やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

第4版の序

 本書は東京医科歯科大学名誉教授・故 中村平蔵先生の発案,企画ならびに監修のもとに,先生が教鞭をとられた東京医科歯科大学,日本大学歯学部,岩手医科大学歯学部,大阪歯科大学,昭和大学歯学部の各口腔外科学講座の門下生はじめ,先生と密接な関係にあった教室の方々のご協力により,口腔外科学の教科書として1971年に発刊された.
 以来,初版では第3刷,第2版では第15刷,第3版では第12刷を重ね,まさに斯界において世界でも類をみない驚嘆すべきロングセラーを続けている.
 その間,これまでの執筆者も定年退官・退職されて教室の主宰者も次の世代に変わり,内外斯界の進歩発展と相まって研究,診療および教授内容もますます増加,充実されてきており,数年前から本書の全面改訂が要望されてきた.
 ちなみに,本書は歯育,医育両機関の参考書としてのみならず,実地臨床家の座右の書として十分裨益するものである.
 そこで,本書の主旨に鑑み,中村先生に最も関係の深かった教室の主宰者,すなわち榎本昭二,天笠光雄,道 健一,岡野博郎,工藤逸郎,関山三郎の各教授に編集の労を引き受けていただいた.さらに,第3版の執筆者には全面改訂の承諾を得て,原則として各教室の教授にご執筆をお願いした.当初,予定枚数をはるかに上まわる原稿が集まったが,これは内容の充実もさることながら,執筆者のほとばしる熱意の表れであり,なるべく本文の割愛はせず,不本意ながら図・表の削減をせざるをえなかった.この点に関しては,執筆された方々にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びする次第である.
 終わりに,本書の編集にあたり,ご多忙のなかご協力をいただいた編集委員,執筆者の方々に深謝するとともに,医歯薬出版株式会社の皆様に厚く御礼を申し上げる.
 今は亡き恩師 中村平蔵先生,上野 正先生,伊藤秀夫先生の御前に「最新口腔外科学」改訂第4版を捧げ,上にあげた各位に満腔の謝意を表する次第である.
 1999年5月 塩田重利 富田喜内

初版の序

 かねて医歯薬出版から,口腔外科書を書かないかと慫慂されていたところ,私の同門ならびに密接な関係のある歯科大学や歯学部の口腔外科学教室にいた新進の学徒が,歯育機関や医育機関の教官として就任され,学生の講義にあたられているが,現今の講義の実態は,スライド,映画,テレビなどを駆使して行われるので,講堂を暗室にせざるをえない場合が多く,したがってノートやメモをとるのに不便なので,学生に適当な教科書をもたせる必要に迫られている実状から,おのおのが互いに得意とする部署を担当執筆してその集録を一書として出版しようという意見の一致を得,企画されてからすでに数年をすぎてしまった.したがって,早く原稿を仕上げた方々には校正はしてもらったもののたいへん遅れて申し訳なく思っている.執筆者が二十数名に及んでいるので,この数年間の各大学の様相の動揺などから,執筆の遅れをよぎなくされた方または病気で分担内容の変更を求められるなどいろいろな支障もあったが,ともかく一応全部企画どおりそろったので上梓しうるに至った.
 本書の目的から厚さも適当な携帯に便利な程度のものにしたいとの意図で,企画のはじめに各執筆者に頁数を示したのだったが,熱意のいたすところから予定以上の原稿枚数となり,その内容も割愛するに忍びないので大部分そのまま集録することにした.したがって,頁数も予定のほぼ倍数ぐらいになってしまったが,このことはかえって本書が学生の講義用のみならず,臨床実地家の参考にもなる程度のものになったと思う.各項目にわたってそれぞれ独自の見解で執筆してもらい,分担相互の関連はお互いに相談して書いてもらったが,濃淡の差が出て統一という点で多少の欠点はあるが,おのおのの個性がにじみ出て本書の特徴の一つにもなったと思われる.
