やさしさと健康の新世紀を開く 医歯薬出版株式会社

2020 序
 健康寿命の延伸,人生100年時代の「全世代型社会保障」実現に向けた社会保障制度改革が2040年を目標に進められています.最近の「骨太の方針2019」をはじめ,各種の法律や大綱,プログラムに歯科医療の充実や口腔機能管理の推進といった文言が盛り込まれています.このことは医療政策のうえで歯科医師が地域医療連携・介護に積極的に参加することを期待しています.
 医療政策を推進するためのここ数回の診療報酬改定は,医科歯科・多職種連携を軸にした地域包括ケアシステム構築を目指しています.
 また,前回の改定では歯科医療機関の質と機能強化を図るため初診料の施設基準に感染予防対策の研修の届け出や4年ごとの更新制が義務づけられました.さらに,今回の改定で職員を対象とした院内感染防止にかかわる標準予防策等の院内研修を実施し,届け出ることが加えられました.また,歯科外来診療環境体制加算および医学管理料等にも算定要件に施設基準の届け出が必要です.本書の活用にあたっては,自院の施設基準や診療実績を踏まえたうえで歯科診療の症例を参考にしていただきたいと思います.
 こうしたことから,本書では以下に特に重点を置いています.
 1.施設基準の設定を踏まえ,自院がどのような医療機能をもった歯科診療所となり,医療政策上どのような位置づけにあたるのかがわかるよう,特集「2020年診療報酬改定の概要とその他の動き」でまとめています.
 2.ライフサイクルに対応した継続的な歯科診療が求められているため,各種管理料の算定や加算には管理計画書の作成が算定要件となっています.計画診療による口腔疾患の重症化予防の評価であり,算定要件の内容は本書内の当該頁で詳しく説明しています.
 3.医科歯科連携の取り組みでは,以下の内容を詳説しました.(1)合併症のある患者の歯科治療に際して医科歯科間の診療情報共有が促進されます.(2)周術期の口腔管理に加えてチーム医療の多職種連携の加算も見直して評価されています.
 4.歯科固有の技術評価の見直しや導入された新技術については,新症例や保険解説で詳しく説明しています.
 また,今回の改定の細かな項目の見直しポイントは対照表を用いてわかりやすくしています.
 改定のたびに物と技術が分離されています.一方で包括化が進み「摘要」欄記載も重要になります.医科との連携のための情報共有には電子カルテの導入が重要になります.電子レセプト請求への移行などシステム整備に遅れのみられる歯科は,診療報酬改定の度に状況変化を理解して医院経営を進めなければ生き残れない時代になりました.こうしたなか,本書は医療制度改革の流れを捉えた症例解説の充実に取り組んでまいります.一層のご愛読をよろしくお願い申し上げます.
 編集一同
1 歯科診療報酬点数早見表(令和2年4月版)
2 2020年診療報酬改定の概要とその他の動き
3 令和2年度 改定点数対照表
4 令和2年度診療報酬改定の概要(歯料)
5 新症例
1 基本診療料
 保険解説
 1 歯科初診料
 2 治療終了後再度の初診(歯管算定)
 3 治療終了後2月以内で再度の初診(歯管算定)
 4 任意中断後2月経過した再度の初診(歯管算定)
 5 電話等再診後の1日2度来院
 6 成人歯科検診後の初診
 7 初診・再診に対する時間外加算
 8 初診料に対する休日加算(初診時・処置時の休日加算,緊画)
 9 再診時の休日加算(再診時・処置時の休日加算)
 10 乳幼児加算(5歳6カ月,乳幼児深夜加算・乳幼児の処置加算)
 11 初診時歯科診療導入加算(著しく歯科診療が困難な者)
 12 歯科診療特別対応加算と歯科診療特別対応地域支援加算
 13 診療期間中の保険者変更
 14 自費から保険診療への移行
2 医学管理等
 保険解説
 15 歯科疾患管理料+エナメル質初期う蝕管理加算(か強診の場合)
 16 歯科疾患管理料+フッ化物歯面塗布処置(か強診以外の場合)
 17 総合医療管理加算(歯科疾患管理料)(医科診療所からの診療情報提供)
 18 病診連携 歯科診療所から病院への手術依頼―診療情報提供料(I)
