/非Hodgkinリンパ腫…304
2 悪性リンパ腫の病期分類… 305
3 頭頸部領域の悪性リンパ腫… 307
非Hodgkinリンパ腫 307/致死性正中肉芽腫，MALリンパ腫…308
4 悪性リンパ腫の治療… 308
Hodgkin病 308/非Hodgkinリンパ腫…308
6．悪性黒色腫… 309
1 口腔領域の悪性黒色腫… 309
8章 顎口腔の嚢胞
1 総論 森田展雄・坂本忠幸…327
1．嚢胞の発生論および分類… 327
1 嚢胞分類における問題点… 328
2．診断および治療法… 329
1 診断法… 329
2 治療法… 330
3 予後ならびに腫瘍化との関連… 331
2 顎嚢胞…331
1．歯原性嚢胞… 331
1 歯根嚢胞… 331
2 含歯性嚢胞（濾胞性歯嚢胞）… 332
3 原始性嚢胞… 333
4 残存嚢胞… 336
5 歯肉嚢胞… 336
6 石灰化歯原性嚢胞… 337
2．非歯原性嚢胞… 337
1 術後性上顎嚢胞… 337
2 鼻口蓋管嚢胞… 338
3 球状上顎嚢胞… 339
4 鼻歯槽嚢胞… 339
3．嚢胞様病変（偽嚢胞）… 340
1 単純性骨嚢胞… 340
2 脈瘤性骨嚢胞… 341
3 静止性骨空洞… 341
3 軟組織の嚢胞 森下正明…342
1．粘液嚢胞… 342
2．表在性粘膜嚢胞… 344
3．ガマ腫… 345
4．類（表）皮嚢胞… 347
5．リンパ上皮性嚢胞… 349
1 頸部リンパ上皮性嚢胞… 349
2 口腔リンパ上皮性嚢胞… 350
6．甲状舌管嚢胞（正中頸嚢胞）… 351
9章 顎関節疾患
1 総論 濱田 傑…357
1．顎関節の構造と機能… 357
1 顎関節を構成する骨構造… 357
2 靱帯… 358
3 関節包… 358
4 関節円板… 358
5 顎関節の血管ならびに神経… 359
6 顎関節の代謝因子と潤滑機構… 360
7 咀嚼筋… 361
8 顎運動… 361
2．異常の病態と診断… 362
1 顎関節疾患の分類… 362
2 鑑別診断すべき疾患… 362
3 顎関節の診査および診断法… 362
2 顎関節の発育異常…365
1．先天異常および発育異常… 365
1 顎関節突起無形成… 365
2 顎関節突起形成不全… 365
3 顎関節突起過形成… 366
4 先天性二裂下顎頭… 366
5 結合組織性過剰可動性… 367
3 顎関節の外傷…367
1．顎関節脱臼… 367
1 脱臼の分類… 367
2 前方脱臼の症状… 367
3 前方脱臼の素因と誘因… 367
4 前方脱臼と顎関節症III型（顎関節内障）円板後方転位との関係… 368
5 前方脱臼の治療… 369
2．顎関節突起骨折… 371
1 関節包外骨折… 372
2 関節包内骨折… 373
3 その他… 373
4 顎関節突起骨折の治療… 373
3．関節軟組織損傷… 373
1 関節挫傷（打撲）… 373
2 関節捻挫… 374
4 顎関節の炎症…374
1．外傷性顎関節炎… 374
2．顎関節リウマチおよび関連疾患… 374
1 顎関節リウマチ… 374
2 若年性顎関節リウマチ… 375
3 リウマチ熱… 375
4 乾癬性関節炎… 375
5 強直性脊椎炎… 376
6 その他のリウマチの亜型… 376
3．化膿性顎関節炎… 376
4．結核性関節炎（骨関節結核）… 376
5 退行性顎関節疾患…376
1．変形性顎関節症… 376
2．血友病性関節症… 380
6 腫瘍あるいは腫瘍類似疾患…380
1．良性腫瘍… 380
1 下顎頭骨腫… 380
2 下顎頭骨軟骨腫… 380
2．悪性腫瘍… 381
1 骨肉腫… 381
2 軟骨肉腫… 381
3 骨膜肉腫… 381
4 浸潤腫瘍… 381
5 転移性腫瘍… 381
3．腫瘍類似疾患… 381
1 滑膜性骨軟骨腫症… 381
2 ガングリオン… 381
7 全身疾患に関連した顎関節異常…381
1．代謝性関節症（痛風，偽痛風などの結晶沈着性関節症，結晶性関節炎）… 381
1 痛風… 382
2 偽痛風… 382
8 顎関節強直症…382
9 顎関節症…385
1．総論… 385
1 顎関節症の定義… 385
2 欧米における考え方およびTMDとの違い… 385
3 顎関節症と鑑別を要する疾患… 387
2．顎関節症の分類… 387
1 日本顎関節学会の分類… 387
筋性のもの 387/関節性のもの 387/その他のもの…388
2 顎関節内障の概念… 388
3．顎関節症の診断… 392
1 症型分類の診断手順… 392
2 臨床診断… 392
3 画像診断… 395
4 顎関節症の病因論… 396
4．顎関節症の治療… 398
1 治療目標… 398
2 保存療法… 399
理学療法 399/物理療法 399/薬物療法 399/スプリント療法 400/
心身医学的療法 401/補綴，歯科矯正による咬合治療…401
3 中間的治療法… 401
マニピュレーション法（徒手的円板整位術） 401/関節穿刺法…402
4 外科的手術… 404
顎関節症の手術の適応 404/顎関節鏡視下手術 404/顎関節開放手術 406/
下顎枝垂直骨切り術…407
10章 唾液腺疾患
1 総論 白砂兼光…413
1．唾液腺の機能と構造… 413
1 唾液… 413
2 細胞と組織… 413
3 唾液腺の発生… 414
4 臨床解剖… 415
2．唾液腺疾患の診断法… 416
1 腫脹（腫瘤）の観察… 416
2 唾液分泌状態の観察… 416
3 X線診断… 417
4 唾液腺造影法… 417
5 RI検査… 417
6 コンピュータ断層撮影法… 418
7 超音波診断… 419
8 試験切除… 419
2 発育異常…419
1．唾液腺および導管の形成不全と形態異常… 419
2．異所性唾液腺… 419
1 副唾液腺… 419
2 迷入唾液腺… 419
3 唾石症…420
4 炎症性疾患…422
1．急性（化膿性）唾液腺炎… 422
2．慢性唾液腺炎… 423
1 小児の再発性耳下腺炎… 423
2 唾液腺の特異性炎… 424
3 慢性硬化性顎下腺炎… 424
3．ウイルス性唾液腺炎… 424
1 流行性耳下腺炎… 424
2 巨大細胞性封入体症… 425
3 AIDSにおける嚢胞状リンパ組織過形成… 425
4．Sjogren症候群… 425
5．良性リンパ上皮性病変… 429
6．Heerfordt症候群… 430
5 その他の唾液腺疾患…431
1．唾液腺症… 431
2．オンコサイト症… 431
3．壊死性唾液腺化生（唾液腺梗塞）… 432
4．唾液腺嚢胞… 432
6 唾液腺腫瘍…433
1 腫瘍発生… 433
2 病理分類… 434
1．良性腫瘍（腺腫）… 436
1 多形性腺腫… 436
2 筋上皮腫（筋上皮腺腫）… 442
3 基底細胞腺腫… 442
4 Warthin腫瘍（腺リンパ腫）… 443
5 オンコサイトーマ（オンコサイト腺腫）… 444
6 細管状腺腫… 444
7 脂腺腫… 444
8 導管乳頭腫… 444
逆性導管乳頭腫 445/導管内乳頭腫 445/乳頭状唾液腺腫…445
9 嚢腺腫… 445
乳頭状嚢腺腫 445/粘液性嚢腺腫…445
2．悪性腫瘍… 445
1 腺房細胞癌… 445
2 粘表皮癌… 446
3 腺様嚢胞癌… 448
4 多形低悪性度腺癌（終末管腺癌）… 450
5 上皮・筋上皮癌… 451
6 基底細胞腺癌… 451
7 脂腺癌… 452
8 乳頭状嚢腺癌… 452
9 粘液性腺癌… 452
10 オンコサイト癌… 452
11 唾液管癌… 452
12 非特殊型の腺癌… 453
13 悪性筋上皮腫（筋上皮癌）… 453
14 悪性多形性腺腫内癌腫（悪性混合腫瘍）… 453
15 扁平上皮癌… 454
16 小細胞癌… 455
17 未分化癌… 455
3．唾液腺腫瘍の治療法… 455
1 術前診断… 455
2 外科的療法… 456
3 放射線治療… 456
4 化学療法… 457
11章 血液疾患
1 総論 木谷照夫…463
1．造血と血液の機能… 463
1 造血の始まり… 463
2 造血幹細胞… 464
3 血液の機能および生理… 465
2．止血機能… 466
1 止血と血管… 466
2 血小板… 466
3 凝固反応… 467
3．血液検査と鑑別診断… 469
1 採血法… 469
2 血球算定法と正常値… 470
3 赤血球指数と恒数… 470
4 正常値… 470
5 形態による診断… 470
6 骨髄穿刺… 471
7 出血性素因の検査… 471
8 その他の血液学的検査… 472
2 赤血球異常…472
1．貧血… 472
1 鉄欠乏性貧血… 473
2 再生不良性貧血… 475
3 溶血性貧血… 476
4 巨赤芽球性貧血… 476
3 白血球異常…476
1．顆粒球減少症… 476
1 無顆粒球症… 477
2．白血病… 479
1 急性白血病… 481
2 慢性白血病… 482
3．骨髄腫… 482
4 出血性素因 吉村安郎…484
1．血管系要因の異常… 485
1 遺伝性出血性毛細血管拡張症（Osler病）… 485
2 Ehlers Danlos症候群… 485
3 アレルギー性紫斑病（Schonlein Henoch症候群）… 485
4 単純性紫斑病… 485
5 老人性紫斑病… 485
2．血小板系要因の異常… 485
2-1 数の異常… 485
1 特発性血小板減少性紫斑病（ITP）… 485
2 血栓性血小板減少性紫斑病（TTP）… 490
3 薬剤性血小板減少症… 490
4 血小板増加症… 490
2-2 機能異常… 490
1 血小板粘着の異常（Bernard-Soulier症候群）… 491
2 その他の血小板粘着の異常… 491
3 血小板無力症… 491
4 先天性血小板放出能の異常… 491
5 後天性血小板機能異常症… 491
3．凝固・線溶系要因の異常… 492
1 血友病A… 492
2 血友病B… 493
3 von Willebrand病… 495