 なお,記載事項の配列は,口腔外科の歴史,口腔外科に関する総論的なもの,外科的診断法,手術ならびに治療の基礎などは,普通一般に記載されているような序列に従ったが,各論は解剖学的部位別にしたので,起稿前各執筆者に相互に関連のあるところは,相談して協調をお願いしておいたのでだいたい重複の難はのがれたが,事柄によってはやむをえざるところも見うけられる.また,上顎部,下顎部,口唇,舌などに配列したので,相関連している疾患の記述に,まとめて書けば書きやすいところを苦労して,執筆された跡も散見される.
 その他いろいろの点で意に満たないところもあるが,これらの点は改版の機に改善したいと思う.文献記載についても頁の節約の目的もあって,成書だけをあげてもらうことにし各章ごとに記載してもらったが,集めてみると同じ書物の記載が多いので,これを整理する都合上巻末に一括し参考書として記載することにした.
 以上,本書発刊までのいきさつを述べて序にかえることにしたが,本書が口腔外科書として学生の教材となり,また臨床実地家の参考書として稗益するところあらんことを念願する.
 終わりに本書の編集にあたっては,上野 正教授,伊藤秀夫教授の一方ならぬ努力によること多く,また執筆者諸君が多忙のところを本書集成のために協力されたことに深謝し,最後にこれまでに至る医歯薬出版株式会社編集部の方々の労を多とする.
 1971年9月 中村平蔵
総論
第1章 口腔外科学序論……3
   1.口腔外科とその対象……3
   2.医の倫理とインフォームドコンセント……4
   3.口腔外科の歴史……5
    諸外国の口腔外科の歴史/5
    日本の口腔外科の歴史/6
    抜歯術の歴史/8
    骨折治療の歴史/9
    顎関節脱臼整復法の歴史/9
    顎関節症の歴史/10
    口唇裂・口蓋裂手術の歴史/10
    歯の再植術および移植術の歴史/11
    インプラントの歴史/12
第2章 口腔外科診断学……15
   1.診察法……15
    問診/16
    全身診察法/19
    局所診察法/22
   2.主要症候……31
    疼痛/31
    痙攣と麻痺/37
    腫脹(膨隆),腫瘤/38
    発疹,粘膜疹/42
    潰瘍,びらん,アフタ/43
    壊死,壊疽/45
    膿瘍/46
    瘻/46
    開口障害,閉口障害/47
    咀嚼障害,嚥下障害,発音障害/48
    審美的障害/48
    流涎と口腔乾燥/49
    口臭/50
    出血/51
   3.検査法……52
    検体検査/52
    生体機能検査/70
    皮膚検査/76
    聴覚・味覚検査/77
    心理検査/80
    内視鏡検査/84
    口腔および顎機能の検査/90
    画像検査/105
第3章 口腔外科疾患総論……131
   1.先天異常および発育異常……131
    定義/131
    成因/131
    分類/133
    顔面・口腔の発生と先天異常/134
    診断,治療/138
    全身的な症状を現す疾患/139
   2.損 傷……145
    定義/145
    種類/145
    頻度/149
    原因/150
    症状/154
    診断/155
    治療方針/155
    予後または後遺症/155
   3.炎症性疾患・免疫性疾患……156
    定義/156
    種類/157
   4.感染症……166
    定義/166
    種類(原因)・頻度/166
    宿主の感染防御機構と免疫反応/167
    細菌感染症/167
    真菌感染症/176
    ウイルス感染症/177
   5.口腔粘膜疾患……178
    水疱を主徴とする疾患/179
    紅斑・びらんを主徴とする疾患/185
    潰瘍を主徴とする疾患/189
    白斑を主徴とする疾患/194
    色素沈着を主徴とする疾患/198
    萎縮性変化を主徴とする疾患/199
    口腔粘膜の前癌病変と前癌状態/200
   6.嚢胞および類似疾患……201
    定義/201
    分類/201
    頻度/202
    原因および症状/202
    診断/204
    治療方針/205
    予後または後遺症/205
   7.腫瘍および類似疾患……205
    定義/206
    種類/206
    頻度/209
    原因および誘因/210
    症状/211
    診断/218
    治療方針/220
    予後または後遺症/222