 19 病診連携 地域歯科診療支援病院歯科初診料〔診療情報提供料(I)―病院←→歯科診療所〕
 20 病診連携 介護保険との連携―診療情報提供料(I)(主治医から意見を求められた場合)
 21 病診連携 セカンド・オピニオン―診療情報提供料(II)
 22 病診連携 地域歯科診療支援病院―糖尿病・心筋梗塞既往患者の抜歯(抗凝固剤服用中)
 23 歯科治療時医療管理料
 24 歯科併設病院から連携歯科への周術期等口腔機能管理(周Iを依頼)
 25 歯科併設病院から連携歯科への周術期等口腔機能管理
 26 歯科併設のない病院での周術期等口腔機能管理
 27 歯科診療所における放射線治療後の周術期等口腔機能管理料(III)
 28 術後の院内他科との連携による周術期等口腔機能管理料(III)
 29 共同療養指導計画による歯科特定疾患療養管理料(心身医学療法)
 30 広範囲顎骨支持型装置埋入手術(2回法による埋入手術) 広範囲顎骨支持型補綴(床義歯形態のもの)
 31 広範囲顎骨支持型装置掻爬術
 32 広範囲顎骨支持型装置埋入手術(2回法による埋入手術) 広範囲顎骨支持型補綴(ブリッジ形態のもの)
 33 広範囲顎骨支持型補綴物修理
3 在宅医療
 保険解説
 34 在宅の要介護認定者への歯科訪問診療1,居宅療養管理指導(在宅2人,歯科衛生士同行)
 35 在宅歯科医療推進加算(歯援診1)
 36 歯科訪問診療1と歯科訪問診療移行加算(歯援診1)(在宅1人,要介護未認定者,義歯修理の加算)
 37 月の途中で要介護認定を受けた患者の訪問診療(歯援診1)(在宅1人,歯科衛生士同行,訪衛指,居宅療養管理指導)
 38 歯科疾患在宅療養管理料と在宅等療養患者専門的口腔衛生処置(歯援診1)(特養,歯科衛生士同行,歯科衛生士単独)
 39 20分未満の歯科訪問診療2,3(歯援診1)(同一建物居住者2〜9人,10人以上)(著しく歯科診療が困難な者)
 40 歯科訪問診療料と歯科疾患在宅療養管理料(歯援診1)(施設1人)
 41 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料(訪問口腔リハ)
 42 在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料と在宅患者歯科治療時医療管理料(か強診)(在宅1人,歯科衛生士同行)
 43 無歯顎患者への在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料(か強診)(在宅1人,歯科衛生士同行)
 44 栄養サポートチーム連携加算1(NST1)(歯援診1)
 45 栄養サポートチーム連携加算2(NST2)(歯援診1)
 46 歯科訪問診療時の時間に関する加算(夜間加算・患家診療時間加算)(歯援診1)(施設1人)
 47 地域医療連携体制加算(歯援診1)
 48 訪問歯科衛生指導料(歯援診1)(単一建物2〜9人,訪衛指,訪補助)
 49 訪問歯科衛生指導料(歯援診1)(単一建物,居住者1人,歯科衛生士単独)
 50 退院時共同指導料,在宅患者連携指導料(地域歯科診療支援病院歯科→在宅療養支援歯科診療所1)
 51 歯科衛生士等が行う居宅療養管理指導(歯援診1)(単一建物居住者1月9人,歯科衛生士同行)
 52 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
4 検査
 保険解説
5 画像診断
 保険解説
 53 歯科エックス線撮影(デンタル)
 54 歯科パノラマ断層撮影と同時の歯科エックス線撮影
 55 症状確認のための歯科エックス線撮影(全顎撮影以外)
 56 同一部位に同時に2以上の撮影(パノラマとデンタル)
 57 全顎撮影と同時のデンタル(同一部位,同一方法,同時撮影)
 58 歯科エックス線撮影後,日を異にしたパノラマ撮影
 59 持参パノラマエックス線写真による診断
 60 顎関節症の規格エックス線撮影
 61 歯科画像診断管理加算1