4 線維素溶解現象の異常（線溶異常症）… 495
5 播種性血管内凝固症候群（DIC）… 495
4．凝固・線溶系阻害要因の異常… 497
5．出血性素因と口腔外科での観血処置… 497
1 抜歯を中心とする観血的処置… 497
12章 神経疾患と心因性病態
1 総論 山岡 稔…503
1．顎口腔顔面領域の神経の分布と機能… 503
1 三叉神経… 504
2 顔面神経… 507
3 舌咽神経… 510
4 迷走神経… 511
5 副神経… 511
6 舌下神経… 511
7 頸神経叢… 512
2．疼痛と麻痺の病態生理… 512
1 疼痛… 514
2 麻痺… 515
3．神経障害の診断… 515
1 知覚枝による顔面，頸部，口腔の神経障害の診断（感覚系）… 515
2 顔面の神経痛の診断… 516
3 運動枝による顔面，頸部，口腔の神経障害の診断… 516
4 反射による顔面，口腔の神経障害の診断… 516
5 画像診断… 516
2 神経痛…517
1．三叉神経痛… 517
1 真性（特発性）三叉神経痛… 517
2 仮性（症候性）三叉神経痛… 518
3 帯状疱疹痛… 519
4 傍三叉神経症候群… 519
2．舌咽神経痛… 520
3．（特発性）膝神経痛… 521
4．翼口蓋神経痛… 521
5．ビディアン神経痛… 521
6．耳介側頭神経痛… 521
3 その他の疼痛…522
1．癌性疼痛… 522
2．特発性舌痛症… 522
3．茎状突起過長症… 523
4．非定型性顔面痛… 524
5．片頭痛… 524
6．群発頭痛… 524
7．筋収縮性頭痛… 525
8．頸動脈圧痛… 525
9．Trotter症候群… 525
4 神経麻痺…525
1．顔面神経麻痺… 525
1 Bell麻痺… 525
2 （Ramsay）Hunt症候群… 528
3 その他の原因による末梢性顔面神経麻痺… 528
2．三叉神経麻痺… 528
3．舌咽神経麻痺… 529
4．軟口蓋麻痺… 529
5．舌下神経麻痺… 529
5 神経痙攣…530
1．顔面痙攣… 530
2．三叉神経痙攣… 530
3．舌下神経痙攣… 530
4．Meige症候群… 530
5．口腔ジスキネジア… 531
6 心因性病態…531
1．口腔心身症… 531
2．口腔神経症… 531
3．仮面うつ病… 531
13章 手術総論
1 消毒法 松矢篤三…535
1．概念… 535
1 消毒法と無菌法… 535
2 消毒・滅菌方法の選択… 535
2．手術器械・材料の滅菌・消毒および消毒薬剤… 535
1 高圧蒸気滅菌法（オートクレーブ滅菌法）… 535
2 ガス滅菌法… 536
3 γ線滅菌法… 536
4 煮沸消毒法… 536
5 乾熱滅菌法… 536
6 紫外線照射法… 536
7 薬液による消毒… 536
3．術者の手指，手術野の消毒… 539
1 術者の手指の消毒… 539
2 手術野の消毒… 540
4．院内感染症… 540
1 院内感染と原因微生物… 540
2 院内感染の防止… 541
2 外来手術の基本手技…541
1．基本器材… 541
1 メス（手術刀）… 541
2 剪刀（ハサミ）… 542
3 鑷子（ピンセット）… 543
4 鉗子，鉤，開創器… 543
5 持針器… 543
6 縫合針… 543
7 縫合糸… 545
8 骨切削器具… 546
2．切開・剥離法… 547
1 皮膚の切開線… 547
2 口腔粘膜の切開線… 547
3 皮下膿瘍の切開… 547
4 皮下組織，粘膜下組織の切開，剥離，切離… 547
3．止血法… 547
1 止血の様相… 548
2 永久的止血法… 548
3 一時的止血法… 548
4 その他の止血法… 548
4．縫合法… 548
1 縫合法の種類… 548
2 皮膚の縫合… 549
3 口腔粘膜の縫合… 549
4 糸の結び方… 549
3 創傷の治癒…549
1．治癒の機序… 549
2．治癒の状況… 549
1 1期治癒… 549
2 2期治癒… 550
3 3期治癒… 550
14章 歯・歯槽および周辺組織の外科
1 総論 芝 良佑…551
1．歯および歯周組織の構造と機能… 551
1 歯… 551
2 歯槽骨… 551
3 歯根膜… 551
4 歯肉… 551
5 顎骨に付着する筋… 551
2．歯および歯周組織の疾患… 552
1 齲蝕症… 552
2 辺縁性歯周炎… 552
3 埋伏歯… 552
4 歯槽骨高度吸収症… 552
2 抜歯…552
1．抜歯の適応症と禁忌症… 552
1 適応症… 552
2 禁忌症… 554
3 全身状態の術前評価… 555
2．抜歯創の治癒過程とその異常… 555
1 正常な治癒過程… 555
2 異常な治癒過程… 556
3．抜歯術… 557
1 通常の抜歯… 557
2 特殊な抜歯… 558
下顎水平埋伏智歯 558/上顎埋伏智歯 559/上顎正中過剰埋伏歯（口蓋側）560/
歯肉縁下に残った歯根 560/歯根が開大または屈曲した歯 561/
上顎洞内に迷入した歯根…561
4．抜歯時に起こる偶発症… 562
1 全身的偶発症… 562
脳貧血 562/局所麻酔薬中毒 562/アレルギー…562
2 局所的偶発症… 563
出血 563/骨折 563/上顎洞穿孔 564/軟部組織損傷 564/下歯槽神経損傷 564/
対咬歯の破損 565/隣接歯の破損 565/誤抜歯…565
3 小帯の手術…565
1．上唇小帯の手術… 565
1 唇小帯形成術… 565
2．舌小帯の手術… 566
1 舌小帯形成術… 566
4 浮動粘膜切除…567
5 口腔前庭形成術…567
1．手術方法… 567
1 Wassmund法… 567
2 Schuchardt法… 568
3 Obwegeser法（粘膜下口腔前庭形成法）… 568
2．手術時の注意事項… 569
6 歯槽堤形成術…570
1．相対的歯槽堤形成術… 570
1 口底形成術（口底沈下術）… 570
2 上顎結節形成術… 571
2．絶対的歯槽堤形成術… 572
1 visor骨切り術… 572
2 サンドイッチ法… 572
3 軟骨または人工骨移植術… 573
7 歯根尖切除術…574
1．適応症と禁忌… 574
2．手術の基本… 574
3．手術手技… 574
1 PartchII法（一次閉鎖法）… 574
2 PartchI法（副口腔法）… 576
8 歯の再植および移植…576
1．再植された歯の治癒経過… 576
2．再植または移植後の治癒を妨げる要因… 577
3．手術手技… 577
1 再 植… 577
2 移 植… 578
4．脱落した歯の保管法… 578
15章 移植と再建外科
1 移植による顎顔面領域の再建 篠原正徳・白砂兼光…581
1．軟組織の移植による再建… 581
1 移植法の種類と原理… 581
2 遊離皮膚移植，遊離粘膜移植… 583
3 有茎皮弁移植… 586
局所の有茎皮弁 586/大きな有茎皮弁 589/有茎筋皮弁…592
4 遊離皮弁移植… 601
2．骨の移植による再建… 611
1 移植骨の治癒機転と移植後の変化… 612
2 異種骨移植… 612
3 他家骨移植… 613
4 処理骨移植… 613
煮沸骨，オートフレーブ骨 613/放射線照射骨…613
5 新鮮自家骨移植… 613
海綿骨移植 614/ブロック骨移植…614
2 生体用材料による顎骨の再建…623
1．金属材料による再建… 624
1 Kirschner鋼線… 625
2 ステンレス鋼，バイタリウムR… 625
3 チタンプレート… 625
4 金属メッシュトレー… 626
2．有機高分子材料による再建… 628
1 高分子化合物… 628
2 高分子化合物トレー… 630
3．無機材料による再建… 630
1 アルミナセラミック… 630
2 三リン酸カルシウムセラミック… 631
3 カーボンセラミック… 631
4 生体ガラス… 632
5 ハイドロキシアパタイトセラミック… 632
3 インプラントによる歯および顎骨の再建 前田芳信…633
1．インプラントの変遷… 633
2．インプラントの種類… 634
1 Branemarkシステム，3Iシステム，ステリオスシステム… 634
2 ITIシステム… 635
3 IMZシステム… 636
4 スミシコン，インテグラルインプラント… 636
3．骨結合型インプラントの術式と注意点，問題点… 636
1 2回法と1回法… 636
2 オッセオインテグレーション確立のための条件… 638
4．インプラントによる歯の欠損部位の再建… 638
1 症例と上部構造設計上の注意点… 638
単独歯 638/部分欠損 638/無歯顎…639
5．インプラントによる顎骨の再建… 639
1 GTR，GBRなどの骨移植… 639
2 sinus lift，nerve repositioning… 640
3 抜歯直後のインプラントの埋入… 640
4 顎顔面補綴，口唇口蓋裂症例に対するインプラントの応用… 640
4 顎顔面補綴 野首孝祠・小野高裕…640
1．口腔腫瘍手術後の機能障害… 640
1 摂食・咀嚼障害と嚥下障害… 641
2 構音障害… 641
3 心理的障害と審美的障害… 642
2．顎欠損に対する補綴的アプローチ… 642
1 上顎欠損… 642
2 下顎欠損… 643
3．顔面欠損に対する補綴的アプローチ… 645
4．顎顔面補綴の今後… 646
16章 先天異常および後天異常の手術
1 唇裂・口蓋裂の手術 西尾順太郎…253
1．総論… 653
1 唇裂の手術… 653
唇裂の形態的特徴 653/片側唇裂初回手術法の変遷と問題点 654/
両側唇裂初回手術法の変遷と問題点…656
2 口蓋裂の手術… 657
口蓋裂における口蓋の臨床解剖 658/口蓋裂手術の変遷と問題点 658/
鼻咽腔閉鎖不全に対する手術 661/顎裂部の骨移植術…663
2．唇裂の手術法… 664
1 片側完全唇裂初回手術法… 664
3．口蓋裂の手術法… 665
1 プッシュバック法による口蓋裂手術… 665