    腫瘍様疾患/224
   8.唾液腺疾患……227
    定義/227
    分類/227
    頻度/227
    原因,症状/227
    診断/238
    治療方針,予後/239
   9.リンパ系疾患……241
    定義/241
    種類,頻度,原因/241
    症状/245
    診断/246
    治療方針,予後/248
   10.口腔に症状を現す血液疾患・出血性素因……251
    赤血球系疾患/251
    白血球系疾患/255
    出血性素因/257
   11.神経系疾患……265
    定義/265
    種類/265
    頻度/266
    原因/266
    症状/266
    診断/268
    治療方針/268
    予後または後遺症/270
   12.精神的要因が関与する病態……271
第4章 口腔外科治療学総論……277
   1.手術学総論……277
    消毒法/277
    切開法/284
    止血法/291
    縫合法/296
    創傷の治療/305
    麻酔法/309
    救急蘇生法/321
   2.顎顔面再建法……326
    移植/326
    軟組織の再建/332
    顎骨の再建/341
    顎顔面補綴/350
   3.インプラント……363
    インプラントの材質および形態/363
    禁忌症/364
    手術法/364
    予後成績/368
   4.補綴前処置……369
    各補綴前処置/370
    補綴前処置の併用/374
   5.手術患者の管理……374
    全身状態評価/374
    管理上問題となる疾患および状態/377
    手術適応と手術時期/380
    術前,術中,術後管理/380
   6.薬物・免疫療法……384
    感染症化学療法/384
    抗炎症剤療法/390
    癌化学療法/394
    抗不安剤/398
    癌の免疫療法/400
   7.放射線療法……402
    放射線治療の基礎/402
    口腔領域の放射線治療/407
    放射線治療の合併症/411
    放射線治療における口腔管理/412
   8.その他の療法……413
    レーザー療法/413
    凍結療法/415
    温熱療法/415
    理学療法/417
    高圧酸素療法/418
   9.リハビリテーション……420
    咀嚼/420
    嚥下障害のリハビリテーション/422
    言語障害の治療/426
索引

各論
第5章 歯と歯周組織の疾患……433
   1.解 剖……433
    歯/433
    歯と歯周組織/435
   2.歯の疾患……436
    歯の形態異常/436
    歯の着色/442
    歯数の異常/442
    歯の萌出異常/444
    歯の損傷/448
   3.歯列弓および咬合関係の異常……450
    歯列弓の異常/450
    咬合関係の異常/450
   4.歯周組織の疾患……452
    組織奇形および組織奇形様疾患/452
    異常着色症/452
    角化性疾患/455
    炎症性疾患/455
    びまん性歯肉肥大症/463
    エプーリス/467
    嚢胞/473
    腫瘍/481
   5.口腔出血(歯肉出血)……487
    局所的原因による口腔出血/487
    全身的原因による口腔出血/491
    止血法/497
   6.抜歯術……500
    適応症/500
    禁忌症/501
    永久歯の抜去法/504
    困難な抜歯(難抜歯)/521
    乳歯の抜歯/533
   7.歯の移植および再植……536
    歯の移植術/536
    歯の再植術/538
   8.歯根尖切除術……539
   9.歯槽堤形成術……545
    診断と適応症/546
    術式/546
第6章 上顎部の疾患……555
   1.解 剖……555
    上顎/555
    硬口蓋/560
   2.先天異常および発育異常……561
    顎裂,口蓋裂/561
    上顎変形症/570
    口蓋隆起/575
    高口蓋/576
   3.損 傷……577
    軟組織損傷/577
    硬組織損傷/579
   4.炎症性疾患および類似疾患……592
    非特異性炎/592
    特異性炎/599
   5.嚢胞および類似疾患……600
    鼻歯槽嚢胞/600