 62 歯科用3次元エックス線断層撮影
6 投薬(薬剤算定法)・注射
 保険解説
7 麻酔
 保険解説
8 歯の疾患の処置,歯内療法
 保険解説
 63 う蝕処置
 64 う蝕処置,間接歯髄保護処置→KP,ろう型採得
 65 う蝕処置,直接歯髄保護処置→光CR充填
 66 直接歯髄保護処置→抜髄(1カ月以内)
 67 歯髄温存療法(AIPC)
 68 歯髄温存療法(AIPC)→麻酔抜髄(3カ月以内)
 69 生活歯髄切断(潰Pulに対する応用)→生PZ
 70 失活歯髄切断
 71 生切後および失切後のPZ
 72 生活歯髄切断(若年者に応用)→歯冠修復を自費へ移行
 73 生活歯髄切断→抜髄(生切後経過不良)→加圧根充
 74 根管充填と加圧根管充填処置
 75 加圧根管充填の手術用顕微鏡加算(歯科用3次元エックス線断層撮影装置およびマイクロスコープを用いた場合)
 76 麻酔抜髄即充と加圧根管充填処置
 77 麻酔抜髄(抜髄→根管貼薬→根充,加圧根充)
 78 失活抜髄即充と加圧根管充填処置
 79 同一歯の失活抜髄と失活歯髄切断
 80 歯根未完成歯の暫間的根充→加圧根充
 81 抜髄・加圧根充→再加圧根充
 82 感染根管処置・根管貼薬→加圧根充(3根管例)
 83 感染根管即日加圧根充(感根即充)
 84 切開と同時の感染根管処置
 85 歯根分割掻爬術(自院にて歯根分割)と感染根管処置
 86 歯根分割歯(他院にて分割済)の感染根管処置
 87 根管内細菌簡易培養検査(S培)
 88 歯髄壊死
 89 歯髄壊疽
 90 抜歯を前提とした根管治療(消炎処置)
 91 根治経過不良の抜歯(感根処・根貼と抜歯)
 92 残根の根治・根充と根面被覆
 93 根管側壁または髄床底穿孔
 94 根管内異物除去(根管内リーマー破折)
 95 根管外に突出した異物の除去
 96 歯冠修復物の除去(FMC,冠,メタルコア,インレー,CR)
 97 知覚過敏症(3歯までの場合と4歯以上の場合)(POSによる診療録)
9 小児・著しく歯科診療が困難な者の治療
 保険解説
 98 フッ化物歯面塗布処置(7歳)(う蝕多発傾向者,歯科疾患管理料)
 99 フッ化物洗口指導加算(7歳)(う蝕多発傾向者,歯科疾患管理料)
 100 乳歯の初期う蝕早期充填処置(6歳未満)
 101 乳歯の光CR充填(う蝕歯即時充填形成,6歳未満)
 102 う蝕薬物塗布処置(乳歯のサホライド応用,6歳未満)
 103 乳歯の生活歯髄切断(3歳以上6歳未満)
 104 乳歯の抜髄・感染根管処置(3歳以上6歳未満)
 105 乳歯列期の歯肉炎(単G)(混合歯列期歯周病検査)
 106 乳歯のFMC・インレー(6歳未満)
 107 乳歯の複合レジン冠(6歳未満)
 108 小児保隙装置(6歳未満)
 109 既製冠(乳歯金属冠)(6歳未満)
 110 号泣のため診療不能(6歳未満)(乳幼児時間外加算)
 111 同一月に5歳から6歳になった例
 112 歯科診療特別対応連携加算(地域歯科診療支援病院,脳性麻痺のため歯科診療所から抜歯依頼の例)
 113 歯科衛生実地指導料2―著しく歯科診療が困難な者(歯科診療特別対応加算,外来環)
 114 吸入鎮静法(10歳)
 115 吸入鎮静法(6歳未満,麻酔加算)
 116 静脈内鎮静法(歯科診療特別対応加算,抜歯)
 117 著しく歯科診療が困難な者(7歳)(抜歯,歯科診療特別対応加算)
 118 小児口腔機能管理料(10歳)
10 歯周治療
 保険解説
 119 単Gのスケーリング,歯周基本治療処置(機械的歯面清掃処置)
 120 混合歯列期の歯肉炎(単G)(混合歯列期歯周病検査,スケーリング)
 121 歯周炎へのスケーリング(全顎28歯)
 122 スケーリング・ルートプレーニング(SRP)
 123 歯周ポケット掻爬(PCur),歯周精密検査
 124 歯周基本治療後のペリオクリン注入例(P処)
 125 P急発時のペリオクリン注入例(初診時)
 126 歯周治療用装置(冠形態)
 127 歯周ポケット掻爬術
 128 新付着手術(ENAP)と歯周病部分的再評価検査