2 Furlow法による口蓋裂手術… 670
3 咽頭弁移植術… 673
4 顎裂部骨移植術… 674
2 顎変形症の手術…676
1．総論… 松矢篤三・吉田建美…676
1 適応症… 676
2 手術部位の決定… 677
3 手術術式… 678
4 外科矯正治療の手順… 682
5 術後の変化… 683
2．術前・術後の歯科矯正治療… 丹根一夫… 685
1 外科矯正治療における術前・術後の歯科矯正治療の意義… 685
2 外科矯正治療の治験例… 688
3．下顎骨骨切り術… 松矢篤三… 695
1 下顎枝矢状分割骨切り術（SSRO）… 695
2 下顎枝垂直骨切り術（口内法）… 700
3 下顎骨体部骨切り術… 701
4 下顎前歯部部分骨切り術，Kole法… 703
5 オトガイ形成術… 705
4．上顎骨骨切り術… 706
1 Le FortI型骨切り術… 706
2 上顎骨皮質骨切り術… 708
3 上顎前歯部部分骨切り術… 709
17章 腫瘍の治療法
1 総論 白砂兼光…713
1．口腔癌の治療法… 713
1 治療法の選択… 713
2 外科的療法…714
1 病理組織学的悪性度と予後… 715
2 口腔癌の手術法… 715
3 外科的切除範囲の決定… 716
1．頸部郭清術… 716
1 所属リンパ節… 716
2 頸部郭清術の分類… 718
3 頸部郭清術の手術術式… 718
2．下顎癌の手術… 722
1 下顎癌の特性… 722
2 下顎の切除… 722
3 下顎歯肉癌の手術… 725
3．上顎癌の手術… 725
1 上顎癌の特性… 725
2 上顎洞癌の治療… 725
3 上顎歯肉癌の手術… 725
上顎骨片側全切除術あるいは上顎骨亜全摘出術 725/
上顎癌伸展例のための拡大複合手術…728
4．舌癌の手術… 731
1 舌癌の特性… 731
2 舌癌の手術の適応… 731
3 舌の切除… 732
舌部分切除術 732/舌半側切除術…732
5．口底癌の手術… 734
1 口底癌の特性… 734
2 口底癌の手術術式… 734
6．頬粘膜癌の手術… 734
1 頬粘膜癌の特性… 734
2 頬粘膜癌の手術術式… 734
7．唾液腺腫瘍の手術… 735
1 耳下腺腫瘍の手術… 735
顔面神経保存耳下腺切除術 736/耳下腺手術の合併症…735
2 顎下腺腫瘍の手術… 737
3 放射線療法 渕端 孟…738
1．放射線治療とその適応… 738
1 根治療法… 738
2 手術との組み合わせ… 739
3 姑息療法… 739
4 対症療法… 739
2．口腔癌に用いられる放射線治療法… 739
1 外部照射法… 740
2 密封小線源治療… 740
3．各部位における放射線治療の実際… 742
1 舌癌に対する治療… 742
2 歯肉癌に対する治療… 743
3 口底癌に対する治療… 743
4 頬粘膜癌に対する治療… 744
5 硬口蓋癌に対する治療… 744
6 頸部リンパ節転移に対する治療… 744
4 化学療法…745
1．化学療法薬… 尾崎登喜雄… 745
1 抗癌薬（剤）の選択… 745
2 主な抗癌薬の薬理作用… 747
3 抗癌薬の副作用… 748
4 抗癌薬の投与方法… 749
5 抗癌薬の併用… 750
2．化学療法と放射線療法の併用とその目的… 751
3．口腔癌に対する化学治療とその効果… 木村哲雄… 752
1 neo adjuvant chemotherapy… 752
2 放射線治療と化学療法の併用療法… 754
3 adjuvant chemotherapy（補助化学療法）… 757
4 進行癌および再発癌に対する化学療法… 757
5 遠隔転移癌… 758
5 免疫療法 尾崎登喜雄…759
1．癌の免疫療法… 759
2．免疫修飾（賦活）薬による治療… 759
1 免疫修飾薬の用いられる背景… 759
2 非特異的免疫修飾薬… 759
細菌類 759/多糖類 760/サイトカイン…760
3 LAK療法およびCTL療法… 761
6 その他の療法…762
1．温熱療法… 762
2．分化・アポトーシス誘導… 763
1 口腔癌と分化・アポトーシス誘導療法… 763
2 アポトーシス誘導療法の今後… 763
18章 手術患者の管理
1 全身状態の評価 谷岡博昭・浜川裕之…773
1．診察法… 773
1 病歴採取… 773
2 患者の診察… 773
2．臨床検査… 773
3．手術危険度… 774
4．管理方法の選択… 775
2 管理上問題となる疾患および状態…775
1．呼吸器疾患… 775
1 急性上気道炎… 777
2 慢性気管支炎… 777
3 気管支喘息… 778
4 肺気腫症… 778
5 気管支拡張症… 778
2．循環器疾患… 779
1 高血圧症… 779
2 心不全… 780
3 不整脈… 780
3．代謝疾患… 780
1 糖尿病… 780
2 肥満… 781
4．内分泌疾患… 781
1 甲状腺機能亢進… 781
2 副腎皮質機能不全… 782
5．消化器疾患… 782
1 胃の疾患… 782
2 大腸の疾患… 783
3 肝・胆道系の疾患… 783
6．腎・泌尿器疾患… 784
7．体液異常… 785
8．血液疾患… 785
1 貧血… 785
2 出血傾向… 785
9．精神疾患… 786
1 術前・術後の心理状態… 786
2 精神科疾患… 786
10．免疫疾患… 788
1 先天性（原発性）免疫不全症候群… 788
2 続発性免疫不全症候群… 788
11．心身障害者（児）… 790
12．妊娠… 790
19章 麻酔
1 局所麻酔 吉村安郎…793
1．総論… 793
2．局所麻酔法… 793
1 表面麻酔法… 793
2 浸潤麻酔法… 793
傍骨膜注射法 793/骨膜下注射法 794/歯根膜内注射法 794/骨内浸潤麻酔法…794
3 伝達麻酔法… 794
眼窩下孔注射法 794/上顎結節注射法 795/大口蓋孔注射法 796/
切歯孔注射法 796/オトガイ孔注射法 796/下顎孔注射法 797/
頬神経注射法 798/Gow-gatesブロック法…799
3．局所麻酔薬… 800
4．血管収縮薬… 801
5．局所麻酔による合併症… 802
2 全身麻酔 松浦英夫…803
1．総論… 803
1 全身麻酔とは… 803
2 全身麻酔薬の中枢神経での作用部位… 803
2．吸入麻酔薬… 803
1 吸入麻酔薬の摂取と分布… 803
2 吸入麻酔薬の排泄… 804
3 吸入麻酔の深度判定… 805
4 吸入麻酔薬の薬理作用… 805
ガス麻酔薬 805/揮発性麻酔薬…806
3．吸入麻酔法… 807
1 吸入法および麻酔回路… 807
2 麻酔ガス供給部… 808
3 吸入麻酔の実施… 810
4．静脈麻酔法… 811
1 静脈麻酔薬… 811
3 疼痛治療 山岡 稔…812
1．疼痛の診断… 812
1 問診… 812
2 局所所見… 812
3 臨床検査… 813
2．神経痛… 813
1 三叉神経痛… 813
2 舌咽神経痛… 813
3 帯状疱疹後神経痛… 814
3．痙攣および麻痺… 814
1 顔面筋痙攣… 814
2 顔面神経麻痺… 814
4．その他の疼痛性疾患… 814
1 癌性疼痛… 814
2 舌痛症… 814
3 顎関節症… 814
4 非定型顔面痛… 814
5 口内炎… 815
6 多型滲出性紅斑… 815
7 Raeder症候群… 815
8 心身症… 815
4 麻酔患者の管理 松浦英夫…815
1．合併疾患と麻酔管理… 815
1 呼吸器疾患… 815
2 循環器疾患… 815
3 代謝疾患… 816
4 内分泌疾患… 816
5 神経疾患… 816
2．常用薬物と麻酔管理… 817
1 副腎皮質ホルモン（ステロイド）… 817
2 モノアミン酸化酵素阻害薬… 817
3 三環系抗うつ薬… 817
4 抗Parkinson病薬… 817
3．全身状態の評価… 817
4．麻酔前処置… 817
1 特殊な症例の前処置… 817
2 術前の経口摂取制限… 817
5．麻酔前投薬… 818
1 前投薬の目的… 818
2 前投薬に使用される薬剤… 818
3 前投薬の作用と目的の組み合わせ… 818
5 術中管理…818
1．モニタリング… 818
1 計測機器による管理… 818
2．呼吸管理… 819
1 吸入気酸素濃度… 819
2 動脈血炭酸ガス分圧… 819
3．循環管理… 819
1 全身麻酔薬による影響… 819
2 麻酔操作，手術操作による影響… 819
4．代謝管理… 819
1 体温… 819
2 血清電解質… 819
3 血糖，尿糖，ケトン体… 819
4 酸・塩基平衡… 819
5．輸液… 820
1 輸液の目的… 820
2 輸液の種類… 820
6．輸血… 820
1 輸血の目的… 820
2 輸血の目的と血液製剤の種類… 820
3 失血における輸血開始の時期… 820
4 輸血の合併症… 820
7．合併症… 820
1 呼吸器合併症… 820
2 循環器合併症… 821
6 術後管理…822
1．手術終了直後の管理… 822
1 麻酔投与中止の時期… 822
2 抜管の時期… 822
3 覚醒期の合併症… 822
2．術後の疼痛管理… 822
1 術後疼痛の問題点… 822
2 術後鎮静の方法… 822
20章 救急蘇生法
1 救急蘇生法のAABC 松浦英夫…825
2 呼吸に対する蘇生術…825
1．気道の確保… 825
1 head tiltとjaw lift… 825
2 エアウェイ… 825
3 気管内挿管… 826
4 輪状甲状靱帯穿刺法… 826
5 気管切開… 826
2．人工呼吸… 826
1 口人工呼吸… 826
2 マスクによる人工呼吸… 827
3 バッグマスクによる人工呼吸… 827
3 循環に対する蘇生術…827
1 心拍停止の種類… 827
2 心拍停止時の処置… 828
3 心拍停止の理学的診断法… 828
4 心拍停止の原因… 828
1．非開胸心マッサージ… 828
2．人工呼吸と非開胸心マッサージの併用… 829