    鼻口蓋管嚢胞/601
    術後性上顎嚢胞(術後性頬部嚢胞)/602
    その他の嚢胞/604
   6.腫瘍および類似疾患……606
    種類・分類/606
    歯原性腫瘍/606
    非歯原性腫瘍/608
第7章 下顎部の疾患……625
   1.解 剖……625
    外表から/625
    下顎骨/626
    筋肉/627
    血管/628
    神経/628
    口腔内から/629
   2.先天異常および発育異常……629
    先天性,遺伝性によるもの/629
    発育異常によるもの/630
    後天的なもの/631
    診断・治療/631
    その他の下顎の異常/637
   3.損 傷……638
    下顎骨骨折の臨床統計/639
    下顎骨骨折の症状/639
    下顎骨骨折の診断/641
    下顎骨骨折の治療/641
    小児の下顎骨骨折/652
    老齢者の下顎骨骨折/652
   4.炎症性疾患および類似疾患……654
    下顎における化膿性炎/654
    下顎部における特異性炎/662
   5.嚢胞および類似疾患……665
   6.腫瘍および類似疾患……666
    良性腫瘍および類似疾患/666
    悪性腫瘍/675
第8章 顎関節の疾患……685
   1.解剖・顎運動……685
    顎関節の構成と機能/685
    顎運動機能/688
   2.先天異常および発育異常……690
    関節突起の無発育,欠損/690
    関節突起の発育不全/691
    下顎頭の肥大/692
   3.損 傷……693
    関節内損傷/693
    顎関節の脱臼/693
    下顎関節突起骨折/696
   4.炎症性疾患および類似疾患……698
    急性化膿性顎関節炎/698
    リウマチ性顎関節炎/698
    外傷性顎関節炎/699
    変形性顎関節症/701
   5.腫瘍および類似疾患……701
    良性腫瘍/702
    悪性腫瘍/702
   6.顎関節症……702
    原因・誘因/702
    好発年齢,性比/702
    症状と病型/702
    疾患概念と歴史的展開/703
    治療/706
   7.顎関節強直症……710
第9章 口唇・頬粘膜の疾患……713
   1.解 剖……713
    体表/713
    筋肉/714
    神経/715
    脈管/715
    頬粘膜/715
   2.先天異常および発育異常……716
    口唇裂/716
    口唇・頬欠損/725
    大口症/725
    小口症/726
    大(巨)唇症・大頬症/727
    二重唇/727
    先天性口唇瘻/729
    小帯の異常/729
    Fordyce斑/729
   3.損 傷……730
    挫傷/730
    裂創/730
    熱傷/731
    咬傷/731
    電撃熱傷/731
    放射線による損傷/732
    化学薬品による損傷/732
    褥瘡/733
   4.炎症性疾患および類似疾患……734
    特異性炎/734
    放射線口内炎/735
    口唇炎/735
    口角炎/737
   5.粘膜疾患……737
    口唇・頬粘膜に固有な変化/737
    損傷と関連する病変/738
    ヘルペスウイルス感染症/739
    慢性再発性アフタ/740
    多形(滲出)性紅斑/740
    扁平苔癬/740
   6.嚢胞および類似疾患……740
    粘液瘤/740
    類皮,類表皮嚢胞/741
    リンパ上皮性嚢胞/741
    粉瘤/741
   7.腫瘍および類似疾患……742
    良性腫瘍/742
    悪性腫瘍/746
第10章 舌の疾患……749
   1.解 剖……749
    粘膜/749
    筋肉/750
    血管/752
    リンパの流れ/752
    神経/752
    舌腺/752
    舌中隔/753
   2.先天異常および発育異常……753
    無舌症および小舌症/753
    大舌症,巨舌症/753
    分裂舌,分葉舌/753
    溝舌/754
    正中菱形舌炎/754
    舌小帯強直症/754
    舌甲状腺,甲状腺舌瘻/754
    舌半側萎縮/755
    舌半側肥大/755
   3.損 傷……755
   4.炎症性疾患および類似疾患……757