 129 薬物性の歯肉増殖(複雑性歯肉炎)〔歯肉切除手術(GEct)〕
 130 歯肉剥離掻爬手術(FOp)と人工骨填入/暫間固定(困難なもの)
 131 歯肉剥離掻爬手術とリグロス歯科用液キットの応用
 132 歯周組織再生誘導手術(GTR)
 133 歯肉弁根尖側移動術
 134 遊離歯肉移植術
 135 口腔前庭拡張術
 136 小帯切除術
 137 歯周疾患治療薬の応用(ヒノポロン使用例)
 138 暫間固定(TFix)(簡単なもの)
 139 歯ぎしりに対する口腔内装置1(咬合性外傷,上下一体式咬合床)
 140 歯ぎしりに対する口腔内装置2(上下一体式以外で咬合関係が付与されているもの)
 141 歯周病安定期治療(I)〈SPT(I)〉
 142 歯周病安定期治療(II)〈SPT(II)〉(か強診の場合)
 143 SPT開始後に病状悪化(SPT中止,歯周外科手術)
 144 SPT中の歯周疾患処置(P処)
 145 糖尿病患者への歯周疾患処置〈P処(糖)〉(スケーリングとの併用例)
 146 抜歯等によるSPT中の対象歯数の減少
11 歯冠修復
 保険解説
 147 充填の算定方法
 148 初期う蝕早期充填処置(実地指1)
 149 充形→光CR充填(歯冠破折例)
 150 歯質くさび状欠損(WSD)の光CR充填
 151 充形→光重合型グラスアイオノマー充填(2窩洞 重複歯面)
 152 歯頸部根面う蝕へのグセ充(歯面処理を行わない場合)
 153 レーザー応用による充形,窩洞形成(う蝕無痛)
 154 修形(メタルインレー)
 155 第二大臼歯遠心面窩洞への歯冠修復
 156 充形(異種材料の充填)(グラスアイオノマーと光CR)
 157 非金属歯冠修復(レジンインレー)(臼歯部レジンインレー)
 158 コンビネーション(同一歯にメタルインレーと光CR)
 159 異日充填(充形→同一月に新たなう蝕)
 160 光CR充填後の抜髄,再充填
 161 歯冠修復物製作後の歯冠破折(患者自身の転倒による)
 162 次回充填例(う蝕処置,間接歯髄保護処置後の充填)
 163 知覚過敏処置後の光CR充填
 164 根充後のCR充填とメタルインレー(KP)
 165 クラウン・ブリッジ維持管理料(1)(歯冠補綴物)
 166 クラウン・ブリッジ維持管理料(2)(補管算定後の歯冠補綴物再製)
 167 クラウン・ブリッジ維持管理料(3)(補管未届出保険医療機関の算定)
 168 前歯冠(生PZと失PZ)
 169 臼歯冠(生PZと失PZ)
 170 FMC(生PZ)(生PZ後の知覚過敏)
 171 FMC(失PZとメタルコア)
 172 FMC(失PZと支台築造(直接法),レジンコア)(FMC仮着)
 173 FMC(ファイバーポストを用いた支台築造)(間接法・直接法)
 174 FMC(歯冠補綴物の連結)
 175 FMC(歯根分割掻爬後)
 176 硬質レジンジャケット冠〔光重合型〕(前歯・生PZ)
 177 硬質レジンジャケット冠〔加熱重合型〕(前歯・失PZとメタルコア)(テンポラリークラウン)
 178 レジン前装金属冠(硬質レジン)
 179 咬合調整(FMC過高,単Per)
 180 CAD/CAM冠(下顎第一大臼歯)
 181 CAD/CAM冠(小臼歯)
 182 インレーおよびメタルコアの未来院請求
 183 自費切替(臼歯金合金インレー)
 184 材料差額(前歯冠)
 185 補管未届出保険医療機関での補綴物新製
12 ブリッジ
 保険解説
 186 前歯1歯欠損ブリッジ(有床義歯併用の場合の補診)
 187 前歯1歯欠損ブリッジ(冠支台とレジン前装金属ポンティック)
 188 臼歯1歯欠損ブリッジ(健全歯抜髄とレジン前装金属ポンティック)
 189 犬歯1歯欠損ブリッジ(2345設計,中切歯が支台として使用できない特例)
 190 前歯延長ブリッジ
 191 前歯2歯欠損ブリッジ(レジン前装金属冠とレジン前装金属ポンティック)
 192 補綴時診断料および歯冠補綴時色調採得検査