4 薬剤…829
1 エピネフリン（アドレナリン）… 829
2 ドパミン… 829
3 リドカイン… 829
4 ジアゼパム… 829
5 副腎皮質ホルモン… 829
6 重炭酸ナトリウム… 830
付 医科と連携して行う口腔の治療
1 睡眠時無呼吸症候群 濱田 傑…831
1．睡眠時無呼吸症候群の歯科的装置による治療… 831
1 睡眠時無呼吸症候群の概念… 831
2 診断と治療… 832
3 歯科的装置による治療… 832
4 予後… 833
2 白血病・骨髄移植…833
1．骨髄移植における口腔管理… 833
1 骨髄移植… 833
2 骨髄移植に伴う合併症… 833
3 骨髄移植前後における口腔管理… 835
2．白血病における口腔管理… 835
和文索引… 837
欧文索引… 847
1 口腔外科の歴史と進歩 宮崎 正…1
1．口腔外科的疾患の歴史… 1
1 華岡青洲一派と口腔外科… 1
2 オランダ流外科… 1
3 西洋流外科… 1
4 佐藤 進と口腔外科… 2
2．医科医学の一部門として発展した口腔外科学… 2
1 口腔外科学の誕生… 2
2 わが国の口腔外科学のはじまり… 2
3 口腔外科教授要綱の設定… 3
3．口腔外科学の最近の発展と現状… 4
1 わが国の口腔外科教育… 4
2 口腔外科の内容… 4
3 日本口腔外科学会… 6
2章 口腔外科診断法
1 診察法 作田正義…9
1．口腔外科診断の特徴… 9
2．診断の手順… 9
3．問診… 9
1 主訴… 10
2 現病歴… 10
3 既往歴… 11
4 家族歴… 11
5 社会歴・生活環… 11
4．現症… 12
1 全身診査… 12
2 局所診査… 12
2 症候と病態生理…14
1．症候論… 14
2．症候と病態生理… 14
1 疼痛… 14
2 発熱… 18
3 出血… 20
4 味覚異常… 21
5 咀嚼障害… 22
6 口臭… 22
7 発疹… 23
8 言語障害… 24
3 検査…25
1．検体検査… 25
1 基本的検査… 25
2 血液学的検査… 25
3 生化学的検査… 28
4 尿検査… 31
5 免疫学的検査… 31
6 病理組織学的検査… 32
2．顎口腔機能検査… 33
1 歯に関する検査… 33
2 顎運動に関する検査… 33
3 咀嚼・嚥下機能に関する検査… 33
4 顎顔面形態計測に関する検査… 33
5 口臭に関する検査… 33
6 味覚に関する検査… 33
7 唾液に関する検査… 33
8 発音・構音に関する検査… 34
3．画像検査… 渕端 孟…34
1 X線写真検査… 34
2 コンピュータ断層検査… 35
3 磁気共鳴画像検査… 36
4 超音波診断… 38
5 シンチグラフィ… 38
6 その他の画像検査… 39
3章 先天異常および後天異常
1 歯の異常 和田 健…41
1．歯の萌出時期の異常… 41
1 乳歯の早期萌出… 41
2 乳歯萌出の遅延… 41
3 永久歯の早期萌出… 41
4 永久歯萌出の遅延… 41
2．歯の位置の異常… 41
1 埋伏歯… 41
2 歯の転位と傾斜歯… 42
3．歯数の異常… 42
1 歯の先天性欠如… 42
2 過剰歯… 42
4．歯の形態の異常… 42
1 歯の大きさの異常… 42
2 歯の形の異常… 43
3 歯の形成異常… 43
2 顔面・口腔の異常…43
1．顎顔面の発生… 43
2．唇裂・口蓋裂の発生… 45
1 上唇の形成と唇裂の発生… 45
2 口蓋の形成と口蓋裂の発生… 46
3 唇裂・口蓋裂の発生要因… 47
4 唇裂・口蓋裂の病型分類… 47
5 唇裂・口蓋裂の発生頻度… 47
3．他のまれな顔面裂の発生… 48
1 顔面裂の分類… 49
4．裂奇形と障害… 50
1 哺乳障害… 50
2 顎発育障害… 51
3 口蓋裂言語障害… 52
5．唇裂・口蓋裂児に対する総合一貫治療の考え方… 西尾順太郎 … 55
1 家族へのオリエンテーション… 55
2 哺乳指導とHotz床… 55
3 小児科管理… 56
4 唇裂の手術… 57
5 口蓋裂の手術… 57
6 言語管理… 57
7 聴覚管理… 59
8 咬合管理… 59
3 顎変形症…62
1．顎変形症の誘因… 62
1 奇形と顎変形症… 62
2 後天的疾患と顎変形症… 63
3 局所的要因と顎変形症… 64
2．顎変形症の症状と手術… 64
1 上顎前突症… 64
2 小上顎症… 64
3 下顎前突症… 64
4 小下顎症… 65
5 開咬… 65
6 顎顔面非対称… 66
4 軟組織の異常…67
1．口唇・頬部の異常… 67
1 巨大唇… 67
2 二重唇… 67
3 先天性下唇瘻… 68
4 先天性口角瘻… 68
5 Fordyce斑… 68
6 巨口症… 68
7 小口症… 68
8 咬筋肥大症… 68
2．舌・口底の異常… 69
1 巨舌症… 69
2 小舌症，無舌症… 69
3 舌 裂… 70
4 溝状舌… 70
5 正中菱形舌炎… 70
6 舌甲状腺結節… 70
3．歯肉・口蓋の異常… 70
1 上皮真珠… 70
2 歯肉の肥厚… 71
3 口蓋形態異常… 71
4．小帯の異常… 71
1 口唇小帯の異常… 71
2 下唇小帯および頬小帯の異常… 71
3 舌小帯の異常… 71
4 小帯異常を呈する症候群… 72
5 顎口腔・顔面領域の症候群…72
1．染色体異常症候群… 72
1 4p-症候群… 72
2 13トリソミー症候群… 73
3 18トリソミー症候群… 73
4 Down症候群… 73
2．奇形症候群… 73
1 Angelman症候群… 73
2 Apert症候群… 74
3 Beckwith-Wiedemann症候群… 74
4 CATCH22症候群… 74
5 Cornelia de Lange症候群… 74
6 Crouzon症候群… 75
7 EEC症候群… 75
8 Ellis-van Creveld症候群… 75
9 Freeman-Sheldon症候群… 75
10 Gardner症候群… 75
11 Goldenhar症候群… 76
12 McCune-Albright症候群… 76
13 Opitz症候群… 76
14 Papillon-Lefevre症候群… 76
15 Peutz-Jeghers症候群… 76
16 Robinシークエンス… 77
17 Stickler症候群… 78
18 Sturge-Weber症候群… 78
19 Treacher Collins症候群… 78
20 Van der Woude症候群… 78
21 von Recklinghausen症候群… 79
22 歌舞伎メーキャップ症候群… 79
23 基底細胞母斑症候群… 79
24 口腔・顔面・指趾症候群… 79
25 減汗性外胚葉異形成症… 79
26 骨形成不全症… 79
27 鎖骨・頭蓋異骨症… 81
28 耳・口蓋・指症候群… 81
29 眼・歯・指症候群… 82
3．その他… 82
1 I cell病… 82
2 ムコ多糖症… 82
4章 顎顔面の外傷
1 総論 三村 保…85
1．外傷に関する基本的事項… 85
1 外傷の定義と分類… 85
2 創傷の定義と分類… 85
3 骨折の定義と分類… 86
4 創傷の治癒… 86
2．顎顔面外傷の発生状況… 90
1 受傷原因… 90
2 性差，年齢別頻度… 92
3 部位別頻度… 92
4 顔面骨の強度と骨折の発生機序… 92
3．合併損傷ならびに脳損傷… 93
1 頭部外傷… 93
2 重度外傷と多発外傷… 94
4．診断と治療方針… 95
1 診断の手順… 95
2 治療方針… 96
2 軟組織の損傷…101
1．軟組織損傷の症状と治療法… 101
1 機械的損傷… 101
2 熱傷… 103
3 凍傷… 104
4 放射線損傷… 104
5 電気的損傷… 104
6 化学的損傷… 105
3 歯の外傷および歯槽骨骨折…105
1．頻度および部位… 105
2．症状と診断… 106
3．治療法… 107
4 下顎骨骨折…108
1．下顎骨骨折の特徴… 108
1 発生状況… 108
2 好発部位… 108
3 骨片の偏位… 108
2．症状ならびに診断… 108
1 症状… 108
2 診断… 108
3．治療法… 108
1 副子の装着… 108
2 下顎骨体部骨折の観血的治療… 110
3 術後顎間固定… 112
4 術後局所管理… 113
5 関節突起部骨折…116
1．関節突起部骨折の特徴… 116
2．症状ならびに診断… 116
3．治療法… 117
1 非観血的療法… 117
2 観血的療法… 118
3．治療成績… 118
6 上顎骨ならびに中顔面の骨折…118
1．分類… 120
1 Le FortI型骨折（Guerin骨折）… 121
2 Le FortII型骨折… 121
3 Le FortIII型骨折… 121
4 縦骨折… 122
2．症状ならびに診断… 122
3．治療法… 123
4．症例… 123
5．眼窩壁吹き抜け骨折… 123
1 治療法… 123
7 頬骨・頬骨弓骨折…126
1．症状ならびに診断… 126
2．治療法… 127
1 整復固定… 127
8 鼻骨骨折…129
1．診断と治療… 129
5章 顎口腔の炎症
1 総論 石川武憲…133
1．炎症の病理… 133
1 炎症の定義… 133
2 炎症時の組織学的反応経過… 133
2．感染症… 135
1 防御機構に働く因子… 136
2 口腔感染症の原因菌の侵入口の分類… 136
3 炎症期の臨床症状… 136
2 軟組織の炎症…138
1．歯肉炎… 138
1 歯肉の解剖… 138
2 歯肉炎の発生… 138
2．歯周組織の炎症… 139
1 歯周炎の臨床… 139
2 歯周炎の分類… 139
3 疾患別の臨床症状… 139
4 歯周炎の病理組織像… 140
5 歯周炎の治療法… 140
3．顎骨周囲の軟組織炎… 141
1 感染症の伸展と波及時の交通路（解剖学的隙）… 141
2 膿瘍の臨床病名のつけ方… 141
3 原因菌の同定と臨床検査… 142