    カタル性舌炎/758
    化膿性舌炎(舌膿瘍)/758
    舌結核症/758
    梅毒性舌炎/758
    舌粘膜によって生じる舌炎/759
   5.粘膜疾患……760
    舌表面の解剖学的構造と関連する疾患/760
    地図状舌/762
    外傷性潰瘍/762
    ウイルス感染症/762
    再発性アフタ/763
    舌扁平苔癬/763
    舌白板症/763
    舌痛症/764
   6.嚢胞および類似疾患……764
   7.腫瘍および類似疾患……765
    良性腫瘍/765
    悪性腫瘍/767
第11章 軟口蓋・咽頭の疾患……781
   1.解 剖……781
    軟口蓋/781
    咽頭/782
   2.先天異常および発育異常……784
    軟口蓋裂,口蓋垂裂/784
    先天性鼻咽腔閉鎖不全症/787
    上顎体/790
    咽頭リンパ輪の肥大症/790
    睡眠時無呼吸症候群/791
   3.損 傷……792
   4.炎症性疾患および類似疾患……793
    歯性扁桃周囲炎/793
    ルードウィッヒアンギナ/794
    プラウ・ワンサンアンギナ(口峡炎)/794
    咽頭ジフテリア/795
    結核症/795
    梅毒/795
   5.粘膜疾患……795
    外傷性潰瘍/795
    ウイルス感染症/796
   6.嚢胞および類似疾患……797
   7.腫瘍および類似疾患……798
    診察法と検査法/798
    良性腫瘍/798
    悪性腫瘍/800
    腫瘍類似疾患/808
第12章 口底・顎下部の疾患……809
   1.解 剖……809
    口腔内から/809
    外表から/810
   2.損 傷……812
   3.炎症性疾患および類似疾患……813
   4.嚢胞および類似疾患……817
    唾液腺貯留嚢胞/817
    類皮・類表皮嚢胞/818
    甲状舌管嚢胞/820
    リンパ上皮性嚢胞/821
   5.腫瘍および類似疾患……821
    良性腫瘍/823
    悪性腫瘍/824
   6.唾液腺疾患……829
    舌下腺炎/829
    顎下腺管炎/829
    急性顎下腺炎/829
    慢性非特異性顎下腺炎/830
    慢性硬化性顎下腺炎/830
    顎下腺唾石症/830
    唾液腺腫瘍/832
    唾液腺貯留嚢胞/832
   7.リンパ系疾患……834
    炎症/834
    腫瘍/837
第13章 顔面の疾患……839
   1.解 剖……839
    顔面の区分/839
    顔面の溝/839
    しわ線/839
    皮膚割線/840
    皮膚の組織学的特徴/842
    皮膚の切開方向と瘢痕の成立機序/842
   2.先天異常および発育異常……843
    顔面の発生/843
    顔面およびその周囲の筋と神経の発生/843
    先天異常および発育異常/843
   3.損 傷……846
    機械的損傷/846
    熱傷/849
    化学的損傷/849
    電気的損傷/850
    放射線による損傷/850
   4.炎症性疾患および類似疾患……851
    感染症の歯から顔面への波及/851
   5.嚢胞および類似疾患……852
    粉瘤/852
    汗嚢胞/853
    稗粒腫/853
   6.腫瘍および類似疾患……854
    良性腫瘍と類似疾患/854
    悪性腫瘍/859
   7.耳下腺疾患……860
    耳下腺の有痛性腫脹/860
    耳下腺の無痛性腫脹/863
    耳下腺部の腫瘤/864
    その他/864
   8.神経系疾患……865
    神経痛/865
    麻痺/868
    痙攣/873
    異常運動/874
第14章 頚部の疾患……875
   1.解 剖……875
    前頭部/875
    側頚部/876
    リンパ系の構造/878
   2.先天異常および発育異常……883
   3.損 傷……884
    機械的損傷/884
    その他/885
   4.炎症性疾患および類似疾患……885
   5.嚢胞および類似疾患……885
   6.腫瘍および類似疾患……888
    良性腫瘍/888
    悪性腫瘍/892
    頚部郭清術/894
   7.リンパ系疾患……897
    リンパ管の腫瘍および類似疾患/897
    リンパ球系腫瘍/899

索引