 193 前歯3歯欠損ブリッジ(リテイナー)
 194 前歯4歯欠損ブリッジ(支台歯とポンティックの数6歯以上)
 195 インレーとFMC支台のブリッジ
 196 レジン前装金属冠支台の第一小臼歯(ブリッジ支台歯形成加算)
 197 大臼歯鋳造ポンティックブリッジ(大臼歯冠支台)
 198 小臼歯延長ブリッジ
 199 大臼歯延長ブリッジ
 200 臼歯2歯欠損ブリッジ
 201 犬歯・小臼歯連続欠損ブリッジ
 202 前歯・臼歯5歯欠損ブリッジ
 203 下顎分割抜歯後のブリッジ
 204 上顎分割抜歯後のブリッジ
 205 歯根分割(切断)歯支台のブリッジ
 206 欠損歯がなく1歯相当分の間隙のある場合のブリッジ
 207 前歯部接着ブリッジ
 208 臼歯部を含む接着ブリッジ(大臼歯FMC装着)
 209 高強度硬質レジンブリッジ
 210 事前承認ブリッジ(3歯欠損で2歯間隙)
 211 可動性ブリッジ
 212 クラウン・ブリッジ維持管理料(ブリッジ)
 213 ブリッジの除去(1)
 214 ブリッジの除去(2)
 215 ブリッジの未来院請求
 216 未来院請求後のブリッジの装着
 217 ブリッジの自費切替(メタルボンドブリッジ)
13 ダツリ・修理
 保険解説
 218 金属歯冠修復物脱落,再装着当日の根充
 219 硬質レジンジャケット冠の再装着
 220 FMCの再装着(クラウン・ブリッジ維持管理中)
 221 再装着(他院で製作された保険給付外補綴物)
 222 レジン前装金属冠の修理(充填1算定)
14 有床義歯
 保険解説
 223 有床義歯の補綴時診断料
 224 多数歯欠損義歯と顎運動関連検査
 225 有床義歯咀嚼機能検査(新義歯製作)
 226 総義歯
 227 少数歯欠損義歯(1歯)(鉤歯・鉤対歯調整)
 228 残根上の義歯(残根削合によるもの)
 229 残根上の義歯(残根コーピングによるもの)
 230 即時義歯
 231 有床義歯の1日での製作・装着
 232 熱可塑性樹脂有床義歯
 233 1顎に義歯2床装着(14K金合金鉤使用)
 234 特殊印象(咬合圧印象)
 235 有床義歯の人工歯
 236 有床義歯の補綴隙使用例
 237 欠損歯数と義歯歯数が異なる症例
 238 コンビネーション鉤を使用した義歯
 239 鋳造バー・バークラスプ義歯
 240 鋳造バーと屈曲バーの使用義歯
 241 間接支台装置の使用義歯
 242 保持装置の使用例
 243 顎補綴
 244 有床義歯の未来院請求
 245 局部床義歯の自費切替(金属床義歯)
15 義歯管理
 保険解説
 246 新製有床義歯管理料
 247 歯科口腔リハビリテーション料1
 248 少数歯欠損義歯への歯科口腔リハビリテーション
 249 義歯床下粘膜異常と新義歯製作
 250 同一初診で上下の義歯を異なる月に新製(1年以内)
 251 同一初診で上下の義歯を異なる月に新製(1年経過後)
 252 有床義歯内面適合法と歯科口腔リハビリテーション料1
16 有床義歯内面適合法・修理
 保険解説
 253 有床義歯内面適合法(直接法)
 254 有床義歯内面適合法(間接法)
 255 補綴時診断料(増歯修理の場合)軟質材料を用いた有床義歯内面適合法(下顎総義歯)
 256 軟質材料を用いた下顎の有床義歯内面適合法における歯科技工加算
 257 人工歯の置換(有床義歯修理)
 258 人工歯の咬合面レジン添加(有床義歯修理,直接法・間接法)
 259 新義歯予定の旧義歯の有床義歯内面適合法
 260 義歯床破損例(有床義歯修理,歯科技工加算)
 261 人工歯脱落による6カ月以内の修理
 262 鉤破損による有床義歯修理(補強線使用例)
 263 旧義歯への増歯
 264 義歯修理と有床義歯内面適合法
 265 義歯の増歯修理と有床義歯内面適合法の同時例
 266 再度の補綴時診断料(即時義歯→有床義歯内面適合法)
 267 即時義歯装着月の有床義歯内面適合法
 268 有床義歯修理と新義歯製作
 269 有床義歯床下粘膜調整処置(T.コンデ)