4 治療法… 142
3 歯性上顎洞炎…148
1．上顎洞の解剖学的進化と発育… 149
2．洞底と臼歯根尖間の位置的関係… 150
1 歯性病変の洞内への波及・伸展… 150
2 歯性上顎洞炎の原因… 150
3 洞炎の細菌学的原因… 150
3．臨床病態と診断… 151
1 急性期症状… 151
2 他覚的診断法… 151
3 慢性期の自覚症状… 154
4 慢性上顎洞炎時のX線像… 154
4．治療法… 154
1 減圧穿刺… 154
2 口腔・上顎洞瘻孔の閉鎖… 154
3 慢性上顎洞炎の手術法… 156
5．上顎洞粘膜上皮の障害と再生能… 156
4 顎骨の炎症 藤田訓也…157
1．歯槽骨炎… 157
1 急性歯槽骨炎… 157
2 慢性歯槽骨炎（慢性根尖性歯周組織炎）… 160
3 ドライソケット… 160
2．顎骨骨膜炎… 161
1 急性顎骨骨膜炎… 162
2 慢性顎骨骨膜炎… 163
3．顎骨骨髄炎… 163
1 急性顎骨骨髄炎… 164
2 慢性顎骨骨髄炎… 165
3 顎骨骨髄炎の治療… 166
5 特異性炎…167
1．真菌症… 167
1 放線菌症… 167
2 カンジダ症… 168
2．結核症… 170
1 口腔の結核… 170
3．梅毒… 171
4．らい，Hansen病… 172
6章 口腔粘膜疾患
1 総論 松村智弘…177
2 口内炎…177
1．カタル性口内炎… 177
2．潰瘍性口内炎… 178
3．壊死性潰瘍性歯肉口内炎… 178
4．アフタ性口内炎… 179
5．放射線性口内炎… 179
3 アフタおよびアフタ様病変…179
1．再発性アフタ… 179
1 小アフタ型… 179
2 大アフタ型… 180
3 疱疹状潰瘍型… 180
2．Behcet症候群（病）… 180
3．Bednarアフタ… 181
4 舌の病変…181
1．舌苔… 181
2．地図状舌… 181
3．溝状舌… 182
4．正中菱形舌炎… 182
5．黒毛舌… 182
6．舌扁桃… 183
7．Riga-Fede病… 183
6．Blandin-Nuhn嚢胞… 183
5 口唇の病変…184
1．肉芽腫性口唇炎… 184
2．剥離性口唇炎… 184
3．接触性口唇炎… 184
4．先天性下唇瘻… 184
5．口角びらん症… 185
6．粘液瘤… 185
6 水疱性疾患…186
1．天疱瘡… 186
1 尋常性天疱瘡… 186
2 増殖性天疱瘡… 187
2．類天疱瘡… 187
1 水疱性類天疱瘡… 187
2 良性粘膜類天疱瘡… 187
7 ウイルス感染症…187
1．口唇（単純）疱疹… 188
2．疱疹性歯肉口内炎（ヘルペス性口内炎）… 188
3．帯状疱疹… 188
4．ヘルパンギーナ… 189
5．手足口病… 189
6．麻疹… 190
8 薬剤による病変…190
1．固定薬疹… 190
2．薬物性歯肉増殖症… 190
9 色素異常…191
1．生理的色素沈着… 191
2．色素性母斑… 191
3．外因性色素沈着… 192
1 重金属による色素沈着… 192
2 充填物，補綴物による色素沈着… 192
4．全身疾患に伴う色素沈着… 192
1 Addison病… 192
2 Peutz-Jeghers症候群… 192
3 von Recklinghausen病… 193
10 角化性病変…194
1．口腔扁平苔癬… 194
2．ニコチン性口内炎… 195
7章 口腔腫瘍
1 総論 佐藤光信…197
1．口腔腫瘍発生論… 197
1 腫瘍抑制遺伝子… 197
2 癌遺伝子… 203
3 ヒトパピローマ（乳頭腫）ウイルス遺伝子… 204
4 レチノイン酸受容体遺伝子… 205
5 E-カドヘリン遺伝子… 205
2．前癌病変… 206
1 口腔前癌病変… 207
白板症 207/紅板症 208/扁平苔癬 208/白板性浮腫 209/その他…209
2 口腔前癌状態… 209
Plummer Vinson症候群 209/粘膜下線維症 209/円板状エリテマトーデス 210/
色素性乾皮症 210/光線口唇炎 210/表皮水疱症 210/先天性異角化症 210/
前癌性メラノーシス…210
3．口腔腫瘍の病理組織学的分類… 210
1 扁平上皮由来の腫瘍… 210
良性腫瘍 210/悪性腫瘍 210/組織発生の不明確な腫瘍 210/腫瘍類似疾患…213
4．TNM分類… 214
1 頭頸部腫瘍… 214
所属リンパ節 214/遠隔転移 215/病理組織学的分化度…215
2 歯原性腫瘍 森 昌彦…217
1．歯原性腫瘍の分類… 217
2．歯原性上皮腫瘍… 217
1 エナメル上皮腫… 217
2 歯原性扁平上皮腫… 229
3 歯原性石灰化上皮腫（Pindborg腫瘍）… 229
4 歯原性明細胞腫… 232
3．歯原性上皮からなり間葉成分を伴う良性腫瘍… 233
1 エナメル上皮線維腫… 233
2 エナメル上皮線維象牙質腫（象牙質腫），エナメル上皮線維歯牙腫… 234
3 歯牙エナメル上皮腫… 236
4 腺様歯原性腫瘍… 236
5 石灰化歯原性嚢胞… 239
6 歯牙腫… 241
4．歯原性間葉からなり歯原性上皮の誘導を伴うものか伴わない良性腫瘍… 245
1 歯原性線維腫… 245
2 歯原性粘液腫… 246
3 良性セメント芽細胞腫… 246
5．悪性歯原性腫瘍… 247
1 歯原性癌腫… 247
悪性エナメル上皮腫 247/原発性顎骨内癌 248/他の歯原性上皮性悪性腫瘍 248/
歯原性嚢胞の悪性変化…248
2 歯原性肉腫… 248
エナメル上皮線維肉腫（エナメル上皮肉腫）…248
3 歯原性癌肉腫… 249
6．顎骨の骨原性腫瘍… 249
1 セメント・骨形成性線維腫… 249
2 非新生物性（非腫瘍性）骨病変… 250
顎骨の線維性異形症，セメント・骨異形成症 250/ケルビスム 251/
中心性巨細胞肉芽腫 252/脈瘤性骨嚢胞 252/孤立性骨嚢胞…252
3 その他の腫瘍… 252
乳児の黒色性神経外胚葉腫瘍（色素性プロゴノーマ）…252
3 良性腫瘍とその類似疾患 杉村正仁・堀内克啓…253
1．上皮性腫瘍… 253
1 乳頭腫およびその類似疾患… 253
乳頭腫 253/乳頭腫症 253/角化棘細胞腫…254
2．非上皮性腫瘍… 254
1 線維腫およびその類似疾患… 254
いわゆる線維腫 254/歯肉線維腫症…255
2 粘液腫（粘液線維腫）… 256
3 黄色腫… 256
4 脂肪腫… 256
5 筋腫… 257
平滑筋腫 257/横紋筋腫…257
6 神経組織腫瘍とその類似疾患… 258
神経鞘腫 258/神経線維腫 259/神経線維腫症（von Recklinghausen病） 259/
切断神経腫 260/顆粒細胞腫…260
7 血管腫… 260
8 血管周皮腫… 267
9 血管球腫瘍… 267
10 リンパ管腫… 267
11 軟骨腫… 268
12 骨腫… 269
13 外骨症… 270
口蓋隆起 270/下顎隆起…271
14 内骨症… 271
15 骨腫随伴症候群（Gardner症候群）… 271
16 骨芽細胞腫… 272
17 仮骨性線維腫… 272
18 線維性骨異形成症… 273
19 線維性骨異形成症随伴症候群（Albright症候群）… 274
20 巨細胞腫… 275
21 巨細胞（修復性）肉芽腫… 275
22 褐色腫… 275
23 ケルビズム… 276
24 histiocytosis X… 276
骨の好酸性肉芽腫 276/Hand Schuller Christian病 278/Letterer Siwe病…278
25 エプーリス… 279
肉芽腫性エプーリス 280/線維性エプーリス 280/血管腫性エプーリス 281/
骨形成性エプーリス 281/巨細胞性エプーリス…281
4 悪性腫瘍 浦出雅裕…281
1．口腔領域悪性腫瘍の臨床統計… 281
1 発生頻度と年齢・性別分布… 281
2 主訴および紹介医療機関… 282
3 原発部位別発生頻度および臨床病態… 282
4 病理組織型別発生頻度… 284
5 病期別発生頻度… 284
6 治療成績… 284
2．WHOのICD-Oに基づいた顎口腔領域の解剖学的部位と亜部位… 285
3．癌腫… 285
1 口唇および口腔の癌… 285
口唇癌 285/頬粘膜癌 285/上・下顎歯肉癌 286/硬口蓋癌 287/
舌癌 287/口底癌…289
2 上顎洞癌… 289
3 その他の特殊な癌病態… 291
多発癌と重複癌 291/転移性癌…291
4．肉腫… 291
1 悪性線維性組織球腫… 292
2 横紋筋肉腫… 293
3 平滑筋肉腫… 294
4 血管肉腫… 294
5 悪性血管周皮腫… 295
6 線維肉腫… 296
成人型（通常型）線維肉腫 296/乳幼児型線維肉腫…296
7 脂肪肉腫… 296
8 Kaposi肉腫… 297
9 滑膜肉腫… 298
10 悪性神経鞘腫… 298
11 軟骨肉腫… 299
軟骨肉腫 299/間葉性軟骨肉腫…300
12 骨肉腫… 300
13 Ewing肉腫… 301
5．悪性リンパ腫… 303
1 悪性リンパ腫の病理組織学的分類… 303
Hodgkin病 303/非Hodgkinリンパ腫…304
2 悪性リンパ腫の病期分類… 305
3 頭頸部領域の悪性リンパ腫… 307
非Hodgkinリンパ腫 307/致死性正中肉芽腫，MALリンパ腫…308
4 悪性リンパ腫の治療… 308
Hodgkin病 308/非Hodgkinリンパ腫…308
6．悪性黒色腫… 309
1 口腔領域の悪性黒色腫… 309
8章 顎口腔の嚢胞
1 総論 森田展雄・坂本忠幸…327
1．嚢胞の発生論および分類… 327
1 嚢胞分類における問題点… 328
2．診断および治療法… 329
1 診断法… 329
2 治療法… 330
3 予後ならびに腫瘍化との関連… 331
2 顎嚢胞…331
1．歯原性嚢胞… 331
1 歯根嚢胞… 331
2 含歯性嚢胞（濾胞性歯嚢胞）… 332
3 原始性嚢胞… 333
4 残存嚢胞… 336
5 歯肉嚢胞… 336
6 石灰化歯原性嚢胞… 337
2．非歯原性嚢胞… 337
1 術後性上顎嚢胞… 337
2 鼻口蓋管嚢胞… 338
3 球状上顎嚢胞… 339
4 鼻歯槽嚢胞… 339
3．嚢胞様病変（偽嚢胞）… 340
1 単純性骨嚢胞… 340
2 脈瘤性骨嚢胞… 341
3 静止性骨空洞… 341
3 軟組織の嚢胞 森下正明…342
1．粘液嚢胞… 342
2．表在性粘膜嚢胞… 344
3．ガマ腫… 345
4．類（表）皮嚢胞… 347
5．リンパ上皮性嚢胞… 349
1 頸部リンパ上皮性嚢胞… 349
2 口腔リンパ上皮性嚢胞… 350
6．甲状舌管嚢胞（正中頸嚢胞）… 351
9章 顎関節疾患
1 総論 濱田 傑…357
1．顎関節の構造と機能… 357
1 顎関節を構成する骨構造… 357
2 靱帯… 358
3 関節包… 358
4 関節円板… 358
5 顎関節の血管ならびに神経… 359
6 顎関節の代謝因子と潤滑機構… 360
7 咀嚼筋… 361
8 顎運動… 361
2．異常の病態と診断… 362
1 顎関節疾患の分類… 362
2 鑑別診断すべき疾患… 362
3 顎関節の診査および診断法… 362
2 顎関節の発育異常…365
1．先天異常および発育異常… 365
1 顎関節突起無形成… 365
2 顎関節突起形成不全… 365
3 顎関節突起過形成… 366
4 先天性二裂下顎頭… 366
5 結合組織性過剰可動性… 367
3 顎関節の外傷…367
1．顎関節脱臼… 367
1 脱臼の分類… 367
2 前方脱臼の症状… 367
3 前方脱臼の素因と誘因… 367
4 前方脱臼と顎関節症III型（顎関節内障）円板後方転位との関係… 368
5 前方脱臼の治療… 369
2．顎関節突起骨折… 371
1 関節包外骨折… 372
2 関節包内骨折… 373
3 その他… 373
4 顎関節突起骨折の治療… 373
3．関節軟組織損傷… 373
1 関節挫傷（打撲）… 373
2 関節捻挫… 374
4 顎関節の炎症…374
1．外傷性顎関節炎… 374
2．顎関節リウマチおよび関連疾患… 374
1 顎関節リウマチ… 374
2 若年性顎関節リウマチ… 375
3 リウマチ熱… 375
4 乾癬性関節炎… 375
5 強直性脊椎炎… 376
6 その他のリウマチの亜型… 376
3．化膿性顎関節炎… 376
4．結核性関節炎（骨関節結核）… 376
5 退行性顎関節疾患…376
1．変形性顎関節症… 376
2．血友病性関節症… 380
6 腫瘍あるいは腫瘍類似疾患…380
1．良性腫瘍… 380
1 下顎頭骨腫… 380
2 下顎頭骨軟骨腫… 380
2．悪性腫瘍… 381
1 骨肉腫… 381
2 軟骨肉腫… 381
3 骨膜肉腫… 381
4 浸潤腫瘍… 381
5 転移性腫瘍… 381
3．腫瘍類似疾患… 381
1 滑膜性骨軟骨腫症… 381
2 ガングリオン… 381
7 全身疾患に関連した顎関節異常…381
1．代謝性関節症（痛風，偽痛風などの結晶沈着性関節症，結晶性関節炎）… 381
1 痛風… 382
2 偽痛風… 382
8 顎関節強直症…382
9 顎関節症…385
1．総論… 385
1 顎関節症の定義… 385
2 欧米における考え方およびTMDとの違い… 385
3 顎関節症と鑑別を要する疾患… 387
2．顎関節症の分類… 387
1 日本顎関節学会の分類… 387
筋性のもの 387/関節性のもの 387/その他のもの…388
2 顎関節内障の概念… 388
3．顎関節症の診断… 392
1 症型分類の診断手順… 392
2 臨床診断… 392
3 画像診断… 395
4 顎関節症の病因論… 396
4．顎関節症の治療… 398
1 治療目標… 398
2 保存療法… 399
理学療法 399/物理療法 399/薬物療法 399/スプリント療法 400/
心身医学的療法 401/補綴，歯科矯正による咬合治療…401
3 中間的治療法… 401
マニピュレーション法（徒手的円板整位術） 401/関節穿刺法…402
4 外科的手術… 404
顎関節症の手術の適応 404/顎関節鏡視下手術 404/顎関節開放手術 406/
下顎枝垂直骨切り術…407
10章 唾液腺疾患
1 総論 白砂兼光…413
1．唾液腺の機能と構造… 413
1 唾液… 413
2 細胞と組織… 413
3 唾液腺の発生… 414
4 臨床解剖… 415
2．唾液腺疾患の診断法… 416
1 腫脹（腫瘤）の観察… 416
2 唾液分泌状態の観察… 416
3 X線診断… 417
4 唾液腺造影法… 417
5 RI検査… 417
6 コンピュータ断層撮影法… 418
7 超音波診断… 419
8 試験切除… 419
2 発育異常…419
1．唾液腺および導管の形成不全と形態異常… 419
2．異所性唾液腺… 419
1 副唾液腺… 419
2 迷入唾液腺… 419
3 唾石症…420
4 炎症性疾患…422
1．急性（化膿性）唾液腺炎… 422
2．慢性唾液腺炎… 423
1 小児の再発性耳下腺炎… 423
2 唾液腺の特異性炎… 424
3 慢性硬化性顎下腺炎… 424
3．ウイルス性唾液腺炎… 424
1 流行性耳下腺炎… 424
2 巨大細胞性封入体症… 425
3 AIDSにおける嚢胞状リンパ組織過形成… 425
4．Sjogren症候群… 425
5．良性リンパ上皮性病変… 429
6．Heerfordt症候群… 430
5 その他の唾液腺疾患…431
1．唾液腺症… 431
2．オンコサイト症… 431
3．壊死性唾液腺化生（唾液腺梗塞）… 432
4．唾液腺嚢胞… 432
6 唾液腺腫瘍…433
1 腫瘍発生… 433
2 病理分類… 434
1．良性腫瘍（腺腫）… 436
1 多形性腺腫… 436
2 筋上皮腫（筋上皮腺腫）… 442
3 基底細胞腺腫… 442
4 Warthin腫瘍（腺リンパ腫）… 443
5 オンコサイトーマ（オンコサイト腺腫）… 444
6 細管状腺腫… 444
7 脂腺腫… 444
8 導管乳頭腫… 444
逆性導管乳頭腫 445/導管内乳頭腫 445/乳頭状唾液腺腫…445
9 嚢腺腫… 445
乳頭状嚢腺腫 445/粘液性嚢腺腫…445
2．悪性腫瘍… 445
1 腺房細胞癌… 445
2 粘表皮癌… 446
3 腺様嚢胞癌… 448
4 多形低悪性度腺癌（終末管腺癌）… 450
5 上皮・筋上皮癌… 451
6 基底細胞腺癌… 451
7 脂腺癌… 452
8 乳頭状嚢腺癌… 452
9 粘液性腺癌… 452
10 オンコサイト癌… 452
11 唾液管癌… 452
12 非特殊型の腺癌… 453
13 悪性筋上皮腫（筋上皮癌）… 453
14 悪性多形性腺腫内癌腫（悪性混合腫瘍）… 453
15 扁平上皮癌… 454
16 小細胞癌… 455
17 未分化癌… 455
3．唾液腺腫瘍の治療法… 455
1 術前診断… 455
2 外科的療法… 456
3 放射線治療… 456
4 化学療法… 457
11章 血液疾患
1 総論 木谷照夫…463
1．造血と血液の機能… 463
1 造血の始まり… 463
2 造血幹細胞… 464
3 血液の機能および生理… 465
2．止血機能… 466
1 止血と血管… 466
2 血小板… 466
3 凝固反応… 467
3．血液検査と鑑別診断… 469
1 採血法… 469
2 血球算定法と正常値… 470
3 赤血球指数と恒数… 470
4 正常値… 470
5 形態による診断… 470
6 骨髄穿刺… 471
7 出血性素因の検査… 471
8 その他の血液学的検査… 472
2 赤血球異常…472
1．貧血… 472
1 鉄欠乏性貧血… 473
2 再生不良性貧血… 475
3 溶血性貧血… 476
4 巨赤芽球性貧血… 476
3 白血球異常…476
1．顆粒球減少症… 476
1 無顆粒球症… 477
2．白血病… 479
1 急性白血病… 481
2 慢性白血病… 482
3．骨髄腫… 482
4 出血性素因 吉村安郎…484
1．血管系要因の異常… 485
1 遺伝性出血性毛細血管拡張症（Osler病）… 485
2 Ehlers Danlos症候群… 485
3 アレルギー性紫斑病（Schonlein Henoch症候群）… 485
4 単純性紫斑病… 485
5 老人性紫斑病… 485
2．血小板系要因の異常… 485
2-1 数の異常… 485
1 特発性血小板減少性紫斑病（ITP）… 485
2 血栓性血小板減少性紫斑病（TTP）… 490
3 薬剤性血小板減少症… 490
4 血小板増加症… 490
2-2 機能異常… 490
1 血小板粘着の異常（Bernard-Soulier症候群）… 491
2 その他の血小板粘着の異常… 491
3 血小板無力症… 491
4 先天性血小板放出能の異常… 491
5 後天性血小板機能異常症… 491
3．凝固・線溶系要因の異常… 492
1 血友病A… 492
2 血友病B… 493
3 von Willebrand病… 495
4 線維素溶解現象の異常（線溶異常症）… 495
5 播種性血管内凝固症候群（DIC）… 495
4．凝固・線溶系阻害要因の異常… 497
5．出血性素因と口腔外科での観血処置… 497
1 抜歯を中心とする観血的処置… 497
12章 神経疾患と心因性病態
1 総論 山岡 稔…503
1．顎口腔顔面領域の神経の分布と機能… 503
1 三叉神経… 504
2 顔面神経… 507
3 舌咽神経… 510
4 迷走神経… 511
5 副神経… 511
6 舌下神経… 511
7 頸神経叢… 512
2．疼痛と麻痺の病態生理… 512
1 疼痛… 514
2 麻痺… 515
3．神経障害の診断… 515
1 知覚枝による顔面，頸部，口腔の神経障害の診断（感覚系）… 515
2 顔面の神経痛の診断… 516