17 選定療養費
 保険解説
 270 金属床総義歯(選定療養費)
 271 C選療(13歳未満)
18 手術の算定
 保険解説
19 抜歯・移植・抜歯後の異常および関連事項
 保険解説
 272 抜 歯(臼 歯)(POSによる経過診療例)
 273 抜歯中止(抜歯中),再度抜歯
 274 抜歯中止(抜歯着手前),貧血に対しての酸素吸入
 275 転移歯抜歯と歯根露出部への遊離歯肉移植術
 276 抜歯窩再掻爬手術
 277 分割抜歯(ヘミセクション)
 278 埋伏過剰歯の抜歯(骨性完全埋伏症)
 279 下顎水平埋伏智歯の抜歯
 280 上顎智歯の難抜歯(半埋伏歯=骨性不完全埋伏歯)
 281 前歯難抜歯(骨削除)
 282 含歯性嚢胞摘出術と水平埋伏歯抜去(口腔病理組織検査)
 283 口腔底迷入下顎智歯抜去術
 284 後出血処置(1日2度来院)
 285 ドライソケットの治療
 286 歯の移植手術(8を6部に移植)
 287 抜歯後知覚鈍麻に対する精密触覚機能検査
20 炎症(消炎手術)
 保険解説
 288 消炎拡大→抜歯(急性化膿性歯周組織炎)
 289 智歯周囲炎(歯肉弁切除例)
 290 智歯周囲炎(抜歯例)
 291 骨膜下膿瘍(切開排膿→抜歯)
 292 頬部膿瘍(口腔外切開) 手術当日の注射手技料(点滴注射)
 293 口底炎(口腔底膿瘍切開) 手術当日の注射手技料(点滴注射)
 294 歯根分割掻爬術
 295 腐骨除去手術
 296 上顎洞陥入歯根の摘出
 297 上顎洞口腔瘻閉鎖術(抜歯時,困難なもの)
 298 上顎洞口腔瘻閉鎖術(著しく困難なもの)
21 外傷と骨折処置・顎関節症
 保険解説
 299 外傷による歯の打撲
 300 創傷処理(口腔外縫合術)
 301 創傷処理(口腔内縫合術)と歯の再植術(部位を異にする場合)
 302 歯槽骨骨折非観血的整復術
 303 歯槽骨骨折観血的整復術
 304 下顎骨折非観血的整復術
 305 顎関節症(スプリント療法,歯科口腔リハビリテーション料2)
 306 顎関節症(マイオモニター,顎関節パノラマ断層撮影)
 307 顎関節症(スプリント療法,顎関節規格エックス線撮影法)
 308 顎関節症(徒手的授動術:パンピングを併用した場合,顎関節単純撮影)
 309 睡眠時無呼吸症候群
22 粘膜疾患処置・その他の外来手術
 保険解説
 310 孤立性アフタ(付着型薬剤による治療)
 311 再発性アフタ(軟膏塗布による治療)
 312 口腔粘膜処置(レーザー応用による再発性アフタ性口内炎治療)
 313 口腔扁平苔癬(軟膏塗布による治療,歯科特定疾患療養管理料)
 314 白板症(口腔病理診断,歯科特定疾患療養管理料)
 315 口腔カンジダ症(投薬)
 316 浮動歯肉切除術
 317 エプーリス切除手術(病理組織検査)
 318 粘液嚢胞摘出術(口唇)
 319 小帯形成術
 320 唾石摘出術
 321 がま腫切開術
 322 良性腫瘍摘出術(舌)
 323 歯科インプラント摘出術(人工歯根タイプ)
 324 歯槽骨整形手術
 325 下顎隆起形成術
 326 顎堤形成術
 327 歯根端切除手術
 328 歯科用3次元エックス線断層撮影装置と手術用顕微鏡を用いた歯根端切除手術
 329 同一術野の歯根端切除手術と歯根嚢胞摘出手術
 330 埋伏歯の開窓術
 331 含歯性嚢胞開窓術
23 リハビリテーション
 保険解説
 332 術後の摂食機能療法
 333 脳梗塞後遺症の摂食機能療法と歯科口腔リハビリテーション料1(舌接触補助床)
 334 舌圧検査(舌接触補助床装着患者に対する)
 335 脳血管疾患等リハビリテーション(言語機能訓練)
24 歯科矯正
 保険解説
 336 片側性唇顎口蓋裂による咬合異常
 337 骨格性下顎前突による咬合不全・発音障害
 338 第一・第二鰓弓症候群による咬合異常
 339 歯科矯正用アンカースクリューを用いた歯科矯正治療(歯科矯正保険医療機関からの依頼)

 付-1
 付-2
 付-3
 索引