3 運動枝による顔面，頸部，口腔の神経障害の診断… 516
4 反射による顔面，口腔の神経障害の診断… 516
5 画像診断… 516
2 神経痛…517
1．三叉神経痛… 517
1 真性（特発性）三叉神経痛… 517
2 仮性（症候性）三叉神経痛… 518
3 帯状疱疹痛… 519
4 傍三叉神経症候群… 519
2．舌咽神経痛… 520
3．（特発性）膝神経痛… 521
4．翼口蓋神経痛… 521
5．ビディアン神経痛… 521
6．耳介側頭神経痛… 521
3 その他の疼痛…522
1．癌性疼痛… 522
2．特発性舌痛症… 522
3．茎状突起過長症… 523
4．非定型性顔面痛… 524
5．片頭痛… 524
6．群発頭痛… 524
7．筋収縮性頭痛… 525
8．頸動脈圧痛… 525
9．Trotter症候群… 525
4 神経麻痺…525
1．顔面神経麻痺… 525
1 Bell麻痺… 525
2 （Ramsay）Hunt症候群… 528
3 その他の原因による末梢性顔面神経麻痺… 528
2．三叉神経麻痺… 528
3．舌咽神経麻痺… 529
4．軟口蓋麻痺… 529
5．舌下神経麻痺… 529
5 神経痙攣…530
1．顔面痙攣… 530
2．三叉神経痙攣… 530
3．舌下神経痙攣… 530
4．Meige症候群… 530
5．口腔ジスキネジア… 531
6 心因性病態…531
1．口腔心身症… 531
2．口腔神経症… 531
3．仮面うつ病… 531
13章 手術総論
1 消毒法 松矢篤三…535
1．概念… 535
1 消毒法と無菌法… 535
2 消毒・滅菌方法の選択… 535
2．手術器械・材料の滅菌・消毒および消毒薬剤… 535
1 高圧蒸気滅菌法（オートクレーブ滅菌法）… 535
2 ガス滅菌法… 536
3 γ線滅菌法… 536
4 煮沸消毒法… 536
5 乾熱滅菌法… 536
6 紫外線照射法… 536
7 薬液による消毒… 536
3．術者の手指，手術野の消毒… 539
1 術者の手指の消毒… 539
2 手術野の消毒… 540
4．院内感染症… 540
1 院内感染と原因微生物… 540
2 院内感染の防止… 541
2 外来手術の基本手技…541
1．基本器材… 541
1 メス（手術刀）… 541
2 剪刀（ハサミ）… 542
3 鑷子（ピンセット）… 543
4 鉗子，鉤，開創器… 543
5 持針器… 543
6 縫合針… 543
7 縫合糸… 545
8 骨切削器具… 546
2．切開・剥離法… 547
1 皮膚の切開線… 547
2 口腔粘膜の切開線… 547
3 皮下膿瘍の切開… 547
4 皮下組織，粘膜下組織の切開，剥離，切離… 547
3．止血法… 547
1 止血の様相… 548
2 永久的止血法… 548
3 一時的止血法… 548
4 その他の止血法… 548
4．縫合法… 548
1 縫合法の種類… 548
2 皮膚の縫合… 549
3 口腔粘膜の縫合… 549
4 糸の結び方… 549
3 創傷の治癒…549
1．治癒の機序… 549
2．治癒の状況… 549
1 1期治癒… 549
2 2期治癒… 550
3 3期治癒… 550
14章 歯・歯槽および周辺組織の外科
1 総論 芝 良佑…551
1．歯および歯周組織の構造と機能… 551
1 歯… 551
2 歯槽骨… 551
3 歯根膜… 551
4 歯肉… 551
5 顎骨に付着する筋… 551
2．歯および歯周組織の疾患… 552
1 齲蝕症… 552
2 辺縁性歯周炎… 552
3 埋伏歯… 552
4 歯槽骨高度吸収症… 552
2 抜歯…552
1．抜歯の適応症と禁忌症… 552
1 適応症… 552
2 禁忌症… 554
3 全身状態の術前評価… 555
2．抜歯創の治癒過程とその異常… 555
1 正常な治癒過程… 555
2 異常な治癒過程… 556
3．抜歯術… 557
1 通常の抜歯… 557
2 特殊な抜歯… 558
下顎水平埋伏智歯 558/上顎埋伏智歯 559/上顎正中過剰埋伏歯（口蓋側）560/
歯肉縁下に残った歯根 560/歯根が開大または屈曲した歯 561/
上顎洞内に迷入した歯根…561
4．抜歯時に起こる偶発症… 562
1 全身的偶発症… 562
脳貧血 562/局所麻酔薬中毒 562/アレルギー…562
2 局所的偶発症… 563
出血 563/骨折 563/上顎洞穿孔 564/軟部組織損傷 564/下歯槽神経損傷 564/
対咬歯の破損 565/隣接歯の破損 565/誤抜歯…565
3 小帯の手術…565
1．上唇小帯の手術… 565
1 唇小帯形成術… 565
2．舌小帯の手術… 566
1 舌小帯形成術… 566
4 浮動粘膜切除…567
5 口腔前庭形成術…567
1．手術方法… 567
1 Wassmund法… 567
2 Schuchardt法… 568
3 Obwegeser法（粘膜下口腔前庭形成法）… 568
2．手術時の注意事項… 569
6 歯槽堤形成術…570
1．相対的歯槽堤形成術… 570
1 口底形成術（口底沈下術）… 570
2 上顎結節形成術… 571
2．絶対的歯槽堤形成術… 572
1 visor骨切り術… 572
2 サンドイッチ法… 572
3 軟骨または人工骨移植術… 573
7 歯根尖切除術…574
1．適応症と禁忌… 574
2．手術の基本… 574
3．手術手技… 574
1 PartchII法（一次閉鎖法）… 574
2 PartchI法（副口腔法）… 576
8 歯の再植および移植…576
1．再植された歯の治癒経過… 576
2．再植または移植後の治癒を妨げる要因… 577
3．手術手技… 577
1 再 植… 577
2 移 植… 578
4．脱落した歯の保管法… 578
15章 移植と再建外科
1 移植による顎顔面領域の再建 篠原正徳・白砂兼光…581
1．軟組織の移植による再建… 581
1 移植法の種類と原理… 581
2 遊離皮膚移植，遊離粘膜移植… 583
3 有茎皮弁移植… 586
局所の有茎皮弁 586/大きな有茎皮弁 589/有茎筋皮弁…592
4 遊離皮弁移植… 601
2．骨の移植による再建… 611
1 移植骨の治癒機転と移植後の変化… 612
2 異種骨移植… 612
3 他家骨移植… 613
4 処理骨移植… 613
煮沸骨，オートフレーブ骨 613/放射線照射骨…613
5 新鮮自家骨移植… 613
海綿骨移植 614/ブロック骨移植…614
2 生体用材料による顎骨の再建…623
1．金属材料による再建… 624
1 Kirschner鋼線… 625
2 ステンレス鋼，バイタリウムR… 625
3 チタンプレート… 625
4 金属メッシュトレー… 626
2．有機高分子材料による再建… 628
1 高分子化合物… 628
2 高分子化合物トレー… 630
3．無機材料による再建… 630
1 アルミナセラミック… 630
2 三リン酸カルシウムセラミック… 631
3 カーボンセラミック… 631
4 生体ガラス… 632
5 ハイドロキシアパタイトセラミック… 632
3 インプラントによる歯および顎骨の再建 前田芳信…633
1．インプラントの変遷… 633
2．インプラントの種類… 634
1 Branemarkシステム，3Iシステム，ステリオスシステム… 634
2 ITIシステム… 635
3 IMZシステム… 636
4 スミシコン，インテグラルインプラント… 636
3．骨結合型インプラントの術式と注意点，問題点… 636
1 2回法と1回法… 636
2 オッセオインテグレーション確立のための条件… 638
4．インプラントによる歯の欠損部位の再建… 638
1 症例と上部構造設計上の注意点… 638
単独歯 638/部分欠損 638/無歯顎…639
5．インプラントによる顎骨の再建… 639
1 GTR，GBRなどの骨移植… 639
2 sinus lift，nerve repositioning… 640
3 抜歯直後のインプラントの埋入… 640
4 顎顔面補綴，口唇口蓋裂症例に対するインプラントの応用… 640
4 顎顔面補綴 野首孝祠・小野高裕…640
1．口腔腫瘍手術後の機能障害… 640
1 摂食・咀嚼障害と嚥下障害… 641
2 構音障害… 641
3 心理的障害と審美的障害… 642
2．顎欠損に対する補綴的アプローチ… 642
1 上顎欠損… 642
2 下顎欠損… 643
3．顔面欠損に対する補綴的アプローチ… 645
4．顎顔面補綴の今後… 646
16章 先天異常および後天異常の手術
1 唇裂・口蓋裂の手術 西尾順太郎…253
1．総論… 653
1 唇裂の手術… 653
唇裂の形態的特徴 653/片側唇裂初回手術法の変遷と問題点 654/
両側唇裂初回手術法の変遷と問題点…656
2 口蓋裂の手術… 657
口蓋裂における口蓋の臨床解剖 658/口蓋裂手術の変遷と問題点 658/
鼻咽腔閉鎖不全に対する手術 661/顎裂部の骨移植術…663
2．唇裂の手術法… 664
1 片側完全唇裂初回手術法… 664
3．口蓋裂の手術法… 665
1 プッシュバック法による口蓋裂手術… 665
2 Furlow法による口蓋裂手術… 670
3 咽頭弁移植術… 673
4 顎裂部骨移植術… 674
2 顎変形症の手術…676
1．総論… 松矢篤三・吉田建美…676
1 適応症… 676
2 手術部位の決定… 677
3 手術術式… 678
4 外科矯正治療の手順… 682
5 術後の変化… 683
2．術前・術後の歯科矯正治療… 丹根一夫… 685
1 外科矯正治療における術前・術後の歯科矯正治療の意義… 685
2 外科矯正治療の治験例… 688
3．下顎骨骨切り術… 松矢篤三… 695
1 下顎枝矢状分割骨切り術（SSRO）… 695
2 下顎枝垂直骨切り術（口内法）… 700
3 下顎骨体部骨切り術… 701
4 下顎前歯部部分骨切り術，Kole法… 703
5 オトガイ形成術… 705
4．上顎骨骨切り術… 706
1 Le FortI型骨切り術… 706
2 上顎骨皮質骨切り術… 708
3 上顎前歯部部分骨切り術… 709
17章 腫瘍の治療法
1 総論 白砂兼光…713
1．口腔癌の治療法… 713
1 治療法の選択… 713
2 外科的療法…714
1 病理組織学的悪性度と予後… 715
2 口腔癌の手術法… 715
3 外科的切除範囲の決定… 716
1．頸部郭清術… 716
1 所属リンパ節… 716
2 頸部郭清術の分類… 718
3 頸部郭清術の手術術式… 718
2．下顎癌の手術… 722
1 下顎癌の特性… 722
2 下顎の切除… 722
3 下顎歯肉癌の手術… 725
3．上顎癌の手術… 725
1 上顎癌の特性… 725
2 上顎洞癌の治療… 725
3 上顎歯肉癌の手術… 725
上顎骨片側全切除術あるいは上顎骨亜全摘出術 725/
上顎癌伸展例のための拡大複合手術…728
4．舌癌の手術… 731
1 舌癌の特性… 731
2 舌癌の手術の適応… 731
3 舌の切除… 732
舌部分切除術 732/舌半側切除術…732
5．口底癌の手術… 734
1 口底癌の特性… 734
2 口底癌の手術術式… 734
6．頬粘膜癌の手術… 734
1 頬粘膜癌の特性… 734
2 頬粘膜癌の手術術式… 734
7．唾液腺腫瘍の手術… 735
1 耳下腺腫瘍の手術… 735
顔面神経保存耳下腺切除術 736/耳下腺手術の合併症…735
2 顎下腺腫瘍の手術… 737
3 放射線療法 渕端 孟…738
1．放射線治療とその適応… 738
1 根治療法… 738
2 手術との組み合わせ… 739
3 姑息療法… 739
4 対症療法… 739
2．口腔癌に用いられる放射線治療法… 739
1 外部照射法… 740
2 密封小線源治療… 740
3．各部位における放射線治療の実際… 742
1 舌癌に対する治療… 742
2 歯肉癌に対する治療… 743
3 口底癌に対する治療… 743
4 頬粘膜癌に対する治療… 744
5 硬口蓋癌に対する治療… 744
6 頸部リンパ節転移に対する治療… 744
4 化学療法…745
1．化学療法薬… 尾崎登喜雄… 745
1 抗癌薬（剤）の選択… 745
2 主な抗癌薬の薬理作用… 747
3 抗癌薬の副作用… 748
4 抗癌薬の投与方法… 749
5 抗癌薬の併用… 750
2．化学療法と放射線療法の併用とその目的… 751
3．口腔癌に対する化学治療とその効果… 木村哲雄… 752
1 neo adjuvant chemotherapy… 752
2 放射線治療と化学療法の併用療法… 754
3 adjuvant chemotherapy（補助化学療法）… 757
4 進行癌および再発癌に対する化学療法… 757
5 遠隔転移癌… 758
5 免疫療法 尾崎登喜雄…759
1．癌の免疫療法… 759
2．免疫修飾（賦活）薬による治療… 759
1 免疫修飾薬の用いられる背景… 759
2 非特異的免疫修飾薬… 759
細菌類 759/多糖類 760/サイトカイン…760
3 LAK療法およびCTL療法… 761
6 その他の療法…762
1．温熱療法… 762
2．分化・アポトーシス誘導… 763
1 口腔癌と分化・アポトーシス誘導療法… 763
2 アポトーシス誘導療法の今後… 763
18章 手術患者の管理
1 全身状態の評価 谷岡博昭・浜川裕之…773
1．診察法… 773
1 病歴採取… 773
2 患者の診察… 773
2．臨床検査… 773
3．手術危険度… 774
4．管理方法の選択… 775
2 管理上問題となる疾患および状態…775
1．呼吸器疾患… 775
1 急性上気道炎… 777
2 慢性気管支炎… 777
3 気管支喘息… 778
4 肺気腫症… 778
5 気管支拡張症… 778
2．循環器疾患… 779
1 高血圧症… 779
2 心不全… 780
3 不整脈… 780
3．代謝疾患… 780
1 糖尿病… 780
2 肥満… 781
4．内分泌疾患… 781
1 甲状腺機能亢進… 781
2 副腎皮質機能不全… 782
5．消化器疾患… 782
1 胃の疾患… 782
2 大腸の疾患… 783
3 肝・胆道系の疾患… 783
6．腎・泌尿器疾患… 784
7．体液異常… 785
8．血液疾患… 785
1 貧血… 785
2 出血傾向… 785
9．精神疾患… 786
1 術前・術後の心理状態… 786
2 精神科疾患… 786
10．免疫疾患… 788
1 先天性（原発性）免疫不全症候群… 788
2 続発性免疫不全症候群… 788
11．心身障害者（児）… 790
12．妊娠… 790
19章 麻酔
1 局所麻酔 吉村安郎…793
1．総論… 793
2．局所麻酔法… 793
1 表面麻酔法… 793
2 浸潤麻酔法… 793
傍骨膜注射法 793/骨膜下注射法 794/歯根膜内注射法 794/骨内浸潤麻酔法…794
3 伝達麻酔法… 794
眼窩下孔注射法 794/上顎結節注射法 795/大口蓋孔注射法 796/
切歯孔注射法 796/オトガイ孔注射法 796/下顎孔注射法 797/
頬神経注射法 798/Gow-gatesブロック法…799
3．局所麻酔薬… 800
4．血管収縮薬… 801
5．局所麻酔による合併症… 802
2 全身麻酔 松浦英夫…803
1．総論… 803
1 全身麻酔とは… 803
2 全身麻酔薬の中枢神経での作用部位… 803
2．吸入麻酔薬… 803
1 吸入麻酔薬の摂取と分布… 803
2 吸入麻酔薬の排泄… 804
3 吸入麻酔の深度判定… 805
4 吸入麻酔薬の薬理作用… 805
ガス麻酔薬 805/揮発性麻酔薬…806
3．吸入麻酔法… 807
1 吸入法および麻酔回路… 807
2 麻酔ガス供給部… 808
3 吸入麻酔の実施… 810
4．静脈麻酔法… 811
1 静脈麻酔薬… 811
3 疼痛治療 山岡 稔…812
1．疼痛の診断… 812
1 問診… 812
2 局所所見… 812
3 臨床検査… 813
2．神経痛… 813
1 三叉神経痛… 813
2 舌咽神経痛… 813
3 帯状疱疹後神経痛… 814
3．痙攣および麻痺… 814
1 顔面筋痙攣… 814
2 顔面神経麻痺… 814
4．その他の疼痛性疾患… 814
1 癌性疼痛… 814
2 舌痛症… 814
3 顎関節症… 814
4 非定型顔面痛… 814
5 口内炎… 815
6 多型滲出性紅斑… 815
7 Raeder症候群… 815
8 心身症… 815
4 麻酔患者の管理 松浦英夫…815
1．合併疾患と麻酔管理… 815
1 呼吸器疾患… 815
2 循環器疾患… 815
3 代謝疾患… 816
4 内分泌疾患… 816
5 神経疾患… 816
2．常用薬物と麻酔管理… 817
1 副腎皮質ホルモン（ステロイド）… 817
2 モノアミン酸化酵素阻害薬… 817
3 三環系抗うつ薬… 817
4 抗Parkinson病薬… 817
3．全身状態の評価… 817
4．麻酔前処置… 817
1 特殊な症例の前処置… 817
2 術前の経口摂取制限… 817
5．麻酔前投薬… 818
1 前投薬の目的… 818
2 前投薬に使用される薬剤… 818
3 前投薬の作用と目的の組み合わせ… 818
5 術中管理…818
1．モニタリング… 818
1 計測機器による管理… 818
2．呼吸管理… 819
1 吸入気酸素濃度… 819
2 動脈血炭酸ガス分圧… 819
3．循環管理… 819
1 全身麻酔薬による影響… 819
2 麻酔操作，手術操作による影響… 819
4．代謝管理… 819
1 体温… 819
2 血清電解質… 819
3 血糖，尿糖，ケトン体… 819
4 酸・塩基平衡… 819
5．輸液… 820
1 輸液の目的… 820
2 輸液の種類… 820
6．輸血… 820
1 輸血の目的… 820
2 輸血の目的と血液製剤の種類… 820
3 失血における輸血開始の時期… 820
4 輸血の合併症… 820
7．合併症… 820
1 呼吸器合併症… 820
2 循環器合併症… 821
6 術後管理…822
1．手術終了直後の管理… 822
1 麻酔投与中止の時期… 822
2 抜管の時期… 822
3 覚醒期の合併症… 822
2．術後の疼痛管理… 822
1 術後疼痛の問題点… 822
2 術後鎮静の方法… 822
20章 救急蘇生法
1 救急蘇生法のAABC 松浦英夫…825
2 呼吸に対する蘇生術…825
1．気道の確保… 825
1 head tiltとjaw lift… 825
2 エアウェイ… 825
3 気管内挿管… 826
4 輪状甲状靱帯穿刺法… 826
5 気管切開… 826
2．人工呼吸… 826
1 口人工呼吸… 826
2 マスクによる人工呼吸… 827
3 バッグマスクによる人工呼吸… 827
3 循環に対する蘇生術…827
1 心拍停止の種類… 827
2 心拍停止時の処置… 828
3 心拍停止の理学的診断法… 828
4 心拍停止の原因… 828
1．非開胸心マッサージ… 828
2．人工呼吸と非開胸心マッサージの併用… 829
4 薬剤…829
1 エピネフリン（アドレナリン）… 829
2 ドパミン… 829
3 リドカイン… 829
4 ジアゼパム… 829
5 副腎皮質ホルモン… 829
6 重炭酸ナトリウム… 830
付 医科と連携して行う口腔の治療
1 睡眠時無呼吸症候群 濱田 傑…831
1．睡眠時無呼吸症候群の歯科的装置による治療… 831
1 睡眠時無呼吸症候群の概念… 831
2 診断と治療… 832
3 歯科的装置による治療… 832
4 予後… 833
2 白血病・骨髄移植…833
1．骨髄移植における口腔管理… 833
1 骨髄移植… 833
2 骨髄移植に伴う合併症… 833
3 骨髄移植前後における口腔管理… 835
2．白血病における口腔管理… 835
和文索引… 837
欧文索引… 847